<1>ウィランツ州 ユノスおよびブルム内海に面しており、シリーシア人とセティア人が多く住んでいます。陸海の交易で栄えた州ですが、現在はユノスとの交易はなくなっているため、河川とブルム内海を通じた物資のやり取りが殆どです。 ▼ジェイヴィス市 ▼エンロート市 <2>アルマビリア州州の西部は水原で覆われており、全域を湿地や沼地が埋め尽くしています。ここには浮草やハスなどの抽水植物が一面に生えており、見渡しても殆ど水面を見ることはできません。水原で収穫されるウォーターベリーは州の主要産物であり、ジャムなどの加工品が国外へと輸出されています。水原の周辺にはそのための工場が建てられており、製品は河川や水路を通じて北の港町へと運ばれてゆきます。 ▼アルマビリア市 <3>フリーデル州国内で最も繁栄している州で、人口が集中しています。ブルム内海に面した北部は殆どが干拓によってつくられた土地となります。交易と酪農で発展した地域ですが、最近では海沿いの街での重工業が発展しており、ロンデニアからの新しい機械の導入も積極的に行われています。バルドース市からアスフィリス市を通過してブルム内海へ抜けるメリヌ川は、古くは川幅も狭く洪水が頻発しておりましたが、後に河川に平行する運河や堤防がつくられて、大型船の通航も可能なものに変わっています。 ▼アスフィリス市 ▼バルドース市 <4>ポルティア州フレイディオンと接しており、セナイア人が多く住んでいます。東の海岸部には砂丘が発達しており、その背後はゆるやかな丘陵地となっています。この付近は海風が強く、季節によっては内陸にまで砂が運ばれてゆきます。 ▼トレクシー市 <5>ロジュナス州革命時の最大の激戦地であり、多くの人々がこの地で最期を遂げました。現在もその傷跡は癒えておらず、街にはたくさんの戦災孤児が暮らしています。再びユノスの侵攻があった場合、ここが前線となるのは間違いないため、商工業者の多くがこの地域から逃げ出して、他の州やロンデニアへと移住を行っています。 ▼リレイ市 <6>パゼット州国家中央部に位置する州で、交通の要衝となっています。東部は平野が広がっておりますが、西部は低山地帯で占められており、林業や鉱石の採掘が行われています。山地にはシェルバ騎士団の城が復元されており、周辺には砦などの遺跡が存在します。 ▼カンカサス市 <7>ルメール州南東からなだらかに傾斜しており、中央部は全体が窪地になっています。北部の平野は高地に挟まれており、斜面では主に酪農が行われています。 ▼クロティア市 <8>ラルトアーネス州国家南部域を占める州で、フレイディオンと接しています。北東部は平野が広がっており、南西に向かうにしたがって山地が見られるようになります。絶対変異地帯に近い南端部は変異現象が多発する地域で、殆ど人は住まず荒れ地が広がっているだけとなります。 ▼バーデン市 <9>変異地帯地図上ではエストルークの領土となっておりますが、絶対変異地帯に接するこの地域は古くから利用されておらず、行政区は置かれておりません。 先頭へ |