聖職者 |
タイプ:エリスファリア国教会 |
財産レベル:自由(1〜3) |
身分:神聖階級 |
収入タイプ:固定 |
最低年齢:15歳 |
標準収入:10〜30万エラン |
必須技能:
宗教知識【国教会】(専門:知+記憶)
宗教語【国教会】(専門:知+記憶)
異端知識【各種】(専門:知+記憶)
説教(専門:知+判断)
礼儀作法(専門:知+記憶)
話術(一般:知+判断)
信用・魅了(一般:知+判断) |
推奨技能:
応急手当(一般:知+作業)
高等知識(専門:知+記憶)
変異知識(一般:知+記憶)
地域知識【各種】(専門:知+記憶)
魔術学(専門:知+知識)
薬物知識(専門:知+記憶)
世話【各種】(一般:知+記憶)
指導・教育(一般:知+判断)
雄弁・主張(一般:知+判断)
術法【各種】(専門:心+霊能) |
説明:法教会から分かれた宗教機関が国教会であり、エリスファリアだけに存在します。 |
所持品:神官服、聖印(十字架)、聖告書 |
サブタイプ:高位聖職者 |
必須技能:
高等知識(専門:知+記憶)
政治【各種】(専門:知+記憶)
国家制度【各種】(専門:知+記憶)
事務(専門:知+記憶)
管理【各種】(専門:知+記憶)
指図・指揮(一般:知+判断)
指導・教育(一般:知+判断)
雄弁・主張(一般:知+判断) |
推奨技能:
法律【各種】(一般:知+記憶)
経済(専門:知+記憶)
紋章学(専門:知+記憶)
社交会知識(専門:知+記憶) |
説明:神官長以上の聖職者で、大きな宗教行事などを取り仕切ります。 |
所持品:儀礼用神官服 |
サブタイプ:神徒 |
必須技能:見習いであるため、技能を全て習得していなくても構いません。 |
推奨技能:学生としての知識、あるいは料理などの技能を身につけていてもよいでしょう。 |
説明:教会の付属学校などで学ぶ学生や、教会の雑役夫として働く者がこの階級になります。見習いの神官といった立場です。 |
所持品:なし |
○解説
エリスファリア国教会は法教会から分裂した組織です。エリスファリア国王を教主とする宗教集団で、国民はすべて国教会の信者です。信者のことは国教徒と呼び、それ以外の者は公職につくことを許されません。宗教機関というよりは国王の統治策の1つと見た方がよいでしょう。実際、国王が最高位である教皇の座についており、教義がより民衆を統制しやすいように曲解されることもしばしばあるようです。聖職者の階級は法教会のそれとほぼ同一です。法王だけは教皇と名を変えられ、代々のエリスファリア国王がその役職を務めています。
エリスファリアで冒険を行う場合は、聖職者は国教会に所属することになります。上のような経緯で成立した国教会は、もちろん清廉潔白な組織でもありませんし、政治と強く結びついています。庶民の味方というよりは貴族の味方であり、神の権威をかさに着て威張り散らす者も少なくありません。教義も法教会から分派したとは思えないほど歪んでおり、聖典も貴族を擁護する内容に書き換えられています。もっとも中にもそれに反発する庶民派の聖職者も存在しますし、利権を含めて組織内部でも様々な闘争が繰り広げられているのは事実です。
聖職者としての仕事は、さほど他の宗教機関と異なるわけではありません。しかし、他と比べると様々な面で優遇されているといえるでしょう。宗教家の活動は一種の公務とみなされ、それを妨害することは国に対する反逆となるのです。かといって聖職者が何をしても許されるというわけではなく、組織内部にも粛正機関は存在しますし、下手な行為は派閥での権力闘争に利用されることにもなりかねません。
○注意点
国教会の聖職者の立場は国外に出れば逆転します。国教会は他の宗教機関からは敬遠される存在であり、エリスファリア以外の国家では否定される存在なのです。ですから、あくまでもエリスファリア国内だけで使う職業と考えて下さい。
また、ゲームの中でうまくコントロールできる自信がないのであれば、あまり尊大な態度を取るのはやめておいた方がよいでしょう。そうでなければ周りを不快にするだけの存在になりかねません。そのようなキャラクターは滑稽な道化回しとして利用するくらいにしておくべきでしょう。
○術法
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