基本
○判定
▼不明度:3
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:鏡魔/基本
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡の中にいる化け物で、人々に多大な迷惑をかけたり、危害を加える可能性もある危険な存在です。主にルワール大公国に出没し、これを専門に扱う鏡界士という職業術法師も存在します。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚▼鏡界:
鏡の中にある異世界で、鏡魔はこの中にのみ存在することが出来ます。鏡界は現実世界と同等の広さを持つ異次元であり、鏡を媒介して相互に影響を与えます。しかし、術法などの霊的な手段を用いなければ、鏡の世界の側から物理的な影響を与えることはできません。
なお、鏡界とはいわゆる鏡の中だけにあるわけではなく、映像を反射するものであれば何でも鏡界となるので、水面や金属の表面なども含まれます。▼詳細情報:
鏡界と呼ばれる鏡の中にある世界に住む怪物です。基本的に鏡魔は鏡界から出ることが出来ないため、そのままの状態では物体を動かしたり、誰かを攻撃したりすることは不可能となります。しかし、彼らは鏡の外の存在に話しかけることが出来ますし、特殊能力で鏡像を操ったりすることが出来ます。鏡魔はこれを利用して、鏡界から人間に対して様々な精神的圧力を掛けてきます。また、種類によっては術法を使用できる者もいます。
彼らは非常に悪意に満ちた存在で、多くは特定個人や1つの家に取り憑いて、さまざまなイタズラを試みます。それほど大きな被害をもたらすことはありませんが、鏡を覗き込んでいる人を驚かせたり、一晩中話しかけて眠らせなかったりということはしょっちゅうです。しかし、強力なものになると人を鏡の世界に引き込んだり、時には死亡させることもあるようです。▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
○バリエーション(専門:+4)
鏡魔のバリエーションは非常に多く、1例しか存在しないような鏡魔の記録が数多く残っています。過去には悪事を働かず人間に力を貸していた鏡魔もいたようですが、別の鏡魔たちに処刑されてしまったようです。
○未知(不明)
▼鏡界
鏡界についての詳しい説明は「異界/鏡界」のページにあります。なお、これは限定情報なのでGMしか見ないようにして下さい。
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逃魔
○判定
▼不明度:3
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:逃魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡の中から悪口を言ったり、人の生活を覗き見て告げ口をしたりする鏡魔で、人々を不快にさせることを得意とします。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
鏡魔の中では、もっとも力の弱いものとして知られています。その分、逃げ足はとても速く、なかなか捕まえることが出来ません。
彼らの目的は人間をからかうことであり、相手が怒ったり気分を害している様子を見れば、満足してすぐに居なくなってしまいます。しかし、相手をからかうネタを仕入れると、またやってきて人々を不快な気分に陥れます。その行動は殆ど悪戯程度のものであり、あまり深刻な事態になることは殆どありませんが、1つの家に居着いて繰り返し嫌がらせを行なうので、たいていの人は精神的にまいってしまいます。
なお、まれに特定の人間の持ち物に潜んで、外でからかいのネタを仕入れてきたり、家々を渡り歩いて相互の陰口を漏らして、それぞれを仲違いさせようとする逃魔もいるようです。古い記録では、この鏡魔のせいで騎士同士が決闘になったという例も存在します。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 8 敏捷: 8 器用: 8
記憶: 8 判断: 8 感応: 8 霊力:10▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:10 精神値:16
自我抵抗: 8 自我値: ―
生命抵抗: 8 生命値:14▼行動力:16
▼移動力:14
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御: 8
反射回避: 8
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らの目的は、人々が困ったり怒ったりしている姿を見ることです。自らの身を危険にさらすことは好まず、なるべく逃げ回りながら人々を長く苦しめようとします。死に至るほどの状態に陥った場合には、さっさとその場を立ち去ろうとするのが通常の対応です。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法がかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。
以下の能力を持つ逃魔も存在します。GMはシナリオの内容に応じて、好きな特殊能力を設定して下さい。なお、これらの特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像記憶(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を保持しておくことが出来ます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡の像を自由に操る能力です。これは実際に鏡に映っているものに限らず、記録した映像や過去の像も対象となります。▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。
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映魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:映魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡の映像を巧みに操る鏡魔で、人を不快にさせることを得意とします。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
