一般植物/ナ行

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植物名 不明度 生息地 説明
ナツカイドウ
(夏街道)
全域  よく街道沿いで見かける夏草で、ラベンダーを小さくしたような形をしています。ハッカに似た匂いを漂わせており、ポプリにして少女たちが身につけていることもあります。
ナナツアヤメ
(七つアヤメ)
西部  1つの茎にいくつもの花を咲かせることから、このような名で呼ばれています。また、1本に様々な色の花を咲かせることから、こう呼ばれるようになったという説もあります。湿地近くに生えており、観賞用植物として好まれております。
ニガスモモ
(苦李)
中央部  スモモの一種で、普通に食べるには苦すぎますが、酒にするとビールのようなほどよい苦みとなります。この酒は光に透かして見ると非常に美しく、逢魔の雫と呼ばれるほどの妖しい琥珀色をしています。
ニジムラサキ
(虹紫)
ユークレイ周辺  サフランによく似た形の紫の大輪を咲かせる花で、見る角度によっては虹色の輝きを放ちます。これは花の表面に油脂が浮き出ているためで、マダラムラサキという名のハチを呼び寄せる役割を持っています。山地に点在しているため、特にこの油を利用するということはありません。
ニセカエデ
(偽カエデ)
アルメア周辺  香木として知られている有名な木で、アルメアの主要産物として輸出されています。ビャクダンのような香気を放ち、幹は彫刻や家具にも利用されます。カエデと見た目はほとんど変わりませんが、実際は全く異なる種類の植物です。
ニンジンカズラ
(人参葛)
セルセティア  別名を黒人参といい、濃茶色をした人参によく似た根塊をもつことから、このように呼ばれています。赤色病という熱病の特効薬で、この根を煎じて服用します。非常に高値で取り引きされています。
ヌメリハ
(ヌメリ葉)
フリスタス  クリのような形の大きな葉をつける木で、高さは3mほどになります。葉をちぎってしばらく断面を擦っていると、粘着性のある液が出てきます。これは傷口を塞ぎ、化膿止めとしての効果があります。
ネジレノキ
(捻じれの木)
10 大森林  幹が螺旋にねじれている木で、数本の細い幹をよじってつくったように見えます。この木は最初の頃はまっすぐに伸びるのですが、年月を経るごとにねじれがきつくなってゆきます。樹液はシロップとなり、エルフたちがこれを利用しています。
ネバリアシ
(粘り葦)
西部  アシの一種で、根から粘着性の物質を出してすぐに地面を固めてしまうため、他のアシよりも干拓に使われる割合が高いようです。この粘着物質は肥料になり、肥沃な土壌をつくることができます。
ノコギリスギ
(鋸杉)
フリスタス  葉が非常に硬く、側面が鋸歯状になっています。この葉は刃物として使用することができ、これを利用する赤人の部族もいます。
ノノコミチ
(野の小道)
ルクレイド周辺  道端によく生えている、スズランによく似た小さな白い花なのですが、花が常に北を向いていることから、古来より道しるべとしてよく知られています。「野の小道に聞きなさい」という言葉がありますが、これは自分を見失わないようにという意味です。


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