○市内
市内を行き来するための交通機関としては、乗合馬車や辻馬車が多く利用されています。また、主に荷物の運搬用ですが、フルーレ川を通じて小さな汽船が頻繁に行き来しています。
▼自動車
ペトラーシャは先進国であるため、蒸気自動車や霊子自動車を所有する者もいます。しかし、これらは高価なため、実質的には金持ちの道楽としてしか利用されておりません。なお、町中は人通りも多く馬車の邪魔にもなるということで、制限速度は時速20km/hと定められています。
▼自転車
趣味の用途で普及した自転車ですが、現在ではこれを交通手段とする人々もだいぶ増えてきました。中層市民の中にはサイクリングを楽しむだけでなく、出勤などに用いる人も現われておりますし、自転車で配達を行なうメッセンジャー会社も存在しています。
○市外
▼駅馬車
他の市との間に駅馬車の定期便が出ておりますし、近郊の街とも馬車で連絡しています。
▼河川
河川を通じて南北の街と蒸気船が行き来しています。一部の船はルワール大公国とも連絡しており、様々な物資の輸出入が行なわれています。
▼鉄道
サリュンティル市は三国鉄道の終着駅が置かれています。鉄道は聖歴770年に開通したもので、サナラーラ市とリムロック市へ続く2つの路線があります。また、国境付近のムーラル市まで路線を延長する計画があり、現在は敷設地の調査・選定が行なわれています。
◇高架橋
レオリアの丘の辺りは少し高台になっているため、魔法坂から木陰通りへ続く道と、修道院通りからほろ酔い通りへと進む2本の道は、線路の上を高架橋が交差する形になっています。
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