◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【魔族】
一般:宗教知識【各種】、信者知識 |
不明度 |
4 |
影響度 |
0/異形4 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
上位悪魔 |
一般認識 |
悪魔/脅威/忌避 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
人間とあまり変わらない姿をしていますが、非常に美しい容姿の持ち主であり、肌は漆黒で髪は純白です。真っ黒な鳥の翼が背中についており、自由に空を飛ぶこともできます。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
悪魔/上位悪魔 |
生息地 |
魔界/不定 |
活動期 |
不定 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者 |
弱点 |
なし |
魔界へと堕ちた上位の天使で、非常に美しい姿をしています。この美しさを利用して、人間を誘惑することもあるようです。翼を自由に出し入れすることができ、肌や髪の色も自由に変えることができるといいます。そして、人間に化けて目標に身辺へと近づき、犠牲者を巧みに悪の道へと誘うのです。単独で動くことが多いようですが、魔将や魔人といったさらに上位の悪魔の命令で活動していることもあるようです。
純粋な悪であり、相手を堕落させたり悲しませたり、あるいは誰かを憎ませるためにはいかなる労苦をも厭いません。特に一旦は相手の願いを叶えておいて、後でそれを奪い去るということを好むようです。美貌を奪い取られて醜い姿にされてしまった女性や、財産を全て失って乞食に成り下がった貴族など、裏切りにまつわる話は枚挙に暇がありません。人を苦しめるための労苦は惜しまず、非常に手の込んだ手段を取ることが多いようです。聖職者に化けて下位の悪魔を殺してみせ、それで信用を得ることさえするのです。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
魔族/悪魔族/真魔/上位悪魔 |
属性 |
瘴気 |
知能 |
高い |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし |
魔界の中でもそれなりの地位にいる強力な存在です。下位の悪魔に比べて壮大な企みをもっており、そのために人間に姿を変えて活動している者もいます。人間に化けるのが非常にうまく、難易度8の観察の判定に成功しなければ、違和感を感じることさえありません。時には人間として仕事に就き、結婚して妻や夫を持ち、下位の悪魔を子供に化けさせて長年暮らすこともあるそうです。恐ろしいことに教会のミサにも毎週出席し、幾人もの聖職者を最後まで騙し通したという記録さえ存在します。また、かつてカイテイン帝国で国内紛争が起こったことがありますが、この時に貴族をそそのかした悪魔というのが寵姫に化けた上位悪魔らしく、長い時間をかけて宮殿を乗っ取り、側近たちもみな悪魔にすり替えていたという話です。この内紛のことを大魔戦争といい、カイテインはこれが元で弱体化し、長き低迷時代を迎えることとなりました。 |
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◆戦闘(専門:+3) |
正体がばれない限りは、あまり好んで戦闘を行うことはないようです。しかし、一度戦いになれば残虐な悪魔の本性を顕わし、非常な手段を用いて人間をいたぶり殺します。また、回復能力を持つようで、戦いが長引くほど不利になるでしょう。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
上位悪魔を名乗る、アメーバ塊のような化け物が発見されたことがあります。 |
人の血を好み、吸血鬼のような振る舞いをしていたという上位悪魔の記録が存在します。 |
一般的な記録とは異なり、多彩な特殊能力を用いて多数の聖職者を惨殺したという上位悪魔の記録が残っています。 |
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◆未知 |
上位の悪魔の真実の姿は、黒い翼と角を持つ魔物です。そして、それぞれ体のどこかに自分だけの印(紋章)があり、一部に異形の特徴を持ちます。指の数が異なったり角を持っていたりと、その姿は多種多様となります。 |
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