保安官


 


警察官
タイプ:保安官(臨時警察官) 財産レベル:0〜
身分:市民階級(中層) 収入タイプ:固定/不定
最低年齢:15歳 標準収入:3〜8万エラン(固定)
必須技能:なし 推奨技能
 格闘(一般:技/体+運動)
 組打ち(一般:技/体+運動)
 近接武器【各種】(一般:技/体+運動)
 防御(一般:技+運動)
 地域知識【各種】(専門:知+記憶)
 犯罪知識(専門:知+記憶)
 裏社会知識【各種】(専門:知+記憶)
 職業知識【警察】(専門:知+記憶)
 法律【刑法】(専門:知+記憶)
 質問・尋問(一般:知+判断)
説明:逮捕権をもった一般人で、警察官と同じような仕事をこなします。一般には地方の町村に存在します。 所持品:武器1つ


○解説

 臨時警察官のことを一般に保安官といいます。通常の警察官とは異なり、正式な警察組織の一員ではありません。あくまでも人員不足のために臨時に雇われているだけであり、捜査権や逮捕権を一時的に与えられた一般人なのです。ですからその素性はさまざまで、チンピラのような者もたくさんいます。当然のことながら警察学校も卒業しておらず、捜査方法も個人によってバラバラです。逆に、普通の警察官ではなかなか聞き出せない情報を得られる可能性もあります。   
 労働待遇はあまりよくないのが普通で、労働時間の割には大した賃金を稼げません。臨時雇いの身ですからいつ解雇されるかもわかりませんし、犯罪は時間を選ばずに起こるものですから、休暇などほとんどないも同然です。そういった劣悪な状況から、地方の権力者や暴力団と手を結んで私服を肥やす者も少なくありません。

 保安官がいるのは地方の市町村か、あるいは極端に犯罪が多い大都市になります。なお、探偵や何でも屋と呼ばれる人間を、一次的に保安官に任命して捜査協力をあおぐこともあります。また、暴動に備えて臨時に雇う人間なども、全て保安官として雇われます。もし、彼らがその地区の警察組織と懇意にしている場合は、独自に調査活動を行って犯罪者を逮捕した後で、日付を遡って雇用するといったやり方をする場合もあります。


○条件

 保安官になるためには、特にこれといった条件はありません。警察組織の許可があれば、保安官として活動することができます。推薦者となることができるのは、近代警察制度のある国家では巡査部長以上、古い制度の国家では判事(巡回判事、準判事を含む)以上の地位にいる者に限られます。また、捜査権などの制限(警察官、捜査官待遇など)についても、推薦者が決定権を持ちます。ただし、捜査の指揮をとる立場に就くことはできませんので、正式採用されている警察官や刑事に対する命令権はありません。捜査権の有無にかかわらず、保安官は警察組織の最下層の存在なのです。
 保安官が不祥事を起こした場合は、推薦者も連帯責任を取らなければなりません。また、書類が受理されるまでは保安官として認められないので、それ以前の不始末については犯罪者と同じように処罰されます。


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