魔道生物/人形系

小人人形怪力人形護衛人形人形戦士
奴隷人形
硝子人形盲目人形自律人形自動人形


小人人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  3
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  小人人形
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による。主に作業用
外見  大きさ40cmくらいの人形です。容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:6/
 自我:―/
 活力:6/
 生命:5/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  1(+3)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる小型の人形で、術者の身の回りの雑用をこなすことが多いようです。術者の職人としての技量が容姿に反映され、凝った装飾が施されている場合が多いようです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『小人人形』の術法でつくられる人形で、人形使いとしては最も初歩の技です。術者の命令によって動かすことが可能ですが、雑用程度の簡単な作業しか実行できません。


怪力人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  3
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  怪力人形
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による。主に作業用
外見  一般に体格のいい人間の姿で、身長は成人男性の平均よりも少し大きいくらいです。容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:7/
 自我:―/
 活力:7/
11 15  生命:18/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  1(+5)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる大型の人形で、力仕事のために利用されるようです。基本的に作業用として割り切って使うもので、あまり凝った細工を施すことは少ないようです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『怪力人形』の術でつくられる人形で、その名の通り力は非常に強いのが特徴です。ただし動きは鈍く、あまり器用ではありません。術者の命令に従って行動しますが、小人人形と同様に、複雑な命令をこなすことはできません。基本的には物を動かすのがせいぜいとなります。


護衛人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  4
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  護衛人形
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による
外見  人間の大人くらいの大きさの人形です。容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
12  気力:16/
 自我:―/
12 12  活力:16/
11 10  生命:14/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  3(+4)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる護衛用の人形で、術者の身を守るためだけに存在します。あらゆる危険に対処して、自分の体が壊れて動かなくなるまで術者を守護し続けます。ただし、この人形は戦いをするわけではなく、あくまでも身を挺して術者をかばうだけです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『護衛人形』の術によってつくられる護衛です。危険な場所に赴く時などに随伴させ、たいていは術者の背後に控えています。あらゆる危険に対処して、自分で判断して術者の前に立ちはだかったり、防御を行ったりします。ただし、術者を守ることが使命ですので、護衛中は反応抵抗による回避を行うことは出来ません。
 自分の身の回りに置いておくことが多いので、非常に美しい造形をしたものが多いようで、貴族などがこれを欲しがることもあります。しかし、術者以外の者を守ることもありませんし、術者の命令がなければ側を離れることもありません。


人形戦士
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  5
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  人形戦士
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による。主に戦闘用
外見  武装した青年の姿をしています。装備品の種類や容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:8/
 自我:―/
10  活力:14/
10  生命:14/
打撃  武器(さまざま):3
防御  防具(さまざま):3
移動力  3(+4)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる戦闘用の人形で、術者の命令によって戦います。滅多に創られることがないので、人前に現われることは殆どないでしょう。基本的に戦闘用として割り切って使うもので、あまり凝った細工を施すことは少ないようです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『人形戦士』の術によってつくられる戦士で、術者の命令で戦闘を行い、指定された1体の敵をせん滅するまで戦い続けます。判断力は殆ど持たないので、戦術などを意識して戦うこともなく、ただ目の前の敵に立ち向かってゆくだけとなります。相手が逃げれば自動的にそれを追って行ってゆきます。
 この人形は戦闘以外の能力はまったく持たず、他の作業を行わせることはできません。また、手にもっている装備を手放すことも不可能です。


奴隷人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  6
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  奴隷人形
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による。主に雑用
外見  無表情な顔をした大人の人形です。容姿は術者の人形の製作技術に左右されますが、術をかけると造形が多少変化し、顔全体がのっぺりとした感じになってしまいます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:12/
 自我:11/
 活力:10/
 生命:12/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  2(+4)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる人形で、複雑な作業をこなすことができるようです。術者はもちろんですが、術者が認めた者の指示にも対応してくれます。そのため、人に譲り渡されることも多いようです。ただし、容姿はそれほど美しく仕上がらないので、あまり高価ではないようです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『奴隷人形』の術でつくられる人形です。かなり高度な判断力をもっており、複雑な命令にも応じることができます。自我を持たないだけで、命令に対しては人間と同程度の理解を示して、黙々と作業を行います。
 術者以外の者の命令を聞くようにできますが、達成値までの人数しか指定することができません。これには術者も含まれます。また、術をかける時点で、誰を最上位の主とするのかを設定しなければなりません。なお、術者は常に最上位になり、命令を聞かないように設定することは不可能です。


