浮浪者 |
タイプ:乞食 |
財産レベル:自由 |
身分:浮浪階級(下層) |
収入タイプ:不定 |
最低年齢:なし |
標準収入:不定 |
必須技能:
地域知識【各種】(専門:知+記憶)
職業知識【乞食】(専門:知+記憶) |
推奨技能:
変装(一般:知+隠密)
盗賊語(専門:知+記憶)
裏社会知識【各種】(専門:知+記憶)
演技(一般:知+判断)
交渉(一般:知+判断) |
説明:定職にはつかず、人々から金銭や物品をほどこしてもらったり、残飯をあさったりして生活しています。独自の情報網を使い、情報屋として小銭を稼ぐこともあります。 |
所持品:なし |
○解説
定職にはつかず、人々から金銭や物品をほどこしてもらったり、残飯をあさって生活しています。宗教上の教えで貧しい人に施すのは美徳とされていますが、彼らが社会に受け入れられているというわけではありません。乞食は街の汚点となる不潔な存在で、一般社会にとっては明らかな邪魔者なのです。かといって、彼らにしても何も好きで物乞いをしているわけではありません。働く場所がないことから仕方なく乞食生活を送っているのです。
乞食はせいぜい小銭や残飯をめぐんでもらうくらいのもので、ほとんど収入は得られません。栄養のある食事など望むべくもなく、飢えや冬の寒さでのたれ死んだりするのもごく一般的なことです。不衛生な環境ですから病気にかかることも多いのですが、医者に通うのはもちろん金銭的に不可能です。明日死んだとしても何の不思議のない立場にいるのです。
○コネクション
乞食はいつも町の中にいます。黙って座っているだけでも、その耳にはさまざまな会話が飛び込んできます。彼らはそこで得た情報を売って小銭を稼ぐことがあり、大きな街では乞食組合という独自の情報網をつくりあげています。裏社会との繋がりもあり、相互に情報を交換しているようです。
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