概略
○解説 交易や交通手段として船を操り、海や川を航行する仕事です。貿易用の商船に乗っている者もいれば、客船を運航する者など、様々なタイプの船乗りがいます。船の大きさや種類にもいろいろあり、現在は霊子機関を搭載した新しい船も存在しています。 先頭へ
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航海士
○解説 航海知識に長けており、長期の渡航において船を指揮する立場にある職業です。船長として船を運航したり、あるいはその補佐役を務めます。海図を見て航路を定めたり、潮や風の流れから天候を予測したり、天体観測を行って現在位置を判断するなど、いわば乗組員全ての命を預かる重要な職務であり、航海には欠かせない存在です。 ○条件航海士になるためには、中等学校を卒業した後に専門学校である海洋学校に入学し、航海に必要な知識や技術を学ばなければなりません。 ・経歴 ○コネクション航海士は同じ船の仲間や他の船の船乗りばかりではなく、港湾管理局や税関などにも知り合いがいることでしょう。商船に乗っていれば、貿易取り引き業者とも何らかの関係を築いているはずです。また、貴族や商社に雇われていることもありますし、場合によっては国家と契約していることもあり得ます。 先頭へ
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水夫
○解説 雑役を行う船乗りです。仕事内容は積み荷の上げ下ろしや見張り、あるいは帆の折り畳みなど、その多くが肉体労働で、船上でのありとあらゆる作業をこなします。一般的に身分は低く見られ、言動も粗野な者が多いようです。船乗りには女性が少ないのですが、特に水夫は男ばかりの職業ですから、荒っぽい性格になるのも無理はないでしょう。腕っ節を自慢したり、入れ墨をしたりする者も多くいます。 ○条件水夫になるための条件は特にありません。学校に通って技術を身につける必要もなく、船長が許可すればその日から船に乗り込んで働くこともあります。専門的な技能も、船乗りとして働くうちに身につけてゆくのが普通です。 ○コネクション 航海士と違って、水夫は船乗り以外と深い関係を築くことはあまりありません。しかし、そんな彼らにも心の拠り所となるものが存在します。寄港地での馴染みの宿やレストラン、それから港近くの酒場などが彼らの帰るべき場所となっているようです。水夫たちはそこで働く給仕の娘や歌姫に会うために、船から降りたら真っ先に店へと駆けつけるのです。そして航海の無事を喜び、疲れた心と体を癒し、そして新たなる旅立ちへの鋭気を養うのです。 先頭へ
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機関士
○解説 エンジンで動く船に必要とされる職業で、蒸気機関あるいは霊子機関の整備や運転などを行います。大型船は帆とエンジンの2つの動力で動くことが多いのですが、風がなければ動力機関に頼るしかないのですから、それを扱う機関士の役目は重要です。さらに、高圧の蒸気機関は爆発の可能性もあるものですから、その知識や経験は非常に大事なものとなります。 ○条件機関士になるためには、初等学校を卒業した後に専門の技術学校に入学し、機械の取り扱いについて学ばなければなりません。専門学校には入らず、どこかの工房に所属して実地で技術を学ぶこともありますが、一通りの作業をこなせるようになるまでには、それでも3年以上の経験を必要とするでしょう。また、独学で勉学に励まなければなりません。 ・経歴 ○注意点機関士は船の上だけでなく、その技術と知識を陸上でも活かすことができるでしょう。そういった意味では、シナリオの中で機械が登場する限りにおいては、他の船乗りよりも全体的に活躍しやすいキャラクターともいえます。 ○コネクション同じ船の仲間や他の船の乗組員だけでなく、自分が学んだ技術学校や工房にも知り合いは大勢いるでしょう。他にも修理工場や物資の仕入れ業者にもコネがあります。 先頭へ
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