術法は系統ごとに専門技能として習得します。1つの系統に含まれる術は同じ判定値で判定を行うことになります。
術法は系統ごとに使用する主技能値の種類が変わります。魔術と呼ばれるものは全て霊能技能で判定を行いますが、武術は運動技能を用います。呪芸術はそれぞれ異なっており、たとえば呪歌系は感覚、呪舞系や神舞系は運動、呪画系は作業などといった具合になります。使用する主技能の種類は、術法データ2にある各系統の説明に書かれています。
○データ形式
個々の術法系統のページには、以下のデータが記されています。
・説明
その術法系統がどのように使用されているかについての総合的な説明です。・認識
社会的に正統なものであると認知されているかどうかです。一般術法であれば問題ありませんが、異端とされている場合は社会的に認められておらず、人前で使用した場合は激しく糾弾されたり迫害を受ける可能性もあります。秘匿とされているものは、いずれかの組織や集団で密かに継承されているもので、一般社会には殆ど知られておりません。・使い手
その系統の使い手がどのように呼ばれているかです。・行使制限
術をかける際に制限となる事項です。ここに書かれている条件を満たさなければ、術を発動することはできません。・習得方法
名称はどのようなルートから教えてもらえるのかを示しています。
その後ろにある○や×などの記号は、術の習得制限を示すものです。その組織では、記号で記されているまでの術を保持していることになります。同じ系統の術でも、術法協会では×まで、法教会では△までといった差があることがあります。・スタイル
術をかけるための方法です。制限がない場合は、プレイヤーが自由に選択することができます。・術データ
個々の術についての解説です。タイプ、距離、持続時間、効果範囲、効果といった要素があります。
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