プラハ城内の聖ビート大聖堂 F1 鉛筆&透明水彩 2002.5.7
この城は裏門から入れば、城内の坂は下りになるので、足の不自由な者にはベターだと予習していたりましたが、車椅子を降ろして駐車場へ入れようとすると、驚いたことに見張りの若い女性警備員が制止、開けかけたトランクの蓋を押して閉めさせる強引さ。やむなく車を駐車場に移動してそこから車椅子を運びました。日本ではこんな扱いを受けたことはなく、障害者に対する配慮がないと思いました。
この教会の聖堂のステンドグラスの数々はみごと。展望室は狭い螺旋階段をたくさん上らねばならないので、若いYさんだけが行き、下で待つ間にこの絵を描きました。
正門の方へ下る黄金小径はガイドブックのお薦め、古い石畳の道を車椅子を押したり降りたりしながら苦労して下りました。しかし結果的にはそれほどまでして観るものはなく、教会から引き返す方が正解と思いました。チェコのバリアフリーはまだまだ遅れていると印象を受けたプラハ城でした。
レンタカーで旧市街に入り、苦労の末駐車、市場を見たりお土産の買い物をして、疲れたのでチョコ名物の料理のクネドリーキ(蒸しパン)のついた肉料理で夕食をということになりました。
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