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第2ブリーフィングルーム: リプライをまとめ読み

2212. して・・妖しさ核爆発「Ｍａｄａｍ－Ｙａｎｇ」。 ▼ [皿頭更級姫] 5/24(19:06)
- 2213. 「Ｍａｄａｍ－Ｙａｎｇ」・・つづき。 [皿頭更級姫] 5/24(19:08)
- 2215. ちょっと話とは関係無いところですけどすいません [北浦和　エノケン] 5/24(22:12)

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タイトル: 2212 . して・・妖しさ核爆発「Ｍａｄａｍ－Ｙａｎｇ」。
投稿者: 皿頭更級姫 <moon_shark@gariya.net>
投稿日: 5/24(19:06)

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嘗てＯＭＧ発動後に発覚し、ＤＮ社崩壊の引導となった、
貴族「ランベルⅣ」のプラント極秘売却事件（スキマティク内の小説参照）。
そのプラントのうち、２箇所をも購入した、怖るべき財閥があった。
数多の企業国家群の中でもかなりのランクに位置付けられている、
ＭＣＤ（ミトコンドリア（笑））社である。
ランベルⅣの意図は全く以て、今現在でさえも謎のままであるが、
ともかく彼と極秘に通じ、購入プランを打ち合わせて商談成立まで漕ぎ着けたのは、
総帥…「揚夫人」（Ｍａｄａｍ－Ｙａｎｇ）なる謎の人物である。
ＯＭＧ以後、ＤＮ社の手から離れた各プラントを買収した企業国家群は、
各地で限定戦争に介入し、以前にまして大いに利益を揚げていた。
ＭＣＤも御多分に漏れずそれに倣い、且つ自社拡大・他勢力の糾合或いは吸収に力を注ぐ。
だが、以前のＤＮ社が為していたことの繰り返しでは、
いづれ共倒れになることは予想に難くない…生き残らなければならない。
揚夫人はここで再び、極秘裏に動き始める。
現在の停滞を一掃し、他勢力を壊滅に追い込む算段を模索し、
結果として、お抱えの闇ルートからコネクトを取り、
クーデターを計画している（らしい？）将校に通じることとなる。
自ら買収したプラントにて試作中のＶＲ数機と、研究中のデータ、
発展させたＯＴノウハウ、何より多額の資金援助という、
何とも美味しい条件を手土産に、クーデターという「商談」を持ち掛ける。
ＭＣＤの子会社（無論のことペーパーカンパニーだが）が所有する月面上のプラントへの
自由な立入許可、補給改修拠点としての常駐を認めた上で、
見返りは「対立する強力な企業国家群のプラントに、壊滅的な被害を与えること」のみ。
そのあとは、戦争のドサクサに紛れてＭＣＤ内に吸収してしまう、或いは機密を奪取するのに、
さしたる労も必要無い、と…揚夫人は将校を説得しようとした。
「話が甘すぎる」ことに、将校が気付かない訳は無いのだが、
「背後や足下の地盤は、固ければ固いほど」とは、何事に於いても定石である。
後日、将校は首謀者一党の密議の場にて「商談」を検討することとなる。
しかし、揚夫人が闇のルートから脈路を開いていたのは、ＭＣＤだけでは無かった。
「クーデターの首謀者には含まれない」軍の高級官僚である。
クーデターが仮に成功し、他の企業国家群が壊滅的な被害を被ったとして、
最悪の場合、見返りの条件を反古にされてしまう可能性がある。
あまつさえ、こちらのプラントを「占領」されるばかりか、
ＭＣＤ自体にも甚大な被害が及ぶ、まして壊滅寸前に追い込まれる様なことがあれば。
すべては水の泡である。
クーデターが成功しても、反乱軍にも多大なダメージが及ばなければならない。
「クーデター終了後もＭＣＤが頼みの綱」という、立場の格差が残ってこそ、
揚夫人の目論見は完遂するのである…その為の、裏の布石である。
自らの誇る闇のネットワークにより、クーデターの可能性ありとの未確認情報を得た、とチラ付かせた上で、
政情を含んだ世間話を折々に挟み、じらした後に「商談」を持ち掛けた。
（続く）

