鎧カタツムリ
○判定
▼不明度: 5
衝撃度: 2▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:鎧カタツムリ
認識:一般動物/危険
利用:防具の素材、装飾品など▼生息地域:全域(主に南部)、ペルソニア/湿地、森林、草原など
活動期:春〜秋/昼行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:中立▼外見:
体長5〜6mほどもある巨大なカタツムリで、顔以外の全身がキチン質の灰色の殻で覆われています。背中の殻は渦を巻いておらず、後端が尖ったゆるやかな楕円形をしており、器を被るようにして身を隠します。▼概要:
肉食性の巨大カタツムリで、自分より小型の動物を襲って餌とします。動きは緩慢ですが、口から強酸の消化液を吐き出して相手を攻撃することができます。このカタツムリの殻は軽くて頑丈なため、楯や鎧の材料として加工して利用されることもあります。また、亜種によっては美しい独特の模様を帯びているため、ごくまれに装飾品として取り引きされることもあるようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/軟体動物
▼詳細情報:
乾燥に弱いため湿った環境を好み、水場が近い森などに住み着いています。ただし、獲物を求めて草原を徘徊することも珍しくはなく、個体数の割には目撃例の多い生き物です。
一般には肉食性と考えられていますが実際には肉食性の強い雑食動物で、植物や腐葉土などを餌とすることも出来ます。動物を襲う理由は、殻の材料となるカルシウムを骨から補給する目的があるのではないかと考えられており、実際に獲物を捕食する時は強力な消火液で骨まで溶かし、全身残すところなく飲み込んでしまうようです。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:16 敏捷: 6 器用: ―
記憶: ― 判断: ― 感応: 5 霊力: 5▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 5 精神値:11
自我抵抗: ― 自我値: ―
生命抵抗:16 生命値:30▼行動力:11
▼移動力: 6
▼状態変化:通常
知能:なし
弱点:乾燥(忌避)
属性:聖気
感覚:一般/夜目
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
特殊攻撃:押し倒し11(―/転倒+捕縛)
強酸の消化液(効果値5+2)▼回避
戦闘防御: 4
反射回避: 3
防御値: 4(外殻)▼戦闘方法:
動きは緩慢ですが、口から強酸の消化液を吐き出して相手を攻撃することができます。また、巨体を活かして相手を押し倒し、口から吐き出す消火液で溶かして食べることもあります。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼強酸/消化液(能動発動)
能力:― 作用:効果値5+2 対抗:反射回避
距離:0 時間:永久 範囲:直線5m
効果:強力な消火液を飛ばして離れた敵を攻撃することが出来ます。反射回避の判定に成功しなければ、生命値にダメージを負うことになります。
○バリエーション(専門:+4)
・地域によっては乾燥条件に適応した亜種もおり、ペルソニアの砂漠に棲む仲間も知られています。
・岩によく似たゴツゴツした殻を持ち、待ち伏せ型の狩りを行なう亜種も存在します。
・海岸での目撃例もあがっていますが、ウミウシの変異体ではないかと考えられています。
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跳ねビル
○判定
▼不明度:4
衝撃度:2▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:跳ねビル/ダイビング・リーチ
認識:一般動物/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:全域、ペルソニア/森林、湿地など
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
体長2mほどもある灰白色をした巨大ヒルです。全体に扁平な形状をしており、移動時には這って歩くことが殆どです。体の前後端に吸盤を持ちますが、その内側には獲物を逃さないために硬い爪状の突起が無数に生えています。▼概要:
吸血による栄養補給を行なう巨大なヒルで、ごくまれにですが死者が出ることもあるため、非常に危険視されています。彼らは湿った場所を好み、湖沼や湿地、あるいはその近くの森林などに棲息しています。地面で動かずにいることが多いようですが、獲物が接近すると数mもジャンプし、相手に飛びかかって血を吸います。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/軟体動物
▼詳細情報:
動物の血液から栄養を摂取する動物です。獲物の接近は温度で感知しているようですが、乾燥や熱に弱く普段も湿った場所を好むことから、あまり高温のものには飛びつくことはありません。また、火や熱からは遠ざかる性質があるため、この動物が出没する地域では昼でも松明を持ち歩く習慣があります。
