◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【異形】
一般:怪物知識 |
不明度 |
3 |
影響度 |
4 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
人喰い壁(ゲイジング・ウォール) |
一般認識 |
怪物/危険/嫌悪 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
家屋の壁などに現れる石の化け物で、だいたい1平方mくらいの面積になります。1つの目と口があり、その下に石の触手が数本生えています。ただし、正確な形態は不明です。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
怪物 |
生息地 |
全域/市街地など |
活動期 |
不定 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独〜数体 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者など |
弱点 |
なし |
変異の影響で命をもった石で、よく家屋の壁にあらわれるため人喰い壁という名がつけられました。その名の通り生物を襲って食べるため、非常に恐れられています。1つの目と口、そしてその下に生えている数本の石の触手で1個体となっており、これらの器官は自在に壁に引っ込めることができます。しかし、その実体はよくわかっておらず、いかなる条件で現れるのか、そして普段はどのように生活しているのかも不明のままです。
なお、1つしかない目には魔力が宿っており、生物を眠らせることができるようです。そのため、単独で狙われた場合は非常に危険な敵となります。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
怪物/異形のもの/有形 |
属性 |
聖気 |
知能 |
動物なみ |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/消滅 |
石の壁から出現する奇怪な化け物です。たとえ倒しても死体は消えてしまうので、その正体は今もって明らかではありません。現れる瞬間はじわじわと黒いシミが壁に広がってゆくので、それで見当をつけることが可能です。観察と反応抵抗との同時判定に成功すれば、不意打ちだけは免れることができます。しかし、触手は5mほども伸びるという話なので、攻撃圏内から離脱することは難しいでしょう。
人喰い壁は基本的に1枚の壁から移動することはできません。一続きの平面となっていれば、その上を自由に動くことは可能ですが、角や切断面を越えて違う場所には動けないようです。しかし、壁の中に自由に引っ込むことができるので、危なくなった場合は石の中に潜り込んでしまいます。石の中に隠れた状態では普通の壁と全く変わることはなく、壁を壊して触手などにダメージを与えなければ倒すことはできません。ただし、出現できないほど細かく(1平方m以下に)破壊された場合は、違う壁面にいつの間にか移動し、再び活動を開始するようです。移動は肉眼では確認できず、術法などを用いなければ感知することはできないでしょう。 |
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◆戦闘(一般:+3) |
生物が近くを通った時は触手を伸ばして襲いかかります。その場を動くことができないのが幸いで、最初の攻撃さえなんとかしのげば、どうにか逃げのびることができるでしょう。逆に危険になった時は壁の中に隠れてしまいます。壁を破壊して小さくした場合は、一時的に姿を消すことがあります。逃げるとしたら、その時がチャンスでしょう。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
移動できる種類も存在するそうです。ただし、目撃例はそれほどありません。 |
意識を持ち、盲目の少女と数年に渡って共同生活を送っていたものが存在するという話です。しかし、少女が襲われることはなく、積極的にその世話をしていたようです。 |
通常は無差別に攻撃を行うようですが、特定の人物だけを狙って攻撃する個体が発見されたことがあります。はっきりとは確認されておりませんが、人間なみの知性と明確な意志が存在したようです。 |
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