鏡魔の中では、もっとも一般的に知られている種類のものです。映魔は外界の存在に対して直接攻撃する手段は持ちませんが、鏡の像を操作することによって心理的なダメージを与えます。
彼らは特殊能力によって、来客中に昔の夫婦喧嘩を再現してみせたり、その家の子供を騙してイタズラさせたりといったことをします。特に対象の暗黒面を引き出し、それを暴くことを楽しみとするようです。ルワール大公国には、これがもとで刑事事件にまで発展した記録も残っています。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:10 敏捷:10 器用: 8
記憶: 8 判断:10 感応:10 霊力:10▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:10 精神値:16
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:16▼行動力:20
▼移動力:16
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:10
反射回避:10
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らの目的は、人々が困ったり怒ったりしている姿を見ることです。自らの身を危険にさらすことは好まず、なるべく逃げ回りながら人々を長く苦しめようとします。死に至るほどの状態に陥った場合には、さっさとその場を立ち去ろうとするのが通常の対応です。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法がかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像記憶(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を保持しておくことが出来ます。▼過去映し(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:それ以前に鏡に映ったことのある像を引き出し、自分が潜む鏡に自由に映し出すことができます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡の像を自由に操る能力です。これは実際に鏡に映っているものに限らず、記録した映像や過去の像も対象となります。
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住魔
○判定
▼不明度:5
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼一般名称:住魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡の映像を巧みに操る鏡魔で、人を不快にさせることを得意とします。基本的には映魔とよく似た性質を持つのですが、1枚の鏡面だけにしか存在できない点が異なっています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
1枚の鏡面だけにしか存在できない、非常に特殊な性質を持つ鏡魔です。普段は自らの安全を確保するため、特定の物品などの映像を借りて、どこかの鏡面(明境界)に存在しています。
住魔は住み着いている鏡を完全に破壊されると消滅してしまいます。そのため、鏡を移動するタイプよりも対処しやすいように思えますが、特殊能力の効果範囲が広いため鏡を特定するのは困難な作業です。また、遠見鏡の能力で離れた場所にある鏡面の映像も把握できるため、気づかれずに鏡に近づくのも容易ではありません。
なお、鏡面を残したまま鏡が砕かれた場合、住魔はいずれかの破片の1つに潜み続けます。ただし、この状態では能力が制限され、もともと住んでいた鏡を通じてしか、特殊能力を行使することが出来なくなってしまいます。ただし、破片の全てに対して能力が及ぶので、存在の特定がかえって難しくなることもあります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷:11 器用: 8
記憶: 8 判断:10 感応:11 霊力:13▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:13 精神値:19
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:15▼行動力:22
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:11
反射回避:11
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らの目的は、人々が困ったり怒ったりしている姿を見ることです。自らの身を危険にさらすことは好まず、なるべく自分の居場所を悟られないようにしながら、人々を長く苦しめようとします。1枚の鏡の中で鏡界士と戦うの不利であるため、直接的な戦い方よりも相手を騙すことに尽力します。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼魔鏡系術法/2レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は、効果範囲内に存在する1枚の鏡に適用されます。
▼似姿(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像記憶(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:鏡に映っている像を保持しておくことが出来ます。▼過去映し(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:それ以前に鏡に映ったことのある像を引き出し、自分が潜む鏡に自由に映し出すことができます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:鏡の像を自由に操る能力です。これは実際に鏡に映っているものに限らず、記録した映像や過去の像も対象となります。▼遠見鏡(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:効果範囲内にある鏡を通じて、周囲の状況を把握することが出来ます。▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。
