2009.3.24 鉛筆+透明水彩 F6 マルマン・モンバルキャンソン 福島県郡山市中田町上石(あげいし)、春、午後 不動明王を祀るお堂と、樹齢350年の枝垂れ桜は三春滝桜の子孫、地元で大切にされているのが伝わってきます。 |
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写真から描いたので鉛筆デッサンも残せました。 お堂と石段は透視図法が狂わないように注意。 桜の花を鉛筆で細かく描きすぎると、黒ずむので、花のまとまりが分かる程度にとどめ、花の間から見え隠れ する枝が繋がるように描きました。 また枝分かれ部分がやや太くなることや、桜独特の枝の曲り方などリアルな表現で感動を伝えるように努めました。 |
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桜の幹のゴツゴツした質感を出すためには、鉛筆で、明暗を克明にデッサンしておくことが必要です。 |
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その明暗を彩色の段階で筆先で細かくつけると、筆の跡が細かく残ります。そうするとここだけ絵全体の調子と異なってしまう
のでお奨めできません。
初心者のころ、この失敗を繰り返し、絵がスッキリしないと悩むことが多かったです。 |
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写真では幹やお堂の暗部はかなり暗く黒々と見えますが、絵のバランスが崩れないよう、彩色は控えめにしています。 桜とお堂以外の樹木や草、遠くの畑などは輪郭を軽くデッサンし彩色もコントラストは控えめか、淡くして脇役を 目立たせないようにしました。 |
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