○移動 ↑
▼飛行
空中を浮遊して自由に移動することができます。▼瞬間移動
離れた空間へ一瞬で移動することができます。▼媒介移動
影や鏡など、特定のものを媒介して瞬間移動することが可能です。これは能動行動としてだけでなく、受動行動として扱われる場合もあります。▼透過
霊的に守られている場所以外であれば、物質を自由に通過することが出来ます。▼〜中移動
砂や土、あるいは鏡の中など、通常では移動することができない場所でも普通に活動することができます。移動に不利な修正を受けたり判定を要求されることはありません。▼〜の門
異次元(異世界)への通路を開くことができます。▼〜歩き/〜走り
空や水の上など、通常では移動することができない場所を歩くことができます。
○治療・回復 ↑
▼命の回復
1ラウンドごとに、指定されたポイント分の生命値を回復することができます。▼魂の回復
1ラウンドごとに、指定されたポイント分の精神値を回復することができます。▼再生
四肢や臓器などの器官が失われた場合、その箇所の再生が自動的に行われます。通常は1ラウンドで再生が完了します。ただし、これによって耐久値が回復するわけではありません。▼復活
死亡しても自動的に蘇ります。何らかの特定の手段(弱点となっているもの)を用いたり、指定された条件を達成させなければ、この能力をもっているものを滅ぼすことはできません。▼吸命
相手の生命値を吸い取ってダメージを与えると同時に、その分を自分の回復に用いることができます。ただし、この回復によって耐久値の現在値が最大値を超えることはありません。相手は生命抵抗の判定で抵抗することが可能です。▼吸魂
相手の精神値を吸い取ってダメージを与えると同時に、その分を自分の回復に用いることができます。ただし、この回復によって耐久値の現在値が最大値を超えることはありません。相手は精神抵抗の判定で抵抗することが可能です。▼吸血
血を吸うことによって栄養補給を行うことができます。▼蘇生
死亡した生物を生き返らせることができます。
○特殊耐性 ↑
▼毒の無効化
毒による影響を一切受けつけません。▼病気の無効化
病気にかかることはありません。▼心理影響の無効化
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼不老
老化することはなく、成体となった時の姿や能力を保ったままでいられます。▼不死
寿命で死ぬことがなくなります。▼〜の無効化
その他、特定の攻撃手段によるダメージ/影響を無効とします。
○攻撃耐性↑
以下の特殊能力に関しては、影響を受ける武器や条件が限定されている場合があります。名称の後ろに何も書かれていない場合は攻撃全般が対象となりますが、飛び道具などの攻撃手段が追記されている場合は、その手段のみに効果が適用されます。また、特殊と表記されている場合は、条件によって攻撃手段やダメージの大きさが変わります。
▼通常攻撃の気絶武器化/各種
通常の物理攻撃によるダメージは、気絶武器による攻撃として扱われます。ただし、破壊武器や魔力を付与した打撃武器による攻撃、あるいは術法によるダメージについては、通常と同じように処理を行なって下さい。▼通常攻撃の半減化/各種
通常の物理攻撃によるダメージを自動的に半減(四捨五入)します。ダメージ半減化の計算は、生命値を減少させる直前の段階で行なって下さい。▼通常攻撃の最少化/各種
通常の物理攻撃では、1度に1ポイントしかダメージを与えることが出来ません。また、武器に魔力を付与したとしても、付与した魔力+1ポイントのダメージとなります。▼通常攻撃の無効化/各種
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼特殊防御
通常とは異なる手段でダメージを減少することが出来ます。
○毒・病気 ↑
▼ダメージ毒
牙や爪などの攻撃によってこの毒を受けた場合、生命抵抗の判定に成功しなければ追加ダメージを受けることになります。▼麻痺毒
この毒を受けた場合、生命抵抗の判定に成功しなければ、一定の間は体が麻痺してしまいます。麻痺毒には部分麻痺と完全麻痺の2種類の効果があります。部分麻痺の場合は抵抗判定を除く全ての行動にマイナス修正を受けることになり、完全麻痺の場合は全く身動きが取れなくなってしまいます。部分麻痺の効果が累積する毒もあり、その場合は修正値が合計で−6に達した時点で、完全麻痺になったものとして扱われます。▼腐敗毒
この毒でやられた場合、生命抵抗の判定に成功しなければ傷口が壊死してしまいます。▼致死毒
この毒を受けた場合、生命抵抗に成功しなければ、即座に死んでしまうことになります。▼病気
生命抵抗の判定に成功しなければ、なんらかの病に侵されることになります。
○精神影響 ↑
▼緊縛
相手を金縛りにすることができます。精神抵抗に成功しなければ、ある一定の時間は全く身動きすることができなくなります。▼恐怖
相手に恐怖を与え、逃げ出させたり金縛りにすることができます。これに抵抗するためには、自我抵抗の判定に成功しなければなりません。▼誘眠