○バリエーション(専門:+4)
過去に貴族の屋敷に紛れ込んだ住魔が、半径50mほどの範囲に特殊能力を適用して、その家を大混乱に陥らせたことがあります。。
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欲魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:欲魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡に映る者が抱く欲を、映像として鏡に映し出す魔物です。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
鏡に映った者が抱いている欲望や願望を記憶し、映像として鏡に映し出す能力を持っています。多くの場合、欲魔は相手の欲望を歪んだ形でとらえ、増幅して映像に投射しようとします。そのため、人を不快にさせることが目的だと考えられていますが、実際には必ずしも悪意のみを映像化するわけではないようです。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷:11 器用: 9
記憶: 9 判断:10 感応:11 霊力:11▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:11 精神値:17
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:15▼行動力:22
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:11
反射回避:11
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らの目的は、人々が困ったり怒ったりしている姿を見ることです。自らの身を危険にさらすことは好まず、なるべく逃げ回りながら人々を長く苦しめようとします。死に至るほどの状態に陥った場合には、さっさとその場を立ち去ろうとするのが通常の対応です。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法がかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼欲望覗き(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映った者が抱いている欲望や願望を記憶し、映像として鏡に映し出す能力も持っています。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を自由に操る能力です。
先頭へ
盗魔
○判定
▼不明度:3
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:盗魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼詳細情報:
鏡に映ったものを、鏡の世界に引きずり込む力を持った魔物です。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
鏡の檻と呼ばれる特殊能力を持つ鏡魔です。これは鏡に映っている中で一番近くにある物を、鏡界へと引きずり込むという能力で、盗魔はこの能力を駆使して、様々な悪事を働きます。ちょっとした物品を盗むのは当たり前のことで、時には対象が人間であることもあります。
彼らは気に入ったものを鏡に引き込もうとしますが、本来は悪戯として行なっていることで、それを探し出そうとする人間の姿などを見て楽んでいます。あまり奪ったものに執着があるわけではありませんが、それで長く楽しめそうであれば、特殊能力でこれを隠したりすることもあります。目的は盗むことではありませんので、飽きればあっさりと盗んだものを返すこともあるようです。
ルワール大公国ではこれと同名の変異現象があり、それが盗魔の仕業か変異現象によるものなのかは、なかなか区別できません。いずれにせよ、これを解決できるのは鏡界士だけとなるでしょう。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:11 敏捷:13 器用: 9
記憶: 9 判断:11 感応:13 霊力:11▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:11 精神値:17
自我抵抗:11 自我値: ―
生命抵抗:11 生命値:17▼行動力:23
▼移動力:19
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:13
反射回避:13
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らは遊びで盗みを行なうので、殆どの場合は戦いとはなりません。しかし、相手がそれを隠そうとしたり、手に入れたものを誰かが取り戻そうとした場合は、たとえ戦いになっても対象を手に入れようとすることがあります。とはいえ、よほどのことがなければ、死ぬほどのダメージを受けても逃げ出さないということはなく、最終的に自分の身の安全を優先します。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼鏡の檻(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:― 時間:永久 範囲:1対象
効果:鏡に映っている中で一番近くにある物を、鏡の世界に引きずり込むことができます。現実世界に引き戻されるまで、対象はその鏡の中にだけ存在することになります。
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を自由に操る能力です。▼音声遮断(能動発動)
鏡の内外での音の交流をなくすることが出来ます。
以下の特殊能力については、全ての盗魔が使用できるわけではないようです。GMの判断で使用するかどうかを決めて下さい。
▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。▼明鏡/暗鏡転送(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:1つの鏡内 時間:永久 範囲:1対象
