鉛筆+透明水彩 F4 2018.3.29 友人がFBで、この桜が満開だと写真をアップしたのが昨日、今日は時間があるので、 これを描こうと決めていましたが、PCに急ぎの用のメールがいていたので、それを、 午前中かけて済ませました。 車で小金井公園に急ぐ途中、やや裏道でT字路を横切ったとき、パトカーのサイレンが なり、まもなくパトカーが後ろに着き、一時停止違反の切符を切られました。 このむしゃくしゃした気持ちでは、桜の絵は描けないかもしれないと思いましたが、心の なかには、こんなことに負けないで描こうというものが湧いてきました。 いつもの駐車場は満員で、係員が五日市街道に立ち第2駐車場を案内しています。気がそ がれて、このまま家に戻ろうかいう気もしましたが、満開の衣通姫を描けるのは、一年後に なってしまうと考え、指示に従って車を走らせました。 第2駐車場に以前駐車したことがあったのに、位置関係の記憶はあいまいで、スマホに地 図を出して調べましたが、なかなか思うようにならず、あたりを眺めていると何回も描きに 来たあの大きなオオシマザクラが目に入りました。その位置からすれば衣通姫はこっちかな と進むと、なんと駐車場から一番近いところにあることが分かり、とたんに気持ちが前向き に切り替わったのには、自分ながら不思議でした。 桜の根を守るために木の周りに低く綱を張り、その中にオオアラセイトウが密集して植え られていてきれいです。桜全体が良く見え、採光の良い位置はいま近づいている線上にある というのも不思議に思いながらも、地面に腰を下ろし描き始めました。日射しが強く野球帽 の庇を後頭部に回し、腕まくりするほどの暑さで、25度を越していたことを後で知りました。 これだけ大きく枝を張っている木ですから、描くのにかなり時間もかかりましたが、今日 はどうしても成功させたいという気持ちで頑張りました。終わってから桜の花のアップの写 真も取っておくことを忘れてはいけないと一回りして何枚も撮りました。蕾も入れていい形 の花の集まりを見つけるのは簡単ではないほど、散り始めの段階に来ていることが分かりま した。 |