硝子人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  6
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  硝子人形
一般認識  魔道生物/作業用人形
利用法  術者による。主に護衛用
外見  完全に透明な人形で、容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。ただし、光を完全に透過するので、絶対に視覚でとらえることはできません。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:7/
 自我:―/
 活力:10/
 生命:7/
打撃  硝子の剣:2
防御  なし
移動力  2(+4)

◆戦闘(専門:+3)
 視覚では全くとらえることができないので、この人形に襲われた場合は術法で判別するなどの対策をとらなければ、一方的にやられることになるでしょう。手に持っている硝子の剣も本体と同じ材質でできているので、血などで曇ることもありません。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系術法でつくられる人形で、視覚でとらえることはできません。主に護衛用に使われるもので、貴族などがこれを側に控えさせていることがあります。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/模倣活動体/魔道人形
属性  中立
知能  なし
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『硝子人形』の術でつくられる透明な人形です。最初の材質は硝子でなくても構いませんが、術をかけると透明に変わってゆきます。この硝子は術法を除くあらゆる染色を拒み、インクなどをかけても数秒で全て滑り落ちてしまいます。
 護衛用として存在するもので、術者が指定した者だけを護衛します。護衛対象となる人物の制止がなければ、襲ってきた相手が逃げ出さない限り攻撃を続けます。逃げた相手を追うことはなく、護衛する人物の側に常に付き従います。また、護衛対象の身を守るための行動しか取りませんので、何もしていない相手を攻撃させるのは不可能です。それから、護衛中は反応抵抗による回避行動を取ることは出来ません。
 護衛対象には複数の人物を指定できますが、達成値までの人数しか指定することができません。また、術をかける時点で、誰の生命を最優先とするのかを設定しなければなりません。護衛を行う対象が複数の場所に散らばっている場合は、より上位にいる主の命令に従って護衛対象を絞り込みます。これは奴隷人形とは異なり、術者を指定から外すことができます。


盲目人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  5
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  盲目人形
一般認識  魔道生物/作業用人形/芸術品
利用法  術者による。主に雑用
外見  人間とそっくりで、外見からは見分けがつきません。違いといえば肌が冷たいくらいで、質感も人間とまるで変わりません。瞳だけが硝子製で、少し光沢があります。容姿は術者の人形の製作技術に左右されます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:9/
 自我:10/
 活力:10/
 生命:9/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  2(+4)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/魔道人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形系の術法によって創られる人形で、限りなく人間に近い作品です。形態的には人間と殆ど同じで、肌が冷たいこと以外には、触ってもまるで区別がつかないでしょう。話したり表情をつくることもできますし、高度な判断力も持っています。ただし瞳だけは硝子で創られており、冷たい印象を受けます。この瞳をはめ込んだ者を主人として認識し、命令通りに行動します。
 この人形は、主に貴族や金持ちが観賞用に使います。中にはこれを慰みものにする者もいるようですが、主に対しては従順で、決して刃向かうことはないそうです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/疑似生命体/魔道人形
属性  中立
知能  人間なみ
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『盲目人形』の術によってつくられる従者人形です。この人形は初めは瞳がなく、空洞のままになっています。瞳をはめ込んだ者を主人として認識し、その命令のみを受け付けます。瞳を取り外すと活動は完全に停止しますが、それができるのも主として認められた者のみです。他の者が改めて瞳をはめ込んだ場合は、今度はそちらを主人として認識します。
 盲目人形は生理的な反応以外はほとんど人間と変わらず、痛みなどの感覚も擬似的に与えられ、それなりの反応も返します。高度な知能も持ち、自分で判断して動くこともできます。また、周囲の情報を得て様々な反応を学習し、人間が喜ぶような行動を取るようになります。しかし、自我を持つわけではありませんし、自分のことを人形であることを把握しています。
 これらは擬似的なものであり、はじめから人間を不快にさせないように振る舞うことが義務づけられている設定に過ぎません。術者は基本的な性格を設定することができますが、それでも人間に対して反抗的な態度を取らせることは不可能です。主には従順、そしてそれ以外の者にも当たり障りのない反応を返すようになっているのです。人間を攻撃するのは主の命令があった時のみで、そうでない場合はたとえどれほど傷つけられても、逃げる以外の行動を取ることは許されておりません。


