職場の風景 

月刊誌「新しい風」の表紙カット原画に淡彩をつけて
1998年分


【 98/2 】 通研の屋上から見た富士山

 冬枯れで適当な植物も見つからず、編集室に相談したところ、「いま1号館からの山々の眺めがいい」とのことでした。
 一番きれいに見えるという冷え込む晴れた日に早朝出勤して描きたかったのですが、都合がつかぬまま締め切りが迫り、写真を撮っていただきました。富士山の左手前は雪をいただいた丹沢だそうです。



【 98/6 】 新棟工事で林立するクレーン群

 このカットをスケッチしたときは6階部分の骨組みを造っていたが、この原稿を書くころにはもう7,8階と、12階建ての新棟建設も急ピッチ。
 林立するクレーンは、工事の進みに会わせてその高さを上げていくが、どう上げるのかが話題。私はまだ現場を見たことはなく、U氏の目撃談によれば、クレーン自身で支柱をつぎ足し、上下2個の台座とその間にある油圧シリンダを使って”尺取り虫”のように上がるという。



【 98/8 】 新棟ただいま最上階建設中

 4基のクレーンがそびえて2階ずつ組み上げてきた新棟建設もいよいよ最上階の段階。北門へ向かう私の通勤路、梅林からのながめです。



【 98/9 】 車両出口専用の東門

 新棟工事で正門は東寄りに移設されたましたが、見通しが悪く出入りの車が錯綜して危なかったので、車両出口専用門として昨年7月にこの東門が作られました。このとき職場の話し合いをもとに改善申し入れも行われていたので実現が喜ばれました。
 いま門のすぐ内側で倉庫建設工事が始まりましたが、返納品倉庫や運送会社事務所移設のためとのことです。



【 98/11 】 臨時バス停留所

 新棟工事のため9月初め10号館南のいこいの小径に作られました。そのためにヒマラヤスギやシイの大木が切られました。



【 98/12 】工事が終わった北門

  北門沿いのコンクリート塀は道路を挟んだ近隣の人々から「刑務所の塀みたい」と苦情が寄せられていたそうで、取り壊し、樹木を前面にしてその後ろを鉄柵にする工事が続いていました。
 北門前道路は交通事故も多く、工事用の塀の分だけ狭くなり心配でしたが、ようやく終わり一安心です。打ちっ放しのコンクリートだった北門もきつね色のタイル貼りになりました。つづいて東側の塀工事が始まっています。


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