遺跡荒らし


 


探検家
タイプ:遺跡荒らし 財産レベル:自由
身分:労働者階級(下層) 収入タイプ:不定
最低年齢:なし  標準収入:不定
必須技能
 職業知識【探検家】(専門:知+記憶)
 伝承知識【各種】(専門:知+記憶)
 野外生活(一般:知+記憶)
 自然知識【各種】(専門:知+記憶)
 地理【各種】(専門:知+記憶)
 罠判断【屋内】(専門:知+隠密)
 罠操作【屋内】(専門:技+隠密)
推奨技能
 応急手当(一般:知+作業)
 ロープワーク(専門:知+作業)
 捜索(一般:知+隠密)
 鍵操作(専門:技+隠密)
 高等知識【各種】(専門:知+記憶)
 職業知識【各種】(専門:知+記憶)
 歴史(専門:知+記憶)
 考古学(専門:知+記憶)
 先史文明学(専門:知+記憶)
 言語【各種】(専門:知+記憶)
 地域知識【各種】(専門:知+記憶)
 爆発物(専門:知+記憶)
 文書検索(一般:知+記憶)
 観察(一般:知+判断)
説明:遺跡の盗掘を目的に活動するのが遺跡荒らしという職業です。特に科学魔道時代の遺跡からの発掘品は非常に高額で取り引きされるので、それを専門に狙う者もいます。 所持品:冒険用道具一式、鍵開け道具、方位磁針


○解説

 遺跡の探索を行うプロの発掘屋が遺跡荒らしという職業です。発掘調査隊に同行してその技術を活かすこともありますが、その多くは財宝を目的として盗掘を行う、ただの盗人でしかありません。特に科学魔道時代の遺跡からの発掘品は非常に高額で取り引きされるので、それを専門に狙う者も存在します。しかし、中には学術的な好奇心から新たな発見を目指す者もおり、学者にも匹敵する高度な専門知識を蓄えていることもあります。
 遺跡の探索には危険が伴います。遺跡までの道中で危険な動物に襲われたりすることがありますし、遺跡の中にも財宝を守るための複雑な罠が仕掛けられていることがあり、なんの用意もなく入り込めば命を落としかねません。ですから、彼らは事前の調査を決して怠ることなく、万全の用意をしてから遺跡に赴くものです。


○注意点

 科学魔道時代の遺跡と大変異現象以後の文明の遺跡とは、その仕組みはまったくの別物です。普通はどちらかを専門にしており、両方を狙うということはほとんどありません。ただし、予測がはずれて専門外の遺跡にでくわすということはあるでしょう。そのような場合でも、普通はみすみす得物を逃すことはしないものです。専門家を雇って遺跡へと同行しようとするでしょう。


○コネクション

 遺跡の発掘を行うためには、まず何よりも情報が必要です。そのために、情報屋や案内人、それから考古学者や翻訳家などの専門家と繋がりを持っているのが普通ですし、地域の住民と仲良くしておくのも1つの手でしょう。それから、発掘した物品を売りさばく先も確保していなければなりません。骨董商や宝石商はもとより、違法な発掘を行っている場合は裏のルートに商品を流す必要があるでしょう。また、金に糸目をつけない好事家を得意先としている可能性もあります。
 最後に、科学魔道時代の遺跡については、軍隊や貴族が積極的に発掘を行おうとしている場合もあります。時には彼らと協同で発掘調査を行ったり、逆に競合することもあるでしょう。こういった都合から、軍などに知り合いがいても別におかしくはないでしょう。


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