旧市街広場のティーン教会　F1　鉛筆&透明水彩 2002.5.5

　旧市庁舎を描いて身体が冷え切ったし、お昼なのでカフェに入って温かい食事でもしながら、この風景を描くことにしました。カフェの端の席でなければ塔の上部 がテントで遮られてしまうのですが、眺めのいい端の席はなかなか空きません。
　思い切って相席を申し込みましたが、最初は「この席はふさがっている」と断られました。そこで、いままで描いたスケッチを見せて、「あの教会をスケッチしたいのでこの席が必要だ」と話すと、「それならそこに坐れ」といってくれたのが、ポーランドから来たやさしそうな男性。奥さんがトイレに行っているところでした。
　絵ができはじめるとカフェの店員たちの態度がよくなったのと、暖房が効いてきたので気分が落ち着き、ポーランドのカップルとも談笑、奥さんを５分間似顔絵スケッチさせてもらいました。相手の名前は聞かず名刺を渡したのですが、帰国したらメールが届いていて、Marekという名だと分りました。

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