駅裏通り

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「こちらの駅の裏手は、中央口のある広場の側と比べると少し寂れた印象を受けますが、市場にも近く船着き場もあることから、なかなかの賑わいを見せています。しっとりとした落ち着いた雰囲気のお店が多く、昔の静かなサリュンティルの趣を残している場所です」


名所など

船着き場

 河川管理局の建物がある場所で、市が管理しています。北にあるローゼンハイム街や、南のワールフィリア街とを行き来する定期船の発着所でもあります。

朝陽橋

 船着き場と市場を繋ぐ橋であり、様々な商品が上を行き交う、非常に交通量の多い場所です。朝の陽射しを浴びて川面のようにきらめく様の美しさから、このように名付けられました。

駅馬車発着場

 船着き場のすぐ南側は駅馬車の中央発着場になっています。そのすぐ裏手は厩舎になっていて、ここで馬を交換します。

草の想い亭

 ハーブを上手に使った料理が自慢のお店です。香草を詰めたアヒルの蒸したもの(400エラン)や、モツと香草とワインの煮込み(350エラン)などが非常に人気があります。朝早くから開いているため、市場帰りの方々がよく訪れるようです。

フィルガル骨董店

 主に家具を取り扱っているアンティーク・ショップで、いつも木の香りでいっぱいの静かなお店です。ご主人のフィルガル(65)さんは優しい方で、お客さんにはお茶を出して暖かく迎えてくれます。たまにカイテインからの輸入品など掘り出し物も見つかりますので、興味のある方はぜひいらしてみてください。

着せ替え蝶々

 裏通りにあってあまり目立ちませんが、知る人ぞ知る貸衣装屋さんです。主に劇団を相手に商売をしていますが、もちろん一般のお客様も利用することができます。不意のパーティの時や、いつもの余所行きにちょっと飽きたら、ぜひこの店を訪れてみましょう。いつもと違った自分を見つけることができるかもしれませんよ。


人物

突撃新聞娘 メリル=メア

種族:白人   性別:女    年齢:24
職業:新聞記者   出身:サリュンティル

解説:サリュンティル・タイムズの編集長の娘で、突撃新聞娘の異名をとる、猪突猛進型の性格です。短気で、男勝りで、意地っ張りで、色気より食い気で、いきおくれで……

アンソニー:「こんな同僚を見事にサポートしている僕って、ほんと偉いわ」

メリル:「なんですって? あんた、先輩に向かっていい度胸じゃない」

アンソニー:「(ぼそっと)いきおくれのくせに……」

メリル:「やかましい! (ごきっ!)」

ポーキー

種族:白人   性別:女    年齢:7
職業:初等学校学生   出身:サリュンティル

解説:甘えん坊な少女で、そばかすとくせのある巻き毛が特徴的です。キラキラ光るものが大好きで、つい3ヶ月ほど前にも、川べりに捨ててあったガラス瓶を拾おうとして見事に落っこち、大騒動を起こしています。さんざん叱られたにもかかわらず、本人はいたって気にしていないようで、今日もまた光り物を探して元気に駆け回っています。

一言:「だって、日の光を浴びて、本当に素敵だったのよ」

 


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