植物名 | 不明度 | 生息地 | 説明 |
---|---|---|---|
アイリス・レモン | 2 | ルワール大公国周辺 | レモンのような香りを放つアヤメで、初夏に紫色の花をつけ ます。ポプリなどによく使われており、心を落ち着ける作用があります。 |
アオツメクサ (青摘草) |
3 | ジグラット周辺 | 春先の野原にあらわれる摘草で、青い花が咲きます。ジグラ ットの結婚式では、花嫁の友人がこの花で首飾りをつくり、 花嫁に贈る習慣があります。 |
アカカザグルマ (赤風車) |
4 | 北部 | 秋に庭先などに咲く花で、その名の通り赤い風車に見えます。花が枯れそうになると付け根がしおれて、風を受けて回るよになります。しばらくすると花はねじ切れ、種が地面に落ちるような仕組みになっています。 |
アサヒゴケ (朝日苔) |
5 | フリスタス | 朝日を浴びると水分を放出する苔で、夏の湿原に生えます。放出した水分は露となり、朝日の輝きを美しく照り返します。 |
アサムラサキ (麻紫) |
3 | エリスファリア | 淡黄色の花をつける普通の麻とは異なり、夏に紫色の花をつけます。茎も紫色をしているので、これから取れる麻糸もまた紫色をしており、高額で売買されています。 |
アップルポップ | 4 | ユナスフィール | 両手で包めるくらいの小さなリンゴをつける木で、春から初夏にかけて白い花を咲かせます。この花の蕾は勢いよく開いて、大量の花粉を弾き飛ばします。 |
アブラマツ (油松) |
3 | 大森林 | 低山にみられる針葉樹で、幹から油がしみ出すのが特徴です。発火しやすく、しばしば山火事の原因となります。 |
アマコムギ (甘小麦) |
3 | メルリィナ周辺 | 果糖を多く含んだ実をつける小麦です。非常に甘く、菓子などをつくる時に使用します。栽培が難しく収穫量が少ないので、非常に高価な作物として知られています。 |
アメアジサイ (雨紫陽花) |
4 | ユノス周辺 | 雨上がりにだけ咲くアジサイで、赤紫の花をつけます。非常によい香りを放ち、街路や庭先によく植えられています。 |
アヤヤマブキ (綾山吹) |
3 | 西部 | 草丈の長いヤマブキです。茎は非常に丈夫で、大人が千切ろうとしてもなかなか切れません。女の子たちはこれを綾取りの糸にして遊びます。 |
アリアナ・ローズ | 1 | ユナスフィール | 聖母アリア教会の中庭にだけ咲くバラで、純白の花をつけます。このバラの花弁は蘇生や癒しの力をもつことでよく知られています。このバラが咲かない年は、不吉なことが起こるようです。 |
アリノマクラ (蟻の枕) |
5 | 都市国家半島 | 小さい俵型の花をつけるランの一種で、草丈は10cmほどしかありません。この花に蟻が集まることと、花の形が枕に似ていることからこのような名がつきました。 |
アロマベリー | 2 | ソファイア周辺 | 人間の背丈ほどの低木で、その紫色の実は非常に良い香りを放ちます。この実は香水の原料として使われており、女性にもっとも人気のある香りの1つです。 |
アワゴメ (泡米) |
3 | セルセティア | 背丈が2mくらいになる水稲で、米の粒が大きいのが特徴です。この米は中に小さな空洞がたくさんあり、熱をかけると空気が膨張して大きく膨らみます。これは急激に熱をかけると、ポップコーンをつくる時のようにはじけ、サクランボほどの大きさになります。この時の膨らみ具合が泡のように丸く見えることから、泡米の名がつきました。 |
イズミヒナゲシ (泉ヒナゲシ) |
7 | ルクレイド | 冬の泉や湖の底に咲くヒナゲシで、真紅の花を咲かせます。愛を伝える花として知られており、男たちは思い人に贈るために寒さに耐えて水に潜ります。 |
イドハナフサ (井戸花房) |
1 | 南部 | 井戸の壁に生える草で、細い花弁の集まった房のような花が咲きます。この草は澄んだ水のあるところにしか生えず、この花が咲くことはあまり水に不純物が含まれていないことを表わします。 |
イヌクグリ (犬くぐり) |
4 | 全域 | 雑草の1つで草丈は70cmほどです。この草は穂先が地面にもぐる性質があり、のちにその穂先の部分が根に変化してしまいます。そして根からはまた同じように茎が生えます。こうして犬がくぐれるくらいの草のアーチができることから、イヌクグリの名がつけられました。子供たちが野原で遊ぶ時は、よくこの草に足を取られた転んでしまいます。 |
イワオトメ (岩乙女) |
