---リプレイ---
 

§13:帰宅を待つものは…[バート宅にて(未来?)]


GM : さて、時間は午前2時10分を過ぎたところ。
イーブレイ : じゃ、もどろう。
メイシュー : 根性の人形師メイシューは、ここからはずーっと人形を担いで行く。まさに『逆境こそが生きる道』なのです(謎)

 

 こうして苔を手に入れた一行は、ふらふらになりながら来た道を戻ってゆきます。その過程はこちら

 


GM :さて、午前10時。ほぼ計算通り、森を抜けました♪  で、ラック☆がその場に崩れ落ちる(笑)
イーブレイ : 「ふぅ、やっと抜けた……」 都合よく馬車が来ないかなぁ(笑)
GM : まあ、歩けば1時間半くらいでバートさんの家までつけるよ。ただ、ラック☆は歩けそうにない。都合よく馬車がくるかどうかは、運次第かな。
イーブレイ : 馬車も来なくて、担げそうもなかったら……おいてくか(爆)
GM : まあ、通りがかった浮浪児に財布抜き取られるくらいじゃないですかね?(笑)
メイシュー : 護衛人形に縛り付けて動く?
イーブレイ : ラックだけ、先に向こうへ返すという方法もあるけど。 人形で動くなら。
GM : まあ、動くかな。メイシューが動けば(笑)
メイシュー : 護衛人形<15> 2D6 → 6 + 4 = 10
GM : では、人形がラック☆を抱えてメイシューのあとをついていく(笑)
メイシュー : 抱えることはしないと思うので、しがみ付いてください。おんぶとか(笑)
イーブレイ : とにかく眠いので急ぎましょう。
GM : さて、馬車は何分にくるのでしょうか。これは運次第。とうっ♪ 1D3 → 1 = 1 あ、馬車が来てる(笑)
メイシュー : ナイス♪ 「さあ、急ぎましょう」
GM : というわけで、乗合馬車に乗って市街へ向かいました。で、北太陽通りの中央駅に行くよりは、南太陽通りの南端で降りた方が近いので、そこで降りて歩くことに。
イーブレイ : しかし、最後はどうケリをつけたらいいんでしょうねぇ。
メイシュー : うん、それが問題。
GM : 南太陽通り南端、10時45分着。ここから歩いて20分ほどで、バートさんの家に着く。
メイシュー : 「ラックさん、もう大丈夫ですか?」 まだ人形に担がれてるのかなぁ(笑)
GM : えー、限界に達した人は、6時間寝ないと復活しません(笑)
メイシュー : あらら(^^; 「よく気を失う方ですね……(心配そーに) 」
GM : で、馬車に揺られて45分ほどなので、復活にはまだまだ時間がかかりそうですね。もちろん、みなさんにもそろそろ限界が近づいてきていますが。
イーブレイ : たしか、ラックの1〜2時間後に限界だったはず。
GM : えーと、−6修正まで来てますね。12時で−7修正。
メイシュー : こっちはラックの約2倍は持ちます、多分(笑)
GM/バート : 「さて、急ぐとしようぜ」 そう言うと、バートは先頭に立って歩き始めた。
GM : で、ここから歩いて20分ほどで、レントン氏通りにあるバートさんのアパートメントに到着する。さて、その間にしておきたいことある? 無ければそのまんまついちゃうけど。
メイシュー : あの本を何処で手に入れたかって聞いたっけ?
GM : 拾ったとは聞いてるけど、どこでとは聞いてないかな。
メイシュー : では馬車の中でききませう。「バートさん、このご本、何処で手に入れられましたか?(とーとつ)」
GM/バート : 「拾った場所? 北の船着き場のそばだったかなぁ。アヤメ広場だったような気もするし」
イーブレイ : うーむ、曖昧(^^;;
GM/バート : 「あの辺で、次の作品の内容を考えててな。気がついたら手に持ってて。そう言えば、拾ったような気もするなーと思ってな(がっはっは)」
メイシュー : 「は……はあ、そうですか」
GM : と言うか、そんな些細なことは覚えていない(些細なことか?(笑))
メイシュー : あとは、こっちのリリアちゃんが治れば、向こうのリリアちゃんも治ることを祈るしかないのかな(^^;
イーブレイ : まぁ、やってみるしかないでしょう。
GM : 他に聞くことがなければ、今にも駆け出しそうなバートさんを先頭に11時頃、アパートメントに到着しますが。
メイシュー : そうそう、1つ忘れていました。こっちの世界が向こうの世界と違うかどうかって、観察とかふってわかんないかな。違和感とか。
GM : では、振ってみてください♪
メイシュー : 観察<6> 2D6 → 5 + 6 = 11  どどーん!
GM : うん、まったく見分けがつかない(笑)
イーブレイ : あらら。では、私も。。