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タイトル: 2213 . 「Ｍａｄａｍ－Ｙａｎｇ」・・つづき。
投稿者: 皿頭更級姫 <moon_shark@gariya.net>
投稿日: 5/24(19:08)

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軍への「条件提示」は、これも戦争のドサクサに紛れて、
他勢力を完膚無きまでに（反乱軍の仕業に見せ掛けて）叩き伏せること。
あとはＭＣＤが吸収する、という同じ算段である。
クーデターの成否に係わらず、他プラントの機密を入手後、自前のＯＴとの結合により生み出される、
比類無く高度に洗練されたＵＯＴ（Ｕｎｋｎｏｗｎ～未知～のＯＴ）を足掛かりに勢力を拡大、
競合する企業国家群を吸収し、揺るぎ無い独占企業国家という確固たる地位に昇り詰める為に、
どうしても必要不可欠な、確固たる永久の土台を（一夜にして）築き上げることができる。
最小限の投資で、しかも損失など皆無で！
さて…揚夫人は、気長に返信を待っていた。
百年の大系で物事を考える揚夫人は、ただただじーっと、優雅に過ごしている。
急いては足下を見られるだけである。
数週間後、揚夫人がのんびりと羽根を伸ばす南洋の別荘、絢爛豪華な寝室のホットラインに、
果たして何処からのものか、入電を告げるダイオードの点滅。
揚夫人は、しばらく…半ば勿体ぶる様に時を数えた後、開線起動のボタンに触れた。
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さて、このマダム・ヤン（笑）こと本名グレイス・ヤン、先のＯＭＧ前後の騒動にも、極秘裏に一枚噛んでおり、
今回は更なる勢力拡大を期して、双方に「商談」を持ち掛けます。
返電を打つのはどちらか、或いは両方共か…結果は想像にお任せ致します。
自らは手を下すこと無く、狡猾に「ノーリスク・ハイリターン」のビジネスを敷く揚夫人。
そんな彼女は華僑系の財閥当主にして、年齢は既に○○歳にも達します。
左在れど金にあかせたスペシャルエステと大量の薬物投与により、
年齢からはおよそ想像も付かない程の若さと美貌を保ち続ける、ゴージャス（笑）な謎の人物。
細胞促進剤やら遺伝子治療（老化して分裂しなくなる生態を調整する）やら、
毛生え薬やら視力強精剤やら…薬と食事と、どちらの方が量が多いんだか判りゃしない。
因みに年齢と外見のギャップの深さは、由美かおる並（核爆）です。
世界中の表と裏に数え切れない程のエージェント、身辺には親衛隊を従え、
企業国家群の総帥なので私設軍隊（書類上の所属や経費責任は企業の所有）を抱え、
その勢力たるや壱百弐拾余萬を数えます。
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と云う訳で、このキャラは殆ど遊びで創りましたので、無視ＯＫです（ぢゃ書くなてば＞わらわ）。
ううみっ、一日でこさえられる程に安易な背景を背負うとわ…揚夫人、怖るべし。
さて置くも、はづきのパイロットスーツの配色としては、エルティ（白地に朱の縁取り）と対照的に、
鮮やかな朱地に白の縁取り、所々に小さいレースのフリルが。
関節の部分やベルト回りはピンクで、ヘルメットは紫で縁取りした暗色系の金。
ってまあ…嗚呼、返す返すも彩色センスの無い娘（核爆）。
背部に大きく、黄色いヤガ目の刺繍は、自分で縫い付けて居ります。
～皿頭更級姫～

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タイトル: 2215 . ちょっと話とは関係無いところですけどすいません
投稿者: 北浦和　エノケン <YIU06802@nifty.com>
投稿日: 5/24(22:12)

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上から２行目の「スキマティック」参考との有りますが今時どこを探してもその本は見つかりませんし会社の方も在庫がないので本の内容を教えてください。
ｐｓベルグドル軍団を気に入って戴いてありがとうございます。

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