効果:鏡界に引き込んだ対象(元々は物質世界の存在)を明鏡界から暗鏡界へ移動させたり、逆に暗鏡界から引き戻すことが出来ます。▼鏡間転送(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:1つの鏡内 時間:永久 範囲:1対象
効果:自身が潜んでいるのと同じ鏡界に存在している対象(元々は物質世界の存在)を、別の鏡に瞬間移動させる能力です。ただし、鏡魔と対象がいる鏡に映り込んでいる鏡面にしか、移動させることは出来ません。
○バリエーション(専門:+4)
ごくまれにですが、自分が手に入れたものに執着する盗魔も存在するようです。彼らは自身のコレクションに対して、想像を絶するほどの執着心を抱いており、自分から激しく攻撃を仕掛けることがあります。
先頭へ
偽魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:偽魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
鏡の世界に引き込んだ者の姿を借りて、現実世界で活動する鏡魔です。彼らは標的とした者の記憶や仕草なども手に入れ、完全に相手に成り変わって行動します。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
特定の対象を鏡界内に引きずり込み、相手と入れ代わる能力を持つ鏡魔です。この時、偽魔は相手の姿を得ると同時に、思考形態、記憶、仕草までをも殆ど完全にコピーしてしまいます。こうして相手になりすました偽魔は、その姿で様々な悪意ある行動を繰り返します。ただし、可能な限りその状況を楽しもうとするため、入れ代わった相手の評判を落としたり周囲の人間を困らせたりはしますが、直接的に誰かを傷つけるなどの犯罪行為は慎むようです。
偽魔の複製能力は完全なものではなく、それで正体について推測することも不可能ではありません。まず1つに、彼らは標的が最も大事にしている記憶だけは、盗み取ることは出来ません。また、あくまでも行動パターンなどを模倣するだけですから、複製対象が抱く感情を理解しているわけではないため、その反応には微妙な違いが生じます。ですから、長く一緒に行動していると、そのうち違和感を覚えるようになるでしょう。
偽魔の標的となって鏡界内に閉じ込められた者は、1つの鏡の明鏡界に存在します。彼らを鏡界から救い出すためには、魔鏡系の術法を用いるか、偽魔を滅ぼすか、あるいは偽魔を鏡の中に戻さなければなりません。なお、標的が現実世界に帰って来れば、偽魔はその瞬間に元いた鏡の中に戻されてしまいます。
○データ(専門:+2)
以下は鏡界内にいる場合のデータで、入れ代わった後は複製対象と同じ値となります。
▼能力値
導引: ― 体力:10 敏捷:12 器用: 8
記憶: 8 判断:10 感応:10 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:16▼行動力:20
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
以下は鏡界内にいる場合のデータで、入れ代わった後は複製対象と同じ値となります。
▼攻撃
近接武器:武器打撃10(各種武器)
格闘攻撃:格闘打撃10(素手:0/その他)
組打ち 10(素手:0/絞め:―)▼回避
戦闘防御:12
反射回避:10
防御値:なし▼戦闘方法:
鏡界内にいる偽魔を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。しかし、現実世界に出て来た後は、通常の生物と全く同じように扱われます。
偽魔は人間なみの知能を持っておりますし、確実な証拠がなければ鏡魔であることを見破ることは出来ないため、可能な限り標的のふりをして相手を騙そうとします。ですから、戦闘になっても弁説を尽くして逃れようとしたり、他人を利用して相手を悪者に仕立てるなどの行動を取ったりします。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼複製交換(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:― 時間:永久 範囲:1対象
効果:鏡面に映っている生物を1つの鏡に閉じ込め、その代わりに現実世界に出現することが出来ます。術法などの手段で対象が現実世界に戻った時には、この特殊能力の効果は自動的に解除され、偽魔は元いた鏡の中に戻されることになります。逆に偽魔を元の鏡に戻せば、囚われの対象を現実世界に引き戻すことが可能です。
入れ代わりが行なわれる瞬間に、偽魔は相手の姿、思考形態、記憶、仕草までをも殆ど完全にコピーします。ただし、対象が最も大事にしている記憶だけは、盗み取ることは出来ません。▼魔鏡系術法/3レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
先頭へ
友魔
○判定
▼不明度:5
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:友魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
『鏡の中の友人』とも呼ばれる鏡魔で、子供を鏡の中に引き込むことを目的としています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
子供を鏡の中へと引き込む魔物で、主に5歳以下ぐらいの小さな子供を標的とするので、非常に厄介な相手となります。鏡の中に引きずり込まれた子供は、閉じ込められている1枚の鏡にしか姿が映りません。幸いなことに、友魔はとらえた子供を他の鏡に移動させることは出来ないようです。しかし、鏡像を操作したり音声を遮断することで、その存在を隠してしまうことは可能です。
鏡界へと連れ去られた者は5種類の記憶を完全に失ってしまいます。失うのは子供の一番好きなもの、一番嫌いなもの、一番楽しかった記憶、一番悲しかった記憶、そして一番大事なものの5つで、再びこれらの記憶を取り戻さない限りは、鏡界から救い出すことは出来ません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:10 敏捷:10 器用: 8
記憶: 8 判断:10 感応:12 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:16▼行動力:22
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:10
