習得条件表/異端術法師


 異端術法師は呪術などを用いて犯罪を行う者、宗教機関に認められていない異端者、あるいは民間に細々と伝わる術法の使い手などのことを言います。一般の人々の目に触れることはほとんどなく、存在さえ不確かなものも含まれています。その扱いは宗教や地域の風習、あるいは法律や思想といったものに左右されます。あきらかに異端とされるものは、錬金術師や悪魔使いなど、反社会的な活動を行うごく一部の存在に限られます。舞師のように人々に受け入れられている職業もあれば、自分で術法を使用していると認識していない者もいるのです。


◆錬金術師

術法系統  錬金×
習得条件  誰かのもとに弟子入りしたり、協会などの組織に加入しなければならない。多くは黄金十字秘協会に入会し、組織に全てを捧げる。
スタイル  触媒や実験器具を用いる。


◆呪曲師

術法系統  呪歌×
習得条件  家族など比較的小さな集団の間で細々と伝授される。自然に習得することもある。
スタイル  歌をうたう、あるいは楽器を演奏する。


◆占術師

術法系統  予知×
習得条件  自然に目覚めるか、誰かのもとに弟子入りする。
スタイル  基本的に自由だが、水晶球やカードといった道具を使用する者が多い。


◆舞師

術法系統  呪舞×
習得条件  エイルン族など特定の部族の間だけで継承される。基本的には女性のみが使用する。
スタイル  踊りによって発動する。


◆霊媒師

術法系統  霊媒×不死×霊体×
習得条件  部族や親子の間で継承する。自然に身につけることもある。
スタイル  術者によって異なる。


◆竜使い(竜の一族、竜人)

術法系統  竜×
習得条件  一族の儀式を終え、一人前と認められたものが使用できる。
スタイル  竜語と呼ばれる言語を唱えることによって発動する。


◆精霊使い

術法系統  精霊×
習得条件  部族や親子の間で継承する。自然に身につけることもある。
スタイル  精霊文字による詠唱や精霊語を空中に書くことによって、精霊に自分の意志を伝える。


◆霊獣使い(アルメア)

術法系統  霊獣×
習得条件  部族で認められた者が使用できる。
スタイル  獣の紋様と呼ばれる複雑な図形を宙に描く。


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