一般植物/サ行

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植物名 不明度 生息地 説明
サカサスミレ
(逆さスミレ)
カスティルーン  花が下を向いているスミレで、その姿はまるで悲しんでいるように見えます。普通のスミレよりも赤みがかっており、水辺に咲いていることが多いようです。
サナギラン
(蛹蘭)
ユナスフィール  ミズガネチョウの蛹によく似た筒状の花をつける草で、このチョウの雌に似た匂いを放って雄を呼び寄せます。根に薬効があり、すり下ろして化膿止めとして使われています。
サメノヒレハグサ
(鮫の鰭葉草)
西部  浜辺に生える草で、サメの尾びれに似た葉があります。この葉の煮汁から寒天に似たデザ−トをつくることができ、牛乳と砂糖をまぜて固めたミルキーゼリーなどが人気があります。
サラシャ・サラシャ ライヒスデール周辺  伝説の踊り子サラシャにちなんで名付けれらた草で、扇状の薄桃色の1枚の花弁が風に揺れる様が美しく、貴族たちに好まれています。
サラマメ
(サラ豆)
ジグラット  エンドウ豆によく似たマメ科植物です。この豆の特徴的な点は、デンプン質を多く含んでいることです。さやから豆をはずして乾燥させると、表面にデンプンが浮き出してきてサラサラとした手触りになることから、サラマメという名になりました。ジグラットの主食の1つであり、タンパク質とデンプン質を同時に含んだ、非常に質のよい食品です。料理に使うと片栗粉のようなとろみが出て、独特の味わいが楽しめます。
サリア カルネア周辺  夏に咲く小さな白い花で、畑沿いによく生えています。二輪が寄り添って咲くことから、恋人たちの花として知られており、若い男女が一輪ずつ隠し持ってお守りにするようです。この花にちなんだサリア哀花という民謡があります。
サルビアノナミダ
(サルビアの涙)
南部  サルビアに寄生する蔓植物で、サルビアの葉の真ん中に白い美しい花をつけます。この花は長い期間を蕾のままで過ごし、その蕾が雫のような形をしていることから、サルビアの涙という名前がつきました。
サンコスモス 全域  夏に咲く黄色のコスモスで、花弁はてのひらほどの大きさがあります。根をすりつぶして、湿布薬として使用します。
サンショクツツジ ペトラーシャ周辺  花弁の周囲は濃桃色でその内側は白く、そして中心は炎が揺れているような黒い模様が描かれています。この草の葉は痛み止めに使用されます。
ジャコウタケ セルセティア  ジャコウによく似た匂いを放つ竹で、燃やすことでより洗練された香りになり、軽い催眠効果を発揮します。これを細く加工した竹香は広く一般に普及しています。
ジャスミン・ブルー 全域  常緑の3mくらいの低木で、青い十字の可愛らしい花をつけます。香水の原料として非常に有名であり、独特の甘い香りがします。この花や葉を乾燥させたものはブルー・ティーとして売られており、その爽やかさが女性に好まれています。
スカシスイセン
(透かし水仙)
東部  小振りの水仙で、草丈は30cm程度にしかなりません。この花の特徴は、花弁を日に透かすと女の子の横顔のような模様が見えることで、幼くして死んだ少女の魂が宿っているのだと言われています。
スズノキ
(鈴の木)
ライヒスデール周辺  クルミの近縁種で、樹皮や葉の形はほとんど区別がつきません。明らかに異なるのがその実で、ぎっしりと詰まっているのではなく隙間があるため、強い風が吹くとカラコロと音を立てます。実には渋みがあるためそのままでは食用に適さず、主に油脂分を絞って利用します。
スノー・ホワイト カスティルーン  雪の結晶の形をした花を咲かせる珍しい花で、樹氷の森の近くに生えています。普通の雪と同じく、気温や湿度などの天候に敏感に反応して花の形を変えるので、1つとして同じものはないと言われています。
スレンダー・ワルツ エリスファリア周辺  水仙の仲間で、美しい黄色い花をつける植物です。花弁の上に虫が乗ると、細長いおしべがゆっくりと揺れて虫を中に誘い込みます。これにつられて虫が花の奧に入っていくと、その体に花粉がたっぷりついて、自動的に花粉を媒介してくれるという仕組みになっています。この時の動きがワルツを踊っているように見えることから、この名がつきました。
セルアシャ カーカバート  れんげ草に良く似た青い花をつける草で、カーカバートとメルリィナの国境にある断崖の付近でしか生育していません。若返りの薬として非常に高価な値で売買されています。本当に若返るわけではありませんが、一時的に老化を停止させる作用があります。
ソヨカゼノキ
(微風の木)
ユノス  トチノキの仲間なのですが、せいぜい3mほどにしかなりません。この木はいつもさわさわと葉を揺らしており、まるで周囲に微風が吹いているように、とても涼やかな感じを与えてくれます。


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