クヌギ 実
ブナ科[Gerdenia jasminoides] 2018.8.14
F4 鉛筆+透明水彩 clndr20

 今朝の自然観察散歩で、ふるさと文化館の東隣の野草園に行き、クヌギの枝がたくさん落ちて いることに気づき、指導員の方に質問したところ、チョッキリ虫が実に卵を産み付けた後に枝を 切り落としているのだと教えてくれました。

 ほとんど枯れていない実付きの枝が手に入いることは稀なので、数本拾って帰りました。
 他の参加者に持ち帰ってどうする?と聞かれたので、絵にかくと答えると、その絵を後で 見せてほしいと頼まれました。
 帰宅後、予定した所用を済ませて、描きました。
 チョッキリ虫が卵を産み付けた穴を調べようと、幾つかの実のハカマをはずして実を見ると、 どの実にも直径1ミリ弱の黒い跡がハカマの上端あたりにあり、ナイフで切り断面を観察した 結果、そこが卵を産み付けた所のようです。 部分拡大


←前へ  次へ→




カ行の目次へ   私家版植物図鑑の目次へ   Homeへ