行為判定の結果が難易度に対してどれだけ成功をおさめたか、あるいは失敗したのかを表わすために、成功値というものが設けられています。
成功値は達成値から難易度を引いた値になります。行為の最終的な成功は達成値が難易度以上になった時ですから、成功値が0以上の時は行為が成功、−1以下の時は失敗ということになります。これは対抗判定の時も同じです。それぞれの達成値の差が成功値となります。以下に、成功値(失敗値)の目安を示しておきます。GMはこれを参考にして、行為の成功や失敗を演出して下さい。
◆成功値の目安
成功値 目安 −15 信じられない失敗。 −10 きわめてひどい失敗。 −6 かなりひどい失敗。 −3 ややひどい失敗。 −1 軽い失敗。 ±0 最低限の成功。 +1 軽い成功。 +3 やや素晴しい成功。 +6 素晴しい成功。 +10 きわめて素晴しい成功。 +15 奇跡的な成功。
気をつけなければならないのは、これはあくまでも難易度に対する成功の度合いだということです。たとえば難易度1の判定において達成値が7だった場合と、難易度6の判定において達成値が12だった場合では、ともに成功値は6で同じになります。ですが、それぞれの達成値は7と12で、達成値12の方がより素晴しい成功を成し遂げたということになります。成功値は難易度と無関係に決まることを忘れないようにして下さい。
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