影系


説明  影を自在に操る技で、主に暗殺者が使用します。ほとんど人目に触れることのない系統で、その実体はあまり知られておりません。
認識  異端術法
使い手  影使い、影走り
行使制限  術によっては、あらかじめ影が存在していなければなりません。
習得方法  異端:暗殺ギルド×/呪術×
スタイル  スタイルは使用する者によって異なります。
 ×影の宿り×影斬り×影法師×影の知覚×影の戦士×影変化×影縛り×影移動×影操り×影矢×影の武器×影化×実体影×暗黒洞


×影の宿り

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 物体を影で包み込んで、周囲から見えにくくします。対象を探そうとしたり、攻撃に使用する場合の判定には、−2の修正を受けることになります。

×影斬り

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 術をかけた物体を用いて相手の影を攻撃すると、ダメージを与えることができます。この際、相手の物理的な防御値を無視することが可能となります。

×影法師

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 術者の影を自由に操ることができます。影は面積が等しいならば、自由な形に変化させることが可能です。平面にうつすだけではなく、壁のように立てることもできます。二次元の存在なので紙の人形のように見えるでしょう。これは普通の影と同じく、光を遮ったりダメージを与えたりすることはできません。

×影の知覚

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:10分  効果範囲:1対象
 対象の影に擬似的な知覚力を与え、術者は任意の時にそれを感じるとることができます。

×影の戦士

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 術者の影で相手の影を攻撃し、成功値ポイントのダメージを与えることができます。ただし、影は術者が不可能な動きや形状に変化させることはできません。

×影変化

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:1分  効果範囲:半径3m
 効果範囲内の全ての影の形状を自由に変えて操ることができます。影によって相手の目を塞いだり、ものを隠すことが可能です。

×影縛り

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:半径3m
 対象の影の上に何かを置くと、相手は動くことができなくなります。置いた物体や影がなくなると術は解除されてしまいます。

×影移動

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 術者は影から影へと瞬間移動することができるようになります。ただし、出口となる影は見えている場所に限られます。

×影操り

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:10秒  効果範囲:1対象
 影を操ることによって、実体を動かしたり押えたりすることができます。ただし、本体が不可能な動きや形状に影を変化させることは不可能です。

×影矢

 レベル:5  タイプ:距離
 距離:無制限  持続時間:10分  効果範囲:1対象
 影の矢が、人が歩く程度の速さで目標の方向に進みます。この矢は一直線に進むので、必ずしも術者が追いつけるとは限りませんが、影の矢がどこにあるのかはいつでも知ることができます。

×影の武器

 レベル:5  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 影でできた武器をつくりだすことができます。これは厚さがない最も鋭い武器であり、打撃値は10、修正値は±0となります。ただし、防御値を無視することはできません。武器は自由に形状を指定することができ、それを扱うための技能で判定を行います。

×影化

 レベル:5  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 対象をその影と同化させてしまうことができます。対象が生物である場合、影になっても元通り自由に動くことができますし、感覚的な情報も普通に得られます。しかし、物理的な力によって周囲に干渉することはできなくなります。

×実体影

 レベル:6  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 1つの影を実体化することができます。実体化した影は対象と全く同じ姿をしており、術者が自由に操ることが可能です。また、これより後は対象には永久に影ができなくなります。なお、影化の術によって実体を失ったものを対象とする場合は、相手は元の状態に戻ります。その場合は、術者は相手を自由に動かすことはできません。

×暗黒洞

 レベル:8  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:半径1m
 効果範囲内のものを暗黒洞に吸い込み、永久に封印することができます。この中に吸い込まれたものは、術者にも呼び戻すことはできません、また、この中にいる者を召還する場合などは、対抗判定で勝利しなければなりません。


先頭へ