浜ウツボ
○判定
▼不明度:3
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:浜ウツボ
認識:一般動物/注意
利用:まれに食用▼生息地域:全域、ペルソニア/沿岸部、砂浜など
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:まれ
出現数:単独
反応:中立▼外見:
体長が2〜3mほどもあるウツボで、体色は砂と非常によく似ています。▼概要:
砂の中に潜んで獲物を待ち構えるという、変わった習性を持つウツボです。浜辺に穴を掘って住んでおり、獲物が近づくと砂の下から飛びかかります。麻痺毒を持つことでも知られており、非常に危険な生物として嫌われています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/魚類/硬骨魚類/ウツボ類
▼詳細情報:
エラだけでなく肺呼吸も出来る珍しい魚で、陸上で活動することが可能です。ただし乾燥には弱く、浜辺の湿った砂に穴を掘って巣をつくり、その中で獲物を待ち構えます。
獲物の接近は振動で感じ取っているようで、砂の下を泳ぐように移動して真下まで近づくと、突然姿を現わして飛びかかります。牙には麻痺毒があり、それで獲物の動きを鈍らせることが出来ます。
振動から獲物の大きさを推測できるらしく、自分より大きい生き物を襲うことはないのですが、まれに小さな子供が噛み付かれることがあります。また、巣穴の近くからなかなか立ち去らない場合にも、威嚇のために咬みつく可能性があるため、生息地が確認されている地域では注意して歩く必要があるでしょう。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 7 敏捷: 8 器用: ―
記憶: 3 判断: 3 感応: 9 霊力: 5▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 5 精神値: 9
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗: 7 生命値:11▼行動力:12
▼移動力:陸上4/水中6
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目/振動感知(強化+4)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃 8(牙:1)
特殊攻撃:牙の麻痺毒(影響度3)▼回避
戦闘防御: 6
反射回避: 5
防御値:なし▼戦闘方法:
通常、自分より大きな相手を襲うことはありせんが、威嚇のために攻撃してくる可能性があります。この場合、砂の下から突然飛び出して、足などに噛み付きます。牙には麻痺毒があり、相手の動きを鈍らせます。巣穴の近くから立ち去れば、追ってまで攻撃することはありません。
○特殊能力(専門:+2)
▼陸上呼吸(自動発動)
陸上でも水中と同じように呼吸することが出来ます。▼砂中移動(自動発動)
砂の中を自由に移動することが出来ます。▼麻痺毒/牙(能動発動)
能力:― 作用:影響度3 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:10分 範囲:1対象
効果:牙に麻痺毒が存在するため、噛まれた者は生命抵抗の判定を行なう必要があります。抵抗に失敗した場合は、運動や作業に関係する判定に−3修正を受けることになります。
○バリエーション(専門:+4)
・強力なダメージ毒を持つ大型の亜種が存在します。この種は自分より大きい動物も獲物とし、ヘビのように相手をしめ付けて攻撃することもあるようです。
・湿地や湖沼などに生息する、淡水に適応した亜種もいます。
・毒を水中に溶け込ませて狩りを行なう亜種もいます。この種は砂浜ではなく、沿岸部の岩場などに生息しています。
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鎧オコゼ
○判定
▼不明度:4
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:鎧オコゼ
認識:一般動物/注意
利用:一部では食用▼生息地域:全域/沿岸部(浅瀬)
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独
反応:中立〜敵対的▼外見:
体長80cm以上もある大型のオコゼで、非常に長いヒレを持ちます。鎧のような硬い鱗に覆われているのが特徴で、体には茶色と白の複雑な縦縞模様が描かれています。通常のオコゼとは違って背ビレだけでなく、鱗の中央にも鋭い刺が生えています。▼概要:
沿岸部の岩礁地帯などに生息するオコゼの仲間です。背ビレには毒を持つ長い棘があり、岩に擬態したり砂や泥の中に隠れていることもあって、思わぬ被害を受けることがあります。また、大型の生き物に対しては威嚇を行ない、立ち去らない場合は体当たりなどで攻撃を仕掛けるため、危険な生物として知られています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/魚類/硬骨魚類/オコゼ類
▼詳細情報:
全身が鎧のような硬い鱗で覆われていて、その中央には鋭い棘が生えています。また、背ビレには毒腺と繋がった長い針のような棘があり、刺されたものは強力な神経毒によって体が麻痺すると同時に、感覚器官にも影響を受けることが知られています。
