雨にも夏の暑さにも負けず(6月、7月、8月)
タイサンボクの花   ネムノキは夜になると葉が閉じるためその名がつき ましたが、冬の眠りも長いようです。6月に入るとや っと眠りから覚めて、ピンクの雲を浮かべたような花 を咲かせます。花弁は小さく、雄しべのピンク色が見 えているのです。マメ科で秋にはさやに入った豆をつ けます。
 タイサンボクは直径20cmほどの大輪の花を付け ます。花弁はよい香りがします。
 そのほかアオ ギリ、アジサイ、キョウチクトウ、サカキ、ザクロ、 サルスベリ、ナツツバキが花をつけます。
オニタビラコの花  野草はホタルブクロ、ドクダミ、ミズヒキ、オニ タビラコが咲きます。この頃の自然観察では蚊にさ される覚悟がいります。
シメ  ある日、出張先から当センターへ戻るとキョキョキョと大きな声が響きまし た。アオゲラが来ていたのです。
 別の日には「みのかさきー」と澄んだ囀りが 聞こえました。イカルでした。
 夏の夕暮れ時、池のほとりを歩いている とフワフワと飛ぶシルエットを見ます。鳥にしては飛び方がスムーズではない し、蛾にしては大き過ぎます。これはアブラコウモリです。このコウモリは人 家の隙間で越冬します。
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