反射回避:12
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
基本的には子供を奪われた親の顔を見たり、周囲が困る姿を見て楽しみたいだけなので、戦いをしてまで子供を守ろうとすることはありません。ただし、記憶を取り戻すための邪魔は積極的に行ない、できるだけ長く人々を苦しめようとします。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼記憶の扉(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:―
距離:― 時間:永久 範囲:1対象
効果:子供を鏡の中へと引き込む魔物ですが、それにはいささか時間がかかります。というのは、友魔は相手の心理を把握して、初めて鏡界へ引き込むためのゲートを作製できるからです。把握しなければならないのは、子供の一番好きなもの、一番嫌いなもの、一番楽しかった記憶、一番悲しかった記憶、そして一番大事なものの5つで、これが揃わない限りは能力は発動させることができません。
この能力によって鏡界へと引き込まれた者は、上の5つの記憶を完全に失ってしまいます。そして厄介なことに、再び記憶を取り戻さない限りは、鏡界から救い出すことはできないのです。記憶を取り戻させるためにも、術法などの手段は効果を持ちません。ですから、外から話しかけたり物を見せたりして働きかけなければ、永久に鏡の中にとらわれたままとなってしまいます。なお、これらの記憶を思い出してさえしまえば、この能力の効果は自動的に消滅します。▼魔鏡系術法/3レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を自由に操る能力です。▼音声遮断(能動発動)
鏡の内外での音の交流をなくすることが出来ます。▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。
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情魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:情魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
感情を盗み取ることを目的としている鏡魔で、多くの場合は友好的な妖精の振りをして相手に近づくようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
相手の感情を奪い取る能力を持つ鏡魔で、1種類の感情を全く働かないようにしてしまいます。友魔と呼ばれる鏡魔に似た存在で、特に騙しやすい子供を標的とします。
感情を取り戻すためには3つの手段があります。1つはこの鏡魔が自ら感情を返す場合ですが、もちろんそれは到底期待できません。次に鏡魔を倒してしまう方法がありますが、他の鏡に移動して逃げ回ることが多いようで、鏡界士でもなかなか捕まえられないようです。最後の手段は、被害者の心に働きかけて奪われた感情を強く奮い立たせるというもので、成功すれば特殊能力の影響を自動的に断ち切ることが出来ます。
なお、奪い取る感情は、被害者が最近失いつつあるものや、捨て去ってしまいたいと考えているものを選択することが多いようです。そのため、被害者が感情を取り戻そうとしなかったり、周囲が助けようとしてもあまり乗り気ではないなど、長く問題を解決できないケースも珍しくはありません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷:11 器用: 9
記憶: 9 判断:11 感応:11 霊力:13▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:13 精神値:19
自我抵抗:13 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:15▼行動力:22
▼移動力:19
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:11
反射回避:11
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らは感情を失った人間の反応を見て楽しむのが目的で、戦いをする気は全くないようです。そのため、攻撃を仕掛けた場合は素早く逃げ回ります。しかし、感情を取り戻すための行動は積極的に妨害し、できるだけ長く人間観察を続けようとします。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼感情盗み(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:―
距離:― 時間:永久 範囲:1対象
効果:対象の1つの感情を盗み出し、それが一切働かない状態にしてしまいます。この影響を解除するには、鏡魔が自ら感情を返すか、鏡魔を倒してしまうか、対象に働きかけてその感情を強く奮い立たせるかの、いずれかの手段を用いなければなりません。▼魔鏡系術法/3レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:1つの鏡
効果:鏡に映っている像を自由に操る能力です。▼音声遮断(能動発動)
鏡の内外での音の交流をなくすることが出来ます。▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。
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呪魔
○判定
▼不明度:5
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:呪魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
人間を鏡の世界に引き摺り込む力を持った鏡魔です。非常に凶悪かつ残忍な化け物で、狙われた場合は鏡界士の助けを借りなければならないでしょう。まれにですが、救出に向かった鏡界士が殺されることもあるようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
気に入った人間を捕らえてコレクションする鏡魔で、特定の対象を鏡の中に引き込んで、小さな水晶の中に閉じこめることができます。それ自体は鏡の檻現象と区別がつきにくいのですが、呪魔は狙う相手を事前に予告することが多いようです。そして、少しずつ恐怖を味合わせて、精神的に追いつめてから捕縛するのです。
