動力機関

種類\運用方法


 

種類


 この世界では水力や蒸気といった昔ながらの動力機関の他に、『霊子』(エーテル)というエネルギーを利用した動力機関があります。これを一般に『霊子機関』(エーテルリアクター)と呼びます。
 水車や蒸気機関などの動力機関は、使用できる場所が制限されたり、煤煙を吐き出すといったデメリットがあります。逆に霊子機関は熱や煤煙を出さないという利点があり、冷却装置も必要ないため非常に小型です。ただし、燃料が高価であるため、蒸気機関とは用途を分けて利用されているのが現状です。霊子機関が搭載されるのは、主に動力機関の小型化が望まれる乗用機械です。特にオートバイや飛行船といった乗り物では、殆ど霊子機関が使用されています。

 なお、霊子機関を動かすためには、霊子と呼ばれる特殊なエネルギーが必要です。このエネルギー量を表わすために使われるのが『エネルギーポイント』(EP)という単位で、100kgの物体を100km運搬するのに等しい力を持ちます。


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運用方法


 霊子機関は作製には特殊な知識が必要とされますが、運用は非常に簡単です。一方、蒸気機関の運用には特別な知識と技術を持った機関士がいなければなりません。蒸気機関の操作には以下の技能が必要となります。ただし、これは高圧のものに限り、低圧の蒸気機関はそれほど危険はありません。一般人でも容易に扱うことができます。


○蒸気機関操作 (専門:知+作業)

 蒸気機関を適正な条件で運用するための知識と技術です。高い圧力がかかる蒸気機関の運用には危険が伴うため、必ずこの技能をもった人間が操作する必要があります。通常の運転には判定は必要ありませんが、不適切な条件のもとで運用している際には、安全な状態に戻すための判定を行う必要があります。GMは適当な難易度を設定して下さい。


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