◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【不死者】
一般:宗教知識【各種】、怪物知識 |
不明度 |
2 |
影響度 |
0/認識2 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
吸血鬼(バンパイヤ) |
一般認識 |
吸血鬼/脅威/嫌悪 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
吸血鬼はみな青白い肌をもち、生気のない印象を与えます。それ以外には、特に通常の人間と大差ありません。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
不死族/吸血鬼 |
生息地 |
不定 |
活動期 |
暗闇 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独〜多数 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者 |
弱点 |
日光(致死、逃亡) |
人間の血を吸うことで糧を得る闇の眷属で、吸血鬼に噛まれて吸血鬼と化したものです。様々な能力を持つ強力な存在で、また非常に狡猾です。決して目立った活動はせず、闇に紛れて少しずつ犠牲者を増やしてゆきます。普通の人間のふりをして、都市の中で生活していたという例もあります。
通常の手段では倒すことができず、傷を与えてもすぐに治ってしまうといいます。倒すには日光を浴びせるか、聖職者にまかせるしかないでしょう。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
不死者/不死族/吸血鬼 |
属性 |
瘴気 |
知能 |
高い |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/塵化 |
吸血公主や吸血鬼に噛まれて不死の体を手に入れたものです。自由意思で活動することができますが、自分を吸血鬼にした者やまたその主に逆らうことはできません。自分を噛んだ者の奴隷および食料になることが多いようです。糧とすることができるのは、2度噛まれて吸血鬼化した相手だけであり、それ以外の者から栄養を補給することはできません。なお、吸血鬼は相手を吸血鬼とするか下僕の吸血鬼とするかを選択することができます。
自分が噛んだ以降の吸血鬼たちは、より上位の吸血鬼に支配されています。上位の吸血鬼は下位の者に命令を与えることができますし、また、その感覚を自分のもののように受け取ることが可能です。ただし、贄に命令を与えることはできませんし、屑鬼(なりそこない)には命令どころかその感覚を受け取ることもできません。
吸血鬼は基本的に不死の存在であり、普通の武器では傷を負わせることはできず、魔力を帯びた武器や術法を使用しなければなりません。吸血鬼の傷はすぐに再生され、一時的に動きを止めることはできますが、いずれは復活してしまいます。しかし、太陽の光に当たれば塵になります。 |
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◆戦闘(専門:+3) |
非常に知能が高く、そして狡猾な相手です。人間を欺き、相手が気づいた時には既に自分から逃げられない状態に引きずりこんでしまいます。多くの場合は、噛んだ相手が自らを求めるように吸血の間隔を置き、数日放置してから再び相手を噛みに訪れるようです。誰かがそれを阻もうとした場合は、その無力さをあざ笑うかのごとく惨殺し、噛む対象にそれを見せつけて絶望を思い知らせるのです。
なお、彼らの瞳には邪悪な魔力が宿っており、邪眼の能力を用いる時には暗い赤色に輝きます。この瞳を見た者は難易度4の精神抵抗の判定に成功しなければ、吸血鬼の与えた1つの命令に逆らうことができなくなります。ただし、これは術法によって解除することができます。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
他人の記憶と自分のものを混同し、まったく他人のように振る舞う吸血鬼が存在するようです。詳しいことはわかっていませんが、血を吸った相手の記憶に支配されるのではないかと考えられています。 |
まれに、精神に異常をきたし、なりそこないのように凶暴化してしまう吸血鬼が存在するようです。 |
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◆未知 |
長く生きすぎた吸血鬼は、まれに気がふれてしまうことがあるようです。そうなった場合は、知性のない人間を惨殺するだけの化け物となってしまうのです。そのような吸血鬼が吸血を行った時、まれに相手の記憶を自分のものとしてしまうことがあるようです。この時、彼らは人間とまったく同じ価値観・倫理観を取り戻すことになります。しかし、吸血衝動に抗うことができずに人間を襲ってしまい、多くの場合は自らのおぞましい行為に恐怖し、再び狂気にとらわれてしまうことになります。 |
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