---リプレイ---
 

§20:安らかな眠り[バート宅にて]


GM : そんなわけで、駅馬車に乗り込んで、南太陽通りを目指す。まるで昨日と同じような道路の込み具合。違うのは、人形積んでない分だけ値段が安いってことくらいか。
メイシュー : でじゃヴ♪
GM : そして、昨日と同じ時間の10時45分。駅馬車は、南太陽通りの南端にある駅に2人を降ろした。ここから歩いて20分ほどで、アパートメントに到着する。
ユーリー : しゅたた〜。
GM : 早足で歩いて、到着は11時。これも昨日と同じ時間。
メイシュー : すったったった〜。間に合っていてほしいぃぃ。
GM : 階段を駆け上がり、ドアを開ける ……奇妙なくらい、家の中が静まりかえっている……
メイシュー : げげ……とにかく人を探す!
ユーリー : ふむ……
GM : うん。すぐに見つかるよ。バートさん、イーブレイはもちろん、メルローズさん、それにお医者様も、リリアの部屋にいる。メルローズさんは、バートさんの胸に顔を埋めて鳴き声を殺している。
メイシュー : リリアちゃんは?
GM : リリアは……ベッドの上にいるよ。
メイシュー : 胸の動きを見る。
GM : ……上下に動いている。
メイシュー : やったぁぁぁぁぁ!
GM : バートさんは、君たちの姿を見て、部屋の外から出てきた。
ユーリー : おぉ、ばんざい〜♪
メイシュー : 「助かった……助かったんですね?」
GM/バート : 「よう、遅かったな。ようやく今、リリアの容態も落ち着いたところだ」
ユーリー : 「間に合ったんですよね?」
GM/バート : 「いやもう、苔を飲ませた直後と言ったら、とんでもない苦しみようでな。気が気じゃなかったんだが……」
メイシュー : 「良かった……ホントに良かった……」
GM/バート : 「ま、まだなんとも言えないが……」と、時計をちらりと見て「この時間になっても生きてるってことは、大丈夫なんじゃないのか?」
メイシュー : 「そ、そうですよね……」
ユーリー : 「そうですか……良かった」
メイシュー : 結局あっちの世界ってなんだったのかしら?(首傾げーの) あ、ラックは?
ユーリー : まだあっち?
GM : お医者様とラック☆が、リリアの嘔吐した物を片づけて洗面所へと向かう。
ユーリー : あ、戻ってるのか。
メイシュー : うむ、ならば安心して眠りにつこう。
ユーリー : ぐったり〜。
GM : イーブレイは疲れ果てて、部屋の隅に座り込んでいる。
GM/ラック☆ : 「あ、お疲れさま、ハニー」(笑)
メイシュー : 「ふぁぁぁぁあ…あ! 失礼。安心したら急に眠気が……あははは……ははは」
GM/ラック☆ : 「僕も、眠いよ……向こうで十分寝たはずなんだけど、疲れが全然とれて無くて」
メイシュー : そして膝から崩れ寝息を立てる。いいのか女の子!
GM/ラック☆ : では、ボクがお姫様だっこでベッドまで運んであげよう♪
ユーリー : あぁ、メイシューが危ない(笑)
メイシュー : メイシューは重装備なので軽くはないです(笑)

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