---リプレイ---
 

§01:プロローグ〜依頼[古弦堂にて]


GM : さて、そんなわけで今日は4月14日、時間はお昼頃。白銀通りにある古弦堂のオーキス部屋には、いつもの通りイーグレイ、ユーリー、メイシューがいる。テーブルの上には昼食と紅茶、今日の新聞やチェスボードが雑多に並ぶ。ミーシャの料理は相変わらずいい匂いだ。
イーブレイ : せっかくあるので、新聞なんか読んでたりしてみよう。
GM : 季節は春、少し肌寒いけどだいぶ暖かくなったほう。新聞記事には「今年も猛暑か?」なんて市気象予報部の発表が載っている(謎)
メイシュー : では、黄人のごく一部の人間が使っている「ハシ」と呼ばれる道具で器用に食事をする。
イーブレイ : 「うーん、さすがハセの使い方が上手ですねぇ。私にはとてもできません」
メイシュー : 「ふふ、イーブレイさん。ハセじゃなくて、ハシですよ。もう、何回言ったら覚えるのかしら(ほのぼの)」
イーブレイ : あまりボケるとまたキャラが変わってしまうので、こらえておこう。
メイシュー : 何気に年下なのね(^-^; <イーブレイ まあ、基本的にさん着けにしよう。
GM : さて、そんな和やかな昼下がりに、いつもの通りラック☆が事件を持ってあらわれた。
GM/ラック☆ : 「やあ、みんな、暇してる?」
メイシュー : 「あらラックさん、こんにちわ(にっこし)」
イーブレイ : 「はい、ラックさんほどではないですけど、けっこう暇していますよ」 けっこう口きついのか?
ユーリー : 暇も暇、さぼってコーヒー飲みに来られるくらい暇(笑)
GM : ラック☆は額に汗を浮かべている。どうやらかなり急いで来たらしい。ちなみに、着てる服は以前よりも少し高めのソフトスーツ。
メイシュー : とりあえず、席を勧めて「なにかお飲みになりますか?」と聞いておこう。
GM/ラック☆ : 「ああ、ありがとう、ハニー」 とりあえず空いてる椅子に腰掛けて「それで、ちょっと頼みたいことがあるんだけど、いいかな?」
メイシュー : 「私にできることでしたら」 内容を聞けっちゅうねん。
GM : さすが困ってる人は放っておけないだけのことはある(笑)
メイシュー : ニエですから(笑)
イーブレイ : まぁ、ラックのことだから困ってるとは限らないけど(笑)
GM/ラック☆ : 「実は、人手が必要なんだ。人を捜してるんだけど、みつからなくって」
メイシュー : 「!……それはお困りでしょう。私でよろしければお力になりますわ」 何かが心に響いたらしい。お師匠様を探し歩く今の彼女には、「人探し」はピンポイントなのです。
ユーリー : まあ、暇なんで私でも出来きることならたすけましょ。仕事にもよるけど。
GM : では、ラック☆の話をかいつまんで説明いたしましょう。何でも、とある冒険小説家を探して欲しいんだそうな。
メイシュー : 「ご高名な方なのかしら?」
イーブレイ : 「冒険かぁ……」
GM : ラック☆は奥さんに頼まれたんだけど、なんでも娘が病気で倒れて父親に会いたがっているんだけど、その小説家の行方が知れない。しかも、つい1日前には家にいたはずなのに、いつの間にかいなくなってしまったんだそうな。もちろん、冒険道具は置きっぱなしで、靴も残っていたとか。
メイシュー : 居なくなったのって昨日なの?
GM : 昨日らしい。
ユーリー : 「人捜しですか・・・」 冒険小説家なんてうさんくさいけど(笑)
GM : まあ、確かにうさんくさい(笑) で、エスティリオーネさんほどではないけどそれなりに有名な人で、名前をバートと言う。
メイシュー : うーん、他のキャラなら疑うところだけど、メイシューだから信じよう。「皆さん。どうせ暇をしているのでしたら、お手伝いなさってみては如何でしょう?」
ユーリー : まあ、いなくなって1日ってところだから、まだ近くにはいるでしょ。
イーブレイ : 「よくあることではないんですか? ぼくも小さいころからしょっちゅう家出してたけど(謎)」
GM : よくあることかも知れないが、事態は急を要している。どうも、娘の病気というのがかなり重いらしい。医者の話によると、明日をも知れないそうな。
GM/ラック☆ : 「そう言うわけで、人手を必要としてるんです。助けて貰えませんか?」
イーブレイ : 「それじゃ、急いで探しに行ったほうがいいですね。もちろん、手伝いますよ」
メイシュー : 「そのお嬢さんの為にも、がんばりましょう。私はお手伝いしますわ。」と言って洗い物をキッチンへ持っていく。家事一般は得意分野なのよ〜♪
イーブレイ : 古弦堂の手伝いしても……(^^;;
メイシュー : ツケてもらってるので肩身が狭いのです。
GM : 今回は、時間が重要。今は12時30分。
メイシュー : 何はともあれ、情報が無ければ話になりませぬ。ラックに知っている情報を吐いてもらいましょうか。
GM/ラック☆ : 「ボクも詳しいことは……とりあえず、メルローズさんに話を直接聞いた方がいいかも」
イーブレイ : メルローズが奥さん?
GM : そう、ラック☆に話を持ちかけた小説家の奥さん。
ユーリー : いそぎましょ、時間がないみたいだから。
GM : バートさんの家は、レントン氏通りにあります。
メイシュー : では、ラックの案内でGO〜♪

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