○統治制度
エーゼル準州(A-4、A-5地域)およびロレント準州(A-8、A-9地域)が、エリスファリア植民地として扱われています。
▼管轄
植民地の管理を行なうのは国務院(内閣)の植民省であり、治安維持や入植民の管理、現地の開発計画などを担当します。▼首長
植民地総督の任期は5年となります。これは省内の官僚から選出されますが、貴族以外から選出されることはありません。▼制度
植民地(準州)の自治体制度は国家制度を模倣したもので、植民省内から選ばれた植民地総督(貴族官僚)が自治体の最高責任者となり、その下部に議会と行政組織が整備されています。▼監査
植民地には植民省から監査官が派遣され、植民地の調査を行ないます。
○治安
▼警察
本国と同様の制度を取っており、州警察が全体を統括しています。行務は完全に地方自治体が管理しており、中央行政が平時からこれに介入することはできません。そのため、為政者による汚職が起こりやすくなります。
▼軍事
◇管轄
エリスファリアは王国軍として常備軍を保有しており、陸軍省および海軍省が軍事全般を統括しています。各準州は陸軍の軍管区の1つとして扱われ、それぞれ管区軍として本国から派遣された将校が指揮します。海軍は植民地隊の全体が1つの管区軍として扱われます。◇出動
軍全体の指揮・監督を行うのは各省の国務長官となりますが、本国から離れた植民地の場合は管区軍を統括する将校にその権限が与えられます。対外的な軍事行動には国王と議会の承認が必要とされますが、植民地の防衛活動に関しては植民地総督の判断に委ねられます。
○宗教
エリスファリア国教会が国教であり、それ以外の信仰は認められません。現地民も強制的に改宗させられ、その他の宗教活動については異端宗教として厳しく取り締まられることになります。
▼ペルソニア伝道会
ペルソニア植民地において国教会を束ねる組織で、フィレーネ市に本部であるエクスシウス大聖堂が置かれています。伝道会はほぼ独立した活動を行なっており、本国の監視の目が届かないのをよいことに、横暴の限りを尽くす聖職者も少なくありません。もとより国教会の上層部は腐敗しており、民衆の評判はあまりよいとは言えないのですが、異教徒も多いこの地では輪をかけてひどい状況となっています。
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