説明 | 仮面に様々な能力を与える術法で、ペルソニア大陸の仮面使いから伝わった技だと考えられています。 |
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能力値 | 器用 |
認識 | 異端術法 |
使い手 | 仮面術師 |
行使制限 | 面を媒介として発動させる術で、ほとんどの場合は面と接触していなければなりません。術によっては予め面を作製しておく必要があります。 |
習得方法 | 異端:その他△ |
スタイル | 補助動作:面に指で、文字のような特殊な紋様を描くことで術を発動させます。この紋様はペルソニアに伝わる古代文字に似ているという説があります。 面を誰かにかぶせることで効果を発揮する術の場合は、あらかじめ仮面に紋様を彫り込んでおき、それを指でなぞることで術をかけます。この仮面のことを刻印仮面といい、紋様のない仮面は術をかけても反応しません。通常は念を込めて細工道具を用い、刻印仮面を作製します。 |
術 | ×偽りの面/×面操り/×怒りの面/×仮面つくり/×恐怖の面/×永遠の仮面/×戦士の仮面/×仮面のしもべ/×面の知覚/×面うつし/×呪面/×生き仮面/×獣の仮面/×鏡仮面/×殺しの仮面/×死面使い/×破滅の仮面/×封じの面/×支配の面/×操り仮面/×呪詛仮面 |
×偽りの面 |
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レベル:2 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:3時間 効果範囲:刻印仮面 |
対象の顔に面を被せるとゆっくりと顔と一体化し、やがて面と同じ顔に変わってしまいます。面は完全に皮膚に変化しており、触れても気づかれることはありません。誰かの真似をした場合でも、細かな仕草などを不審に思われなければ、絶対に気付かれることはないでしょう。 |
×面操り |
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レベル:2 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:1時間 効果範囲:刻印仮面 |
顔のパーツを彫り込まれていない面を対象に被せると、溶けるように顔に吸い込まれてゆきます。これにより対象の精神の動きは絶対に顔に表われず、常に無表情でいることが可能です。このことが有利に働く判定では、+2の修正値を得ることができます。逆に、これによって不利になるような場面では−2修正を受けます。持続時間が過ぎると面がゆっくりと浮かび上がり、顔から外れてしまいます。 |
×怒りの面 |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:12ラウンド 効果範囲:刻印仮面 |
怒りの面を被せることで、対象の精神を高揚させます。術法なども含めた戦闘中の攻撃行動に、+3の修正を得ることができるようになります。ただし、逆に回避行動には−3の修正を受けることになります。 |
×仮面つくり |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1つの仮面 |
接触した仮面の下地に、自分の思い通りの顔を映し出すことが出来ます。いかなる材質からでも、思った通りの仮面をつくることが可能となります。ただし、記憶の中にある顔の通りにつくるには、《一般情報》の達成値以上に似ることはありません。 |
×恐怖の面 |
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レベル:3 タイプ:限定範囲 距離:接触 持続時間:6ラウンド 効果範囲:刻印仮面 |
恐ろしい形相の面を見せることで、周囲の者に恐怖を与えます。抵抗に失敗した者は、なんとかしてその場から逃げ出そうとします。逃げ出せない場合は、抵抗や回避に専念します。 この術法は抵抗に失敗してから、6ラウンドのあいだ効果を発揮し続けます。精神抵抗はラウンド毎に行なうことが可能で、抵抗に成功した時点で効果は消滅してしまいます。 |
×永遠の仮面 |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1つの面 |
仮面を劣化させることなく永遠に保存することができます。この術をかけた面は絶対に壊れることはありませんし、死体の顔でも腐ることはありません。 |
×戦士の仮面 |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:12ラウンド 効果範囲:刻印仮面 |
勇者を模した仮面を被ることで、戦闘に関する全ての技能判定に+2の修正を得ることができるようになります。 |
×仮面のしもべ |
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レベル:4 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
対象は仮面に与えた1つの命令を、絶対に達成しなければならなくなります。使命が達成されるまで、この面は絶対にはずれることはありません。また、対象は仮面をつけている間の記憶を完全に失います。 |
×面の知覚 |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:12時間 効果範囲:刻印仮面 |
1つの仮面に自分の知覚力を与え、術者は任意の時に面が得た知覚情報を自由に受け取ることができます。ただし、情報を受け取っている間は、術者自身の感覚で周囲を把握することはできなくなります。 |
×面うつし |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1つの面 |
かつて1度でも目にしたことがある顔であれば、何も顔を彫り込んでいない大ざっぱな形の面から、相手と寸分違わぬ面を作り出すことができます。なお、術者は《一般情報》などの判定で思い出す必要はありません。 |
×呪面 |
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レベル:4 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
