魔力操作系


 術法の原点といわれている系統で、魔力を操ることにより術法を制御することを可能とします。術法を行使する際には、通常は複雑な身振り手振りが必要となります。


レベル1:魔力感知

 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:半径5m
 魔力の数や方向を感知することができます。霊子物質の存在もこの術で知ることが可能です。この術法の持続時間内であれば、術法をかけられた対象を特定することができますが、術の種類や内容までは特定できません。術法によって魔力を隠されている場合には、対抗判定で勝利しなければなりません。

レベル1:魔力抵抗

 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 魔力に対する抵抗力を高めます。これにより、術法や特殊能力に対する精神抵抗に+2の修正を得ることができます。

レベル1:魔力増幅

 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 魔力が集中しやすい力場をつくり出します。対象が術法を使用する際、その判定に+2の修正を得ることができます。

レベル2:魔力減少

 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 魔力の集中を阻害します。対象は術法を使用する際の判定に、−4の修正を受けることになります。

レベル2:魔力そらし

 距離:10m  持続時間:5分  効果範囲:1対象
 持続時間中にかけられた1つの術法を無効化することができます。対象にかけられた術法の達成値が、魔力そらしの達成値を下回っていた場合は、その術法の効果はあらわれません。ただし、無効化できたかどうかにかかわらず、最初の1つの術法がかけられた時点で、魔力そらしの効果はなくなってしまいます。

レベル2:魔力解除

 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:半径3m
 効果範囲内に働いている1つの術法の効果を解除することができます。魔力を解除するためには、目標とする術法の達成値に対抗判定で勝利しなければなりません。なお、この術によって呪詛を解除することはできません。

レベル2:感知防御

 距離:接触  持続時間:6時間  効果範囲:1対象
 感知や探索の効果をもつ術の効果を妨害することができます。対抗判定に勝利すれば術の結果をすべて無視することができ、存在を気づかれずにすみます。

レベル3:魔力返し

 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 対象の周囲に魔力の障壁をつくりだし、術法を相手に跳ね返すことができるようにします。対抗判定で勝利した場合、術はかけた本人に跳ね返ります。相手がこれを避けるためには、自分がかけた術に抵抗しなければなりません。

レベル3:術法判別

 距離:術者  持続時間:一瞬  効果範囲:半径3m
 効果範囲内にかかっている術法の種類を判別することができます。術法の名称や効果も知ることができますが、他の術法によって魔力や種類が隠されている場合は、対抗判定で勝利しなければ内容を知ることができません。

レベル3:魔力隠し

 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:半径3m
 効果範囲内に存在する魔力を全て隠すことができます。術法による感知との対抗判定に勝利すれば、魔力を帯びているものや、かかっている術法の存在を全く気づかせずにいることができます。

レベル3:魔力防御

 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 力場で対象を包みこみ、魔力の影響を減少させます。精神抵抗で防ぐことが出来る影響の達成値や効果値を、自動的に2点減少させることができます。

レベル4:魔力封じ

 距離:10m  持続時間:30秒  効果範囲:1対象
 相手の術法を封じることができます。この術がかかっている間は、目標はあらゆる術法を行使することができなくなります。