○反応抵抗
反応抵抗はその場を飛び退いて回避するもので、これを行った場合は体勢が大きく崩れてしまうことになります。ですから、反応抵抗を行った以後の1ラウンドは、能動的な行動にマイナス修正を与えても構いません。
○受動的行為
回避や抵抗などの受動的な行為については、1ラウンドの間に何度でも試みることができます。しかし、連続で攻撃を受けたりすれば、その分だけ対応が遅れてゆくことも事実でしょう。ですから、受動的行動を1回行うごとに、次の行動には−1の修正値を受けるということにしても構いません。もちろん、この修正値は累積してゆきます。
このルールはラウンド単位で区切って考えて下さい。このルールが適用されるのは自分の行動を試みた直後から、次のラウンドの行動の直前までです。次に自分が行動する番が来れば、累積した修正値はすべて0に戻ります。つまり、能動的な行動にはペナルティは受けないということになります。
○多人数での攻撃
多人数の相手をするのは非常に難しいことです。一度に2人以上の相手と戦闘を行う場合は、1人につき全ての行為に−1の修正を加えても構いません。たとえば3人を相手にしている場合は、−3の修正を受けることになります。もっとも、取り囲むにしても限界がありますから、最大でも4人が限度とするべきでしょう。
○術法のイニシアチブ
術法を使用する際には、精神の集中にそれなりの時間がかかります。ですから、行動の順番を決定する時に限って、術法系統の判定値から術法レベルを引いた値を用いることにしても構いません。もちろん、実際の判定の際には、このペナルティは関係ありません。元々の判定値を基準に行為判定をして下さい。
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