光量と形状が同じ二つの光源が必要です。子供の勉強机を捨てるとき、はずしておいた蛍光灯2本を使いました。それを同じ高さで支える台は、大きい段ボール箱を活用して作りました。 両側から照明するのは、画面の明るさを均等にするためです。 もし、片側だけの照明で撮影したら、フォトレタッチ・ソフトなどで調節しても、画面の片側が明るく、他方が暗くなるのを避けることが難しいです。 |
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撮影するときには、絵の中心の鉛直線上にカメラをもってくることが必要です。 ずれていると、絵が歪み、台形になります。 なお、大きな絵を近距離から撮ると、樽型歪みが大きくなるので、光量不足にならない範囲で、できるだけ望遠で撮るほうが良いようです。 |
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白紙に方眼を描いて撮影してみると、照明のむらが分かりやすい。 この例では、同じ蛍光灯を左右に置いているので、左右の差は少ないですが、画面の上下端が相対的にかなり暗くなっていることが分かります。 上下にも蛍光灯を置くなど、改善が必要ですが、このままで使っています。 |