概略
○解説 病気や怪我の治療に携わる職業で、看護婦などの介護の仕事をする者以外は、一般的に尊敬される立場にあります。衛生設備も現代ほど整っておらず、また変異体なども出没する世界ですから、彼らは仕事がなくて困るということはありません。 ▼参考 先頭へ
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外科医/内科医
○解説 医師になるためには大学校の医学部を卒業し、資格試験に合格しなければなりません。科学全般の基礎知識にも広く精通し、さらに非常に高度な専門知識を求められる職業であるため、誰でもそう簡単になれるものではないのです。しかし、医師になることは出世コースの1つでもあることから、それがいかに困難な道であっても、憧れを抱く若者は少なくありません。 ▼社会的地位 ▼種類 ◇外科医 ◇内科医 ○条件外科医、内科医は資格を必要とされる職業で、大学校かそれに相当する学校(学問院、医学校など)を卒業して、初めて資格を取ることができます。また、資格を取得してもすぐに開業するわけではなく、他の医師の下で3年程度の研修期間を経るのが一般的です。 ・経歴 ○コネクション医療関係者や学会の人間に多くの知り合いがいます。今まで診た患者さんやその家族とも顔見知りでしょう。それから、検屍のために警察に呼ばれることもあるので、警察関係者に知人がいてもおかしくありません。 先頭へ
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精神科医
○解説 精神病や神経症などの治療を専門に行う職業で、非常に新しい医療分野の研究家です。精神科医が成立した経緯というのはこの世界独特のもので、変異現象によって精神に何らかの被害を受けた者を治療するために生まれたものです。ですから、精神科医はルクレイドやロンデニアといった国家に多く存在します。 ○条件精神科医は外科医や内科医とは異なり、特に資格がなくてもなることができます。カウンセリングを行う研究者という位置づけなのです。ですから、大学校で心理学方面を勉強したものならば、精神科医として働くことは可能です。ですが、たいていは誰かのもので実務経験を積んでから開業します。 ・経歴 ○注意点精神科医は比較的珍しい職業なので、どの町にでもいるというわけではありません。また、精神科医を名乗る中には詐欺まがいの者もいるので、有名な精神科医のもとについて経験を積んだという証明がなければ、信用してもらえないこともあります。 先頭へ
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看護婦
○解説 医療補助を行う資格を持つ人間で、看護学校を卒業した者がこの職につきます。男性の名前は看護士といいますが、多くは女性がつく職業です。直接の治療以外の全ての作業は看護婦が受け持つため非常に忙しく、基礎的な医学の知識だけではなく体力も要求されます。医療に携わる職業の中では低い地位にあり、仕事内容のわりには賃金も高くありません。それでも、白衣の天使に憧れる少女は後を絶ちません。 ○条件看護婦になるには看護学校を卒業していなければなりません。 ・経歴 先頭へ
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薬剤師
○解説 薬物を扱う資格をもつ職業で、その多くは専門の学校で薬物の取り扱いを学んだ者です。医師の処方に従って薬剤を調合するのが仕事で、病院に勤める者や個人で薬局を開く者などがいます。彼らは薬物に関する知識を蓄えているだけであり、経験を必要とする診療や治療が行えるわけではありません。 ○条件薬剤師になるためには高等学校もしくは専門学校を出た後に、資格を取得する必要があります。 ・経歴 先頭へ
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薬師
○解説薬師は科学技術があまり発達していない地域で医療行為を行う者で、医師免許を持っていません。野外の知識に詳しく、植物や動物、あるいは鉱物から薬効成分を抽出し、それによって患者を治療します。また、薬の調合だけではなく内科および外科的な知識を持つ者も多く、その役目は医師と変わるものではありません。しかし、それらは民間療法に属する経験的な治療法であり、科学的な裏付けはなされておりません。こと薬草に関しては、薬師の方が医師や薬剤師よりもずっと詳しいのですが、科学的根拠がないという一点において治療法が否定されたり、その地位は低いものとされたりしています。 ○条件薬師になるためには、特定の教育機関を卒業する必要はありません。普通はベテランの薬師のもとで経験を積み、やがて独立して働きます。 先頭へ
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