いかさま賭博師


 


犯罪者
タイプ:いかさま賭博師 財産レベル:自由
身分:浮浪/労働者階級(下層) 収入タイプ:不定
最低年齢:なし  標準収入:不定
必須技能
 手練(一般:技+隠密)
 職業知識【賭博師】(専門:知+記憶)
 賭事(一般:知+判断)
 精神判断(一般:知+判断)
 観察(一般:知+判断)
推奨技能
 手品(専門:技+隠密)
 犯罪知識(専門:知+記憶)
 盗賊語(専門:知+記憶)
 裏社会知識【各種】(専門:知+記憶)
 演技(一般:知+判断)
 霊感(一般:心+霊能)
説明:鍛えられた手技でいかさまを行い、賭け金をせしめるのがいかさま賭博師の仕事です。 所持品:いかさまカード、いかさまダイス


○解説

 鍛えられた手技でいかさまを行い、賭け金をせしめるのがいかさま賭博師の仕事です。楽して金を儲けるために賭博という手段を選んだ者もいれば、賭博の魅力にとりつかれて道を踏み外した者などがいます。彼らの技は芸術的とさえ評していいほど鮮やかで、いかさまとわかっていてさえそれを見破ることは困難です。また、賭博の駆け引きも心得ておりますし、適度に負けてみせる演技も巧妙です。彼らは賭場をステージにする役者であり、アーティストでもあるのです。
 いかさま賭博師は個人で仕事をする場合と、裏組合やギャングが開くカジノでディーラーとして働く場合があります。どちらにせよ、それほど大儲けできる職業ではありませんが、仕事には適度なスリルと興奮が味わえます。
 いかさま賭博は犯罪ではありますが、もし見つかったとしても殴られたり金を取り戻されたりする程度で済みます。バックに組織がついている場合は、組織の人間に殴られたり減給されることはあっても、外部の圧力からは組織が守ってくれます。賭場ごと摘発されるようなことでもなければ、警察に逮捕される心配はあまりありません。


・放浪賭博人
 町から町へとさまよい歩く放浪の賭博師です。組合の賭場を荒らすような無謀なことはできませんから、酒場のテーブルで酔い客を相手に小銭を稼ぐ程度で終わることが多く、収入は非常に不安定です。しかし、同業者でもなければ彼らの技は見破ることはできませんので、それほど生活に困ることはないでしょう。

・見せ物賭け屋
 道端でちょっとした賭けを行って小銭を稼ぐもので、賭博師というよりは手品師や芸人といった色合いの強い連中です。伏せてあるどちらのカードの数字が大きいかを当てたり、どちらのネズミが早くゴールに着くかといった、ちょっとしたゲームを取り仕切ります。もちろん全てにタネが仕込んであり、何らかの仕掛けや巧みな手技でカードをすり替えたりするのです。観客の中にサクラやいかさまの相棒が潜んでいることもあります。

・いかさまディーラー
 賭場で働くディーラーで、裏組合やギャングなどの組織に属していることが多いようです。賭場の流れを適度にコントロールし、大勝している客から勝ち分を回収したりするのが仕事です。個人で仕事をする場合とは異なり いかさまが明るみになることは組織に恥をかかせることになります。カジノ全体の信用に関わるので、いかさまディーラーとして雇われるには、技術に対してそれなりに信用が置かれていなければなりません。


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