説明 | マイエル教の巫女に伝えられてきた舞いから派生した系統で、長い時間をかけて独自のスタイルに変化しました。ラチェン人のエイルン族など、一部の民間人が使い手となります。一般には舞師と呼ばれています。基本的には女性のみが使用する系統で、男性での使い手は今のところ確認されておりません。使い手のほとんどが旅人であり、舞いや舞台を見せながら各地を放浪する芸人です。 |
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能力値 | 敏捷 |
認識 | 異端術法 |
使い手 | 舞師 |
行使制限 | この系統の術法をかけるためには準備時間が必要となります。そのため、発動スタイルは補助動作となっていますが、実際にはラウンドの最後に発動判定を行うことになります。 踊りによって具体的な内容を表現する術の場合は、GMが指定する時間(ラウンド)まで舞いを継続しなければなりません。なお、特に記述がなければ、一続きの舞いに対して1度でも抵抗に成功していれば、踊りが継続されていても精神抵抗を行う必要はありません。 |
習得方法 | 異端:舞師× |
スタイル | 補助動作:舞いを舞うことで術を行使します。 |
術 | △祝福の舞い/△道化舞い/△悲嘆舞い/△鎮め舞い/△群舞/△恐怖舞い/△艶舞/△注目の舞い/△忘却の舞い/△酒舞い/△眠りの舞い/△魅惑の舞い/△戦士の舞い/△狂気の舞い/△幻惑舞/△鎖の舞い/×至福の舞い/×傀儡の舞い/×封印舞踏 |
△祝福の舞い |
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レベル:1 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:10分 効果範囲:半径20m |
観衆を幸せな気分にすることができます。対抗判定に勝利すれば、術法による不快感を取り除くこともできます。 |
△道化舞い |
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レベル:1 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径20m |
滑稽な踊りで、観衆を笑わせることができます。おかしさで行動は不正確になり、全ての行動に−1の修正を受けることになります。 |
△悲嘆舞い |
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レベル:2 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径20m |
観衆を悲しくさせることができます。涙があふれてくるため、視覚に関係する全ての判定に−2の修正を受けることになります。 |
△鎮め舞い |
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レベル:2 タイプ:限定範囲 距離:術者 持続時間:永久 効果範囲:半径10m |
ゆるやかな落ちついた舞いを見せ、観衆の心を正気に戻します。それが術法による影響である場合は、対抗判定で勝利しなければなりません。 |
△群舞 |
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レベル:2 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆は術者の動きに合わせて踊り出します。この間は運動や作業に関する全ての判定に、−2修正を受けることになります。 |
△恐怖舞い |
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レベル:3 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆は踊りの無気味さに恐怖します。術者に近づくことができなくなり、なるべく遠ざかろうとします。逃げ切れなかった場合は、回避や抵抗に専念します。 この術法は抵抗に失敗してから、6ラウンドのあいだ効果を発揮し続けます。精神抵抗はラウンド毎に行なうことが可能で、抵抗に成功した時点で効果は消滅してしまいます。 |
△艶舞 |
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レベル:3 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆は淫らな気持ちになって服を脱ぎ出し、近くにいる異性を誘惑しようとします。 |
△注目の舞い |
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レベル:3 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
素早い動きで舞うことによって観衆は術者が気になり、その踊りから目が離せなくなってしまいます。いかなる状態でも術者を視界から外すことはできず、術者の舞いを阻害することもできません。外部から何らかの刺激を受けた場合、それに反応することは可能ですが、行動には−3修正を受けることになります。 |
△忘却の舞い |
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レベル:3 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆は踊りに心を奪われ、自分のしていることを一時的に忘れてしまいます。特に呼びかけられたりしなければ、そのまま立ち尽くして舞いに見とれています。ただし、攻撃などの刺激を受けた時点で舞いの効果は解けてしまいます。 |
△酒舞い |
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レベル:3 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
舞いに幻惑されて観衆は銘酊状態に陥り、全ての行動に−3の修正を受けることになります。目に見える風景は歪み、正常な判断を下すこともできません。 |
△眠りの舞い |
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レベル:4 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:一瞬 効果範囲:半径10m |
観衆を眠らせることができます。この眠りは通常の睡眠と同じで、声をかけたりすれば目を覚まします。 |
△魅惑の舞い |
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レベル:4 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆は術者に魅了され、不快感を起こさない程度の命令には全て従うようになります。 |
△戦士の舞い |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:術者 |
術法の技能を用いて、攻撃および戦闘防御の判定を行なうことが可能となります。この間、術者は舞いのように優雅な動きで戦います。術者はいかなる近接武器でも扱えるようになりますが、射撃武器や投擲武器で戦う時は、この術の恩恵を得ることは出来ません。 |
△狂気の舞い |
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レベル:4 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆の正気を失わせ、理性的な行動を取れない状態にすることができます。精神抵抗は毎ラウンド行うことが可能で、抵抗に成功した時点で術の効果は解けてしまいます。 どのような精神状態に陥るのかは、だいたい術者が指定した通りとなります。ただし、行動を完全に制御できるわけではなく、具体的な内容を細かく指示することは不可能となります。また、攻撃を受けた際に回避や抵抗を行うことは可能です。 |
△幻惑舞 |
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レベル:5 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径20m |
観衆に幻覚を見せることができます。幻の内容は踊りの中で表現しなければなりません。 |
△鎖の舞い |
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レベル:7 タイプ:集中/限定範囲 距離:術者 持続時間:6ラウンド 効果範囲:半径10m |
観衆を金縛りにすることができます。踊りが続く間は、一切の行動を取れなくなってしまいます。精神抵抗は毎ラウンド行うことが可能で、抵抗に成功した時点で術の効果は解けてしまいます。 |
×至福の舞い |
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レベル:7 タイプ:限定範囲 距離:術者 持続時間:永久 効果範囲:半径10m |
観衆は舞いの美しさに陶酔したまま、あらゆる動きを止めてしまいます。活動が止まったまま放置されると、いずれは死亡することとなります。 |
×傀儡の舞い |
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レベル:8 タイプ:限定範囲 距離:術者 持続時間:永久 効果範囲:半径20m |
観衆をその意思に反して術者の自由に操ることができます。術者は舞っている間に、1種類の命令を言葉で伝えなければなりません。最初の対抗判定で勝利すれば、観衆は動きを止めて黙って命令を聞いています。ただし、その間は舞いに集中していなければなりませんし、術の影響下にある者が攻撃などを受けるなどした場合は、自動的に術の効果は途切れてしまいます。 観衆は一時的に命令の内容を忘れてしまいますが、指定した条件が揃った時に盲目的に任務を遂行します。任務が達成されれば術の効果は消えてしまいますが、命令を与えられたことも含めて、その間の記憶は完全に失っています。 |
×封印舞踏 |
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レベル:9 タイプ:限定範囲 距離:術者 持続時間:永久 効果範囲:半径5m |
術者が舞いながら取り囲んだ空間は封印のための結界となり、内部のものの活動を全て停止させます。機械なども機能が停止しますし、生物は仮死状態となります。また、対抗判定で勝利しなければ外部からこの足を踏み入れることもできません。術法の侵入も阻害します。なお、結界をつくるためには6ラウンドの時間を費やし、その間は集中して舞わなければなりません。 |
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