◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【不死者】
一般:宗教知識【各種】、怪物知識 |
不明度 |
3 |
恐怖度 |
1 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
生霊 |
一般認識 |
霊魂/注意 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
生者と同じ姿をしていますが、体が透き通って見える場合があります。全体的に生気が感じられず、表情に乏しいことが多いようです。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
霊魂/人型 |
生息地 |
不明 |
活動期 |
不定 |
出現頻度 |
稀少 |
出現数 |
単独 |
反応 |
不定 |
調査法 |
聖職者 |
弱点 |
なし |
生きている人間の魂が、何らかの影響で体を抜け出し、違う場所に現れる現象です。生霊は幽霊と同様に壁をすり抜けたり、突然出現することができます。また、物を動かしたりすることも可能のようです。生者自身が全く気づいていない場合も多く、夢の中の出来事と思っていることもあれば、普通に淡々と行動している間に他の場所で目撃されたりすることもあるようです。
変異現象の一種として考えられることもあれば、奇跡としてとらえられることもあり、その評価はまちまちです。特に恨みなどが積もっていなければ、それほどの害にはならないようで、逆に警告して人の命を救ったという記録も多く残っています。しかし、中には相手を呪い殺す場合もあり、むしろそういった噂の方が一般にはよく知られています。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
特殊霊体/人型 |
属性 |
生者と同じ |
知能 |
生者と同じ |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/消滅 |
生者の霊が体を抜け出したもので、特に何かを気にかけたりしている者が起こす現象です。たとえば、死ぬ間際に肉親と話すことを望んだり、事故に巻き込まれた友人の安否を気遣ったり、あるいは相手を強く愛する心が、よくこの現象を引き起こします。しかし手ひどい振られ方をしたり、騙されて大事にしている者を奪われたりするなど、恨みの心があまりにも強すぎた場合にも、生き霊となる確率が高くなるようです。
不死者とは異なり、術法で浄化できたり日光を弱点とするわけではなく、昼間に堂々と人前に姿を現わすこともあります。多くの場合は、生き霊が抜け出している間は記憶が曖昧であったり、集中力に欠けるようです。恨みが原因で現れた生き霊は、相手を脅かしたり積極的に攻撃したりします。愛する心が生み出した生き霊は、行方不明者に正しい道を教えたり、死にかけている人を励まして意識を取り戻させたりすることがあるようです。しかし、離脱した側の方が体や精神に異常をきたすことがあるので、いずれの場合にせよ楽観視するわけにはゆきません。たいていの場合は悩み事を取り除けば、2度と現れなくなるようです。
生き霊を攻撃する場合は、通常の武器では効果をあらわしません。術法などが有効となります。しかし、肉体とは切り離されてしまった存在なので、肉体耐久値にダメージを受けることはありません。なお、精神にダメージを受けた場合は、本体の精神が影響を受けることになります。 |
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◆戦闘(一般:+3) |
生霊は物を動かしたり、相手に触れたりすることもできるようです。そのため、直接恨んでいる人に殴りかかることも可能ですが、多くのは場合は精神的に追いつめるような方法を選択します。 |
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◆未知 |
生霊になることは魂に過大な負担をかけることであり、自我が少しずつ減少してゆく場合があります。幽体離脱を行う度に難易度1の精神抵抗を行い、失敗した場合は自我にダメージを被ることになります。 |
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