呪魔に囚われた者で自力で抜け出せた者は皆無です。また、呪魔の邪魔をするものは惨殺されることが多く、それも想像を絶するほどの残虐な手段でそれを実行します。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:10 敏捷:13 器用:10
記憶:11 判断:11 感応:13 霊力:13▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:13 精神値:19
自我抵抗:13 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:16▼行動力:24
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:13
反射回避:13
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らは予告した標的をすぐに捕らえるのではなく、特殊能力や術法をつかって周囲の者を排除したり、数々の精神的ダメージを負わせてから捕縛することが多いようです。標的の顔が恐怖と絶望に歪むのは、彼らにとって至福といっていい瞬間であり、そのために常に様々な策を弄しています。彼らは計画的に事を運ぶことを好むようで、それを邪魔する者には無惨な最期を与えようとします。そして、それを標的に見せて精神的にいたぶるのも、彼らにとってこの上ない幸福となるのです。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼魔鏡系術法/7レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼呪鏡(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:10m 時間:3ラウンド 範囲:1対象
効果:鏡に映り込んだものを金縛りにする能力で、呪魔は相手を動けなくしておいてから、ゆっくりと獲物を見定めます。これは自身が潜む鏡に映っている者にだけ効果を発揮します。▼水晶鏡(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:10m 時間:永久 範囲:1対象
効果:特定の対象を鏡の中に引き込んで、小さな水晶の中に閉じこめることができます。水晶の中からは通常の手段では抜け出すことができず、魔鏡系の実体鏡や水鏡の手などの術法で水晶鏡を境界から引き上げた後で、再び同じ手段を用いて水晶鏡から対象を助けなければなりません。▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼似姿操り(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:10m 時間:― 範囲:1対象
効果:似姿の能力で姿を借りた相手の動きを、強制的に自分の動きに同調させることが出来ます。ただし、この能力は相手が鏡魔が潜む鏡に映っている時しか効果をあらわしません。
以下の特殊能力については、全ての呪魔が使用できるわけではないようです。GMの判断で使用するかどうかを決めて下さい。なお、これら能力を用いる呪魔は非常に強力で、高位の鏡界士でも対象を救えずに終わることがあります。
▼明鏡/暗鏡移動(能動発動)
1つの鏡の中にある、明鏡界と暗境界を行き来することが出来ます。▼明鏡/暗鏡転送(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:1つの鏡内 時間:永久 範囲:1対象
効果:鏡界に引き込んだ対象(元々は物質世界の存在)を明鏡界から暗鏡界へ移動させたり、逆に暗鏡界から引き戻すことが出来ます。▼鏡間転送(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:1つの鏡内 時間:永久 範囲:1対象
効果:自身が潜んでいるのと同じ鏡界に存在している対象(元々は物質世界の存在)を、別の鏡に瞬間移動させる能力です。ただし、鏡魔と対象がいる鏡に映り込んでいる鏡面にしか、移動させることは出来ません。
先頭へ
殺魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:殺魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
相手を攻撃することを目的とする凶悪な怪物です。非常に残忍なことで知られています。この怪物が鏡を割ったために失明したり、顔に大きな傷を負った者も少なくありません。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
悪意のみで行動する鏡魔で、魔鏡系の術法で鏡に映る生物を攻撃します。ただし、無差別に攻撃を仕掛けることはあまりなく、自分の仕業とはわからないように、ゆっくりと時間をかけて攻撃を繰り返します。そして、相手の苦しむ姿を見て喜びを得るのです。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:12 敏捷:12 器用:12
記憶:12 判断:12 感応:12 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗:12 自我値: ―
生命抵抗:12 生命値:18▼行動力:24
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:高い
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
近接武器:武器打撃10(各種武器)
格闘攻撃:格闘打撃10(素手:0/その他)
組打ち 10(素手:0/絞め:―)▼回避
戦闘防御:12
反射回避:12
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らは基本的に、自分の楽しみのために他者を攻撃します。特に相手を恐怖に陥れたり、長く苦痛を与えることを好んで行ない、非常に陰湿で回りくどい手段でそれを実行します。相手の意表をついて驚かせるのも大好きで、昼夜を問わず嫌がらせを行なって精神的に疲弊させたり、孤立するように仕向けたりすることもあります。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼魔鏡系術法/5レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼鏡像接触(自動発動)
