小作人


 


農夫
タイプ:小作人 財産レベル:自由
身分:労働者階級(下層) 収入タイプ:固定/不定
最低年齢:なし  標準収入:1〜3万エラン
必須技能
 職業知識【農業】(専門:知+記憶)
 専門知識【農業】(専門:知+記憶)
 植物知識(一般:知+記憶)
推奨技能
 世話【動物】(一般:知+作業)
 専門知識【畜産】(専門:知+記憶)
 動物知識(一般:知+記憶)
説明:農業を行う者の中でも、いわゆる小作人と呼ばれる農作業従事者のことです。 所持品:農具一式


○解説

 農業を行う者の中でも、いわゆる小作人と呼ばれる農作業従事者のことです。あらゆる職業の中で最も人口が多く、社会の根幹にある職種といっていいでしょう。どんな国家でも農業なしには成立しえないのです。しかし、そのように大事な立場であるにもかかわらず、多くの国家でhはその地位は低いものとされています。作業量のわりには実入りも少なく、冬場には工場労働者として都市へ出稼ぎに出る人も少なくありません。
 彼らの多くは自らの土地を持たず、貴族や富裕農民の土地を耕して土地代を払います。しかし、同じ小作人でも国家によって立場は違います。1つには領主貴族や地主の小作人として働く場合で、農作物は税として徴収されます。そしてもう1つには、大農場の働き手として資本家の経営の下で働く場合があり、これは契約によって成り立つ雇用関係です。大農場というのは都市人口の増大によって農作物の需要が増し、生産力を向上させるために為された方策でした。しかし一方では、農地の買い上げによって土地を失う農民が増え、都市への人口の流出という事態を招いています。


○注意点

 農夫は都市の周辺部にも住んでいるので、まったく不可能というわけではありませんが、シナリオには参加しにくい立場でしょう。どちらかといえば助けを請う側であり、NPC向きの職業となります。しかし、農夫が冬に出稼ぎに行くことは珍しくありませんし、農地を失って都市へ職を探しに出るというのもよくあることです。そこで事件に巻き込まれないとも限りません。また、革命などが起こった場合に、農具を武器にかえて戦わなければならないこともあります。工夫次第では十分に使用に耐えるキャラクターとなるでしょう。


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