負傷と回復


 


○負傷の影響

 キャラクターが負傷した場合、それによって行為判定にマイナスの修正を受けることになります。
 精神耐久値にダメージを受けている時は、精神的な活動に対してペナルティが与えられます。気力にダメージを受けた場合は−1、自我にダメージを受けていれば−2の修正です。
 肉体耐久値にダメージを受けている時は、運動など体を動かす判定全般に対するペナルティとなります。活力にダメージを受けた場合は−1、生命にダメージを受けていれば−2の修正です。


○耐久値の減少

 生命および自我が0以下になった場合、特別に深い傷を負ったことになり、それぞれの最大値が1下がることになります。これは負傷が回復しても元には戻りません。経験CPを消費して上昇させなければ、永久に低下したままとなるのです。

 また、これに加えて何らかの後遺症が残るものとしてもよいでしょう。精神的な影響であれば、ワールドポイントの狂気ルールを参考にして下さい。肉体的なものであれば、骨折や四肢の切断、神経の断裂といったことになります。これはGMがその状況に見合ったものを設定して下さい。治療には最低でも1ヶ月以上の時間がかかることになります。ひどい時には、術法でも使用しない限り一生治らないこともあるでしょう。


○瘴気による攻撃

 瘴気による攻撃(魔族系の術法も含む)で生命にまでダメージが及んだ場合は、生命の最大値が1下がることになります。これは負傷が回復しても元には戻りません。経験CPを消費して上昇させなければ、永久に低下したままとなります。


○疲労

 連続で作業したり過酷な環境下で活動するなど、キャラクターが疲労するような条件にある時は、肉体抵抗による抵抗判定を行わせて下さい。判定に失敗すると、失敗した回数だけ全ての判定に−1の修正を受けることになります。このペナルティは休息を取るまで受け続けることになります。


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