○肉体的なダメージ
ダメージを受けた場合は肉体耐久値(活力と生命)が減少する。通常、肉体に与えられるダメージはまず活力に適用される。ダメージが蓄積し、活力がマイナスまで減少する場合には、生命の値にダメージが適用される。生命の値はマイナスになることもある。
○効果値
岩の落下や罠などによるダメージは、GMが任意に難易度を決定して判定を行う。この難易度のことを効果値と呼び、判定に失敗した場合は[効果値−達成値]のダメージを受けることになる。効果値によるダメージは、反応抵抗や肉体抵抗などで減少させることができる。
○負傷の影響
肉体耐久値が減少するとキャラクターは気絶したり、ひどい時には死亡することもある。その際には、肉体抵抗を用いた気絶判定や死亡判定を行う。
○肉体耐久値の回復
6時間以上の睡眠をとった場合は、それぞれの耐久値に関連する主能力値のぶんだけダメージが回復する。ただし、生命がマイナスの時はそれぞれ1ポイントしか回復しない。休息が不十分だった場合、回復する値は一段階下がる。休息をとらなかった時は、いかなる状態でも自然回復は起こらない。
難易度1の医療知識(一般:知+記憶)の判定に成功すれば、気絶している者を起こすことができる。相手の生命の値がマイナスになっていれば、その分の修正を受けることになる。
強度を難易度とした肉体抵抗を行い、達成値が強度に及ばない場合は影響を受けることになる。毒は特定の解毒薬、あるいは術法などによって解毒できる。解毒薬がある場合は、その強度の分を毒の強度から引ける。術法の場合には、毒の強度を難易度とした判定を行い、強度以上の達成値を出さなければならない。
強度を難易度とした肉体抵抗を行う。失敗すれば開始時間を過ぎたあたりから症状があらわれ、同時に肉体抵抗の値が一時的に1低下する。判定は進行速度に書かれている時間が経過するたびに行う必要があり、成功した場合は減少した抵抗値が+1される。抵抗値がもとの値に戻れば病気は全快となるが、肉体抵抗の値が0以下になった場合は、1日以内に薬を服用したり治療を受けるなどして抵抗判定を行える状態にしなければ死亡する。