肉食性であり、主に魚介類や甲殻類などを餌としています。獲物の捕らえ方は待ち伏せ型で、普段は岩の隙間や底泥などに身を潜め、近くに寄ってものに飛びかかって、丸飲みにしてしまいます。外敵に対して攻撃的な対応を取ることでも知られており、体当たりをして全身の棘を相手に突き立てたり、場合によっては噛み付くこともあります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 6 敏捷: 6 器用: ―
記憶: 3 判断: 3 感応: 6 霊力: 6▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 6 精神値:10
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗: 6 生命値:10▼行動力:9
▼移動力:4
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃 6(体当たり:0/歯:―)
特殊攻撃:棘の神経毒(影響度6)▼回避
戦闘防御:3
反射回避:3
防御値:1(鱗)▼戦闘方法:
近づいて来たものを攻撃する性質があり、自身よりも大きな生き物に対しても襲い掛かります。威嚇しても立ち去らない相手には、体当たりをして全身の棘を相手に突き立てたり、噛み付いたりして攻撃します。
○特殊能力(専門:+2)
▼神経毒/棘(能動発動)
能力:― 作用:影響度6 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:1時間 範囲:1対象
効果:背ビレにある棘には、強力な神経毒が含まれています。これは体を麻痺させると同時に感覚器官にも作用するもので、抵抗に失敗した者は全ての判定に−2修正を受けることになります。この修正値は累積し、合計で−6修正に達した場合は体が完全に動かなくなってしまいます。
○バリエーション(専門:+4)
・変異体の中には、全身の棘を飛ばして攻撃を行なうものがいます。
・2m以上もある個体の発見例があります。
・全身の棘にも毒を持つ亜種が存在します。この毒には大きな効果はなく、痛みを与えるだけのものですが、1日以上のあいだ腫れと鋭い痛みが続きます。
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鬼カマス
○判定
▼不明度:5
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:鬼カマス/ナーグ・バラクーダ
認識:一般動物/危険
利用:食用▼生息地域:アリアナ海、ペルソニア/沿岸部
活動期:通年/主に昼行性
遭遇頻度:まれ
出現数:単独〜十数体
反応:中立〜敵対的▼外見:
体長が2mほどになるカマスで、胴体部は光沢のある銀色をしておりますが、背中側は深緑色をしています。▼概要:
非常に攻撃的な性質で知られるカマス(バラクーダ)の仲間です。通常は魚を獲物としていますが、餌となる生き物をあまり選ばず、人間に攻撃を仕掛けてくることもあります。長カマスの身は非常に美味しいため、高級魚としてもてはやされています。そのため、漁師の中には危険を承知でこれを狙うものもいます。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/魚類/硬骨魚類/カマス類
▼詳細情報:
大きな顎と鋭い歯を持つ大型のカマスで、比較的暖かい海に生息しています。岩礁やサンゴ礁の周囲に住み着いており、沿岸域を活発に回遊します。基本的には魚食性ですが、泳いでいる人間に襲いかかる場合もあります。特に激しく動くものに対しては、積極的に攻撃する性質があるため、溺れている人間が噛み付かれるケースが多いようです。また、血の匂いにも非常に敏感で、遠くからでも匂いを嗅ぎ付けて集まってきます。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 8 敏捷:10 器用: ―
記憶: 3 判断: 3 感応: 9 霊力: 5▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 5 精神値: 9
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗: 8 生命値:14▼行動力:12
▼移動力:16
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目/嗅覚(強化+6)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃 9(牙:2)▼回避
戦闘防御: 8
反射回避: 7
防御値:なし
○バリエーション(専門:+4)
・非常に長い胸ビレを持つ亜種がいますが、この種は水上まで飛び跳ねて海鳥を襲います。まれに船の上の人陰に反応して、食い付いてくる場合もあるようです。
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トビヘビウオ
○判定
▼不明度:6
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:トビヘビウオ/跳蛇魚/ジャンプ・フィッシュ
認識:変異動物/危険
利用:なし▼生息地域:全域、ペルソニア/沿岸部
活動期:通年/昼夜行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独〜数体
