◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【異形】
一般:怪物知識 |
不明度 |
4 |
影響度 |
3 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
影の人格(混沌の影、ドッペルゲンガー) |
一般認識 |
怪物/脅威/忌避 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
特定の誰かとまったく同じ姿をしています。実体についてはよくわかっておりません。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
怪物 |
生息地 |
不定 |
活動期 |
不明 |
出現頻度 |
まれ |
出現数 |
単独 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者など |
弱点 |
なし |
二重に歩くものと呼ばれる存在で、特定の誰かとまったく同じ姿と能力を持っています。これを見た者は命を落とすと言われていますが、どのような過程を経て死に至るのかについては、地域によって様々な話があります。見た瞬間に心臓が止まって死ぬという話もあれば、2度目に現れた時に心臓をえぐり取って殺すのだという伝承もあります。しかし、狂死するまで相手を付け狙うという説が最も多いようです。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
怪物/異形のもの/有形 |
属性 |
標的と同じ |
知能 |
標的と同じ |
感覚 |
標的と同じ |
状態変化 |
気絶なし/消滅 |
どのように誕生したのか、まったく知られていない化け物です。倒しても消滅してしまうので、どのような構造の生物かもわかりません。いえ、生物かどうかすら定かではない状態なのです。ですから、根元的な対策を立てるということも不可能で、出てきたものを相手にするしかありません。
相手を執拗に追い回し、じわじわと精神的に追いつめてから殺そうとします。殺した後は相手と入れ代わり、しばらくは普通の生活を続けるのですが、周囲のものを少しずつ殺してゆき、標的の知り合いを全て葬り去ろうとします。特に、標的が愛していたものは絶対に逃しません。標的の逆の人格をもつことから影の病ともいい、抑圧された心理が生み出した怪物だという説もあります。
基本的に、そのものの本質を見抜くための術でなければ、術法でも感知することはできません。表向きの心理状態を探ってみても、正常ではないことが判明するだけです。心理学の専門家が見ても、単なる病気として判断されてしまうでしょう。 |
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◆戦闘(専門:+3) |
正体がばれるまでは、あくまでも本人のフリをして相手を騙そうとします。しかし、騙しきれないとわかれば、逃走したり戦ったりすることになります。その際の反応はまちまちで、基本的には標的とは逆の性質を持つようです。なお、いったん逃げ出しても、必ず戻ってきて標的や知り合いを全員殺そうとします。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
複数のドッペルゲンガーが現れた事件が記録に残っています。しかし、これは変異現象によるもので、怪物ではなかったということで片づいています。 |
相手を殺すことなく、その生活の中に少しずつ紛れ込んでゆく場合もあるようです。その場合は、自分の知らないうちに誰かと会っていたり、余所で買い物をしたりということで気づくのですが、本人と直接出会うことなく生活をかき回してゆき、ある日いきなり本人を葬り去ります。 |
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