都市国家半島2


 


○産物

 宝石、魚介類、とうもろこし、ニンニク、柑橘類、オリーブ、紫染料(貝殻からとれる)、貝殻飾り


○食事

 海産物がよく食べられています。マテ貝のオリーブオイル炒めや、ぶつ切りの魚を香辛料で炒めたもの、カニと魚のすり身を蒸したもの、ロブスターのから揚げなどが一般的な料理です。また、平地ではニンニクがよく栽培されており、様々な料理に使われます。


○組織・集団

・クリントル族
 故郷なき民と呼ばれる中央地方から流れ着いた人々で、旅芸人として放浪している者が多いようです。下賤の民と蔑まれることが多く、都市に住む者はよく「これだからクリントルは……」というような言い方をします。

・ウェイニロップ族
 薬草に詳しい一族で、薬を売り歩きながら半島を旅しています。

・影の騎士
 メーティスに従っている武人たちで、武術を使う戦闘集団です。

・ラガン至上主義者
 中央七都市に多く存在する、旧ラガン帝国の支配者たちのことをいいます。「これはラガンの言葉だが……」という言葉をよく使います。


○人物

・メーティス=サイアル=ラガーナ   34歳  男
 ラガン帝国の最後の後継者です。正体を明かしてしまうと、支配下にあった小都市国家の妨害があるかもしれないため、現在はメディル=ヴァストーンという偽名を用いています。

・ミアン=トゥリア   36歳  女
 ハプトクレイスに住んでいる、放浪民族との調停役を行っている女性です。世話好きですが、時にはそれが余計なおせっかいになることもあります。

・リヴィエンヌ   12歳  女
 旅芸人一座に拾われた少女で、曲芸をなりわいとしています。自分の本当の家族に出会えることを夢見ながら旅しています。


先頭へ