7 | ジグラット | 高山植物で、親指の爪ほどの小さな白い花を咲かせます。岩の中に根を張ることとその可憐さから、この名がつけられました。肺炎の特効薬としても知られています。 |
ウィドウズ・クライ | 4 | ライヒスデール | 未亡人の叫びという意味をもつこの草は、紫色の花弁を陽に透かすとまるで女性が泣いているような姿が浮かび上がります。また、茎にあいている穴を風が通ると、泣いているかのような無気味な音を立てます。 |
ウィンディ・リューン | 5 | カスティルーン | ネコジャラシのような形の穂をもつ草で、丈は30cmほどです。この穂が風になびくとリューンという美しい音が鳴り響きます。この草の葉はうがい薬として使われます。 |
ウェディング・ベル | 3 | アルメア | 家の壁などを覆う蔦植物で、親指くらいの太さがあります。教会の鐘などにも絡み付いていて、結婚式の時に新郎新婦が蔦を引いて鐘を鳴らすことからこの名がつきました。 |
ウォーター・ベリー | 2 | エストルーク | 水の中に生えているベリーで、パイや酒やパンなどの様々な料理に利用されます。 |
ウタスズラン (歌鈴蘭) |
5 | フレイディオン 中央部 |
変異の影響を受けた鈴蘭です。夕方になるとその花の中から悲しげな歌が響きます。しかし不思議なことに、悲しんでいる者が近くにいなければ、決して歌うことはありません。 |
ウマノオバナ (馬の尾花) |
3 | カイテイン東部 | 馬の尾を立てたような花を咲かせる夏草で、花弁は白です。そのまま折り取って小さなホウキとして使うことができます。 |
ウミアマウリ (海甘瓜) |
4 | ルワール大公国周辺 | 海の中に生える不思議な瓜で、夏になると拳ほどの大きさの丸い実が海岸に流れつきます。この実は、食べるのはもちろんのこと、ジュースや調味料などにして利用します。 |
エットウホオズキ (越冬ホオズキ) |
5 | ファイン=ファウンド | 非常に草丈の高いホオズキで、1mほどにもなります。この実は冬に生り、しかも暖かい場合は実をつけません。この実は神経痛によく効き、塗り薬として使われています。 |
エメラルド・クララ | 8 | ペトラーシャ | 通常の薄黄色の花を咲かせるクララとは違い、花弁は透き通ったエメラルド色です。この花の最大の特徴は、実に本物のエメラルドをつけることです。しかし、人の近づかない谷底などに咲いていることが多く、簡単には見つかりません。 |
オイルインク | 3 | 西部 | ハルジョオンに似た植物ですが、茎を折ると黒くてドロドロした油状の液が流れています。これはインクの原料となり、大量に栽培されています。 |
オイルポット | 3 | ユークレイ周辺 | 食虫植物で、細長い壺状の紫色の花を咲かせます。この中には油がためこまれていて、虫を引きつける匂いを放ちます。虫は一度この中に落ちると、這い上がることはできません。この油は燃えると逆に虫を遠ざける匂いを放ちますが、それは人間にとっては非常に良い香りで、夏期のランプ油などに利用されています。 |
オオミツバ (大三つ葉) |
6 | エスティリオ | クローバーと全く同じ形をしていますが種は異なります。葉は大きく、幅は60cmほどになります。この葉はタバコと似た成分を含んでいます。非常に栽培しやすい植物です。 |
オルゴン=リング | 8 | ユナスフィール周辺 | 天使の輪、虹の光輪とも呼ばれており、その名の通り白い花弁の上に輝く銀色の輪が浮かんでいます。この花は枯れる時に非常に暖かい光を発して人々に安らぎを与え、優しい気持ちにさせてくれます。 |
オジギニレ (お辞儀ニレ) |
2 | 全域 | 形は普通のニレと変わりませんが、その葉に触れると葉がお辞儀するようにとじることからこの名がつきました。 |
オテンキガサ (お天気傘) |
4 | ヴァンヤン島 | 天気の良い時だけ傘をひらくという珍しいキノコで、その味のよさで知られています。炒めものやシチューに入れたりして食べられています。 |
オニギキョウ (鬼桔梗) |
6 | カイテイン中部 | 一見しただけでは普通の桔梗と変わりませんが、花弁の下に鬼のような二本の角が生えており、摘む時に手を傷つけてしまいます。非常に多くの色素を含んでおり、染料として利用されています。 |
オレンジショウブ (オレンジ菖蒲) |
2 | エストルーク | 湿地帯に生える菖蒲の一種ですが、紫ではなくオレンジの花をつけます。香りもオレンジに似ていて、人気のある花です。 |
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