ガセット通り |
エリアラ:「主に工場労働者や農家の人々の住居が多い街で、ちょっと北の方へ歩くと、そこはもう一面のブドウ畑が広がっています。また、ランプ通りと並んで冒険者が多い場所でもあり、街の酒場には風変わりな格好をしたそれらしい人物が何人もたむろしています」
ミリトの雑貨屋 | ラドヴィ=ミリトさんの経営する雑貨屋さんは、こじんまりとした店舗ながらも、日常生活に必要なものはなんでも取り扱っている、とても便利なお店です。また、冒険者が使用する道具なども揃っています。 |
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代筆屋 | 貧民街が近く、農家の人々が多いこの街では、今でも代筆屋さんが必要なのです。もちろん字の読み書きができないというだけではなく、工場の事故で腕が動かなくなった人なども、この店を頼りにしています。 |
ウッドノート | 冒険者ギルドに属する数少ないお店であり、職業の斡旋をしています。この店にはいつの間にか七色鳥が居着いてしまって、この鳥のさえずりからウッドノート(森のさえずり)という名前がつきました。 |
マデリーン陶器窯 | 緋焼き陶器と呼ばれる南部特産の焼き物をつくっているのが、このマデリーン陶器窯です。淡い緋色地の焼き物に描かれたクリーム色の植物模様が美しく、いつまで眺めていても飽きを感じさせません。作品はすべて小売店に渡してしまうので、ここでは販売はしておりませんが、気に入った作品のうちの何点かは置いてあるので、お願いすれば見せて貰うことができます。 |
クリムゾン セレンティア |
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種族:白人 性別:女 年齢:32 |
解説:アネゴと呼ばれる古株の冒険者です。あきれかえるほどのガサツな性格で、彼女の部屋に入った泥棒も、その乱雑ぶりに匙を投げて何も盗らずに出ていったという逸話があります。しかし、そんな彼女にも女らしい部分はあって、3年前から29歳だと言い張っています。剣の腕は確かで、冒険者仲間からは頼りにされています。かつてアイリスとレア(ランプ通り)の父親とコンビを組んでおり、冒険に出ていない日は2人の様子をちょくちょく見にいっているようです。愛用の剣の鞘と、その髪と瞳の色から、クリムゾンの二つ名で呼ばれることもあります。 一言:「29だってば!」 |
糸使い レアリッシュ |
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種族:白人 性別:男 年齢:17 |
解説:セレンティアの若き相棒であり、名うての冒険者でもあります。霊糸系の術法を使うことから、糸使いとも呼ばれています。決して家事が好きというわけではないのですが、セレンティアがあまりにもだらしないので、彼女の部屋を片付けたり破れた服を繕ってやったりしているようです(だから糸使いという説もある)。冷静なようでいて気が短く、挑発に乗りやすい一面もあるようです。 一言:「ほら、アネゴ、ご飯こぼさない!」 |
クリュオ=スタック |
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種族:白人 性別:男 年齢:27 |
解説:かつては冒険者だったのですが、現在は剣を捨て、工場労働者として生計を立てています。恋人でもあった仲間を冒険の途中で失い、非常に厭世的になっています。恋人の命を奪った刃物に関しては恐怖症にも近い感情を抱いており、家の中には包丁の一本も置いていません。 一言:「戦いなんて、虚しいだけだよ……」 |
シフォンヌ |
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種族:白人 性別:女 年齢:36 |
解説:印刷所で活字拾いをして生計を立てている女性です。夫とは数年前に死別しており、身寄りもないためやむなく貧民街で生活しています。最近、彼女は捨て子の女の子を拾っており、その子を自分の子供として育てることにしました。というのは、彼女は自分の子供を流産で亡くしており、それが原因で二度と子供が産めない体になってしまったからです。生活は苦しいものの、職場の仲間や近隣の人々の助けを借りながら、懸命に頑張っています。 一言:「ええ、あの子の代わりに授かったような気がして……」 |
テテスコ |
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種族:白人 性別:男 年齢:25 |
解説:とにかく謎の人物で、裏組合に所属しているにもかかわらず、犯罪行為で金を稼いだという話は聞いたことがありません。たまに遺跡の探索に同行するなど、冒険者まがいのことをやっているようですが、何かあるたびに反射的にアクロバットを敢行するため、いつも生傷が絶えません。彼と同行したものは、「二度とヤツとは仕事しねえ」と口を揃えていいます。 一言:「ていやっ! (ゴスっ)……はうっ!」(←柱の角に頭をぶつけたらしい) アンソニー:「だから、飛ぶな、跳ねるな、転げるなというに……」 |