官僚


 


役人
タイプ:官僚 財産レベル:1〜
身分:名誉階級(上流) 収入タイプ:固定
最低年齢:22歳    標準収入:国家や役職によってさまざま
必須技能
 高等知識【各種】(専門:知+記憶)
 政治【各種】(専門:知+記憶)
 国家制度【各種】(専門:知+記憶)
 専門知識【各種】(専門:知+記憶)
 職業知識【各種】(専門:知+記憶)
 事務(専門:知+記憶)
推奨技能
 経済(専門:知+記憶)
 法律【各種】(専門:知+記憶)
 軍事知識【各種】(専門:知+記憶)
 文書検索(一般:知+記憶)
 交渉(一般:知+判断)
説明:各省庁に属し、行政の中枢を担う職業人です。非常に高度かつ専門的な知識が必要とされます。 所持品:なし


○解説

 省庁などに属しており、行政の中枢を担う職業人です。実際に法案を考え出したり、書類を作製するのはすべて官僚の仕事です。非常に高度かつ専門的な知識が必要とされ、もちろん学歴も重要視されます。大抵の場合は、大学校を卒業した後で試験を受けて、初めてこの職につくことができます。しかし、学力だけで官僚になれるとは限りません。名誉貴族や裕福な家庭の子弟、あるいは貴族を親戚に持つ人々が官僚になりやすいことは事実です。
 そういった構造を持つことから、官僚組織は一種の派閥社会ともいえます。特定の貴族や企業に有利な法案を作製したりすることはよくありますし、情報の横流しも日常茶飯事です。そういった意味では、市民からは嫌われやすい職業ともいえるでしょう。しかし、すべての官僚が腐敗しているというわけではありません。自分の実力で官僚の職につき、信念に基づいて働いている人間もいるということを忘れないようにして下さい。そして、プレイヤーはこういった官僚を扱う方が望ましいと思われます。


○条件

 一般には大学校を卒業し、試験を受けて合格すれば官僚になることができます。しかし、合否にはコネが大きな影響を及ぼすようです。

・経歴
 初等学校(6年)→中等学校(3年)→高等学校(3年)→大学校(4年):22歳


○注意点

 事務処理が主体の地味な仕事が中心となり、政治家ともども普通のシナリオには参加しにくい職業です。政治がテーマのシナリオであれば、他の職業よりもずっと有利に動くことはできるでしょうが、それ以外の事件に関わる場合は、あまり技能を活かせずに終わることになりそうです。


○コネクション

 政治家や上流階級の人々、あるいは富裕階級や企業経営者などと繋がりがあります。職業団体とも関係があるでしょう。政治家とは違って自ら積極的にコネをつくる必要がありませんが、周りからアプローチしてくることも多く、すべてに無関心というわけにはゆかないでしょう。特に貴族の接触を無理に避けるのは、自分の立場を逆に危うくすることにもなりかねませんので、注意した方がよいと思われます。


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