反応:敵対的▼外見:
ウツボに似た形状をした体長3〜4mほどの魚です。大きな頭を持ち、顎も非常に発達しています。体は円筒形をしており、全身は銀色に鈍く輝いています。全身に鱗が変化した小さな針が無数に生えており、体を動かす度に光を反射してキラキラと光ります。▼概要:
水を自在に操る能力を持つ変異体で、水面を跳ねるように移動することで知られています。非常に攻撃的な性質を持っており、餌となる生き物をあまり選びません。船上にいる人間を襲うこともあり、漁師たちには非常に恐れられています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:変異動物/魚類/硬骨魚類/タチウオ類
▼詳細情報:
タチウオの仲間のようですが、非常に特異な性質を持っています。まず特徴として挙げられるのが、水を自在に操る能力を持つことで、水中に渦を巻き起こしたり、水面を移動することが出来ます。全身に生えている鱗は針状の突起に変化しており、これを渦巻きに乗せて敵に突き刺すといった、変わった攻撃を仕掛けることがあります。体の構造はヘビによく似ており、体をくねらせて這うようにして歩いたり、獲物に巻き付いて体をしめ上げることが出来ます。
沿岸部の岩礁やサンゴ礁を住処としており、周辺の海域を回遊して餌を捕っています。肉食性であり、魚介類、甲殻類、海鳥、ウミガメなどを餌とします。強力な顎と頑丈な歯を持っており、貝殻やカメの甲羅を砕いて食べることも出来ます。非常に攻撃的な性質を持っており、自分の体よりも小さいものは全て獲物として襲い掛かるため、漁師などが攻撃されることもあります。短時間であれば大気中での活動も可能で、船上に飛び込んで来ることもありますし、砂浜に姿を現わすことも珍しくはありません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:12 敏捷: 8 器用: ―
記憶: 4 判断: 4 感応: 9 霊力: 8▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 8 精神値:14
自我抵抗: 4 自我値:10
生命抵抗:12 生命値:18▼行動力:13
▼移動力:水中12/陸上8
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目/視覚(強化+4)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃10(牙:2)
組打ち 12(牙:2/絞め:1)
特殊攻撃:飛鱗(効果値7+1)▼回避
戦闘防御: 8
反射回避: 9
防御値: 2(鱗)▼戦闘方法:
自身よりも小さな獲物であれば、相手を選ばず襲いかかります。大きな顎で相手に噛み付いたり、特殊能力を駆使して攻撃を行ないます。傷ついた獲物には長い体を巻き付け、しめ付けによる攻撃を試みる場合もあります。
○特殊能力(専門:+2)
▼陸上呼吸(自動発動)
陸上でも水中と同じように呼吸することが出来ます。▼水歩き(自動発動)
陸上と同じように水面を歩くことが出来ます。▼水絡み(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:10m 時間:6ラウンド 範囲:1対象
効果:対象の体に水をまとわりつかせて、動きを妨害することが出来ます。抵抗に失敗した者は、運動や作業に関係する判定に−2修正を受けることになります。▼飛鱗(能動発動)
能力:― 作用:効果値7+1 対抗:反射回避
距離:0 時間:一瞬 範囲:半径5m
効果:針状の鱗を飛ばし、水中に生み出した渦巻きに乗せて敵にぶつけます。反射回避の判定に失敗した場合は、ダメージを受けることになります。
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凍魚
○判定
▼不明度:4
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:凍魚
認識:変異動物/注意
利用:冷蔵、冷房など▼生息地域:北部/主に湖沼など
活動期:通年/主に昼行性
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独〜数体
反応:中立▼外見:
体長100〜120cmほどのシーラカンスに似た魚で、氷のように透き通った青銅色の鱗をもちます。体の下方に3対のヒレがありますが、いずれも非常に太く厚みがあります。▼概要:
北方の湖沼に生息する肉食性の大型魚で、魚や小動物などを餌としています。彼らは周囲の温度を下げたり、氷を生み出す特殊能力を持っています。そのため、これを捕らえて冷蔵や冷房に用いる者もいますが、外敵に対して口から氷を飛ばして攻撃することもあるため、刺激を与えないよう注意しなければなりません。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:変異動物/魚類/硬骨魚類/鰭足類
▼詳細情報:
北方の寒冷地に住む大型魚で、多くは水深のある湖沼に生息しています。非常に耐寒性に優れており、1年を通じて活発に活動します。魚類、カエル、甲殻類などを餌とする肉食魚で、水鳥や哺乳類を襲うこともあります。
