新造されたバタワースのバスターミナル (Penang Sentral) とマレー鉄道(KTM) 駅 - 2015年新訂版


長い間建築工事が行われていたマレー鉄道(KTM)のバタワース駅が2014年12月に完成してオープンしました。また暫定的に建設されて2011年頃から使われていたバタワースバスターミナルの使用が終わって、新たに建設されたバスターミナルに2015年1月中旬に移転しました。 このバスターミナルは Penang Sentral  と呼称が与えられている。

バタワース駅とバスターミナルは金網柵を境にして隣接している。 またバタワースフェリーターミナルは通路と陸橋によってバタワース駅とバスターミナルに連絡している、その距離わずか徒歩数分です。

Intraasia は2015年1月20日にこのオープンしたばかりの マレー鉄道バタワース駅と Penang Sentral バスターミナルを訪れました。掲載の写真は全てこの時に撮影しました。

参考知識

ペナン州は歴史的経緯からペナン島と Seberang Perai (スブランプライ) と呼ばれる本土側の地方に別れている。Seberang Perai の中心がバターワースである。華語漢字では北海と表記する。


  

左:バタワース駅舎から撮影したバスターミナルの光景です。このようにオープン式である。 
右:乗降場の様子。到着と出発の両用です。待ち合い椅子はこのように少ない。数時間ぐらい待つ場合は、タクシー乗り場の対面にあるフードコートへ行くしか手はなさそう。

  

左:ペナン州内だけを運行する Rapid Penangバスもこのバスターミナルが拠点であり、プラットフォームが決まっている。本土側での運行バスは路線番号が600台、700台、800台のようだ。なお本土側とペナン島間を大橋経由で運行する乗り合いバスはない。
右:バス切符売り場用の建物が初めて建てられた。 バス切符売り場の出入り口はこの写真の出入り口ともう1か所、裏側つまりタクシー乗り場側にもある。

  

左:切符売り場に今回初めてエアコンが付いた。バス会社毎に分かれた窓口で買うが、各社の切符売り屋がしつこくつきまとうのは依然として変わりません。クアラルンプール、ジョーホールバル、マラッカ、コタバル、アロースター、イポーなど半島部各地へのバス便の切符を販売する。 例えば、クアラルンプール行きの切符代 RM 34.3
右:タクシー乗り場は切符販売所のすぐ横というか裏にある。タクシーはもちろんメーター制ではない。タイへ行きたい場合は国境まで乗っていける。

  

左:ペナン島との間を運行するフェリー乗り場への通路を示す標識。バス切符売り場の出入り口のすぐ近くにある。
右:これが通路の様子です。左側はバタワース駅です。少し前方に駅舎への入り口がある。この通路を歩き、線路をまたぐ歩道橋に上ることになる。

 

左: 線路をまたぐ歩道橋の様子です。この写真はバタワース駅舎内から撮影。
右: 陸橋を降りてそのあとさらに、別の陸橋を歩くことでフェリー乗り場へ到着する。通路はこの写真のように1本しかないので必然的にフェリー乗り場に行き着きます。

マレー鉄道(KTM) バタワース駅

  

左:KTMバタワース駅の玄関です。ただしこの玄関に通じているのは駐車場のある入り口です。ですからバスターミナル利用者とフェリーの利用者が駅舎に出入りする場合、この玄関の向かって右横側にある通用口から入る形になる。
右:駅舎と玄関の左側を撮った構図です。

  

左:駅舎の地上階です。特に設備はなく、右側にエレベータが1機、左側に階段があり、上階へ上がる必要がある。
右:写真に写っている、上階部分に切符販売窓口と待合室がある。さらにプラットフォームとの出入りは全て上階を経由する構造になっている。プラットフォームの線路は既に複線電化されている。

  

左:駅舎上階の様子です。写真の正面に切符販売窓口。右側に待合室が見えるが、常時使えるわけではなさそうです。
右:切符販売窓口の営業時間のお知らせ。 窓口が閉まる休憩時間が長いので注意すること。

2015年1月28日初掲載


ジョージタウン側フェリーターミナルの出入り通路にあるマレー鉄道切符販売所

George Town 側フェリーターミナルで船を降りて、大通りにつながる通路を歩いていくと、商店の一画に KTMの切符販売所があります(下写真は2012年9月撮影)。
ですから、KTMバターワース駅まで切符を買いに行く必要はありません。販売所のオープン時間: 毎日10時から17時、休憩時間が14時から15時。



この部分だけは2012年9月17日掲載


参考情報

これまで掲載していた過去のバタワースバスターミナル情報などを参考として残してあります。 旧バタワース情報のページ をクリックすると開きます。