職業術法師 |
タイプ:夢使い |
財産レベル:1〜 |
身分:知識人階級(中層) |
収入タイプ:固定/不定 |
最低年齢:15歳 |
標準収入:10〜30万エラン |
必須技能:
変異知識(一般:知+記憶)
専門知識【夢魔現象】(専門:知+記憶)
職業知識【夢使い】(専門:知+記憶)
魔術学(専門:知+記憶)
精神医学(専門:知+記憶)
精神判断(一般:知+判断)
夢系術法(専門:心+霊能) |
推奨技能:
観察(一般:知+判断)
精神操作系術法(専門:心+霊能)
感情操作系術法(専門:心+霊能) |
説明:主にルクレイドで起こる夢魔現象の被害者を救うために生まれたのが、この夢使いという職業です。精神治療のエキスパートとして尊敬を受けています。 |
所持品:なし |
○解説
ルクレイドで起こる夢魔現象の被害者を救うために生まれたのが、この夢使いという職業です。精神治療のエキスパートとして尊敬を受けており、精神医学に通じている者や、あるいは精神操作系や感情操作系の術法を行使できる者もいます。心の守り手(マインドキーパー)と呼ばれることもあります。
夢使いの多くはルクレイドにいます。この国で起こる夢魔現象という変異は国家的な問題であり、彼らは準公務員という立場で国家の保護を受けて活動しています。夢使いたちは独自の組織をつくっており、仕事の分担や人材育成などを行います。地域ごとに中枢となる協会が存在し、所属している夢使いたちを統括しているのです。協会は夢使いの教育の場でもあり、授業のような形態で生徒に基礎を教え、それから各師匠のもとで修行をつむことになります。大学と研究室のような関係と思って構いません。
夢使いの仕事は複数人で行うのが基本で、各教室でチームをつくって夢魔現象の解決に取り組みます。もっとも、仕事の内容がそれほど大したものでなければ、少人数で仕事をします。ただし、最低でも2人以上で活動しなければなりません。いざという時のフォローは必ず残しておくのが鉄則です。
○条件
夢使いは徒弟制度によく似た形態の組織をつくっていますが、職人のように個人的に弟子をとるわけではありません。ですから、夢使いになるためにはまず協会に所属し、その後に養成所で3年間の訓練を受けなければなりません。試験を受けるためには初等学校を卒業している必要があります。
・経歴
初等学校(6年)→養成所(3年):15歳
○注意点
夢使いはどこにでもいるというものではなく、活躍できるシナリオも限られるでしょう。しかし、夢使いでなければ解決できない事件もありますので、GMと相談の上でこれを使うかどうか決めるとよいでしょう。
なお、夢使いはロンデニアなどの変異現象による精神異常者が多い地域にいることもあります。これは、かつてルクレイドで革命が起こった時に国外へ流出したのが原因です。ですから、周辺の国家にも存在しないわけでもありません。
○コネクション
夢使いは自身の協会ばかりではなく、術法協会や聖母教会にもつながりがあります。国家機関とも協力することが多く、夢使いの要請で軍や警察などを動かすことも可能でしょう。ただし、それは上層部を通じて行うのが通例です。もっとも緊急事態の場合は、夢使いにその場の判断を任されることもあります。
○術法
術法系統 |
夢△/精神操作△/感情操作△ |
習得条件 |
夢使いの協会に所属し、各教室で術やその他の知識を身につける。登録料と授業料で年間30万エランが必要となる。ただし、奨学生ならば無料。 |
スタイル |
対象に手をかざして念じたり、術者自身が催眠状態に移行することで術法を行使する。 |
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