宮廷官吏


 


役人
タイプ:宮廷官吏 財産レベル:1〜
身分:名誉階級(上流) 収入タイプ:固定
最低年齢:22歳 標準収入:国家や役職によってさまざま
必須技能
 高等知識【各種】(専門:知+記憶)
 政治【各種】(専門:知+記憶)
 経済(専門:知+記憶)
 国家制度【各種】(専門:知+記憶)
 専門知識【各種】(専門:知+記憶)
 職業知識【宮廷】(専門:知+記憶)
 事務(専門:知+記憶)
 管理【各種】(専門:知+記憶)
 礼儀作法(専門:知+記憶)
 社交会知識(専門:知+記憶)
推奨技能
 法律【各種】(専門:知+記憶)
 信者知識【各種】(専門:知+一般)
 軍事知識【各種】(専門:知+記憶)
 紋章学(専門:知+記憶)
 雄弁・主張(一般:知+判断)
 信用・魅了(一般:知+判断)
 指図・指揮(一般:知+判断)
説明:封建国家などで領主に仕えて働く頭脳労働者です。非常に広範な知識を要求されることが多いようです。 所持品:自由(不自然でなければ、何を所有していても構いません)


○解説

 貴族が為政者である国家(国家形態表1参照)において、領主に仕えて宮廷で働く役人のことを言います。宰相や宮廷事務官といった、官僚に当たる役目です。ただし、事務だけではない幅広い役目をこなさねばならず、一方では貴族のご機嫌とりなどにも長けていなければなりません。
 官僚と違うのは、社交界や作法に関する知識も必要とされることです。数多い貴族の名前や姻戚関係を記憶しているのは当たり前ですし、宮廷で催されるパーティをセッティングするのも宮廷官吏の仕事です。また、場合によっては王子や王女の家庭教師を任されることもあります。非常に神経を使う職業といえます。


○条件

 官僚同様、大学校を卒業した後に試験を受けて合格すれば、宮廷官吏となることができます。しかし、合否にはやはりコネが大きな影響を及ぼしますし、試験の内容も普通の官僚のものよりも難しく、そう簡単になれる職業ではありません。

・経歴
 初等学校(6年)→中等学校(3年)→高等学校(3年)→大学校(4年):22歳


○注意点

 この職業もまた、長期の休暇をとったり自由に外を出歩いたりできるものではありません。宮廷を舞台とした陰謀劇や、政治が絡むシナリオでなければ活躍できないでしょう。そうでなければ、貴族の子弟が起こす騒動などを片付ける、非常に苦労の多い役目を負うことになりそうです。


○コネクション

 領主が治める土地がさほど広くない場合は、それほど幅広い関係を築くことはないでしょう。しかし、地元の名士などと面識があるのは当然ですし、仕える貴族の親戚と親しい関係になることも不可能ではありません(分をわきまえる必要はありますが)。
 王宮などで働く場合は、大勢の貴族を相手にしなければなりません。特定の貴族に気に入られるのは好ましいことですが、それによって他の貴族に敵をつくることになると、逆に働きにくくなるでしょう。もちろん、裏で様々な関係を築くことは可能です。それによって出世も早まることでしょうし、貴族の後ろ盾によって様々な便宜をはかってもらうこともできます。


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