概略
○解説 技術職の一種ではありますが、知識を伴った技術者を区別して技師と呼びます。全体に新しい時代の技術を身につけた人間で、社会から将来的な期待が寄せられています。一般には市民階級となるのですが、発明家などは知識人階級として尊敬を受けたりします。 先頭へ
|
整備技師
○解説 機械の修理や整備を行ったり、設計図に従って機械を製作したりするのが整備技師です。蒸気機関や霊子機関といった動力機関、工場機械、自動車、重機械など、機械を取り扱うありとあらゆる人がこの職業にあてはまります。主に修理や整備を行う者は整備員、動力機関を専門に取り扱う物は機関士などと、作業内容によって別の呼び方をされているようです。それぞれ特定の機械を専門としておりますが、専門以外の機械を扱うことも期待されますし、ある程度は実際に取り扱うことができるのが普通です。 科学の発展期である現在のエルモア地方においては、整備技師は花形的な存在ということができるでしょう。未来をつくるのは自分たちだと信じて、その技術を高めるべく努力するのです。特に少年たちにとっては、憧れの職業の1つとして数えられています。 ○条件整備技師になるためには、初等学校を卒業した後に専門の技術学校に入学し、機械の取り扱いについて学ばなければなりません。専門学校には入らず、どこかの工房に所属して実地で技術を学ぶこともありますが、一通りの作業をこなせるようになるまでには、それでも3年以上の経験を必要とするでしょう。また、暇な時間を見つけて、独学で勉学に励まなければなりません。 ・経歴 ○コネクション整備技師は自分が働く工場や工房、そして卒業した技術学校の同窓生などに知り合いが大勢いるでしょう。他にも物資の仕入れ先や取り引き業者、あるいは工房のお得意さんなどにもコネがあります。また、軍事工房に勤める者であれば軍人、列車の機関士として働く者は駅員などとも顔見知りになっているはずです。 先頭へ
|
機械開発者
○解説 新しい機械の設計や開発を行う職業で、物理学や機械に関する様々な科学的知識を必要とします。フリーの者もいますし、国家や学術機関に所属する者もいます。フリーの開発者は自分の工房を持ち、そこで機械の整備や修理をおこなって発明資金を稼いだり、自宅で発明を行ってその成果を売り込んで生計を立てています。 ○条件機械開発者になるためには、非常に高度で専門的な教育を受ける必要があります。通常は大学校を卒業しておりますし、それから大学院に進む者も少なくありません。一方で、まったく独自の理論と勘のみで新しい発想を形にしてしまう、一種の天才とも呼べる人種も存在します。こういった特殊なタイプの発明家は、GMの許可を得てから使うようにして下さい。 ・経歴 ○コネクション 普通の機械開発者は大学校を卒業しておりますので、研究室の人間やその部屋の卒業生にコネがあるでしょう。大学の研究室からは研究機関や有名企業などに就職する者が多く、さまざまな便宜を図ってもらえたり、有用な情報を流してもらえる可能性があります。 先頭へ
|
建築技師
○解説 建築物や公園などの設計を行う者で、物理や数学などの高度な知識が必要とされます。建築の歴史や製図、それから材質などについての知見はもちろんですが、芸術的なセンスも問われる職業です。そのため、建築家として活躍する芸術家も存在します。 ○条件建築技師になるには資格を必要とします。そのため、数学や物理についての高度な知識と、建築に関する専門知識を身につけなければなりません。通常は専門の建築学校か大学校で教育を受けて、卒業前に資格を取ります。その後に建築事務所で何年か経験を積み、自分の事務所を構えるようになります。 ・経歴 ○コネクション建築家同士の交流もありますが、何より顧客との関係が重要です。貴族や自治体の担当者に繋がりがあれば、非常に有益となるでしょう。また、建設業者の方から顧客を紹介されることもありますので、関連業者との関係も大事にしなければなりません。それから、一流の建築家は芸術家などとも親交がある場合があります。 ○その他建築についての知見が深いことから、遺跡発掘のアドバイザーとして呼ばれることもあります。また、通常のシナリオの中でも隠し部屋を発見したり、密室トリックを解く役目になることも可能でしょう。 先頭へ
|