大時計通り |
エリアラ:「鳩の時計塔(鳩の塔)と呼ばれる時計台が見下ろすこの通りの周辺は、市役所や郵便局などの公共の建築物が集中しています。いわば、サリュンティル市の政治の中心街とも呼べる場所で、朝夕はスーツ姿の通行人でごった返しています。通りの幅はかなり広いのですが、背の高い建物が多いためか、少し狭苦しい印象を受けます」
鳩の時計塔 |
聖暦697年に建設されたもので、当時は単に大時計塔と呼ばれていました。後に、この塔に鳩が集まることから、鳩の時計塔の愛称で市民に親しまれています。カタリナ正教会に次ぐ高さの建築物でもあります。 |
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市役所 | 時計塔の目の前にあるのが、私の勤務するサリュンティル市役所です。朝9時から夕方5時までとなっておりますので、何かお困りの際は遠慮なくいらして下さい。明日のサリュンティルのために、力を合わせて頑張りましょう。 |
紳士クラブ | ビリヤードやフェンシング場などのある会員制のお店です。入会金と年会費がそれぞれ30万エランと高額ですが、中にある施設は自由に使用することができます。 |
割れ鐘屋 | 時計塔のすぐ北にある輸入雑貨店で、花瓶や置物といった室内装飾品を主に取り扱っています。昔は鐘の振動で、よくガラスの置物などが床に落ちたりしていたそうですが、最近は予防策は万全だそうです。 |
雪の森 | ユークレイ直輸入の凍湖の氷を使ったデザート・アイスで有名な高級レストランです。また、チョコレート・ムースの果物添えに、薄くカリカリに焼いた小麦粉をバラバラにして淡雪のように散らす、雪の花というデザートも人気があります。 |
音楽箱 | 市で一番大きな楽器屋さんで、楽譜の品揃えも間違いなく最高のお店です。出張修理も受けつけてますので、サリュンティル市管弦楽団の御用達となっています。 |
市長 ウィード=マイヤー |
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種族:白人 性別:男 年齢:50 |
解説:新しく市長になったばかりで、とにかく張り切っています。元気が有り余っているのか、やたら新しいことをやりたがる改革派で、今年の冬には雪ランプ祭なるものを計画しています。少し派手好きのきらいはありますが、良い意味でサリュンティルに吹く新しい風になってくれることでしょう。これからの働きぶりが期待されます。 一言:「どうですか、この街は? 素晴らしいところでしょう」 |
美人館長 セフィス=メイクロア |
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種族:白人 性別:女 年齢:35 |
解説:典型的な眼鏡美人で、いつも艶っぽい表情で微笑んでいます。最近ではその知的な美貌にまいってしまった独身男性が、用もなく図書館に通い詰めるという現象が起こっています。料理も得意で、家庭的な一面もあるのですが、なぜかまだ独身です。そのことを尋ねられると、「あまり良いご縁がなくて……」と返されるのですが、ご婦人方は何か原因があるのではとよく噂しています。 一言:「本は人生の良き隣人ですわ」 アンソニー:「酒乱の気があるようで、たった一杯のワインでもめちゃくちゃ乱れるとか……見てみたいですね」 セフィスの友人一同:「……悪いことはいわないから、やめときなさい」 |
ナリアータ=サリファ |
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種族:白人 性別:女 年齢:15 |
解説:引っ越してきたお嬢様と見せかけて、実は成り上がりの庶民です。懸命に猫をかぶっているのですが、そこかしこに粗雑さがかいま見えます。本人もそろそろお嬢様ごっこに疲弊しているようで、ボロが出るのも時間の問題でしょう。 一言:「いいんだ、ど〜せただの一庶民なんだから」 |
時計塔の鐘男 マクマリエル |
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種族:白人 性別:男 年齢:24 |
解説:鳩の時計塔の管理人で、エナス(学生街)の息子でもあります。母親とは正反対で無口で不器用な性格ですが、若いながらも非常に優秀な時計職人です。サリュンティルの1日は、彼が鳴らす鐘の音で始まります。 一言:「…………」 アンソニー:「なんでもいいからしゃべりなさいって」 |