説明 | 鏡界士と呼ばれる術法師たちの使う技で、鏡を媒体として現実に様々な影響を与えます。主にルワール大公国で起こる鏡の檻現象に対抗するために用いられるもので、使い手は人々に非常に尊敬されています。 |
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認識 | 一般術法 |
使い手 | 鏡界士 |
行使制限 | なし |
習得方法 | 一般:鏡界士△ |
スタイル | 術法の種類によって異なりますが、多くの場合、鏡をかざしたり覗き込んだりする必要があります。 |
術 | ○鏡の記憶/○鏡界探知/△鏡の呪い/○鏡の瞳/○投影鏡/○魔法の鏡/○鏡の体/○水鏡の手/○魔術の鏡/△鏡分身/△過去の鏡/△真実の鏡/△映し身/△鏡像操作/△鏡変身/△遠見の鏡/△鏡の門/△実体鏡/△反射鏡/△鏡の迷路/△鏡封じ/△鏡の国/△鏡の住人/×合わせ鏡の門 |
○鏡の記憶 |
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レベル:1 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:永久 効果範囲:1つの鏡 |
術法をかけた瞬間の像を鏡の中に写し止めることができます。 |
○鏡界探知 |
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レベル:1 タイプ:感知 距離:接触 持続時間:一瞬 効果範囲:1つの鏡 |
鏡の世界に住む生物、それから向こう側に引きずり込まれた生物や物品など、本来の鏡像とは違う存在を探知することができます。 |
△鏡の呪い |
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レベル:1 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:一瞬 効果範囲:1つの鏡 |
鏡に映っている者を傷つけると実体も傷つくようになります。対象に成功値ポイントのダメージを与えることが可能です。 |
○鏡の瞳 |
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レベル:1 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:10分 効果範囲:術者 |
瞳を鏡に変え、瞳眼系の術法や特殊能力の凝視による影響を跳ね返すことができます。対抗判定で勝利した場合は、相手は自分の術や視線の影響を受けることになり、それに対して対抗判定を行わなければなりません。それから、強い光による視覚へのマイナス修正を受けることもなくなります。 |
○投影鏡 |
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レベル:2 タイプ:幻術 距離:接触 持続時間:1分 効果範囲:直線10m |
鏡の中に写っているものを1つだけ指定して、効果範囲内の1点に実体のように投影することができます。 |
○魔法の鏡 |
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レベル:2 タイプ:通常 距離:0 持続時間:永久 効果範囲:1平方m |
魔力によって、1枚の鏡を作り出すことができます。 |
○鏡の体 |
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レベル:2 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:1時間 効果範囲:1対象 |
対象は光による影響を受けなくなります。これにより、太陽の熱なども受け付けなくなります。 |
○水鏡の手 |
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レベル:2 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:1分 効果範囲:術者 |
術者は手など体の一部だけを鏡に差し込み、鏡の世界に引きずり込まれた生物や物品(本来は鏡像ではなかったもの)を引っ張りあげることができます。術者が触れている間は、鏡の表面は水のように波立って見えます。もし対象に術法などが影響を与えている場合は、対抗判定で勝利しなければなりません。 |
○魔術の鏡 |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:1分 効果範囲:1対象 |
対抗判定に勝利すれば、術法を相手に跳ね返すことができます。相手は自分の達成値を難易度とした対抗判定を行わなければなりません。 |
△鏡分身 |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:1分 効果範囲:1対象 |
相手の動きを完全に真似することができます。判定の順番なども含めて、自分の能力や技能に関係なく対象と同じ行動を取ることになります。判定を行わなくても成功値は±0扱いとなり、戦闘でも相手の剣などを完璧に受けとめることが可能となります。 |
△過去の鏡 |
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レベル:3 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:1時間 効果範囲:1つの鏡 |
過去に鏡に映ったことがある映像を、自由に見ることができます。どの時間に映った映像を見るのかは、術者が詳しく指定しなければなりません。なお、何らかの物体などをうつすことで、それを鍵として時間を指定することも可能です。 |
△真実の鏡 |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:1分 効果範囲:1つの鏡 |
鏡に映したものの真実の姿をさらけだすことができます。術法で隠匿されているような場合にも、対抗判定に勝利すればその効果を無視することができます。 |
△映し身 |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:1分 効果範囲:1つの鏡 |