通常、ヒルの唾液には痛みを麻痺させる作用がありますが、このヒルの場合はさらに強力な麻酔効果を持ち、獲物の動きを鈍らせる効果があります。また、血液の凝固作用を妨げる成分が含まれているため、出血多量死が引き起こされる場合があるようです。これを防ぐためには、すぐに応急手当を施す必要があります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:12 敏捷: 7 器用: ―
記憶: ― 判断: ― 感応: 4 霊力: 4▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 4 精神値:10
自我抵抗: ― 自我値: ―
生命抵抗:12 生命値:20▼行動力:11
▼移動力: 7
▼状態変化:通常
知能:なし
弱点:火、高熱(逃亡)
属性:聖気
感覚:光感知/温度感知
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:接触 8(口器:―)
特殊攻撃:押し倒し10(―/転倒+捕縛)
吸血(強度2)▼回避
戦闘防御: 7
反射回避: 4
防御値:なし▼戦闘方法:
相手に飛びついて押し倒し、相手から血を吸い取ります。獲物に襲い掛かるかどうかは空腹かどうかに関係なく、温度を感知して反射的に飛びかかります。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼吸血(能動発動)
能力:― 作用:強度2 対抗:―
距離:接触 時間:永久 範囲:1対象
効果:攻撃を受けて接触された者は、吸血によるダメージを生命値に受けることになります。このダメージは防具で減点することは出来ません。▼麻痺/唾液(自動発動)
能力:― 作用:難易度4 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:10分 範囲:1対象
効果:麻酔作用のある唾液の効果により、生命抵抗の判定に失敗した者は全ての判定に−2修正を受けます。
○バリエーション(専門:+4)
・鋭い牙を備え、噛み付くことでダメージを与える個体が発見されたことがあります。
・硬い殻で身を守る亜種が存在します。
・地面や泥の中に身を潜めて獲物を待ち構える個体もいるようです。
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陸クラゲ
○判定
▼不明度:2
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:陸クラゲ
認識:一般動物/注意
利用:なし▼生息地域:全域、ペルソニア/淡水域
活動期:春〜秋/昼夜行性
遭遇頻度:まれ
出現数:単独〜十数体
反応:中立〜敵対的▼外見:
大きめのクラゲで、カサの部分は直径70〜100cmほどもあります。カサは円形のドーム型で、透き通った白色をしています。その中央部には数十のイボ状の突起があり、そこだけ薄い紫色や緑色をしています。カサの下には120cmほどの長さがある、無数の糸状触手が放射状に生えており、それとは別に70cmほどの太い触手を4本持ちます。それぞれの触手の尖端は球状になっていますが、そこから鋭いトゲが生えています。▼概要:
淡水域に生息しており、普段は水中で浮遊生活を行っています。肉食性で普段は魚などを食べていますが、水辺に近寄ってきた陸上動物などを襲うこともあります。動きは緩慢ですが短時間であれば陸上を移動することもできますし、触手に麻痺毒のある刺が生えているため、捕まえられるとなかなか逃げ出せません。これといった利用法もないことから、見つけたら逃げ出すのが賢明でしょう。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/軟体動物
▼詳細情報:
通常はエサの豊富である程度の深さのある淡水湖に生息しており、主に小さな魚類を主食としています。カサを広げて水ごとエサを包みこみ、それからカサをすぼめてエサを丸のみにします。
しかし、エサの少ない水域にいる場合は、陸上動物や水を求めてやってくる鳥などを捕食することもあります。この時は水際で獲物を待ち構え、麻痺毒で身動きできなくしてから水中に引きずり込み、ゆっくりと消化します。麻痺毒のあるトゲは糸状触手の尖端に存在するようです。
小さい動物であれば獲物を丸のみにして、骨ごと消化することができます。また、人間程度の大きさの生き物でも、水中に引き込むことは可能のようで、もし誰も助けてくれなければ窒息して死んでしまうことになるでしょう。しかし、牛など水中に引きずり込めないほど大きな動物の場合は、陸に上がってきて四肢などの末端部から捕食を開始します。だいたい、10〜20分程度の短時間であれば、非常にゆっくりですが陸上で移動することも可能なようで、限界が来るまで獲物を食べ続けます。なお、陸上で体を支えているのは太い4本の触手で、これを切り落とされれば移動することはできなくなります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷: 6 器用: ―
記憶: ― 判断: ― 感応: 4 霊力: 4▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 4 精神値:10
