○アルメア
・霊獣
霊獣出現の原因となっているのは、ニセカエデの森の下に沈む、魔都と呼ばれた『プレキア』です。この都市はかつての軍事基地であり、使われぬまま残った霊子兵器が変異源となって現在も存在しています。・変異現象
『蛍の夜』と呼ばれる現象は、空間の霊子が充満して弱いレベルで活性化するためです。
○ユークレイ
・凍湖
凍湖の底には、必ず何らかの科学魔道機械が眠っています。というより、この機械が変異の影響を受けて、凍気を放つようになったのです。
○カスティルーン
・樹氷の森
樹氷の森で起こる変異現象の原因は、森の地下深くに沈んでいる『破滅都市エリクセナ』にあります。エリクセナは科学魔道時代の有数の軍事都市であり、数々の兵器がいまだ無傷のまま眠っています。その中の1つに『フロスト・ドラゴン』(白竜)がおり、今までに4体の竜が冒険者やルーンナイトに倒されています。
また、森の中には『雪の乙女』と『白の乙女』という双子がいますが、これは聖月教団のクローン体です。『純白の宮殿』というのはエリクセナへの入り口であり、彼女たちはこれを守るという使命を受けているのです。
○ペトラーシャ
・エルモア正史会
エルモア正史会という集団が考えている歴史は、かなり事実に近いものです。また、中央都市があったと思われる場所も2つほど予測をたてています。しかし法教会側におり、しかも小さな非公式の会合のため、まだ裏教会の手はのびていないようです。
○ジグラット
・竜の柱
竜の一族の祭壇になっている直列円石という場所は、石化してしまった科学魔導時代の霊子機械です。竜の柱そのものも石化した昔のビル群ですが、現在はその面影はまったくありません。
○亜人地域
・遺跡
この土地の下には科学魔道時代の研究都市が埋没しており、まだ稼働している機器も幾つか存在します。また、培養体も何体か眠っているようですが、当然のことながら変異現象の影響を受けています。
○ルクレイド
・変異現象
夢魔現象は精神を構成する幽子と霊子の構造パターンが残留したものが起こします。
○ユナスフィール教国
・封印
聖母アリア教会の真下には世界でも最大級の中央都市が封印されており、それが解放された時は絶対変異地帯をも超える変異源と予測されています。
○ライヒスデール
・呪式
『呪式』の研究を行なっている者がいるとの報告があり、裏教会の活動が活発になってきています。
○絶対変異地帯
・変異現象
この地域の変異現象がこれほど激しいのは、過去に地下に設けた仮想空間で霊子核崩壊の先行実験を行ない、変異が潜伏していたためです。これが変異源となり、現在に至ってもなお地表で活性化を続けているのです。地下実験であり、なおかつ仮想空間で行われたということが、変異現象を確認できなかった原因でもあります。なお、地下一帯には大量の霊子物質が埋まっておりますが、もちろんそれに気づいている者もおりません。
○ソファイア
・変異現象
『蜃気楼都市』と呼ばれる現象は、実はその土地に刻み込まれた記憶です。しかし、霊砂(エーテル・ダスト)を媒体とした幻影であるため、触れても気づくことはありません。もし運が良ければ、旧魔道王国の魔術や科学魔道の知識を身に付けることができるかもしれませんが、それ以前の歴史やつい最近のものなどランダムに投影されることから、今のところは重要な記録に触れた者はいないようです。また、仮に科学魔道時代の情報を見ることができたとしても、古代の言葉を覚えていて、なおかつ霊子機関について造詣が深くなければ何の意味も持たないはずです。
○ルシアニア
・ゲートポイント
藍青海と呼ばれる場所で見える風景は、実は星界の現在の様子です。一部が星界と繋がってはいるのですが、それはわずかなほころびでしかなく、人間がそれをくぐり抜けることはできないようです。
○大森林
・科学魔道知識
ユーセルファートという老婆は、科学魔道時代の実験体であったころの記憶を持っている貴重な人物で、変異の影響で寿命で死ぬことも、これ以上老いることもできなくなっています。しかし、彼女はその知識を外に伝える気はないようで、大森林で自然と調和して暮らすことを心に決めています。現在、亜人結社の使者が訪れ、科学魔道時代の遺跡の復旧計画への協力を要請していますが、これにも応じる気配はありません。
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