---リプレイ---
§05:検証[バート宅にて(未来?)]
メイシュー
: 「もしかして、バートさんはこの世界の自宅へ戻っているんじゃないかしら?」
イーブレイ : まぁ、単なる未来なら、バートさんは昨日帰っていてもおかしくないですからねぇ。
ユーリー : では、バートさんちに向かいますか、他に思い当たるところないし。
イーブレイ : 「いってみましょうか」
メイシュー : 「ええ、参りましょう」
イーブレイ : 「しかし、単に未来なのか、それともパラレルワールドの未来なのか」
GM : とりあえず、魔術学(専門:知+記憶)を持ってる方、どーぞ振ってください。
メイシュー : ふふふ、人形師にそんなものはあーりませーん(笑)
GM : ……考えてみると、ラック☆以外は全員術法師なんだよな。
ユーリー : 魔術学<10> 2D6
→ 1 + 3 = 4
イーブレイ
: お、魔術学<9> 2D6 → 4 + 5 = 9 おっけー。
ユーリー : 見事なり。
GM : うむ、見事(笑) イーブレイは、記憶の中から似たような状況を作り出す術法を思いだした。空間系7レベル「仮想空間」がそれ。
イーブレイ : どんな効果なんです?
GM : その名の通り、仮想的な空間を作り出すことが出来る術法です。詳しくは、システムを参照してください(笑)
イーブレイ : すごい術法じゃないですか。
メイシュー : 未来じゃないのね。
イーブレイ : 「たしか、空間系の術法に、こういう仮想の空間を作り出すものがあったはずですが」
GM :ただ、入るときに自我にダメージを受けるなんて話は聞いたことがないので、単純にその術法かどうかまではわからない。まあ、まったく同じとは思えないけど、状況として似通っているような気はするってことで。
イーブレイ : りょーかい。「まったく同じという感じでもないですけどね」
GM : まあ、どう見ても素直な仮想空間ではないでしょう(笑)
イーブレイ : 「どちらにしても、バートさんの家にいってみないと」
メイシュー : うん、とにかくGO〜。
ユーリー : まあ、時間にないから急がないとね。
GM : では、状況確認をして古弦堂を出発。時間は14時15分。バートさんの家に到着は15分後の14時30分。で、先ほど同様3階まで上り、先ほど同様ノッカーを鳴らす。
イーブレイ : ノックノック。
GM : すると、先ほど同様、瞼を泣きはらし、疲れ果てた表情のメルローズさんが顔を見せる。
GM/メルローズ :
「あぁ、ラックさん」
GM : どうやら、メルローズはラック☆以外の人の顔を見るのは初めてのようだ。不思議そうな顔で、後ろに並ぶ君たちの顔を見ている。
メイシュー : はて?
イーブレイ : 「こ、こんにちわ……」
GM : さて、どのように会話を切り出しましょうか?
メイシュー : キャラクター的にはリリアちゃんの安否が気になるところ。しかし、ご主人のことを聞くも、リリアちゃんのことを聞くのも切り出しにくい。
ユーリー : まあ、顔知られてるラックに説明させるというのは。
GM : って、ラック☆も説明に困る状況なんですが(笑)
イーブレイ : 「あの、バートさんはいらっしゃいますか?」
GM/メルローズ : 「いえ、主人は昨日から、ゴルゴーニュの森の方へ……」と言って、嗚咽を漏らす。
イーブレイ : 「あ、あの、どうかなさったんですか?」
GM : リリアちゃんは2日前の昼過ぎに倒れ、今も床にふせっているとのこと。病状は昨日よりさらに悪化し、明日をも知れぬ状態だとか。
ユーリー : 「森の方に何をしに行かれたのですか?」
GM : まあ、メルローズさんの話によると、なんでも娘の病に効くモノがゴルゴーニュの森の奥の方にあるとかで、バートさんはそれを取りに行ってるんだそうな。
メイシュー : しかーし、この世界は一体……でも手がかりないから、森へ行くしかないよねぇ。
イーブレイ : その森へいったのが、現実のバートさんなのかなぁ。
ユーリー : もし森に行ったのが現実のバートさんだとしたら、この世界のバートさんは?
イーブレイ : 現実世界へ(笑)
GM
: さあ、どうなってるのでしょう? で、ゴルゴーニュの森とは、その昔「ゴルゴーニュ」という魔物が住んでいたといういわくつきの森で、地元民もほとんど立ち寄らない危険なところ。噂では、今でもその呪いが漂っているとか、怪物が徘徊しているとか。
メイシュー : メイシューは地域知識がないので、森が危険だということも知らないんだよねぇ。
イーブレイ : 危険すぎ(^^;;
とりあえず、この世界の俺たちに救援要請を(爆)
ユーリー
: ただ、この世界での手がかりがこれなんだから、行くしかないのかねぇ。
GM :
行くって、どこへ?
ユーリー
: 森。
イーブレイ
: 遠いの?
GM : 遠くはないよ。広くて、危険だけど(笑) アイリストールの南から南西の方向に広がっています。
イーブレイ : バートさんは昨日出発してるんだよね。
GM
: 出発したのは昨日で、まだ戻ってきてませんね。
イーブレイ
: しかし、みんな運動が低いのが問題だよな、やっぱ。
メイシュー
: 5(笑)
イーブレイ
: 5(笑)
ユーリー
: 4(笑)
GM :
森歩きには向いてませんねぇ(^^;; ラック☆が1人高くてもしょうがないしなぁ。
イーブレイ : そのかわり、3人とも追跡はけっこう得意っぽいだけどね(笑)
ユーリー : 隠密には強い(笑)
GM : うん、それはメリット。しかし、ラック☆も含めて、全員が隠密9以上って凄いチームだな(笑)
イーブレイ : バートさんは、現実でないことに気がついているのかな。
GM : それは、バートさんに聞いてみるしかないかと思われます。
イーブレイ : もしや、こっちが現実か?(笑)
ユーリー : もしかして、僕らが仮想現実の住人で、今居るのが現実世界だったりして(笑)
GM : さて、こうして玄関で立ちつくして、時間は14時40分。
イーブレイ : ここの書斎は調べさせてはくれないだろうなぁ。
GM
: 頼んでみるのもキチかも(謎)
イーブレイ
: しかし、どう頼むかが思いつかない状態(笑)
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