職業
◆推奨職業
役割 職業 主 獣狩り/獣使い/聖職者/軍人/警察官/学者/協会術法師/冒険者 怪物の脅威から人々を守る役目にある職業です。特に獣使いと呼ばれる職業術法師や獣狩りは、怪物退治の専門家です。彼らは怪物を生け捕りにする術も心得ており、捕らえた怪物を研究機関などに売り払うこともあります。 副 船乗り/狩猟関連/医師/一般人 野外で働く者たちは、時と場合によっては怪物に襲われる可能性があります。また、怪物に襲われた人を治療する医師なども、その正体をつきとめるための手がかりを得る可能性がある職業です。
○メインキャラクター
主に怪物の脅威から人々を守る役目にある職業です。大義名分がありますので、シナリオには積極的に参加することが出来ます。
▼獣狩り
変異獣などを狩る専門家です。彼らは怪物を生け捕りにする術も心得ており、捕らえた怪物を研究機関などに売り払うこともあります。怪物がらみのシナリオには、最も参加しやすい職業といえるでしょう。
▼獣使い
動物を相手にする専門家で、職業術法師として尊敬されています。怪物を相手にするのが彼らの役目ですから、シナリオに参加する理由に困ることはありません。獣狩りと行動をともにしている場合もあります。
▼学者
学術的興味から、あるいは学識者として知識を求められてシナリオに参加するような場合が多いでしょう。怪物と直接対峙する必要はありませんが、知識をもとに対応するわけですから、全体の方針を決定する重要な役目を負うことになりそうです。場合によっては、直接現場の指揮をとることもあるでしょう。
▼聖職者
人々を救う役目として存在しており、古くから怪物を相手に戦ってきました。そもそも変異体というのは魔神の呪いによって生まれた忌まわしき存在ですから、聖職者が怪物退治を請け負うのは当たり前のことなのです。そのための専門職である神官戦士や聖騎士といった役職も存在します。また、彼らが習得している術法は、現場では非常に有用な技術となるでしょう。
▼警察官
獣狩りなどの専門家などがいない場合は、警察官が市民の安全を守らなければなりません。なお、国家や地域によっては武装警察官と呼ばれる役職も存在し、怪物と直接戦うこともあります。
▼軍人
警察官同様、人々の安全を守る役目としてシナリオに参加する可能性があります。もっとも、作戦行動中に接触した場合などを除けば、上からの命令がなければ怪物退治を行うことはないでしょう。基本的には、ある程度の武装をしていることから、逆に危険なシナリオに向いた職業といえます。密命を受けて怪物を捕獲したりするもあるかもしれません。
▼冒険者
獣狩りがどこにでもいるとは限りませんので、代わりに怪物退治を引き受けることもあります。そういった荒事を得意とする者もそれなりに存在します。依頼によって活動するので、シナリオに参加するのに困ることはないでしょう。
▼協会術法師
特に怪物を相手にする使命を負っているわけではありませんが、その類い希なる力を期待され、怪物退治の支援を求められることがあります。
○サブキャラクター
野外で働く者たちは、時と場合によっては怪物に襲われる可能性があります。また、怪物に襲われた人を治療する医師なども、その正体をつきとめるための手がかりを得る可能性がある職業です。
▼船乗り
調査に同行したり、航行途中に怪物に襲われたり、といった理由でシナリオに参加することになるでしょう。船上で怪物に襲われた場合は、どこに助けを求めることもできませんから、必然的に船乗りが問題を解決しなければならなくなります。船乗りとしてシナリオに参加する以上は、基本的に行動の動機づけに困ることはないでしょう。
▼狩人
自ら襲われたり、あるいは狩り場を奪われたりといった理由からシナリオに参加することになるでしょう。また、獣狩りや軍などの案内役を引き受けることもあります。しかし、生活がかかっている場合でもなければ、自分から積極的に怪物と対峙しようとは思わないでしょうから、孤立させたりするなどの仕掛けが必要となるでしょう。
▼医師
死因の特定や学識者として意見を求められることがあります。もっとも、積極的にシナリオに絡んでゆくのは難しいので、正体を調査する過程で協力したり、あるいは生物としての弱点を探ったりするというサポート役となるでしょう。
▼一般人
ほとんどの場合、怪物に襲われる立場として登場することになるでしょう。しかも、標的として狙われるなど、シナリオに深く関係する立場でなければ、活躍するのは難しいでしょう。また、継続して登場するのにも向きません。
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集団
○職業集団
▼獣狩り
通常、獣狩りは集団で活動しています。そのまま獣狩りの一団としてシナリオに参加するのが、最も無理のない展開でしょう。
▼聖職者
もとより、神官戦士や聖堂騎士といった存在は、こういった外界の脅威から人々を守るために生まれたものです。ですから、由緒正しい怪物退治の専門家といっていいでしょう。特に、変異体や悪魔などを狩るのは聖職者の使命ともいえます。
▼警察官
上官の命令によって市民を守る役目となります。町中や人里近くに怪物が出た場合、通常は数人でチームを組んで見回りや山狩りを行います。戦闘を得意とする武装警察官と呼ばれる部隊を抱える自治体も存在します。
▼研究チーム
特定の怪物を研究したり、あるいは特定地域の生態調査を行うチームです。主に国家機関などの特別な部署に所属し、命令によってこのような研究を行っています。軍と関わり合いがある場合もあります。通常は研究者だけで野外へ出ることはありません。しかし、探検家と研究者を兼ねているような人々は、自分たちの力だけで危険な仕事を成し遂げようとすることがあります。
○複合集団
パーティを組む場合のキャクターの組み合わせの例です。
▼獣狩り+獣使い+その他
獣狩りと獣使いが協力する場合です。専門家同士の組み合わせであり、かなり強力な怪物や多様な調査活動にも対処できるでしょう。
▼軍人+狩人(船乗り)+(学者)
軍隊と案内人という組み合わせです。通常の手段では対処できないような大物を狩る場合に、このようなパーティになることが多いでしょう。学者が作戦を指揮する場合もあります。
▼警察官+医者+一般人(何でも屋)+(聖職者)
町中に怪物が出没した場合の組み合わせです。導入部では怪物の仕業であることすらわかっていない場合が多いでしょう。
▼聖職者+何でも屋+一般人+(協会術法師)
聖職者とそれに協力する人間といったパーティです。獣狩りなどの専門職がいない地域などでありうる組み合わせです。
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