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 1か月は30日で、1週間は7日となります。これは我々の世界と同じように月月火水木金土日と呼ぶのが一般的です。月〜金は勤労日で、日曜日が休日となるのも同様です。また、学校や一部の仕事では土曜日が半休となります。
 ただし、月のはじめと最後の日だけは例外となり、それぞれ新節日、聖節日と呼ばれています。新節日は前の月の穢れを祓う日であり、通常の国家では勤労日となります。聖節日は聖人たちへの感謝を捧げる日となり、休日とされるのが一般的です。なお、12月の聖節日は大聖節、1月の新節日は大新節となり、いずれの国家でも祝日に定められています。


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○スケジュール

 サリュンティルでは以下の日取りに大きなイベントが開かれます。

新年祭         : 1月 1日〜3日
 革命祭         : 1月 3日
桜花祭         : 4月30日
グラスベリー祭     : 5月30日
 白乙女の儀式      : 5月30日
ルーン感謝祭      : 7月21日
焼物市         : 8月28日〜30日
収穫祭         :9月〜11月
 紫祭          :10月15日
天恵祭/成長祈願祭   :12月24日
 星ランプ祭       :12月24日
自転車競技会      :春/秋


○宗教関係

 法教会のイベントには以下のようなものがあります。


▼法礎祭(2月6日)
 聖セルトラーンが没した2月6日に行われるもので、この日に法教会が正式に発足したものと伝えられています。カスティルーンの憲法制定日とも重なっています。
 
▼ルーン感謝祭(7月21日)
 ルーンが魔神を倒して没した7月21日に行われる祭りで、国中でその偉業を讃え、感謝の祈りを捧げます。
 
▼天恵祭/成長祈願祭(12月24日)
 子供の無事な成長を感謝し、これからの人生がうまくゆくように祈願する祭りで、12月24日に行われます。この祭りは聖母教会の聖雪祭に由来するもので、もともとは12月14日に行なわれていたようですが、いつの間にか10日ずれた12月24日の行事として定着しました。
 親は子供の成長を願って準備した贈り物を、星に願いをかけて一晩窓辺に吊るしておき、それを翌朝プレゼントします。基本的には10歳時に祝うものですが、現在ではあまり気にせず、何歳の子供でもお祝いをするようになっています。また、子供たち以外にも大事な人へ贈り物をする習慣が、都市部を中心に広まっているようです。
 この日、サリュンティルでは子供たちが仮装をし、家々を訪れて祝福を受けるというイベントが行なわれています。これは東にあるランプ通りの幻灯祭から広がったもので、多くの場合は訪れた子供たちの成長を祝って、お菓子や小さな人形などをプレゼントします。


○その他

▼新年祭(1月1日〜3日)
 1月1日から3日まで行われる、新年の訪れを祝う祭です。ペトラーシャでは1月3日が革命祭であることから、これらは新しい希望・繁栄の訪れを祈願する一続きの祭として祝われています。
 
◇革命祭(1月3日)
 ペトラーシャの人民革命は聖歴643年からはじまり、聖歴658年に王城が無血開城され、15年に渡る長い戦いの日々に終止符が打たれました。そして翌年の聖歴659年1月3日、人民投票によって王政の廃止が決定され、それまで特権階級のものだった政治の実権が民衆の手に渡ります。そのため、ペトラーシャではこの日は革命祭として祝われており、各地で様々な催し物が行なわれています。


▼花祭り(3月〜5月)
 花の咲き乱れる春先に行なわれる一連のイベントのことをさします。その多くは露店市や商店街のイベントで、市内各所にある花見場の近辺で開かれます。これは市や教会が主催するような正式な祭りではなく、会期も一定しておりません。
 
◇桜花祭
 花祭りのうちで最も有名なものは、北西地区にある桜通りで4月30日に行なわれる「桜花祭」です。同時にシャレスタ修道院が主催するバザーも開催され、通りは大勢の人で賑わいます。

・関連桜通り修道院通りシャレスタ修道院/貞節の館


▼グラスベリー祭(5月30日)
 毎年5月30日には、グラスベリーの収穫を祝って「グラスベリー祭」が開かれます。これは市外のグラスベリーフィールドに、初めてグラスベリーの苗木を植えたとされる、聖人「ルイーズ=アシェリア」を讃える祭でもあります。この日は街をあげての大騒ぎとなり、至るところでグラスベリー酒やグラスベリーパイがふるまわれます。
 
