概略
○解説さまざまな境遇から職につけなかった者や、親の遺産があるため働かなくても生活できる者などがいます。 先頭へ
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主婦
○解説 結婚して家庭に入り、専業主婦として家の仕事をこなします。特に女性蔑視のない世界とはいえ女性が子供を産むことにはかわりなく、家を守るのは女性の仕事というのが世間一般の認識です。 ○条件だいたいの国家では、結婚は満16歳以上の年齢になってからでなければ認められません。その他には、結婚しているということ以外の条件はありません。 ○注意点 召使いを雇えるくらいの裕福な家庭でなければ、それほど金銭的にも時間的にも余裕があるわけではありません。ですから、積極的に事件に関わるということはないでしょう。多くは巻き込まれる形でシナリオに参加することになります。 先頭へ
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趣味人
○解説 貴族や財産家の子孫、あるいはその未亡人など、受け継いだ財産によって自ら働かなくても生活できる人々です。好事家などと呼ばれることもあります。自分の趣味にすべての時間を費やすことができるため、一般の人々から見ればやっかみの対象となります。変わり者と見られることが多く、実際に変わり者もたくさんいます。 ○条件趣味人になるには、金銭的に余裕があること以外には、特にこれといった条件はありません。 ○コネクション彼らは基本的に裕福な家庭の人間ですから、それなりに高い身分の人間と知り合いでもおかしくはありません。また、趣味の分野の人間と親交があったり、芸術家と面識があってもよいでしょう。 先頭へ
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乞食
○解説 定職にはつかず、人々から金銭や物品をほどこしてもらったり、残飯をあさって生活しています。宗教上の教えで貧しい人に施すのは美徳とされていますが、彼らが社会に受け入れられているというわけではありません。乞食は街の汚点となる不潔な存在で、一般社会にとっては明らかな邪魔者なのです。かといって、彼らにしても何も好きで物乞いをしているわけではありません。働く場所がないことから仕方なく乞食生活を送っているのです。 ○コネクション乞食はいつも町の中にいます。黙って座っているだけでも、その耳にはさまざまな会話が飛び込んできます。彼らはそこで得た情報を売って小銭を稼ぐことがあり、大きな街では乞食組合という独自の情報網をつくりあげています。裏社会との繋がりもあり、相互に情報を交換しているようです。 先頭へ
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都市浮浪児
○解説 戦争や病気などで親をなくしたり、あるいは捨てられたりした子供たちのことです。都市の路地などで浮浪生活を行うため、ストリートチルドレンと呼ばれたりします。 ○条件都市浮浪児になるには、保護者がいないということ以外の条件はありません。家族や親戚の生死には関係なく、誰の保護も受けずに生活していれば都市浮浪児として扱われます。 ○コネクション都市浮浪児は、同じ境遇の子供たちや乞食組合と知り合いです。また、犯罪に手を染めている場合は、裏社会の人間と繋がりがあります。 先頭へ
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用心棒
○解説特定の店や会社などに雇われて警護を行う者で、一般的にはチンピラのように扱われています。用心棒といっても護衛探偵のように専門の業務としているわけではなく、一定期間だけ雇われて、契約期間が終わると収入のない暮らしに戻るという場合がほとんどです。一定の地域を縄張りとしている者が多く、1つの店に常駐していることもあれば、複数の相手と契約して問題が起こった時点で呼ばれる場合もあります。 ○条件用心棒になるために特別な条件はありません。腕っ節が強ければ、それだけで認められます。 ○コネクション特定地域を縄張りとしている場合は、地域住民に知り合いがいるでしょう。ただし、人柄によっては金銭以上の繋がりは持てません。それから、決して合法的な仕事ではないため、裏社会と通じている場合もあるでしょう。その関係で、ギャングや裏組合のメンバーとしてスカウトされることも少なくありません。 先頭へ
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