技師 |
タイプ:写真技師 |
財産レベル:自由 |
身分:市民階級(中層) |
収入タイプ:固定 |
最低年齢:なし |
標準収入:10〜25万エラン |
必須技能:
写真術(専門:知+作業)
職業知識【写真屋】(専門:知+記憶)
専門知識【写真】(専門:知+記憶) |
推奨技能:
作画(一般:技+作業)
礼儀作法(専門:知+記憶)
芸術知識【各種】(専門:知+記憶)
世話【接客】(一般:知+記憶)
話術(一般:知+判断)
信用・魅了(一般:知+判断) |
説明:写真を撮影、現像するのが主な仕事です。この時代はすべて白黒写真ですので、絵の具で色をつけて売り出すものもいます。 |
所持品:写真機、現像用具一式 |
○解説
写真技師は新しい時代の職業であり、その物珍しさからか非常に人気のある商売です。専門的な技術は確かに必要ですが、機械技師のように高度な知識を必要とするものではありません。写真屋で手伝いをしながら技術を身につけるのが一般的で、どちらかといえば職人に近い職業になります。
この時代の写真は撮影に時間がかかります。焦点を合わせるなどの設定にも手間取りますし、被写体は短くても数秒は静止していなければ、画像がぶれてしまうことになります。古い写真機では、数分も黙って動かずにいなければならないのです。このような理由から数をこなせる仕事ではなく、写真一枚の単価もそれなりの金額になってしまいます。ですから顧客はだいたい市民階級以上で裕福な家庭の者に限られるようです。しかし、あまり裕福ではない家庭の者でも、遠方に出かける前に家族に写真を残したり、あるいは軍人が出征前に両親と一緒の写真を撮りに来るということがあります。
現在の写真はすべてモノクロで、その点では絵画に劣ります。ですから、絵心のある写真屋はモノクロ写真に着色し、カラーにして販売するということも行っています。単価は数倍に跳ね上がりますが、それでも金持ちは気にせず買ってゆくようです。
○条件
写真技師になるには特に学歴は必要としません。写真技師の助手をしながら、必要な技術を実地で身につけることになります。
○コネクション
写真技師の顧客は裕福な家庭の者が多く、上流階級の人々と顔見知りであることもあります。とはいえ、よほど世渡りがうまくなければ、それほど親しい間柄になることはないでしょう。
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