シナノキ科シナノキ属一シナー 落葉高木
Tilia japonica
「白くておとなしい性格」 今でも身近を所で見かける木 シナは日本中どこにでも見られる木で、温帯林(落葉広葉樹林)を代表する樹木の一つです。オークヴィレッジの中にも1本大きな木があります。特に北海道に今は最も多く残っており、蜂賞がとれる花を咲かすこともあって、養蜂業者は夏になると北海遺に渡ったりもします。スペード型の葉で縁には鋸歯があります。ヨーロッパのリンデンとシナは言わば兄弟の木です。 またお釈迦様が悟りを開いたのはインドポダイジュ〈印産昔提構)ですが、こればクワ科の木でシナとば別種で、ただ葉の形が似ているだけです。ですからリンデン・バウムを善提樹と訳すのは少し無理がありそうです。シナは広葉樹の中では比数的軽くて柔らかい材でへ見た目も白くておとなしい感じがします。 現代において最大の用途ば「シナベニヤ」で内装材としてよく使われます。また水はじきが良い木でアイスクリームの棒や箸にも使われます。また忘れてならないのば縄文時代から造られてきた、シナノキの繊波からつくられる「シナ布」という布です。 |