警察官

仕事装備


 

仕事


 警察は人々の生活の安全を守るためのに活動する組織であり、犯罪に対しての抑止力とならなければなりません。彼らの仕事は、まず犯罪の予防から始まります。これは警察官の日々の巡回によってなされており、交替制で街を出歩いています。そして、何かもめ事があった場合には、対応できる範囲ならばその場で対処しますし、できなければ本部に応援を要請します。しかし、警察も貧民街には出向こうとはしません。もちろん犯罪が通報されれば出動しますが、それもいやいやといった具合です。そのことが貧民街の犯罪を助長させているのは間違いありません。


○捜査活動

 実際に犯罪が起こった後の捜査活動は、警察の中でも刑事の管轄となります。事件現場を検証したり聞き込みを行なったりして、事件の解決に奔走するのが彼らの役目です。刑事は犯人を追い詰める立場でありますから、目立つわけにはいきません。ですから背広などの私服で出歩き、制服はありません。ただし、身分を証明するバッジや手帳、そして何らかの武器を携帯しています。


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装備


 警察官の装備は、国家や警察組織によって異なります。ここで話すのは一般的な傾向であり、政情が安定していない国家や犯罪の多い地域では武装が強化される場合がある、ということを覚えておいて下さい。なお、治安判事がいる国家では、装備は各地域の自治体の方針(法執行機関や警察本部の決定)に従うことになります。


○基本装備

 どの警察組織でも支給される装備というのは、制服と警察手帳、および筆記用具ぐらいになります。
 一般の警察官は自分の存在をアピールするために、一目でそれとわかる制服に身を包んでいるのが普通です。これが無言の威圧となり、犯罪を押しとどめるというわけです。彼らは暴力に対抗するためや身を守るため、あるいは犯罪者を威圧し捕えるために、警棒や剣、あるいは銃を持ち歩く場合もあります。ですが、これらを無分別に使うことが許されているわけではありません。無用な暴力は警察官であっても犯罪です。


○武装

 警察官の武装はおよそ控えめなもので、一般の警察官は警棒を携帯する程度になります。この点が、軍隊よりも市民に受け入れられる理由なのです。ただし、より野外に近い田舎の詰め所などでは、変異体への対抗策として拳銃の携行を許される場合があります。また、特別な警戒態勢にある場合は、一般の警察官にもサーベルや拳銃などの武装が許されます。
 刑事も武装についての規定は警察官と一緒です。ただし職務の性格上、目立つわけにはゆかないので、サーベルや警棒を持つということはありません。武装をする場合は拳銃を持つことになります。


・特殊装備
 これらとは別に、通常時から強力な武装を許された、武装警官というものも存在します。彼らは平時から帯刀しており、懐には拳銃を携行しています。しかし、彼らが出動するのは非常事態に限られており、そのまま町中で警備をするというわけではありません。

・拳銃
 たいていの国家では、拳銃といっても単発拳銃や連発二装拳銃がせいぜいで、それ以上のものは変異体を相手にする際などの非常事態において、武装警官が装備するだけとなります。地域によっては、護身用拳銃しか渡されないこともあります。リボルバー拳銃のような新式のものは、ロンデニアや神聖同盟3国、あるいはフレイディオンやライヒスデールといった、科学技術が進んだ国家でしか支給されることはありません。


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