凍魚は周囲の温度を下げたり、氷を生み出す特殊能力を持っています。そのため、冷却用にこれを飼う者もおり、エルモア南部では特に高値で取り引きされます。しかし、彼らは自身より大型の生き物が接近した場合に強い警戒心を抱き、長くその状態が続いた時は、口から氷の塊を飛ばして攻撃を仕掛ける性質があります。この能力は獲物を捕らえる時にも使われるもので、石を投げるのと同じ程度のダメージを与えます。そのため、多くの場合は水槽の周囲を暗幕などで囲って、外側が見えないようにして飼育します。
彼らは短時間であれば陸上で活動することも可能で、6本のヒレで歩いて移動することが出来ます。そのため、湖沼群で暮らしている凍魚は、生息環境が悪くなった時に近くの池や湖に住処を移したり、餌を求めて一時的に陸上を徘徊する場合があります。また、水中から小動物に向かって氷をぶつけ、気絶した獲物を水中に引きずり込むこともあるようです。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 6 敏捷: 7 器用: ―
記憶: 3 判断: 3 感応: 7 霊力: 9▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 9 精神値:13
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗: 6 生命値:10▼行動力:10
▼移動力: 7
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目/視力(強化+4)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
特殊攻撃:氷つぶて(効果値6+1)▼回避
戦闘防御: 7
反射回避: 7
防御値: 1(鱗)▼戦闘方法:
基本的には小型の生き物しか標的とはしませんが、自身よりも大型の生き物に遭遇した場合にも、攻撃を仕掛けることがあります。これは相手が周囲から立ち去らない時や、攻撃された場合に限られるもので、近づいただけですぐに攻撃されるわけではありませn。
○特殊能力(専門:+2)
▼陸上移動(自動発動)
短時間であれば、陸上をヒレで歩いて移動することが出来ます。▼氷つくり(能動発動)
自身の周囲に拳大の氷を生み出すことが出来ます。▼冷却(能動発動)
距離:0 時間:1時間 範囲:影響範囲
効果:周囲の空間を15〜20℃程度に保つことが出来ます。▼氷つぶて(能動発動)
能力:― 作用:効果値6+1 対抗:反射回避
距離:5m 時間:一瞬 範囲:1対象
効果:氷の塊を口から飛ばして、相手を攻撃することが出来ます。
○バリエーション(専門:+4)
・ごくまれにですが、非常に広い範囲を冷却する能力を持つ個体が出現します。
・周囲の水面を凍結させて、外敵から水中の様子を見えないようにする場合もあるようです。しかし、これが特定の個体が持つ能力なのか、亜種に見られる行動なのかは定かではありません。
・報告例は非常に少ないのですが、河川に住む小型の亜種も存在するようです。
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空飛びエイ
○判定
▼不明度:5
衝撃度:1▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:空飛びエイ
認識:一般動物/危険
利用:なし▼生息地域:全域、ペルソニア/水域
活動期:不定
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:単独〜数体
反応:中立▼外見:
頭胴長が120〜150cmになるエイで、その倍以上の長さのある尾を持ちます。尾の付け根と先端部には、それぞれ20〜30cmほどの長さの鋭い針がついています。▼概要:
空中を移動する能力を持つエイです。通常は水中で生活しており、魚やそれを狙う鳥などを襲って餌とします。釣り針などにかかった場合は全力で暴れまわり、空中を飛んで人間に襲いかかったりします。尾針には麻痺毒があり、刺された時は激しい痛みも伴うため、注意しなければなりません。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:変異動物/魚類/軟骨魚類/エイ類
▼詳細情報:
飛行能力を持つ変異体のエイで、大気中でも呼吸をすることが可能です。生息域は非常に広く、海水棲と淡水棲の種がいます。殆どは水中で活動していますが、狩りの際には空中を飛行する場合があります。
肉食性の魚であり、普段は魚類、カエル、海鳥などを餌としています。基本的に上から飛び込んできたものには何でも噛みつく習性があり、釣り餌にも襲い掛かります。丸飲み出来ないサイズの相手を攻撃する時には、尾の先端にある針を突き立てます。これには神経毒が含まれており、激しい痛みを与えると同時に、刺された箇所を麻痺させてしまいます。
飛行能力は大型の生き物から逃げる時や、住処を移す場合にも用いられます。また、餌が乏しい環境に置かれた時は、陸上まで飛んで来て獲物を探すことがあります。乾燥には強くないため、長く水場から離れることは出来ませんが、休息時に泥などに身をうずめていれば、そこでずっと暮らすことが出来ます。そのため、亜種の中には完全に陸上生活に適応したものも存在します。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷: 9 器用: ―
記憶: 3 判断: 3 感応: 7 霊力: 7▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 7 精神値:13
