負傷者の搬送技術
負傷者の搬送技術
背 負 う 方 法
1 シュリンゲを利用する方法
@ 太めのテープシュリンゲ(20o〜30o)で、長さを調整しループを作る。
A テープシュリンゲを使い負傷者を背負う。
(注)このときテープシュリンゲの下部が、負傷者のお尻の下、上部が腰上にあたる様にする。
B 負傷者を背負った後、両肩にきているテープシュリンゲを、短めのシュリンゲを使い胸の所で固定し、末端は
カラビナを付けてハーネスに固定する。
2 補助ロープを使用する方法
@ 補助ロープで長さを調整しループを作る。
A ループを使い負傷者を背負う。
(注)このときループの下部が、負傷者のお尻の下、上部が腰上にあたる様にする。
B 負傷者を背負った後、両肩にきているループを、短めのシュリンゲを使い胸の所で固定し、末端はカラビナを
付けてハーネスに固定する。
3 クライミングロープを利用する方法
@ クライミングロープで長さを調整しループを作り、ループを束ねて八の字状態を作る。
A 八の字のループに負傷者の足を通し、負傷者を背負う。
(注)このときループを束ねた結び目は、負傷者の腰にあたるようにする。
B 負傷者を背負った後、両肩にきているループを、短めのシュリンゲを使い胸の所で固定し、末端はカラビナを
付けてハーネスに固定する。
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