戦闘技能


 


 戦闘は格闘や射撃などの攻撃を行うための攻撃技能と、攻撃をかわすための防御および反応抵抗を用いて判定します。攻撃を行う時の行為判定を攻撃判定といい、回避を行う時の判定を回避判定といいます。攻撃技能と回避技能をまとめて戦闘技能と呼ぶこともあります。


○攻撃判定

 攻撃判定に関する技能は用いる武器や手段によって、格闘、刀剣、投擲武器などといった副技能に細分化されています。キャラクター作成の際に修正値を分配する場合は、これらの個々の副技能に対して別々に振り分けをすることになります。攻撃に関する技能はこちらにまとめてあります。
 なお、近接武器の判定に用いる主能力値には技/体と書かれていますが、これは判定の際にどちらを使うか選択することができます。

 武器を扱う技能の中には、特殊武器【各種】という技能があります。これは非常に扱いにくい武器を使うための専門技能であり、それぞれの武器に対して個別に技能を習得しなければなりません。


○回避判定

 回避に関する技能は2種類あります。1つは通常の武器攻撃を回避するための防御で、もう1つは拳銃などの飛び道具による攻撃を反射的に回避するための反応抵抗です。防御は受け流しのように攻撃を捌く技能であり、反応抵抗は飛び退いて攻撃を避ける場合に使用します。それぞれに防具による修正を受けます。防具の回避修正を加えた値で判定を行って下さい。

 回避判定は、相手の攻撃を何らかの手段で認識していなければなりません。視界が不十分などの悪条件の下では、回避判定にマイナスの修正が与えられます。背後からの攻撃のように全く見えない条件では、攻撃されることが予測できても、−4程度の不利な修正を受けるでしょう。体勢が不十分な場合にも同様で、たとえば転倒している場合は−4修正といった具合になります。
 それから移動が不可能な状態では、反応抵抗による回避判定を試みることはできません。下半身が束縛されているような場合で、上半身のみの動きで回避できる可能性がある時は、−4程度の修正を与えて判定を行わせても構いません。


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