職業
◆推奨職業
役割 職業 主 軍人/傭兵/密偵 実際に戦場で戦ったり、作戦行動に参加する可能性のあるものです。ほとんどの場合、どこかの国家や組織の下で活動することになるでしょう。 副 貴族/政治家/整備技師/発明家/医師/一般人 戦略に携わったり、後方支援などを行うものです。直接的に軍事活動を行うわけではありませんが、戦場に出向いたり戦火に巻き込まれる可能性もあります。
○メインキャラクター
実際に戦場で戦ったり、作戦行動に参加する可能性のあるものです。ほとんどの場合、どこかの国家や組織の下で活動することになるでしょう。
▼軍人
正規の職業軍人もいれば、志願兵や徴兵によって召集された民兵も含まれます。民兵の場合、祖国や故郷を守るために立ち上がった勇敢な兵士かもしれませんし、望まないのに徴兵によって軍隊組織に組み込まれただけの存在かもしれません。また、正規兵の中にも、ただ食べるためだけに軍属になったなど、職務に積極的ではない者もいるでしょう。事情によって様々なキャラクターが考えられるので、こういった部分でキャラクターの特徴づけを行ってみるのも面白いでしょうし、それによって物語りが生まれるかもしれません。
▼傭兵
金銭で雇われて戦うプロの戦士です。傭兵部隊の一員として戦争に参加することもあれば、貴族の私兵として護衛につくこともあります。その立場の曖昧さを利用して、正規兵には不適当な特殊な任務を与えることも出来ますし、所属国家の主要構成民族と異なる民族であれば、敵地への潜入などに積極的に利用することも可能です。
▼密偵
敵国の作戦や内状を探るなど、戦闘以外の軍事活動で活躍することができる職業です。非常に優秀な能力をもった軍人で、厳しい訓練を受け、様々な技術を身につけています。必要があれば、多めにCPを与えてもよいかもしれません。任務の性格上、プレイヤーの人数が多い場合にはあまり向かないかもしれませんが、他のPCを協力者として登場させることは出来るでしょう。
○サブ
戦略に携わったり、後方支援などを行うものです。直接的に軍事活動を行うわけではありませんが、戦場に出向いたり戦火に巻き込まれる可能性もあります。
▼貴族/政治家
貴族や政治家は、戦略を考えたり敵国の首脳陣と外交による駆け引きなどを行う立場にあります。より大局的な軍事状況を扱いたい場合は、兵士ではなくこれらの職業を扱うこととなるでしょう。また、貴族が支配者として君臨する旧態依然とした支配体制の国家では、貴族は領地および領民を守る責任をも有しているため、軍人として隊を指揮して戦う必要があります。
▼一般人
戦闘に巻き込まれる側であり、戦争という中では非常に弱い立場にあるものです。侵略にあって自ら武器を取って戦うこともあれば、軍務に協力せざるを得ない状況に置かれる可能性もあります。自らの命や家族、あるいは故郷を守ることが、シナリオに参加する動機となるでしょう。
▼技師/発明家
科学が発達を遂げつつある現在のエルモア地方では、戦争にも新しい技術が次々と投入されています。軍隊には新兵器を開発する工房もありますし、もちろん兵器や車両を整備するための技師も必要です。また、軍属でなかったとしても、開発した技術が軍隊や敵国に狙われたり、自らが生み出した技術が意図しない用途に転用されるような状況も考えられます。
▼医師
戦争には怪我人がつきものですから、軍医として従軍することもあるでしょうし、後方で医療活動を行うことも考えられます。場合によっては、自ら戦地に飛び込んで怪我人を救い出したり、医薬品を手に入れるために危険に身をさらすといった状況もあるでしょう。
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集団
○職業集団
▼部隊
軍隊の1部隊を単位としてシナリオを行う場合です。部隊といっても単なる陸戦歩兵だけでなく、戦車隊や海軍なども存在しますし、独立愚連隊や貧乏軍隊など、軍内部での立場を特殊なものとして扱うこともできます。他にも、実験部隊や特種任務を与えられた工作部隊、楽隊、補給部隊、消防隊などをパーティとして取り扱ってみるのも面白いでしょう。
▼密偵組織
大規模な作戦を遂行するなど、密偵組織をパーティとして扱う場合です。PCの能力や技能は似通ったものとなりますが、大人数が同行して活動することは滅多にありませんので、見せ場を取り合うようなことはあまりないでしょう。
○複合集団
パーティを組む場合のキャクターの組み合わせの例です。
▼軍人+一般人
一般人を守りながら戦闘を行ったり、占領下における敵国兵士と市民との交流を取り扱うなど、一般人が戦乱に巻き込まれた場合のパーティ構成です。他にも、特殊な知識や技術を持つ一般人が軍事活動に協力するような状況も考えられます。
▼密偵+協力者
密偵とその協力者によって任務をこなす場合の構成です。協力者の職業を変えるだけで、異なる内容の課題にも対応することが出来ます。協力者の立場は敵国の造反者や移民といった場合もあるでしょうし、脅迫によって協力を要請されているような状況もあり得ます。
▼軍人+医師
一般の医師と軍人の組み合わせです。通常は医師が軍事に参加する形となるでしょうが、そもそも戦争というのは医療の目的とは相反する存在ですから、人道的観点から医師と軍人を対立者として扱うことも出来るでしょう。
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