<1>リエーラ地方カスティルーンとの国境付近に位置する地域です。中央部には小平原が広がり、果樹や小麦の栽培が行われています。カスティルーンとの交易でも栄えており、三国鉄道が南北に通過しています。北東部の森には竜人と呼ばれる亜人が住んでいるため、人々はあまり近づきたがりません。 ▼シトレーク市 <2>ティナッシュ地方北側をカスティルーンと接しています。北部のパドカニア山地付近は特に冷涼で、一部では針葉樹林が目立ちます。これはカスティルーン南部で起こる変異現象が関係しています。 ▼叫哭谷 ▼トランウェリア市 <3>シェラーメルン地方全域にシェフィール平野が広がっており、小麦など麦類の栽培が盛んに行われています。東部はやや高度があり、なだらかな斜面では酪農が行われています。西部は低地となっており、周辺地方から水が流れ込みやすくなっています。そのため古くから洪水に悩まされてきましたが、運河や人工湖がつくられるようになって状況は改善されています。西部の一部は湿地となっており、渡り鳥の休息地として知られています。 <4>レイシャンテ地方カイテイン帝国と接する地域で、古くはテルミジア公国が存在しておりました。そのため、東部にはスレイラール人が特に多く住んでいます。南部には森林地帯が広がっており、林業が盛んに行われています。製紙や家具作製などの産業でも有名で、木造建築においても高い技術を誇っています。 ▼シーリーン市 <5>リューザンツ地方国家の中央部に位置しており、交通の要所として、そして国家の食料庫として栄えてきた場所です。全域に大平原が広がっており、運河による水脈が網の目のように張り巡らされています。大平原に数多くみられる湖沼は、ここ数十年ほどに実施された大規模な治水工事によって形成された、やや水深の浅い人工湖であり、芦原の広がる景色がよく見られます。 ▼ペトルラーン市(首都) ▼サナラーラ市 <6>ティルノーブリア地方カイテイン帝国およびルワール大公国と接しています。ランスオール平原が一帯に広がっており、トウモロコシや麦類の栽培が盛んな地域です。自然に恵まれた美しい景観を誇る地域で、ペトラーシャの庭園とも呼ばれています。ルワール大公国との交易でも栄えており、気候もよいことから観光地としても人気があります。ペトラーシャが統一される以前は、戦いに巻き込まれることが多かった地域で、古城や砦跡が幾つも残されています。 ▼サリュンティル市 ▼ムーラル市 <7>ブリュールサック地方ライヒスデールおよびフレイディオンと接する地域で、西部には軍の駐屯地が置かれています。現在も新しい砦が建設されており、軍備の増強が急がれています。北東部のパジュール山は人々を魅了する美しい山として知られ、緑に恵まれた観光地として、狩猟、魚釣りなどが楽しめます。また、ここではニッケル鉱などの幾つかの鉱石が採掘されています。 ▼クレイフィア市 <8>ゴートニール地方北部をライヒスデールと接する地域で、古くはライヒスデールとの交易で賑わっていたのですが、国交を断絶してからは酪農と農業が主要産業となっています。西部のパジュール山の麓は起伏に富んだ地形となっており、幾つもの美しい渓谷が見られます。その奥地では鉱物の採掘が行われており、鉱山夫とその家族たちの街が存在します。山地からはなだらかに傾斜しており、高原は牛や羊の放牧地として利用されています。中部以東は平野が広がるようになり、メルセン地方は一面がブドウ畑で覆われています。 ▼メルセン市 <9>フォリー地方南西部の中域に位置する地域で、中央部は農業地帯として利用されています。南にはルーエンス山脈がそびえており、南部はここから運ばれる鉱産資源を利用した工業で発展しました。 ▼リムロック市 ▼観光用坑道 <10>メーラント地方ルーエンス山脈の西部に位置しており、北部は一帯が盆地となります。山脈は起伏に富んでおり、丘陵地、渓谷、森林、湖、高原など、地勢には大きな変化が見られます。東側の中央山脈帯と呼ばれる部分が最も高く、4000m近い山々が幾つも立ち並びます。山脈を越えた南側は峡谷や急斜面が特に多くなります。 ▼渓谷鉄道 <11>ボンメル地方ルーエンス山脈東部に位置しており、中部は地下熱水資源に恵まれています。この付近の地下には膨大な地下水層があり、ここから採取される鉱水や薬用水には多種多様なミネラルが含まれています。奥地は変異現象や変異獣が多いため、利用できるのは北側の斜面が殆どとなります。ここでは戦乱を逃れた人々がつくった村が存在し、段々畑で耕作を行ったりして生計を立てています。これらの村は民俗音楽を土台としたヴァイオリン曲と、独特の舞踊でも知られています。 ▼洞窟 先頭へ |