自律人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  3
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  自律人形
一般認識  魔道生物/芸術
利用法  術者による。作業、観賞用
外見  肌などの外表面は、通常の人間とまったく変わりません。しかし、関節部は人形そのものであり、材質も素体人形と全く同じです。容姿や年齢は、術者が設定した通りになります。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:10/
10  自我:11/
 活力:12/
 生命:10/
打撃  素手:0/その他
防御  なし
移動力  2(+5)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/自動人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形使いが作り出す芸術品の1つです。人間と同等の意識を持ち、自分の意思で行動を決めることが可能です。表面的には人間と変わるところはないので、黙っていれば全く気づかれることはないでしょう。しかし、四肢の関節部は一般の人形と同じで、はっきりとした継ぎ目が見えます。服の袖をまくり上げれば、すぐに人間でないことはわかるでしょう。また、人形使いによっては天使を模した翼をつけたり、宝石などの装飾を肌に埋め込むこともあります。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/疑似生命体/自律人形
属性  中立
知能  人間なみ
感覚  一般
状態変化  気絶なし/損壊
 人形系の『自律人形』の術でつくられる人形です。容姿や性格は術者が望むままに設定することができ、通常の人間と同程度の知識や常識を備えていますが、記憶を作り上げることはできません。人形自身は自分が人形であることを知っていますし、自分の立場も理解しています。通常は地位の高い人間や金持ちに買われてゆき、鑑賞あるいは労働用に使われます。基本的には高価な鑑賞奴隷と思ってもらって構わないでしょう。
 自律人形は疑似生命体ですが、構造そのものは人形と変わりません。痛みを感じることもなく、老化することもないようです。破損するまでは動き続けることができ、胴体や四肢を取り替えることもできます。ただし、頭部が破損した場合は二度と動かなくなり、これが事実上の死と言えるでしょう。それから、自律人形は精神的寿命があり、50年程度の時間が過ぎると徐々に精神がおかしくなりはじめ、最後には発狂してしまいます。
 自律人形は基本的には術者に逆らうことができませんが、完全に束縛されるわけではありません。術者が自律人形を作製した際の達成値を難易度とした精神抵抗の判定に成功すれば、自分の意志で命令を無視することができます。しかし、それには例外があります。術者は自律人形に1種類の命令を施すことができ、これだけは決して逆らうことはできません。もし反抗しようとした場合は、激しい精神的苦痛を与えられ、のたうち回ってもがき苦しむことになります。この苦痛は、逆らおうという意思が消えると同時におさまります。自律人形は精神に苦痛を受けた場合、作製された際の術法の達成値を難易度とした、判断抵抗の判定を行わなければなりません。抵抗に成功すれば気絶するだけで済みますが、失敗した場合は自我にダメージを受けることになります。術者は通常、売り渡す相手に逆らわないよう命令を施します。そのため、自律人形は自我を持つ存在でありながら、奴隷のように使役され続けるのです。


自動人形
◆判定
副技能  専門:魔術学、専門知識【人形】/一般:術法知識
不明度  3
影響度  0
◆名称・分類(一般:±0)
名称  自動人形
一般認識  魔道生物/芸術
利用法  術者による。主に観賞用
外見  通常の人間とまったく変わらない姿を持ちます。外見上からは人間と区別することは不可能です。容姿や年齢は、術者が設定した通りになります。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:11/
 自我:11/
 活力:11/
 生命:11/
打撃  素手:0/その他
防御  なし
移動力  2(+4)

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔道生物/自動人形
生息地  術者による
活動期  術者による
出現頻度  術者による
出現数  術者による
反応  術者による
調査法  術法師/人形職人
弱点  なし
 人形使いが作り出す最高の芸術品で、人間と全く変わるところのない人形です。自動人形をつくることができる者だけが『人形匠』と呼ばれ、最高の芸術家として尊敬されます。自動人形は術法をかけて探査するのでもなければ、外見上からは人間と区別することは不可能です。普通の生物と同様に老化もしますし、病気にもかかります。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔道生物/疑似生命体/自動人形
属性  中立
知能  人間なみ
感覚  一般
状態変化  通常
 人形系の『自動人形』の術でつくられる人形です。記憶、性格、容姿などあらゆることを術者が望むままに設定することができ、外見のみならず全てを人間と同じように作り上げることができるのです。ただ1つの違いは属性が中立ということだけで、普通に成長して人間と同様に老化して死亡します。自動人形自身も、特に術者に教えられなければ自分を人形だと気づくことはありません。また、術者の命令を受け付けるという機能もなく、判別するためには『刻銘』の術を施す以外には殆ど手段がないようです。
 多くは美しい少女や少年の姿をとり、貴族などに仕えることになるようです。非常に高額で取り引きされており、観賞用奴隷のように扱われています。年老いた場合は、多くは売り飛ばされたり密かに処分されているようですが、人間ではないので罪に問われることはありません。なお、性格設定によっては逃げ出したり、自殺を試みたりする者もいるようです。


小人人形怪力人形護衛人形人形戦士
奴隷人形
硝子人形盲目人形自律人形自動人形