---リプレイ---
 

§09:準備[未来?]


GM : では、時間軸を始動します。ラック☆が調べることは、病名、時間の流れ、物を持って向こうへ行けるか。その3つでいいのね?
メイシュー : うん。
GM : ともかく、いったん古弦堂へ戻るんだね?
イーブレイ : 戻ります。
GM : では、メルローズさんに挨拶をして、玄関から外へ出たのが15時40分。で、白銀通りに向かい、古弦堂へ着いたのが15時55分。 オーキスズルームには相変わらず誰もいない。で、本はさっきの場所においてあった。
メイシュー : 「いきなり他の人が居る場所で消えたら騒ぎを起こしかねないので、路地裏へ移動しません?」
イーブレイ : それじゃ、本を持って外へ。
GM : 本を持って外へ出て、路地裏へと向かう。そして、周りに誰もいないことを確認してラック☆が本を開くけど。おっけ?
ユーリー : 本は見ないようにします、とばされたくないから(笑)
GM/ラック☆ : 「それじゃ、行ってくるよ。待っててね、ハニー」 精神抵抗<9> 2D6 → 3 + 5 = 8  と言うわけで、ラック☆の姿は消え、本が路地裏に落ちた。
GM : さて、残ったみなさんはいかがしましょうか?
メイシュー : 「色々と準備もいりますので、私は宿へ戻ってみます。古弦堂で落ち合いましょう」 どちらにせよ、ラックが戻ってくるまでは、誰かがここで待ってた方がいいですよね。
GM : ここで待つんですか?
メイシュー : あ、違う場所のほうがいいな。人気のないところ。だって、人が居る場所で突然……なんてことになっちゃ。
イーブレイ : 本を持っていけばいいんじゃないですか?
メイシュー : 返事の無いまま、メイシューは宿へと旅立つのであった。
GM : では、メイシューは宿へ向かった。 残ったのはイーブレイとユーリー。どうします?
ユーリー : ラック待ちしましょう。
イーブレイ : 冒険のための道具をそろえないと(^^;;  道具は家に帰ればありそうだけど、こっちで調達するとしたら時間かかる?
GM : 言ってしまえば、空間的にはまったく一緒なので、どっちで調達しても一緒と言えば一緒かも。
イーブレイ : さすがに寄宿舎に戻る時間はないので、店で暢達になるんですけど、お金がたりないっぽい。
GM : で、本はどなたがどこへ持って行かれるのでしょうか?(^^;;
ユーリー : とりあえず、俺が本持ってていいのかな?
メイシュー : ラック☆に人形の運搬を手伝ってもらいたいので、譲ってもらえませんか?(笑)
ユーリー : 譲ります。
メイシュー : では、私が。
GM : えーと、メイシューが行って戻ってくるまで約1時間。 で、寄宿舎までも似たような感じですね。1時間30分あれば、往復できるでしょう。
イーブレイ : 1時間もあるのか。 まぁ、本で戻れるからいいか。
メイシュー : 私はお金ないので旅道具をチョイスして、リュックサックと炊飯道具や水筒、そしてマントにチェインジャケットを下に着こんで、リボルバーに弾全部を。人形は私が1体、ラックが運ぶ分を1体持ってきます。
GM : では、ユーリーとイーブレイ、行動を決定してください。
ユーリー : 古弦堂の中にロープと2*2m位の布ないかな?
GM : ありますよ、いくらでも。
ユーリー : 確保しとこ。
GM : では、ユーリーは古弦堂で、ランドに頼んで布とロープを分けて貰う。イーブレイは荷物を取りに戻るので?
イーブレイ : やめとく。
GM : 了解。では、古弦堂の中、及び近所で調達するのね?
イーブレイ : 水筒とちょっと口にできるものだけ確保。あとは照明器具だけ調達しときたい。
GM : 照明器具は、古弦堂の中に某オーキスが修復したランプが(謎)
イーブレイ : では、それを(笑)
