使用人

概略従者雑役夫


 

概略


タイプ 説明
従者  特定の人物に仕え、身の回りの世話やスケジュールの管理を任されている者です。執事や秘書といった職業になります。
雑役夫  メイドや庭師など、細かい雑事などを行う使用人です。


○解説

 使用人として貴族や裕福な家庭に雇われ、さまざまな雑務をこなします。雇用者に逆らうことは許されず、与えられた仕事を的確にこなすことだけが要求されます。
 従者はそれなりの扱いを受けますが、雑役夫の仕事は奴隷階級の人間が行うこともあり、仕事の割には賃金が低いのが実状です。とはいっても、住み込みであれば家や食事に困ることもなく、主人の機嫌を損ねないように仕事をこなしていれば、特に問題なく生活することができるでしょう。


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従者


使用人
タイプ:従者
身分:市民階級(中層)
最低年齢:なし
財産レベル:自由
収入タイプ:固定/不定
標準収入:10〜30万エラン
推奨技能
 記憶技能:職業知識【従者】/上流知識
 判断技能:観察力/管理統制
必須専門分野
 職業知識【売春】:業務内容(知)/地域知識【各種】(知)
 管理統制:管理【各種】(知)
説明:特定の人物に仕え、身の回りの世話やスケジュールの管理を任されている者です。執事や秘書といった職業になります。
所持品:使用人服


サブタイプ:執事
推奨技能
 記憶技能:職業知識【執事】
 判断技能:観察力/管理統制
必須専門分野
 職業知識【執事】:業務内容(知)
 管理統制:管理【各種】(知)
説明:貴族や裕福な家庭に仕え、その家の雑事や家計のいっさいを取り仕切る役目です。主の代理で様々な仕事を任されることもあります
所持品:執事服、万年筆、手帳


サブタイプ:秘書
推奨技能
 記憶技能:職業知識【秘書】
 判断技能:観察力/管理統制
必須専門分野
 職業知識【秘書】:業務内容(知)
 管理統制:管理【各種】(知)
説明:会社役員などの仕事の補佐やスケジュール管理を行う仕事です。
所持品:万年筆、手帳


サブタイプ:騎士従者
推奨技能
 運動技能:格闘/近接武器/防御/騎乗技術
 作業技能:銃器操作
 記憶技能:職業知識【騎士従者】/社会情報/上流知識/教育知識/軍事知識
 判断技能:観察力/管理統制
必須専門分野
 職業知識【騎士従者】:業務内容(知)
 社会情報:社会制度(知)
 上流知識:社交界知識(知)/礼儀作法(知)
 管理統制:管理【各種】(知)
説明:騎士として軍務に務める貴族の身の回りの世話や補佐、護衛を行う仕事です。
所持品:軍服、武器1つ、防具1つ


○解説

 特定の人物に仕え、身の回りの世話やスケジュールの管理を任されている者です。主に執事や秘書といった職種になります。従者には主人に対する忠誠心や細やかな気配り、それから忍耐力が必要とされます。何より重要なのは主人から信用されることです。ですから、時間にだらしなくてはつとまりませんし、ミスをしない慎重さや冷静さも要求されます。それから下の人間に指示を与えて的確に仕事をさせたり、家計を切り盛りする管理能力もなくてはなりません。さらには主人の代理で仕事をこなすこともあるので、多方面についてそれなりの能力が期待される職業です。


・騎士従者
 騎士として軍務に務める貴族の身の回りの世話や補佐、護衛を行う仕事です。家督を相続できない貴族の子弟がこの道を選んだり、士官の中から選ばれてこの職に就くということがあります。基本的には軍人として扱われますが、特定個人に仕える場合もないわけではありません。


○条件

 従者となるために絶対に必要は条件というものはありませんが、ある程度の教育を受けたり、礼儀作法を要求されるのが普通です。あるいは子供の頃から主人に仕えることによって、専門的な知識や技術を身につける者もいるでしょう。


○コネクション

 従者は高い身分の人間か、それなりに裕福な家庭や人物に仕える職業です。そのため、上流階級の人々と顔見知りであったり、資産家などにも顔を覚えてもらっていることでしょう。秘書であれば関連分野の人間や研究者などに知り合いがいることがあります。騎士従者であれば貴族や軍部の人間にある程度の繋がりを持っています。


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雑役夫


使用人
タイプ:雑役夫
身分:市民階級(中層)
最低年齢:なし
財産レベル:自由
収入タイプ:固定/不定
標準収入:1〜5万エラン
推奨技能
 作業技能:家事/運転技術
 記憶技能:職業知識【使用人】
 判断技能:管理統制
必須専門分野
 職業知識【使用人】:業務内容(知)/地域知識【各種】(知)
説明:炊事や洗濯、あるいは馬の世話など、家庭での雑用の一切を行うのが召使いの役目です。
所持品:使用人服


○解説

 メイドや庭師など、細かい雑事をこなす使用人です。市民階級の中では身分が低い方の職業で、仕事の内容によっては労働者階級として扱われることがあります。雑役夫の中にもそれぞれ階級意識のようなものがあり、仕えている年数でも上下関係ができてゆきます。
 仕事の内容は様々で、それぞれ得意とするものはあるでしょうが、使用人の数が少ない場合はすべてをこなさなければなりません。主人が起きる前から働きはじめ、夜遅くまで仕事をこなさなければならないのが普通です。休めるのは寝るときと作業の合間、それから交代で取るたまの休日くらいのものでしょう。
 なお、召使いは乳母として子守りや躾をまかされることもあります。きちんとした教育を受けている者が、幼い子供の教育係を受け持つのはよくあることです。そういう場合は、家庭教師のデータも合わせて参照して下さい。


○条件

 雑役夫として働くには、特別な条件が必要とされることはありません。親が使用人として働いていれば、子供の頃からその手伝いをして仕事を覚えてゆきます。親と同じ主人に仕えることも多いでしょう。なお、裕福な家庭の料理番は、一流のレストランなどから引き抜かれてくることもあります。


○注意

 雑役夫は通いで働く者と、主人の家で寝起きをする者の2つのタイプがあります。特定の家に仕える者は特に立場が低く、あまり自分の時間を持つことが出来ませんので、そのままゲームで使うには不適当な職業となります。なるべく主人の屋敷を中心としたシナリオでのみ使用するように制限を設けた方がよいでしょう。


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概略従者雑役夫