フウセントウワタ
ががいも科 [Gomphocarpus fruticosus]
F8 鉛筆+透明水彩 2005.12.28 clndr12

 この丸い風船のような実が熟して割れると、中から、タンポポよりも繊細で 光沢があり毛足の長い、白い毛をつけた種が、空中に舞います。

 南アフリカ原産の常緑低木。日本には1936年くらいに到来、アフリカではこ の綿毛を集めて、枕やクッションなどの詰め物に使うそうです。

 花も描き込みましたが、あまり目立たないです。
 家族が種を貰ってきて鉢に植えましたが昨年は、花だけで実まではなりませんでした。 幹を途中で切って、水だけやり続けて冬を越したら、また若葉が出てきて、 花も実もつけて、この秋には、ひとしきり綿毛を飛ばし、いままた実がはじけています。

 この実は直径6センチくらいあります。

←前へ  次へ→




ハ行の目次へ   私家版植物図鑑の目次へ   Homeへ