ドゴール空港の待合室で F1 鉛筆&透明水彩 2002.5.3
「羽田プラハ直行便でプラハ滞在型12万円」という広告を見つけ、準備開始。
病院仲間の若い夫婦を誘い車椅子2台持参の旅です。
ところが土壇場で「チェコ政府が直行便を不許可」とキャンセル、JTBと怒り
の交渉後「代わりに用意したパリ経由の計画」で行くことになりました。
ここでは旅で描いた20数枚のスケッチから抜粋し、土産話としましょう。
ドゴール空港の乗り継ぎ時間がたっぷりあったので、凱旋門とノートル
ダムだけでも見て来ようとレンタカーを予約していましたが、4時から開
いているはずの営業所が開いていません。約40分待たされて、ようやく
現れた店員が朝の交通ラッシュのなか慣れぬ運転では間に合わぬ危険あり
と、止めるのでレンタカーはやむなくキャンセル。
大幅にあまった時間は、これもようやく開いたカフェでパンとコーヒー
をすませてから、待合室のスケッチ。
手前の赤と青は持参した2台の車椅子のシートの色、妻の病院仲間を誘
っての、夫婦2組だけの旅です。
ちなみに搭乗機はすべてエール・フランス。成田・パリ間はジャンボ機
、ビジネスクラスの大きくリクライニングして足を支えるせり出しもある
椅子でした。
パリ・プラハ間はエアバス、ビジネスクラスとはいっても、一人おきに
空席をとるだけのものでした。
隣席が若いインテリ風の黒人女性、プラハへ初めて仕事で出かけるとの
こと、すこしお話しをした後に
似顔絵を描かせてもらいました。
ご自身は絵は描かないけれど、姉上が描く人ということで、そのモデル
を勤めたこともあるそうです。
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