自我抵抗: ― 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:15▼行動力:10
▼移動力:水中6/陸上0
▼状態変化:通常
知能:なし
弱点:火、乾燥(忌避)
属性:聖気
感覚:光感知/動体感知
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:接触 7(トゲ:―)
特殊攻撃:トゲの麻痺毒(影響度4)▼回避
戦闘防御: 6
反射回避: 4
防御値:なし▼行動回数:3回
無数の触手を持つため、通常の行動(小行動+本行動)に加えて、本行動を追加で2回余分に試みることが出来ます。ただし、これは触手だけで可能な行動に限られるもので、移動を試みることは出来ません。
生命値に10点以上のダメージを受ける度に、追加行動は1回減少します。▼戦闘方法:
多くの場合、水草の影などに潜んで獲物に近づきます。体が半ば透き通っているため、見た目にも非常に気づきにくいのが厄介です。陸上の獲物を狙う時は、相手の区別なく動くものに飛びつき、糸状の触手を絡ませます。なお、獲物が動かなければ存在に気付くことはないので、飛びついた相手から引き離された場合は、しばらくじっとしていれば水中へと戻ってゆきます。
○特殊能力(専門:+2)
▼水中移動(自動発動)
水中を自由に移動することが出来ます。▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼麻痺毒/トゲ(能動発動)
能力:― 作用:影響度4 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:10分 範囲:1対象
効果:触手の先端にあるトゲの毒に抵抗するには、難易度4の生命抵抗の判定に成功しなければなりません。判定に失敗した場合、運動に関係する判定に−2修正を受けます。この毒の効果は累積し、合計で−6修正になった時は完全に身動きがとれなくなってしまいます。
○バリエーション(専門:+4)
・長く生きた個体は、通常よりもはるかに大型になるようです。
・空中を浮遊する奇妙な陸クラゲの報告例が各地にあります。ただし、亜種というわけではなく、その個体固有の能力のようです。
・特定の地域に棲む個体の中には、回転しながら触手のトゲで斬り付けてくるものもいるようです。
先頭へ
トゲツキイカ
○判定
▼不明度: 6
衝撃度: 2▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:トゲツキイカ/ニードル・テンタクル
認識:一般動物/危険
利用:食用▼生息地域:海洋(主に西海)
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
頭胴長が4〜5mほどもある巨大イカで、10本の脚のうち2本の先端には長いトゲが生えています。トゲは50cm以上の長さがあり、これを用いて敵を攻撃します。また、吸盤にも鉤爪のようなトゲが無数に並んでおり、とらえた獲物を逃さないようになっています。▼概要:
西海を回遊していると考えられる大型のイカで、体長に匹敵するほどの長い脚を巧みに用いて、大型魚などを捕食しているようです。実際にその姿を目撃した者は多くはありませんが、この怪物に襲われた船の記録は幾つも残っています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/軟体動物
▼詳細情報:
海洋を広く移動して生活していると考えられており、深い場所まで潜るものと推測されています。ただし、このイカは体を半透明にすることができ、ゆっくり泳いでいる限りどこにいるのか特定できないため、これはあくまでも死体の胃袋の中身から判別した情報に過ぎません。
目撃例の殆どは餌を採る際の姿となりますが、独特の狩りの手段を駆使して大型の生物まで攻撃するらしく、時にはマグロやサメを襲うこともあるそうです。たとえば、胴体には空気や水をためておける袋があり、ここから中身を高速で吹き出すことにより、足の方向へ突撃して獲物の胴体にトゲを突き立てます。また、吸盤には動物の爪のような彎曲したトゲが並んでいて、しめつけた相手に無数の裂傷を負わせるだけでなく、食い込んだトゲで獲物を逃さないようにします。
○データ(専門:+2)
以下のデータは通常サイズのものであり、巨大な個体を用いる時はGMの判断で数値を調整して下さい。
▼能力値
導引: ― 体力:16 敏捷:12 器用: ―
記憶: ― 判断: ― 感応: 7 霊力: 9▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 9 精神値:15
自我抵抗: ― 自我値: ―
生命抵抗:16 生命値:30▼行動力:19
▼移動力:水中18
▼状態変化:通常
知能:なし
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/視覚(強化:+4)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃14(トゲ:4)
組打ち 16(トゲ:4/絞め:2)
特殊攻撃:突進攻撃12(トゲ:4+)▼回避
戦闘防御:12
反射回避: 7
防御値:なし▼戦闘方法:
