○感情判定
感情ベースと感情レベルを用いる行為判定のことで、あらゆる判定に適用できる。ただし、行為判定の前に1種類の感情ベースを用いることを宣言しなければならない。その感情ベースが場面に見合ったものかどうかはGMが判断する。
・感情レベルの適用
1.判定値を感情レベルの分だけ上昇、あるいは下降させることができる。
2.達成値を感情レベルの分だけ上昇、あるいは下降させることができる。
行為判定に成功していれば、感情レベル分だけ感情ポイントを獲得する。失敗した場合は、感情レベルの分だけ減少することになる。感情ポイントは0〜100までの数値で上下する。
○奇跡的成功
感情判定を行った時に自動的成功(判定値と出目が同じ)が出た場合、それは奇跡的成功となる。奇跡的成功を残した場合、達成値に感情レベルを加えることができる。また、奇跡ポイントを1点獲得する。
○致命的失敗
感情判定で自動的失敗(サイコロの目がすべて1)が出た場合は致命的失敗となり、行為は最悪の結果で終わる。達成値からも感情レベル分を引くことになる。自動的失敗の場合は達成値0なので、最終的に感情レベルにマイナスをつけた値が達成値となる。また、破滅ポイントを1点獲得する。
○奇跡の発動
奇跡ポイントを消費すれば、奇跡として術法を発動することができる。ただし、場面に合った感情ベースを指定し、それをGMに認められる必要がある。奇跡は自分や仲間を救うためにしか用いることはできない。発動可能な術法は[感情レベル×消費奇跡ポイント]以下のレベルとなり、[術レベル×10]点の感情ポイントを消費する。
○破滅の発動
破滅ポイントを消費すれば、破滅として術法を発動することができる。ただし、場面に合った感情ベースを指定し、それをGMに認められる必要がある。破滅は自分を不利な状況にする方向でしか使用できない。発動可能な術法は[感情レベル×消費破滅ポイント]以下のレベルとなり、[術レベル×10]点の感情ポイントを消費する。
破滅はGMも好きな時に発動できる。この場合は、特定の感情ベースにとらわれることはなく、破滅ポイントを1点消費するだけで好きなレベルの術を行使できる。ただし、感情ポイントの消費は通常と同じだけ必要となる。
○相殺効果
奇跡と破滅はお互いを打ち消し合う効果を持つ。自分や他人に起こる奇跡や破滅は、その反対のもので無効化することができ、これは奇跡ポイントと破滅ポイントを同じだけ消費することによって行われる。GMが起こした破滅を奇跡ポイントで打ち消すことも可能となる。