精神抵抗に失敗したものは、ある一定のあいだは眠り続けることになりますが、これは普通の眠りと同じで、起こされればすぐに目覚めます。▼魅了
精神抵抗に失敗したものは魅了されてしまい、相手に自由に操られることになります。▼幻覚
精神抵抗に成功しなければ、ありもしない幻覚を見てしまいます。▼精神攻撃
精神値や自我値にダメージを与えることができます。▼〜の歌
歌によって精神に何らかの影響を与えます。精神抵抗の判定に成功するか、耳を塞ぐなどして歌を聴かないようにすれば、この影響を受けることはありません。▼〜の瞳
相手の瞳を見ることによって、精神に何らかの影響を与えます。精神抵抗の判定に成功するか、目を閉じるなどして視線を合わせないようにすれば、この影響を受けることはありません。▼心話
対象とするものと声を発することなく会話することが可能となります。
○憑依・寄生 ↑
▼寄生
相手の体内に入り込み、栄養分を摂取して生きることができます。▼憑依
霊体が持つ能力です。精神抵抗に成功しなければ体を乗っ取られてしまいます。憑依した霊体は、術法を用いて追い出すしかありません。▼肉体融合
相手と体を融合させることができます。乗っ取った側はそれが肉体に関連するものであれば、取り込んだ相手の能力(特殊能力や技能を含む)を自由に用いることができます。能力値や技能レベルは、双方の最小値から最大値までの間で自由に選ぶことが可能です。融合を防ぐためには、生命抵抗の判定に成功しなければなりません。▼精神融合
相手と精神を融合させることができます。乗っ取った側はそれが精神に関連するものであれば、取り込んだ相手の能力(特殊能力や術法などの技能を含む)を自由に用いることができます。能力値や技能レベルは、双方の最小値から最大値までの間で自由に選ぶことが可能です。融合を防ぐためには、精神抵抗の判定に成功しなければなりません。
○攻撃 ↑
▼〜の吐息
炎などの吐息を飛ばして相手を攻撃することができます。抵抗は反射回避の判定で行います。▼遠隔攻撃
毛針などを遠くに飛ばして攻撃することができます。反射回避の判定に成功すれば、これから逃れることができます。▼〜液
酸や毒などを含んだ血液や粘液を飛ばして、相手を攻撃することができます。反射回避の判定に成功すればダメージを負わずにすみます。▼瞬動
運動に関する判定において、達成値を2倍にすることができます。
○特殊攻撃 ↑
▼めくらまし
砂煙などで視界を妨げます。反射回避の判定に成功して咄嗟に目を閉じることができなければ、一定時間のあいだは視覚を必要とする判定にマイナス修正を科されます。▼転倒
嵐や地震などを起こして、相手を転ばせることができます。バランス(一般:感応+軽業)の判定に成功しなければ転倒してしまいます。▼悪臭
悪臭のする化学物質を撒き散らします。抵抗判定に成功しなければ、目や鼻の粘膜に刺激を受け、行動に何らかの制限を科されます。▼粘着/硬化
回避判定に失敗した場合は、粘着性の物質にとらえられたり、周囲を固められてしまいます。これによって身動きがまったくとれなくなったり、運動に関連する行動に何らかの制限を受けたりします。▼音響攻撃
音の波によって相手を気絶させたり、行動に悪影響を与えることができます。
○接触 ↑
▼霊的存在
物理的な攻撃が一切通用せず、障害物などによる行動影響を受けることもありません。逆に霊的存在から物理存在に干渉する場合にも、術法や思念接触などの特殊能力を用いる必要があります。▼半霊的存在
霊的存在ではありますが、通常と同じように触れることが可能です。生物の肉体と全く同じように処理して下さい。▼思念接触
霊魂など実体を持たない存在でも、この特殊能力を持っていれば物体を持ち上げたり、普通に生物に触れたりすることが出来ます。これによって物理ダメージを与えることも可能となります。▼鏡像接触
鏡の世界から鏡像に影響を与えた場合、その結果は実世界に反映されます。たとえば、鏡の世界で攻撃を加えた時は、現実世界の存在にダメージを与えることが出来ます。
○変化 ↑
▼元素変化
精神抵抗に成功しなければ、相手を石や銀などの異なる元素に体を変えられてしまいます。石化や黄金化などの能力があります。▼透明
自分の体を透明にすることができます。これにより、通常の視覚では相手に姿をとらえられることはなくなります。透明化した相手を認識するには粉末や塗料をかけたり、術法や気配で感知する必要があります。ただし、気配や音によって透明化している者の攻撃を感知できるのであれば、−6修正で回避判定を試みることが可能です。▼〜腐蝕
特定の物質を腐らせることができます。▼酸化
金属を瞬時に酸化させてしまいます。鉄などは一瞬にして錆びた塊に変わってしまいます。▼分解
非生物を瞬時に原子のレベルまで分解します。▼似姿
相手の姿を真似ることが出来ます。これを見破るには、(一般:判断+観察力)の判定に成功しなければなりません。▼変身/複製
自分の姿を全く異なる形態に変えることができます。それによって、変身した対象が持っている能力(飛ぶなど)を使うことができます。▼〜同化
