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第2ブリーフィングルーム: Re: ミニ小説(大嘘)続


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タイトル: 2203 . 楽 Re: ミニ小説(大嘘)続
投稿者: ビショップ
投稿日: 5/23(16:50)
リプライ元: 2199. 楽 ミニ小説(大嘘) [ビショップ] 5/23(16:13)

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あれから何日が過ぎただろうか。
ふと目を覚ますと、そこはベッドの上だった。
「うーん。ココはいったい・・・」俺が起き上がると施設の管理人だろうか。俺の前に一人の老人が立っていた。「ここはどこだ?」俺は不意にその老人に聞いた。「孤児施設じゃよ」とその老人は言った。「リリナは!?」と俺は尋ねた。「あの赤ん坊か?元気じゃよ。」と返答してくれた。
一息ついた。「どうじゃね。行き先もなさそうじゃし、ココにおらんかね?」
と今度は老人のほうから尋ねてきた。「あ・・・、うん・・・」と俺は言った。それからは特に何もなかった。あの日が来るまでは・・・。
           −それから5年後−
その日はリリナの誕生日。そしてクリスマスの日だった。俺はあいつにせがまれた真紅の靴をバイトした金で買って帰る途中だった。あと5分でつくと言うところで、施設の仲間トミーが走ってきた。「どうしたんだ!?」と俺が聞くと「あそこにはもう帰るな!軍人が攻めてきてそれで・・・」と言いかけたところで生き絶えた。俺は走って施設まで帰った。あの村から逃げたときのように・・・。帰ってみると残刻だった。言葉に言い表せないくらい・・・。俺は必死でリリナを探した。だがいなかった。俺は急に走り出した。なぜかも知れずただひたすらに・・・。そして俺は見た。妹が死んでいるところを・・・。
言葉も出なかった。俺は泣きながら走った。しばらくいくと洞窟があった。
その中に入ると何かこんもりとした山があった。よく見てみると、すごい大きな機械だということが分かった。(入ることがあるはずだ)俺は良く調べてみた。するとつるっとすべり穴の中に入ってしまった。「ひえ!」床を触ってみるとシートみたいだった。その瞬間、周りが光った。「ユーザーメイヲエイショウシテクダサイ」と何かが言った。「レッド・バレンスタイン」俺は言った。「ユーザーカクニン。OK!システムキドウシマス」そして機体が動きだした。「テキカクニン。グレネードランチャヨウイ」俺は分からずに、
「これか?」とトリガーを引いた・・・。それが俺とレイノスの出会いだった
・・・・。
「敵確認!速やかに格納庫まできてください。」俺は目がさめた。「・・・。夢か。」俺はおもむろに立ち上がり「行くか」とつぶやいた。そしてドアをくぐりぬけた。過去を断ち切るかのように・・・。

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