GM : ちなみにイーブレイは知ってるはずだけど、仮想空間によって作られた世界は、観察などでは違いを見つけることは出来ません。
イーブレイ : ぐは。。(笑)
GM : 区別が付けられるのは術法的手段のみ。普通の仮想空間ならばの話だけど。さて、イーブレイ、何かしておく?
イーブレイ : じゃ、そのまま進めてください。
GM : では、11時にアパートメント到着。早足で歩いてきた分、早くついた。階段を駆け上がり、ドアを開けるバート。
GM/バート : 「今戻ったぞ! 待たせたな、リリア!!」 そう言うと、バートは君たちを玄関先に置いて、どかどかとリリアの部屋へと入っていく。
イーブレイ : どかどかと、ついていってみよう。
GM : あ、護衛人形が時間切れ。人形ごと、ラック☆が階段から落ちていく(笑)
イーブレイ : なんだかさんざんなラック。
メイシュー : 「申し訳ありませんが、ソファーを貸して頂けますか?」とラックを寝かせよう。
GM : では、ラック☆を抱えて家の中へ入っていくと…… リリアの部屋に入ってすぐの所で、バートが立ちつくしていた。
イーブレイ : 「どうしたんです?」
GM : 部屋の中からは、すすり泣く低い声が聞こえる……
メイシュー : え……
イーブレイ : 「もしかして!?」
GM : 部屋の奥、ベッドの上にリリアは眠っていた。その胸にすがりつくように、泣き崩れているメルローズ。横に立つ町医者の表情は、沈痛に歪んでいる。
GM/バート : 「……嘘だろう、おい」 ベッドの側へ足を引きずるように近づくバート。
GM/バート : 「薬、持って来たんだぜ? これ飲めば、すぐになおっちまうんだぜ? ……眼を開けろ、リリア〜!!」
メイシュー : ど、どうしよう。
GM : 部屋の外へ出てきた町医者の話では、リリアはほんの10分ほど前、苦しみ抜いた果てに息絶えたそうだ。最後まで、父親に会いたい、と息も絶え絶えにつぶやいていたという。
メイシュー : 「まさか、こんなことになるなんて……」
イーブレイ : 「…………」
GM/メルローズ : 「あなた、どうして、どうしてこの子の側に、いてあげなかったの? ……どうして、どうして!!」
GM : メルローズの強く握られた拳が、バートの胸を打つ。 何度も、何度も……。その問いに、バートは答えられず、無言で立ちつくしていた。
イーブレイ : 仮想だと割りきるキャラなら、楽なんですけどねぇ。
メイシュー : うん、そこが問題なんだよね。
イーブレイ : どちらにしても、現実のリリアをなんとかしないと。
GM : で、バートさんは判断抵抗に失敗して、自我に何ポイントかのダメージを受けた。 つまり、気絶判定(笑)<10> 2D6 → 5 + 4 = 9  うむ、気絶はしてない。強いぞ、バート。
メイシュー : うん、逆境こそ真価を問われる時。
GM : まさしく逆境、かな?(^^;;  さて、どないしましょ?
イーブレイ : そっと抜けだして、ひとまず現実世界のようすを見てみたほうがいいか。
GM : とりあえず、脇に抱えたラック☆が重い(笑)
メイシュー : ラックは置いて行こう。ユーリーにでも介護させて。
イーブレイ : で、結局、こっちの物を向こうに持っていくと、消えるんだっけ? 物はこっちのその場に落ちる?
GM : えーと、ラック☆が言っていたとおり、こっちから物は持っていけません。
メイシュー : 消えちゃうのは覚えてるけど、その場に落ちるかどうかは聞いてないかも。
GM : その場に落ちるってことは無いけど、向こうで気がついたときには消えてます。つまり、戻った人とは違うどこかへ行っちゃう(謎)
イーブレイ : こっちに戻ってきた時は?
GM : 持ってません。イーブレイが言うことにゃ、仮想世界の物だから消えてしまうのでは? だとさ(謎)
メイシュー : 仮想世界のものだから消えてしまうのか、若しくは他に理由があるのか。
イーブレイ : じゃあ、一応、苔は置いておこう。ラックと一緒に。
GM : 町医者から話を聞き終わって、11時10分。メルローズは、まだバートの胸にすがって泣いている。さて、方針は決まりまして?
メイシュー : 苔って1回分しかないの? 多めにあるようなら、少しだけ持って行って見ようか。
GM : 苔は2、3回分はありそうな感じ。 なんてったってバートさんは豪快な人。持ってくる量だって豪快なのだ。
メイシュー : では、ホンのひとつまみだけ。
イーブレイ : では、いってみる?
メイシュー : 行こう。

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