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗: 9 生命値:15▼行動力:10
▼移動力:15
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃 9(牙*気絶武器:0/尾針:1)
特殊攻撃:尾針の麻痺毒(影響度)▼回避
戦闘防御: 9
反射回避: 7
防御値:なし▼戦闘方法:
通常は、自身より大型の生き物と積極的に戦うことはありません。戦いになるパターンとして一般的に多いのは、釣り針に引っ掛かったり、生息地となる場所に偶然飛び込んだ場合です。彼らは上から来たものに反射的に飛びかかる習性がありますし、逃げられない場合は積極的に相手に攻撃を仕掛けます。また、陸上生活に適応している亜種の場合は、水場を守るために外敵を追い払おうとすることがあります。
攻撃は噛み付きか、尾針を突き刺して麻痺毒を注入するかのいずれかです。自分より大きな相手に対しては、尾針による攻撃を試みることが多いようです。
○特殊能力(専門:+2)
▼陸上呼吸(自動発動)
陸上でも水中と同じように呼吸することが出来ます。▼飛行(自動発動)
空中を浮遊し、自由に移動することができます。▼麻痺毒/尾針(能動発動)
能力:― 作用:難易度5 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:10分 範囲:1対象
効果:尾針には麻痺毒があり、これで攻撃された場合は生命抵抗の判定を行なわなければなりません。抵抗に失敗した場合は、刺された箇所に激しい痛みを生じるとともに、周辺の筋肉が麻痺してしまいます。これによって運動や作業に関係する判定には、−3修正を受けることになります。尾の付け根にも同様の毒針がありますが、これは防衛のためのものであり、攻撃に用いることはありません。
○バリエーション(専門:+4)
・ペルソニアの砂漠に住む亜種が存在します。
・過去に頭胴長が3mにも及ぶ個体が発見されたことがあります。
・体表面が金属質の皮膚で覆われている変異体が発見されたことがあります。
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長槍ザメ
○判定
▼不明度:6
衝撃度:3▼判定技能
一般分野:動物知識(一般:記憶+生物知識)
専門分野:動物学(専門:記憶+生物知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:長槍ザメ/スピアヘッド・シャーク
認識:一般動物/脅威
利用:なし▼生息地域:全域、ペルソニア/海洋
活動期:通年/不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:単独〜数体
反応:中立〜敵対的▼外見:
体長4〜6mの大型のサメで、頭部は鎧のような硬い皮膚で覆われています。顔は非常に鋭い印象で、額からは槍のような2mくらいの角がまっすぐ伸びています。角の表面は鋭い歯のような突起に覆われています。▼概要:
海洋を回遊しながら魚や海鳥を捕食する肉食性のサメで、まれに沿岸部に現われて海獣類を襲うこともあります。非常に攻撃的な性格で、人喰いザメとしても知られています。獲物を襲う時は、角を振り回して敵を殴打します。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:一般動物/魚類/軟骨魚類/サメ類
▼詳細情報:
槍のように伸びた吻部を持つ、独特の形状をした大型のサメです。これは硬化した皮膚が伸びたもので、獲物を襲う時にこれを用います。槍の表面には歯のような鋭い突起が並んでおり、この凶器を振り回すことで獲物を気絶させたり、裂傷を負わせて死亡させます。
普段は沖合を回遊しながら餌を探しており、休息時には海底の岩場で身を休めます。主に餌としているのは魚類、軟体動物、甲殻類、海鳥などですが、海岸に棲む哺乳類を襲うこともあります。また、自分よりも大型の生き物を攻撃することもあり、船などにも果敢に角を突き立てます。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:16 敏捷: 8 器用: ―
記憶: 4 判断: 3 感応: 8 霊力: 7▼抵抗力/耐久値
精神抵抗: 7 精神値:13
自我抵抗: 3 自我値: 9
生命抵抗:16 生命値:32▼行動力:11
▼移動力:22
▼状態変化:通常
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:聖気
感覚:一般/夜目/嗅覚(強化+6)
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃12(槍:5/牙:4)
特殊攻撃:突進攻撃10(槍:5+)
張り付き16(牙:4)▼回避
戦闘防御: 8
反射回避: 5
防御値: 2(体皮)▼戦闘方法:
頭部の槍を振り回したり、相手の体に突き立てて攻撃します。また、噛み付いたまま激しく頭部を振って、獲物の肉を削ぎ取ろうとすることもあります。
○バリエーション(専門:+4)
・槍の表面にナイフのような長い突起がついている亜種も存在します。
・体長2m程度の小型の亜種も存在します。群れをつくるわけではありませんが、同じ岩場を寝ぐらとしていることが多く、数十匹以上がまとまって発見される場合があります。
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