◇白乙女(ホワイト・メイデン)の儀式
 グラスベリー祭は子孫の繁栄を祈願して行なわれる乙女の祭りでもあり、真っ白な衣装に身を包んだ娘たちが教会に集まり、神とルーン、そして育成の守護聖人である聖カタリナの祝福を受けます。この儀式は未婚の女性であれば誰でも参加できますが、あまり年輩の女性が出ることはなく、だいたい満18歳までの娘たちの祝祭となります。
 カタリナ正教会で儀式を受けた者は、その後に行なわれるパレードに参加するのが通例で、花冠と花束で彩られた娘たちが中央公園を一周します。そして、最後に円形舞台へと向かい、そこで待ち受ける人たちの中からパートナーを選び、この地方伝統の民謡である「白い恋乙女」や「花遊び」などの曲に合わせてダンスを踊ります。なお、パートナーとなる相手に特に決まり毎はなく、恋人をパートナーに予約している娘もいれば、父親や兄弟と踊る者もおりますし、女性同士で踊ることも特に珍しくはありません。また、曲ごとに相手を変えても構わず、目当ての女性に声をかけるなどして、飛び入りで参加する者もいます。

・関連グラスベリー・フィールド聖アシェリア教会カタリナ正教会円形舞台


▼焼物市(8月〜28日〜30日)
 緋色通りを中心に焼物街全体で催されるイベントで、様々な種類の陶磁器や硝子製品が通りに並べられます。もともとは質の悪い品や在庫品を安く売り出すための市でしたが、現在では高価な一級品も販売されるようになり、掘り出し物を求める客で朝から賑わいます。最終日の8月30日に開かれる品評会には、市外の窯元からも出品されています。


▼収穫祭(9月〜11月)
 市内や郊外各地で催される秋の収穫祭で、最も有名なのは紫通りで開催される紫祭りとなります。
 
◇紫祭(10月15日)
 紫通りで昔から行なわれてきたブドウの収穫祭です。一帯のブドウ生産農家やワイン業者たちが集まり、神と大地に感謝を捧げ、新しいワインの誕生を祝います。
 現在はワイン専門学校が主催者となっており、最大の見せ物であるブドウ踏みも学校の校庭で行なわれています。開幕を飾るこのイベントでは、民族衣装と特製の履物を付けた娘たちが大樽に入り、音楽に合わせて踊りながら収穫されたブドウを踏んで、その年の初めての果汁を搾り出します。続いて、神への初摘みワインの奉納儀式と、 聖歌隊の合唱が行なわれ、奉納ワインを摘んだ山車がカタリナ正教会まで練り歩きます。
 その後は町をあげての大騒ぎとなり、人々には搾りたてのブドウジュースやワイン、郷土料理などが振る舞われ、方々で酒宴やダンスが行なわれます。夜にはワイン学校でダンスパーティーが開かれ、ラストワルツの終了と共に祭りは閉幕となります。しかし、実際には一晩中騒ぎは続き、町の人々は朝までワインを飲み明かします。

・関連紫通りワイン専門学校


▼星ランプ祭(12月24日)
 12月24日には、子供たちの無事な成長を祈願する天恵祭が行なわれます。この日、市の東にあるランプ通りでは、星ランプ祭と呼ばれるイベントが開かれ、星に見立てたランプが一晩中灯されます。この通りにある街灯の中には、色硝子をはめ込むことが出来るように細工されたものもあり、1年のうちでこの1日だけ、色とりどりの光が町を包み込み、幻想的な光景を楽しむことが出来ます。
 また、この日は仮装行列が行なわれ、坂の一番下から丘通りの南側にある緑風教会まで、様々な姿に扮した子供が練り歩きます。その途中、子供たちは家々を訪れ、お菓子や小さな人形を受け取ります。イベントの最後に、教会の庭で仮装コンテストとダンスパーティが開かれますが、これは子供だけでなく大人も参加することが出来ます。

・関連ランプ通り丘通り緑風教会


▼自転車競技会(春/秋)
 春と秋に行なわれる自転車の競技会で、中央公園のサイクリングロードが会場となります。個人とチームの部があり、スピード競走や曲乗りなどの競技が行なわれます。

・関連中央公園サイクリング・ロード


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