自分の体を霧や大気、あるいは水などと同化させることができます。同化した対象は、術法を含めたあらゆる影響を受けつけなくなりますが、逆に同化したままでは他の対象に影響を与えることもできません。▼体積変化
自分の体の体積を自由に変化させることができます。ただし、これによって能力や技能が変化することはありません。
○感覚・器官 ↑
▼夜目
完全な暗闇でなければ、暗い中でも通常と同じように行動することが出来ます。▼暗視
明かりのない完全な暗闇の中でも、まったく制限なく活動することができます。▼霊的感覚
周囲の状況を魔力による感覚でとらえています。このような感覚を持つ怪物は、光などに一切影響されることなく周囲の状況をとらえることができます。幻術なども認識することはするのですが、それがまやかしであることも正確に判別できるので、騙されることもありません。また、魔力の存在を感知することもできます。▼霊性感知
霊的な状態や変化を感知する能力です。これによって魔力の数や方向、あるいは霊的に特殊な状態といったものを知ることが出来ます。ただし、その種類や内容までは特定できません。▼〜呼吸
水中、空中、あるいは砂中など、通常では活動していない場所でも呼吸が可能です。▼〜感知
熱や気配など、何かを特別に感じとることのできる能力をもちます。
○使役 ↑
▼使役・支配/各種
ある種類に分類される生物や不死者の集団を、自由に操ることができます。▼元素使い
水や風、あるいは火炎などを自由に操ることができます。これは自然の秘法に属する術法系統の中にある、〜使いの術法と同じ扱いになります。▼召還支配
指定した対象を呼び出して使役することができます。
○潜伏 ↑
▼体色変化
体の色を変えて背景に紛れることができます。(一般:判断+観察力)の判定に成功しなければ、隠れていることに全く気づきません。▼擬態
樹の葉っぱなどに姿をとることで、自分の姿を隠すことができます。(一般:判断+観察力)の判定に成功しなければ、隠れていることにまったく気づきません。▼気配消し
自分の気配を完全に断つことができます。
○標識 ↑
▼魂の糸
瘴気に属する心霊体が使用する呪いで、目標とした相手の位置をいつでも知り、自由にその前に現れることができます。この能力を行使するためには、霊力を基準とした判定に成功する必要があります。これを防ぐには精神抵抗に成功しなければならず、呪いを解除するには呪詛払い(浄化系、霊媒系)か呪法解除(魔力操作系)の術法を用いなければなりません。
この特殊能力の影響を受けている者に出会った時は、霊感の判定を行なわせても構いません。判定に成功した場合、何か嫌な雰囲気を感じたり、背後に何か影が見えるといった変化を感じることが出来ます。▼邪痕
真魔が用いることができる特殊能力で、呪いの一種として扱われます。邪痕とは悪魔が狙った相手につける霊的な傷のことをいい、これを授けるためには霊力を基準とした判定に成功する必要があります。邪痕を防ぐには、精神抵抗による判定に成功しなければなりません。対抗判定で破れた場合は、何かの記号や刻印のように見える痣や傷が、体のどこかに浮かび上がります。
邪痕を与えた悪魔は、相手の居場所や状態をいつでも知ることが出来ます。また、離れた場所にいても意識を集中するだけで、邪痕の持ち主が知覚しているものを自動的に知ることが出来ますし、相手と心の中で自由に会話することが可能となります。
これを解呪するには呪詛払い(浄化系、霊媒系)か呪法解除(魔力操作系)の術法を用いなければなりません。なお、この特殊能力の影響を受けている者に出会った時は、霊感の判定を行なわせても構いません。判定に成功した場合、何か嫌な雰囲気を感じたり、背後に何か影が見えるといった変化を感じることが出来ます。
○その他 ↑
▼術法
〜系と記されているのは術法です。これは通常の術法と同様に能力値と技能レベルで判定し、抵抗は精神抵抗を用います。なお、系統の後の数字は使用できる術法のレベルを表しており、このレベルまでの全ての術法を行使することが可能です。▼〜奪取
精神抵抗の判定に成功しなければ、対象とするもの(記憶や技能、あるいは能力など)を奪われてしまいます。▼〜の呪い
精神抵抗の判定に成功しなければ、何らかの呪いの影響下におかれることになります。術法による呪いと同様に、通常の魔力解除(魔力操作系)ではこれを解くことはできず、呪法解除(魔力操作系)か呪詛払い(浄化系、霊媒系)を用いなければ解呪することはできません。▼幻像投影
霊魂は実体を空間の隙間に置きながら、自身の映像のみを映し出すことができます。しかし、これは直射日光の下では行うことはできず、間接光が射し込む日陰までが限界となります。また、姿が見えるというだけであり、霊の側から何かできるわけではありません。これは特殊能力や術法であっても不可能です。唯一、声を伝えることだけはできるようです。
この時、霊体には殆ど手応えはありませんが、術法および魔力を付与された物品で攻撃をすることは可能です。1回の打撃につき霊体には1点のダメージが与えられます。なお、ダメージを与えられると姿は消えてしまいます。
先頭へ