◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
怪物 |
生息地 |
全域/霊石鉱山、市街地(工場など) |
活動期 |
不定 |
出現頻度 |
非常にまれ |
出現数 |
単独〜十数体 |
反応 |
中立〜敵対的 |
調査法 |
研究者など |
弱点 |
なし |
霊石や霊水などの霊子物質を狙う怪物で、霊子機関を襲うことが多いようです。生物に飛びついてくることもあるので、見かけたら距離を取るべきでしょう。基本的に、霊子物質を吸収してしまえば、満足してその場からいなくなります。ただし、まったく対策を取らないままだと、そこを餌場としてしまうので非常に厄介なことになります。正体はまったくわかっておらず、殺してもドロっとした液体として拡散してしまうだけです。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
怪物/異形のもの/不定形 |
属性 |
聖気 |
知能 |
なし |
感覚 |
通常 |
状態変化 |
通常 |
霊子物質を食べることでエネルギーを得ている怪物で、特に反応中のエネルギーを放出している霊子物質に強く反応するため、稼働している霊子機関には特によく近寄ってきます。
それ以外に悪さをすることは少ないのですが、出現を予測することもできず、そこそこ力も強いので厄介な相手と言えるでしょう。町中であれば大した事態にはならないでしょうが、仮に外洋を航行するような船舶に入り込んだりした場合は、命に関わる大問題となってしまいます。
アメーバ質の体を持っていますが、生物としての構造は既存のものとあまりにも異質で、細胞の中にも機能が特定できないような器官が多数存在しています。なお、幾何学模様のような複雑な図形を描く、繊維状物質の塊のある場所が中核部分とされていますが、ほとんど透明に近いくらい透き通っているので、明かりの中ではよほど接近しないと視認できません。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
複数の個体が集合して大きな塊になったところを目撃した例がありますが、この状態で活動し続けられるのかはわかりません。偶然か、あるいは霊子物質に群がっていただけではないかと考えられています。 |
夜間に発光して明滅していたところを目撃した記録がありますが、実際のところは定かではありません。 |
槍型の殻状構造を持ち、触手を備えていた個体を見たという報告がありますが、まったく別種の生物(おそらく変異体)ではないかと考えられています。 |
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◆未知 |
霊子物質をエネルギー源として活動することができる特殊な生命体です。彼らは、生体霊子機関とも呼べる存在で、実は現行の霊子機関よりも高効率でエネルギーを利用することができます。そのため、一度エネルギーを補給した後は、かなり長期のあいだ何も補給せずに活動し続けることができ、それによって目撃例が少なくなっているともいえます。
エネルギー変換を行う器官は、一般に中核と思われている繊維構造を持つ部分(核様体)であり、これは霊子機関の基盤を構成する真金の刻印パターンによく似ています。しかし、複雑な立体構造をとっているため、現在の科学技術では表面構造しか把握することができません。ですから、この構造をそのまま模倣しても、霊子機関の効率を上げることは不可能です。また、死亡した時点から核様体は崩壊してゆくので、ゆっくり観察することも不可能でしょう。 |
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