長い脚を相手に絡めて絞め付けたり、2本の脚の先端についたトゲを突き立てたりします。基本的に攻撃的な性格であり、よほどのことがなければ逃亡することはありません。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼半透明化(自動発動)
水中でゆっくりと動いている時は、判定が自動的成功の時以外は発見されることはありません。
先頭へ
ソープ・ノーチラス
○判定
▼不明度:2
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:ソープ・ノーチラス/泡吐きオウム貝
認識:一般動物/危険
利用:装飾用。一部では食用▼生息地域:主にアリアナ海/沿岸部
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:中立▼外見:
オウムガイの亜種で、体長は殻も含めて平均で90〜120cmほどになりますが、長く生きた個体はさらに大きく成長します。殻の中に空気が含まれているため、まれに陸地に死体が漂着することがありますが、2mを超える個体が浜に打ち上げられた例もあります。
体はオレンジ色で、殻も白地にオレンジ色と、派手な警戒色で彩られています。殻の口から飛び出した数十本の触手にも、全て縦にオレンジのラインが入っていますが、これは興奮すると淡い燐光を発します。▼概要:
オウムガイの1種で、陸地に近い場所にも現われるため、その危険性についてもよく知られています。彼らは泡を使って防御行動を行なう習性があり、それゆえにソープ・ノーチラスという名がつきました。しかし、このオウム貝は殻の内部に幾つも真珠を貯えている上に、殻そのものも厚い良質の真珠層で形成されているため、宝飾利用のために捕獲しようとする者は絶えません。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/軟体動物
▼詳細情報:
基本的には警戒心の強い生き物で、特に人間の側から何かしなければ攻撃を行なうことはありません。派手な警戒色の殻に包まれている上に、興奮時には触手を発光させて敵を威嚇するので、よほどのことがなければ存在に気付かないことはないでしょう。しかし、知らずに近づいた場合でも過剰な防御行動を取り、それで人間を攻撃してしまう場合があるため、一般には危険な生物と認識されています。
この生物は殻の内側で真珠が形成されるため、長く捕獲の対象となってきました。殻の内部は仕切りで区切られ、幾つもの部屋に細かく分けられていますが、この1つずつに真珠がつくられるようです。彼らは泡を発生させて敵を攻撃しますが、一説によればこの泡は、殻内に取り込んだ空気と分泌粘液を、真珠を回転させることで撹拌して生み出されるのだといいます。事実、この生き物から取り出される真珠や、殻の内側には独特の傷がついていることは珍しくありません。大型の個体ほど良質の真珠を得られる確率が高いのですが、これは捕食の対象となることが少ないためではないかと考えられており、この仮説を証明する論拠の1つとしてよく挙げられます。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 8 敏捷:10 器用: ―
記憶: ― 判断: ― 感応: 7 霊力: 5▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 5 精神値:11
自我抵抗: ― 自我値: ―
生命抵抗: 8 生命値:16▼行動力:17
▼移動力:水中10
▼状態変化:通常
知能:なし
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
特殊攻撃:空気泡(効果値8±0)▼回避
戦闘防御: 8
反射回避: 7
防御値: 3(甲殻)▼戦闘方法:
外敵が近づいた時、まずは殻の中の空気を使って、自分の周りを大きな泡で囲ってしまいます。この中には圧縮した空気が入っており、相手がこれに触れた時に割れて衝撃波を発します。また、小さな泡を発生させて、それを飛ばして攻撃を行なうこともあります。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼衝撃泡(能動発動)
能力:― 作用:難易度4 対抗:生命抵抗
距離:0 時間:一瞬 範囲:半径5m
効果:割れた時に衝撃波を放つ泡で自分を取り囲み、それで身を守ろうとします。この泡に触れた場合は半径5mの空間を激しい衝撃が襲い、生命抵抗の判定に失敗した場合は即座に気絶することになります。ただし、これは通常の気絶ですので、適切な手段で覚醒させればすぐに目を覚まします。▼空気泡(能動発動)
能力:― 作用:効果値8±0 対抗:反射回避
距離:0 時間:一瞬 範囲:半径5m
効果:衝撃波を放つ泡を飛ばして攻撃します。反射回避の判定に失敗した者は、生命値にダメージを受けることになります。
○バリエーション(専門:+4)
・比較的深い海に棲息する亜種の中には、真っ黒な殻色を持つものがいるそうです。
・珊瑚礁と一体化した状態で生活している個体が発見されたことがあります。殻は完全に珊瑚に取り込まれてしまっており、外部から殆ど見えない状態にあったそうです。
・ペルソニア近海には、変わった色の真珠をつくる亜種がいます。
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