その他の秘密


 


○隠された庭(アナザー・ガーデン)

 聖母アリア教会の地下にある、アリアとユナスが眠る場所のことをいいます。ここは仮想空間としてつくられた場所で、通常の手段では絶対にたどりつくことはできません。ここに立ち入ることができるのは、大主教とファーザーズだけとされています。


○「白亜の塔」連盟

 旧科学魔道文明の知識を管理する機関で、『知識の塔』と呼ばれる場所で働いています。ここは表向きは雲の聖サラーシャ教会(ルクレイド)に付属している神大学の図書館となっていますが、地下にはまだ稼働する霊子機器が多数並んでいます。


○青薔薇館

 娼館をよそおった情報機関で、ここに務めているすべての人間が裏教会のメンバーです。特に貴族の側におかれる高級娼婦は重要な情報源で、時には薬を使って相手の貴族を操ったりすることもあります。娼婦や男娼たちはみな戦闘訓練を受けており、いざという場合は戦士として戦うことができます。


○古物商ルー=ファーリー

 発掘品の買い上げと封印を行っている男で、ペトラーシャの首都ペトルラーンで大きな古物商店を経営しています。表向きは人のいい老人を装っていますが、本当は裏教会でも指折りの術法師です。


○天界奇書

 大変異現象に至るまでの真実の歴史が記された書物で、世界に数冊しかありません。そのうちの1冊は表教会の大主教が、他は裏教会のファーザーズたちが管理しています。


○天命写本

 別名を絶対計算機という霊子機器です。簡単に言えばシュミレーション・プログラムの1つなのですが、与えられる情報さえ正しければその予測は絶対に間違うことはありません。これとほとんど同じ物が、ペルソニア大陸の閉鎖実験場で用いられています。


○生体博物館

 悪魔や精霊といった変異の影響を受けた生命体兵器を狩り、その仕組みを解明しようという研究機関です。ここには様々なサンプル体が並んでいることから、このように呼ばれるようになりました。


○回らぬ運命の書

 かつての中央都市の1つが計画していた、『狭間』と『虚粒子』を利用した兵器の設計図のことです。この2つに関する技術は、科学魔道時代でさえ不可侵と言われていたものです。この設計図は不完全なものですが、動力となる霊子機関は完全なものですから、現在は厳重に封印されています。


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