◆術のタイプ
タイプ |
説明 |
通常 |
対象が視覚的に認識できているか、そうでない場合は接触している必要があります。また、このタイプの術は壁などがあれば、障害物に対して術の効果が適用されます。 |
距離 |
対象が視覚や触覚によって認識できていなくても、明確に思い出すことができれば、術をかけることが可能です。ただし、これは相手のことをよく知っている必要があります。 |
範囲 |
障害物の有無に関係なく、術は効果範囲内の全てに適用されます。対象や効果範囲を認識している必要はありません。 |
限定範囲 |
相手にものを見せたり、音を聞かせたりすることで効果を及ぼす術です。このタイプに含まれる術は、音を消したり視線を外したりすることで、術の効果を無効とすることができます。この場合は、反応抵抗の判定に成功しなければなりません。それから、このタイプの術は距離や効果範囲を拡大することはできません。 |
集中 |
術の効果を維持するために、持続時間中は特定の行為を集中して行う必要がありますこの間に何か他の行動(行為判定)を行った場合は、必ず集中が途切れて効果が完全に消滅してしまいます。ただし、非常にゆっくりとした移動など、判定を必要としない行為を試みることは可能です。 |
感知 |
何かの存在を感知する術です。このタイプの術は、対象や効果範囲を認識している必要はありませんし、相手は抵抗判定を行うことができません。判定に成功していれば必ず情報が得られます。効果範囲内に存在していても、特定の術で守られているなどの状態になければ、術がかけられたことを感知できません。 |
魔力付与 |
物体に魔力を付与する術で、主に武器の強化のために利用されます。持続時間のあいだは内側にはダメージが伝わらなくなり、破壊武器として扱われます。このタイプの術は生物にはかかりません。それから飛び道具にかける場合、弾丸など個別の追加武器に対して、1回ずつ術をかける必要があります。 |
幻術 |
このタイプの術でつくりだされたものは、半実体化した魔力として存在します。術によっては映像だけでなく、触れても気づかない幻想体をつくることが可能です。相手が疑問を感じた場合は判断抵抗での対抗判定となり、勝利した場合は幻術の効果を破ることができます。 |
呪詛 |
このタイプの術は、通常の魔力解除の術では効果を打ち消すことはできません。呪法解除(魔力操作系)や呪詛払い(浄化系、霊媒系)などの特殊な術のみが対抗効果を持ちます。 |
特殊 |
このタイプの術は主に奇跡として認識されています。距離や効果範囲などは術者の望みによって変化します。その妥当性については、GMが判断して下さい。 |