獣化系


説明  他の種族の能力を借りる術法です。しかし、術によっては変異体と間違われる可能性があります。獣使いの間だけで細々と伝承されている技で、使い手には滅多に出会えないでしょう。
認識  職業術法
使い手  獣使い
行使制限  属性が異なるものに変身することはできません。
習得方法  一般:獣使い△
スタイル  動物の動きを真似たり、模様を体に描くことで術法を発動させます。
 △獣の知覚△獣の睨み△獣の遠吠え△獣の忍び△獣の毛皮/鱗△獣の模様△獣の毒△獣の言葉△獣の爪/牙△獣の移動△獣の動き△瞬間獣化△部分獣化△獣人△完全獣化


△獣の知覚

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 他の生き物の知覚力を得ることができます。指定した生物に特有な知覚手段を用いることも可能です。持続時間のあいだは、その生物の能力および技能を用いて判定します。

△獣の睨み

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10秒  効果範囲:術者
 相手を威嚇し、硬直させることができます。相手は怯えて自発的な行動が取れなくなりますが、回避や抵抗判定を試みることは可能です。

△獣の遠吠え

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:半径50m
 相手を威嚇することができます。対抗判定に失敗した者は、恐怖で全ての行動に−2の修正を受けることになります。臆病な動物は効果範囲外に逃げだそうとするでしょう。

△獣の忍び

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 獣のようなしなやかな動きを真似ることが可能です。潜伏や忍び足などの隠密行動に+2の修正を得ることができます。

△獣の毛皮/鱗

 レベル:2  距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 獣のような毛皮や鱗を身にまとい、防御値を2ポイント上昇させることができます。

△獣の模様

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 体が獣のような保護色で覆われ、誰にも気づかれずに潜伏することが可能となります。術者が動かない限り、視覚や観察による判定で術者を見つけることはできなくなります。

△獣の毒

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 牙や爪などの指定した箇所に、強度2の麻痺毒をもつことができます。肉体抵抗による抵抗判定に失敗した場合は、対象は10分の間、全ての行為に−2の修正を受けることになります。

△獣の言葉

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 他の生き物と意思の疎通ができるようになります。ただし、対象と仲良くなったり支配したりできるわけではありません。反応はその生物の機嫌によります。また、認識の程度もその生物の知能次第です。

△獣の爪/牙

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 打撃値2、修正値±0の爪や牙を得ることができます。判定は格闘の技能を用いて行います。

△獣の移動

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 他の生物の移動手段を行使することができます。これによって翼をつくりだして空を飛んだりすることも可能となります。このときの移動速度は、真似た生物のものに準じます。

△獣の動き

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 他の生物並みの動きが可能になります。運動に関する判定を、指定した生物の能力値や技能値を用いて行うことができます。

△瞬間獣化

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:一瞬  効果範囲:術者
 一瞬だけ、指定した生き物の能力を使うことができます。一度の判定をその生物の能力値と判定値を用いて行ったり、特殊能力を使用することが可能です。

△部分獣化

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 四肢や頭など、指定した体の一部を他の生き物のものに変えることができます。その生物に特有の能力を利用することも可能です。

△獣人

 レベル:5  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 人間のような形態の獣になることができます。精神や知能に関するもの以外は、獣の能力や技能で判定を行うことができます。獣としての能力も人間としての能力も全て使用することが可能で、手でものを握ったりできます。

△完全獣化

 レベル:6  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:永久  効果範囲:術者
 完全に他の生き物になることができます。精神や知能に関するもの以外、特殊能力も含めてすべて獣の能力や技能を判定に使用します。


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