バラ 59 バラ科[Rosa hybrida]
F4 透明水彩(まっち絵の具) 2021.4.25


 取り壊される団地から救出しベランダで育てているバラ、元気で次々と咲き続けています。
 オレンジ系ピンク色の花びらがたくさん不規則に密集、描くのに時間がかかりました。開くまでの途中はバラの一般的な形に見えていたのに次第にこの絵のように平たくなり、直径が11cmにも広がるという不思議な性質です。

 昨年秋には花はもっと小さめで6輪くらい咲きましたが、この春にはすでに12輪も咲き、蕾はいま数えると43個もあります。
 大きなプランターに植え替えたり、バラ用の肥料を施した効果もありますが、決め手は日当たりと風通しの良さでしょうか。前の団地のベランダではミニバラの鉢植えを買うたびに枯らしていたので、嬉しい限りです。

 これだけたくさん咲くのなら、教室の題材としても使えるのに、コロナ禍で教室は全て閉じているのが残念です。  

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