GM : では、時間軸を始動します。16時、ラック☆が消失。同時に、メイシューは本を持って百花通りの安宿へ移動開始。イーブレイとユーリーは、ランドに頼んで倉庫の荷を借り受ける。
メイシュー : 出来るだけ人通りの少ないところを選んで進みます。
GM : で、16時15分。メイシューの持っていた本が、突如として姿を消します(笑)
メイシュー : はい?
GM : 16時20分。古弦堂の倉庫の中に、本を持ってラック☆が入ってきます。
ユーリー : おや?
GM/ラック☆ : 「ひどいなぁ。ボクが調べ物してるのに、誰も待っていてくれなかったんですか?」
イーブレイ : 「え?」
GM/ラック☆ : 「気がついたら路地裏で寝てましたよ、ボク」 どうやらまた気絶してたらしい(笑)
メイシュー : 「……まあ、大変だわ。どうしましょう」 どうもこの娘は冷静を通り越して鈍いらしい。
GM : メイシューがどうやって本を持っていったのかによって、驚き方は微妙に違うっぽい。
メイシュー : 左手で持ってました。脇で抱えるように。
GM : では、脇の下からすり抜けたかのように消えたわけですね。
メイシュー : 「とにかく、宿へ戻って、後で説明すればいいかしらね」と歩み始める。いいのかメイシュー?
イーブレイ : 「メイシューが持っていったはずなのに。やはり、持っていけないのかな……でも、オーキスズルームではないんですね?」
GM/ラック☆ : 「ええ、本を読んだ場所と同じ所ですね」
メイシュー : むぅ、微妙な違いが。
GM/ラック☆ : 「で、頼まれたこと、調べてきました」
イーブレイ : 「あ、それで、どうだったんです?」
GM : ラック☆の言うことによると、向こうのリリアの病名は不明。お医者様でもわからなかったそうな。ただ、症例はまったく一緒でした。発汗があって、微熱があって、意識が混濁してて、帯状発疹がでてます。
GM/ラック☆ : 「時間の進み方ですが、戻った場所はバートさんの書斎で、時間は4月14日の午後4時でした」
イーブレイ : じゃ、時間は同じように進んでるんですね。
GM : で、向こうに物は持っていけなかったそうな。向こうから物を持ってくるのは可能らしいが。
メイシュー : 持っていけないのであれば、向こうのリリアちゃんを救う術がまったくなくなった……ということに。
GM : そのころ、メイシューは宿に到着した。ちゃんと、部屋は借りてある(笑)
メイシュー : じゃ、荷物を持っていどー。人形2体を1人で持ってきます。
GM : で、ラック☆も手伝って、冒険装備一式を揃え終わった17時、メイシューが人形を担いで戻ってくる。額には玉のような汗がびっしりと。材質にも寄るけど、人形は大きくて重い(笑)
イーブレイ : 藁じゃないのかぁ(謎)
メイシュー : 藁ではない(笑)
ユーリー : 胸につけてるマークは五寸釘(謎)
メイシュー : とゆーことで、これ(20Kgくらいはあるだろうなぁ)を持ってゴルゴーニュの森へ入るのは危険だなぁ。人形戦士は諦めて1体にしておきます。予め護衛人形にして、自分で歩かせよう。
GM : さて、とりあえず17時、再び古弦堂の前に全員が集合しました。 4月なのでまだ明るいけど、あと30分もすれば陽は落ちてしまうでしょう。 さて、どないしましょ?
メイシュー : 「はぁ……はぁ……お待たせしました」
イーブレイ : 「そ、それじゃいきます、か?」
メイシュー : ラックからの話はかくかくしかじかで訊いたことにして。
GM : ほい、聞きました。
メイシュー : 「ええ、向こうの世界も同じように時間が流れているのなら、グズグズしてはいられません!」
イーブレイ : では、いきましょう。

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