○解説 かつては仕えるべき主君を自ら選んで放浪する、高潔な志を持った騎士のことを指してこう言いました。現在では、意義があると判断した戦にのみ参戦する傭兵のことをいい、その名の通り自由を掲げる者が多いようです。彼らは傭兵ですが、収入には一切こだわりません。自由騎士は人々の幸福と平和のために戦うのであり、無報酬で命をかけることもよくあります。また、国家や民族といったものにもとらわれず、苦しんでいる人々を救うためならばどこへでも赴きます。 現在、エルモア地方でもいくつかの内戦が起こっています。カルネアの奴隷解放戦争、ルワール大公国の黄人の反乱、それからセルセティアの内戦などには、自由騎士が多く参加していることでしょう。エルモア地方はこれから激動の時代を迎えようとしています。カイテイン帝国がルワールに侵攻を開始するという噂もありますし、人権革命や内乱も数多く起こると予想されます。自由騎士という存在は、まだまだ世の中に必要とされることでしょう。 ○条件自由騎士になるために特に必要な条件はありません。農民から自由騎士になった者も存在します。ただし、戦闘などに関する技術や傭兵としてのしきたりは、先輩の自由騎士や傭兵などから教わることになるでしょう。 ○注意点基本的には人のため、しかも弱者のためを思って活動する人々ですので、シナリオに参加する理由には困ることはないでしょう。戦いに絡むシナリオがメインとなるでしょうが、それ以外のシナリオに積極的に絡んでいっても問題はありません。 ○コネクション自由騎士の仲間や他の傭兵たちと繋がりがあります。また、数年前のユノスやエストルークの内乱に関係していれば、民衆や政府の要職についた人間と知り合いという可能性もあるでしょう。 先頭へ |