この面を最初に身につけた者から、永久に面がはずれなくなります。これは呪いの一種で、物理的な手段によって外したり破壊したりすることはできません。 |
×生き仮面 |
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レベル:4 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1対象 |
対象の体に人面瘡をつくりだします。人面は対象の不利になるように行動しますし、攻撃を加えても対象の体が傷つくだけに終わります。これは呪いの一種であり、魔力解除の術法で解呪することはできません。 |
×獣の仮面 |
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レベル:5 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:6ラウンド 効果範囲:刻印仮面 |
対象に獣の仮面を被せて同調させ、獣がもつ能力を1つだけ使用できるようにします。特定の生物の能力値と判定値を判定に用いることが可能となりますが、特殊能力を発動することは出来ません。 |
×鏡仮面 |
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レベル:5 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:6ラウンド 効果範囲:1つの面 |
仮面に術者が認識している相手の顔を写し取ります。相手が精神抵抗に失敗した場合、この面を被った者は顔の主と完全に動きを同調させることが出来るようになります。これにより相手の行動に合わせたり、逆に操ったりすることが可能となります。相手に合わせた場合は、自分の能力値や習得している技能に関係なく、対象と同じ行動を取ることになります。判定を行わなくても成功値は±0扱いとなり、戦闘でも相手の剣などを完璧に受けとめることが可能です。誰かを操る場合は、相手はその度に抵抗判定を行うことが出来ます。 |
×殺しの仮面 |
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レベル:6 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
この面を身につけたものは、周囲のものを見境無く殺そうとします。この時、戦闘に関する技能の判定に+3の修正を得ることができます。また、面をつけている時は痛みを全く感じなくなり、気絶判定を行う必要がなくなります。 |
×死面使い |
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レベル:7 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1対象 |
術をかけると死人の顔が面となって浮かび上がり、体から切り離されます。面を奪われた死者は、顔のパーツが失われた死体となって残ります。この面はこれ以後は腐敗することがなく、永遠にそのままの形で保存されます。面を身につけたものは、持ち主の能力を全て使用できるようになりますし、相手の記憶も全て引き出すことが出来ます。 |
×破滅の仮面 |
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レベル:7 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
この面を手にしたものには、不運が永久に襲い続けることになります。仮面は次々と破滅を導きますが、持ち主を殺すようなことはせず、ひたすら長く苦しめようとします。面の所有者となるのは術者が手放した後に最初に手に触れたもので、この面を手放そうとは思わなくなります。これは呪いの一種です。 |
×封じの面 |
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レベル:7 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
対象に顔のない面を被せ、永遠の眠りにつかせることができます。面を被った者は仮死状態となり、一切の活動を停止することになります。なお、術者以外の者が誰かに被せてある面を剥がそうとする場合は、対抗判定に勝利しなければなりません。 |
×支配の面 |
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レベル:8 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
1つの面に自分の精神をうつすことができます。面をつけた相手との対抗判定に勝利すれば、相手の肉体を奪い取ることが可能です。肉体の奪取に成功した場合は、面は溶けるように相手の顔に吸い込まれてゆき、術が解除されれば再び浮き上がってきます。奪い取った肉体の能力は、すべて術者のものとして使用することができます。なお、この面は通常の物理的打撃では破壊することは出来ません。 |
×操り仮面 |
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レベル:8 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:刻印仮面 |
この面を身につけた相手を、術者の自由に操ることができます。相手はいかなる命令にも盲目的に従うことになります。 |
×呪詛仮面 |
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レベル:8 タイプ:呪詛 距離:接触 持続時間:1時間 効果範囲:刻印仮面 |
術者の顔を模した仮面を被せることで、相手を術者の身代わりに変えてしまいます。仮面は相手の顔に溶けるように消えてゆき、一体化してしまいます。これにより術者が受ける傷や病などの全ての苦痛は、相手が全て代わりに受けることになります。この術法は呪いの一種で、魔力解除の術法で解呪することはできません。 |
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