鏡の世界から鏡像に影響を与えた場合、その結果は実世界に反映されます。たとえば、鏡の世界で攻撃を加えた時は、現実世界の存在にダメージを与えることが出来ます。▼鏡砕き(能動発動)
距離:0 時間:一瞬 範囲:1つの鏡
効果:自分が存在している鏡を破壊することができます。鏡界士に発見された時はこの能力を使い、破片の中に身を隠して悠々と逃亡するのです。破片の中から相手の場所を探り当てる場合は、《観察力》の技能で難易度8の判定に成功しなければなりません。
先頭へ
完全鏡魔
○判定
▼不明度:5
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ルワール大公国(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:完全鏡魔
認識:鏡魔/危険/嫌悪
利用:なし▼生息地域:鏡界/不定。主にルワール大公国の周辺
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:敵対的▼外見:
透明に近いおぼろな影で、かろうじて人型をしていることがわかる程度の、非常に不明瞭な姿をしています。▼概要:
最強の力を持つ鏡魔で、様々な特殊能力や術法を用いて攻撃を行います。もし襲われた場合は、専門家の力を借りるしか手はないでしょう。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:鏡魔
▼詳細情報:
完全鏡魔は外界に出ることを望んでいます。しかし、そのままの姿では鏡の外に存在することはできないので、魔鏡系の術法や特殊能力を使い、鏡にうつるものを攻撃します。というのは、完全鏡魔は死者と入れかわって、現実世界に出ることが出来るからです。
強力な能力を備えており、通常の人間は完全鏡魔から逃れることさえ不可能でしょう。人数を揃え、完璧な準備を整えなければ、鏡界士でも犠牲をまぬがれません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:13 敏捷:15 器用:13
記憶:13 判断:13 感応:13 霊力:15▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗:10 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:16▼行動力:26
▼移動力:21
▼状態変化:気絶なし/消滅
知能:人間なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
近接武器:武器打撃13(各種武器)
格闘攻撃:格闘打撃13(素手:0/その他)
組打ち 11(素手:0/絞め:―)▼回避
戦闘防御:15
反射回避:13
防御値:なし▼戦闘方法:
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入らなければ攻撃できません。
彼らは死者の姿を奪えば鏡の世界から出ることが可能となるので、誰かを殺してでもそれを実行しようとします。彼らは人間なみの知恵を持っていますから、入れ代わったことがばれないように、確実な方法で1人を攻撃することを選びます。また、死体の姿をそのまま奪った場合もそうですが、もともとの存在と似姿を得た自分が同時に存在するのはおかしいので、なるべく早く死体を処分しようと目論みます。当然のことながら邪魔する者も標的となり、特殊能力や術法を用いて容赦なく排除しようとします。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼実体変化の無効化(自動発動)
鏡魔は実体を持たないため、そのままの状態で物質世界へと移動することは出来ません。術法などで鏡界から引き摺り出そうとしても、自動的に無効化されてしまいます。▼魔鏡破り(能動発動)
特殊能力を用いる対象となる鏡に、それを封じる術法などがかけられている場合、鏡魔は霊力を基準とした対抗判定を試みることが出来ます。対抗判定で勝利した場合は、通常と同じように効果を発揮することが可能となります。▼瞬間移動/鏡の移動(能動発動)
瞬間移動の能力により、鏡に限らず物体が映り込むものであれば何にでも移動することが出来ます。ただし、移動する場所は、鏡魔が潜む鏡面に直接うつりこんでいなければなりません。▼映像操作(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:鏡に映っている像を自由に操る能力です。▼幻像投影(能動発動)
距離:0 時間:― 範囲:半径10m
効果:効果範囲内にある鏡に、自由に幻像を映し出すことが出来ます。範囲内に存在する複数の鏡に対して、同時にこの効果を適用することも出来ます。ただし、鏡ごとに別の映像をつくり出すことは出来ず、映像は全て同一のものとなります。▼鏡砕き(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:―
距離:10m 時間:一瞬 範囲:1つの鏡
効果:鏡を破壊することができます。この能力で近くにある鏡を一瞬にして粉々に砕いて、それに自分の幻像を無数に映しだすこともできます。破片の中から相手の場所を探り当てる場合は、観察力で効果値10の判定に成功しなければなりません。▼魔鏡系術法/8レベル(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
術法:魔鏡系データ
以下の特殊能力は自身が潜んでいる鏡か、それに映っている対象にのみ適用されます。
▼似姿(能動発動)
鏡面に映っている対象の姿に自由に変身することが出来ます。▼鏡像接触(自動発動)
鏡の世界から鏡像に影響を与えた場合、その結果は実世界に反映されます。たとえば、鏡の世界で攻撃を加えた時は、現実世界の存在にダメージを与えることが出来ます。▼死者の似姿(能動発動)
距離:― 時間:永久 範囲:1対象
効果:完全鏡魔はそのままでは外へ出ることが出来ませんが、この能力を用いて死体の姿を奪うことで、鏡界を抜け出すことが可能となります。ただし、利き手が逆になったり、もともとの姿とは左右が逆になっているので、《観察力》で難易度10の判定に成功すれば、外見から違和感を感じることが出来ます。
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