キャラクターは何らかの精神的な影響を受けた時、落ち着いて判断できなくなったり、一瞬の隙ができたりします。たとえば不意打ちを受けたり、銃をつきつけられたなど、動揺をもたらす何らかの事態に遭遇した際には、判断抵抗による抵抗判定を行わなければなりません。
この場合は影響度というものを設定して、それを難易度とした抵抗判定を行います。抵抗に成功した場合は何も動揺することなく、普段どおりに行動することができます。しかし、抵抗に失敗した場合は精神的なショックによって、以後1ラウンドの間は能動的な行動を行うことができなくなります。回避や抵抗などの受動的な行動は普段通りに行うことができますが、もし抵抗判定で致命的失敗が出た場合は、体が硬直していかなる行動を取ることもできなくなってしまいます。影響度の目安は以下の通りです。なお、これはあくまでも軽い精神的ショックなので、最高でも難易度7ぐらいを限度として下さい。
◆難易度の基準
難易度 状況 1 軽い脅しや、出会い頭のちょっとした驚き 2 全くの不意打ちや思いがけない発言など 4 想像を全く超えた遭遇や恐怖をともなう脅し
◆難易度の修正
修正 状況 +1 滅多に出会わない事態 +2 普通は日常的に出会うことがない事態 +3 生涯でも滅多に出会うことのない事態
このルールは必ず使用しなければならないものではなく、選択ルールとして扱って下さい。シナリオの傾向に合わせてGMが判断すればよいでしょう。
先頭へ