対象の受けたダメージを、鏡の像が身代わりとなって8ポイントまで受け取ってくれます。ダメージが8ポイントを越えると、鏡は割れてしまいます。 |
△鏡像操作 |
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レベル:4 タイプ:通常 距離:接触 持続時間:10分 効果範囲:1つの鏡 |
鏡の像を術者の想像する映像に変化させることができます。鏡像は動かすこともでき、指定した動きを繰り返させることもできれば、不規則に活動させることも可能となります。この場合、最初に大まかな指示さえ与えておけば、逐一制御しなくても幻は勝手に動き続けます。生物のように振る舞わせたい場合は、術者の判断力に応じてそれらしく行動します。映像は鏡の中にいる者には幻術として適用されます。 |
△鏡変身 |
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レベル:5 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:10分 効果範囲:術者 |
術者は鏡に映った者の姿に変身することができます。これは生物、非生物に関わらず、対象と同じ形状に変化します。肉体的な能力は対象のものを使用しますが、精神に関するものは術者の数値を使用して下さい。 |
△遠見の鏡 |
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レベル:5 タイプ:距離 距離:無制限 持続時間:1分 効果範囲:半径5m |
術者の見たいものを、自由に鏡に映し出すことができます。ただし、映す対象や場所について術者はよく知っていなければなりません。 |
△鏡の門 |
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レベル:6 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:1分 効果範囲:術者 |
鏡を通じて瞬間移動することができます。出口となる鏡は、術者が知っているものであればどこでも構いません。 |
△実体鏡 |
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レベル:6 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:永久 効果範囲:1対象 |
鏡に映った像を実体に変えることができます。実体化した像は本物そっくりで、能力や思考についてもまったく同じとなります。ただし、生物であれば利き手などが逆になるため、それで判別することが可能です。鏡像が実体化している間は、実体の像は永久に鏡に映ることはありません。術法や特殊能力などによって鏡に閉じ込められているものを、この術で実世界に戻すことも可能です。 |
△反射鏡 |
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レベル:7 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:10秒 効果範囲:術者 |
術者の前に魔力の鏡をつくりだし、あらゆる攻撃の力(達成値や効果値)を倍にして跳ね返します。反射する先は術者が自由に指定できます。指定された相手がこれを防ぐには、精神抵抗による対抗判定を行わなければなりません。なお、相手の攻撃が術法だった場合は、対抗判定に勝利しなければ攻撃を反射させることはできません。 |
△鏡の迷路 |
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レベル:7 タイプ:範囲 距離:1km 持続時間:1日 効果範囲:半径100m |
鏡でできた迷路をつくりだすことができます。対抗判定に失敗した者はこの中をさまよい続けることになります。鏡は破壊することができますが、しばらくすると自動的に修復されます。 |
△鏡封じ |
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レベル:7 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:永久 効果範囲:1対象 |
鏡にうつした1つの対象を、鏡の世界に封じ込めることができます。通常の手段ではここから出ることは不可能で、実体鏡や水鏡の手、あるいは魔力解除などの術法を用いなければなりません。 |
△鏡の国 |
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レベル:8 タイプ:通常 距離:術者 持続時間:10分 効果範囲:術者 |
術者は鏡の世界に自由に出入りすることができます。鏡の世界でも術者は現実同様に行動することができ、鏡像に対して行なったことも現実の世界に反映されます。しかし、術者の姿は鏡の中にしか存在しておりませんので、現実世界の人間は鏡をよく見ない限り、術者の存在に気づくことはないでしょう。 |
△鏡の住人 |
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レベル:8 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:永久 効果範囲:1対象 |
対象と鏡の像を取り替えることができます。実体となった像は、術者の意のままに操ることが可能です。この像は対象とそっくりな行動を取ることができ、本体と同等の能力をもっています。ただし、生物であれば利き手などが逆になり、相手をよく知っている人間は疑問を抱くことになるでしょう。 |
×合わせ鏡の門 |
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レベル:10 タイプ:通常 距離:10m 持続時間:1分 効果範囲:半径1m |
合わせ鏡の間に、異次元に通じる門をつくることができます。この門は誰でも自由に通り抜けることが可能です。 |
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