警察官 |
タイプ:治安判事 |
財産レベル:1〜 |
身分:知識人階級(中層) |
収入タイプ:固定 |
最低年齢:18歳 |
標準収入:30〜70万エラン |
必須技能:
高等知識【各種】(専門:知+記憶)
地域知識【各種】(専門:知+記憶)
犯罪知識(専門:知+記憶)
裏社会知識【各種】(専門:知+記憶)
職業知識【治安判事】(専門:知+記憶)
法律【各種】(専門:知+記憶)
事務(専門:知+記憶)
文書検索(一般:知+記憶)
管理【各種】(専門:知+記憶)
文書検索(専門:知+記憶)
書類作成【法律】(専門:知+記憶)
質問・尋問(一般:知+判断) |
推奨技能:
格闘(一般:技/体+運動)
組打ち(一般:技/体+運動)
近接武器【各種】(一般:技/体+運動)
防御(一般:技+運動)
拳銃(一般:技+作業)
銃器整備(専門:知+作業)
捜索(一般:知+隠密)
記憶術(一般:知+記憶)
話術(一般:知+判断)
精神判断(一般:知+判断)
観察(一般:知+判断)
謎解き(一般:知+判断) |
説明:司法権限を合わせ持つ刑事で、封建国家に存在します。 |
所持品:万年筆+インク、手帳、法律書 |
○解説
封建国家に存在する強い権限を持つ刑事で、1つの地域や街の警察支部を統括します。部下(警吏)を率いて事件捜査をするのは刑事と同じですが、治安判事は軽犯罪に関する裁判権を有しています。大きな犯罪であれば裁判所の管轄となりますが、スリや少ない金額の盗難などに関しては、詰め所で簡易裁判を行って刑罰を即決することができるのです。また、彼らは民事事件にも介入することが許されておりますので、刑事よりもずっと幅広い問題に対処してゆかなければなりません。実際の業務としては、事件捜査よりも簡易裁判や書類整理に時間を裂かれることが多くなります。
治安判事は独立した存在であり、所轄の警察組織のあらゆる権限を任されます。捜査方法や人事など、業務内容のほとんどが治安判事の自由となります。彼らを罷免できるのは、基本的にその地域の領主のみです。それから、治安判事の給料は固定制と歩合制の折衷型で、裁判費用や罰金の一部は収入の一部となります。そのため事件が起こるほど、争いが起こるほど彼らの懐は潤うことになります。これらの事実から、無実の者を無理やり罪人にしてしまったり、賄賂をもらって刑を軽減する治安判事も少なくありません。
・巡回判事
警察支部の管轄外の地域を巡回する判事です。権限は一般の治安判事とほぼ同じですが、警察支部を管理することはありません。部下を2〜3人連れていることもありますが、多くは単独で活動します。部下が必要な場合は、出向いた先の詰め所の警吏を使うか、保安官を独自に雇うのが普通です。巡回判事は出向いた土地で簡易裁判を行うこともできます。
○条件
治安判事になるためには資格が必要です。資格試験は中等学校を卒業していれば受けることができますが、法律知識が必要となりますので、卒業後すぐに試験に合格する者はまず存在しません。通常は法律学校や大学校の法学部を卒業してから、初めて試験を受けるようです。警吏として働きながら資格を取ろうとする者もいます。
もちろん、資格があっても席に空きがなければ、正式な治安判事として認められません。その場合は準判事となり、捜査官として治安判事の下で働くことになります。または巡回判事として警吏を率いて地域を回り、犯罪予防や出張捜査に勤めなければなりません。
しかし、これらの立場にいるものが、時間が経てば必ず治安判事に昇格できるという保証はどこにもありません。治安判事を任命するのは地域の領主であるため、多くは貴族の家系から多く登用されることになります。平民から治安判事を目指す場合は、相当の努力を重ねるか賄賂などの人には言えない手段を用いなければならないでしょう。なお、目をかけられている準判事は副官や秘書のような形で治安判事のすぐ側に仕えるのが普通です。そうでない者は、最後まで捜査官の立場で終わることになります。
・経歴
1.初等学校(6年)→中等学校(3年)→法律学校(3年):18歳
2.初等学校(6年)→中等学校(3年)→高等学校(3年):18歳
3.初等学校(6年)→中等学校(3年)→高等学校(3年)→大学校(4年):22歳
○コネクション
治安判事の多くは貴族など有力な家系出身であるため、上流階級の人間や地域の有力者との強い繋がりを持つのが普通です。また、裁判官や政治家、地域のまとめ役とも顔見知りです。
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