◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【不死者】
一般:宗教知識【各種】、怪物知識 |
不明度 |
3 |
影響度 |
0/凶暴化2 |
|
◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
下僕の吸血鬼(スレイブ・バンパイア) |
一般認識 |
吸血鬼/脅威/嫌悪 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
肌が少し青ざめている以外には、通常の人間と違いはありません。 |
|
◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
不死族/吸血鬼 |
生息地 |
不定 |
活動期 |
暗闇 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独〜多数 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者 |
弱点 |
日光(ダメージ、逃亡) |
吸血鬼の餌および下僕として働く者で、自由意思を持ちません。人間並みの判断力は持っていますが、血を吸うことしか欲しておらず、ふらふらとさまよい歩いて生物を無差別に襲います。生物を見つけた時の彼らの表情は狂気そのもので、髪を振り乱して首筋に噛みついてくるのだといいます。なりそこない(屑鬼)と同じく、彼らに言葉は通じませんし、力も強いため制止するのはなかなか難しいでしょう。ですから、身を守るためには逃げ出すのが何よりの手段といえます。 |
|
◆詳細(専門:+2) |
分類 |
不死者/不死族/吸血鬼(眷属) |
属性 |
瘴気 |
知能 |
人間なみ |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/塵化 |
命令を与えられない状態では、屑鬼(なりそこない)と同様の理性のない怪物でしかなく、無差別に生者を襲うだけの危険な存在です。1日に1人分の血を吸えばとりあえず満足はしますが、血を吸った直後でも生物を見つければ我慢できずに襲いかかります。
上位の吸血鬼に制御されている状態では、吸血鬼になる前の行動パターン(性格とかね)を模倣して活動します。以前の記憶もきちんと残しているため、少し様子がおかしいとは感じますが、肌が少し青ざめるのと犬歯が長くなったこと以外は、決定的な違いはありません。もちろん、日光を避けるようになるので、暗い夜に出会ったとしても、なかなか違いに気づくことはないでしょう。
下僕の吸血鬼は日光を浴びてもダメージを受けるだけで、それによって滅びることはありません。しかし、再生の能力を持たないので、死亡判定に失敗した場合は塵になってしまいます。また、主である吸血鬼が滅べば、彼らは体が崩れ瘴気となって散ってゆきます。
下僕の吸血鬼に噛まれた場合は、下僕の吸血鬼にしかなりません。しかし、彼ら自身は喉を潤すことしか考えてないので、相手が死亡するまで血液を飲み干すのをやめようとはしません。そのため、上位の吸血鬼の命令がなければ、仲間を増やそうとすることは決してありません。 |
|
◆戦闘(専門:+3) |
主となる吸血鬼に制御されているかどうかで、その行動は全く異なるものとなります。命令を与えられていなければ、彼らは何も考えずに暴力を振るうだけです。しかし、制御されている状態では、非常に霊性な判断力を取り戻し、罠を仕掛けたり人間のふりをして相手を欺いたりします。相手が聖職者であることがわかれば、制御されていない状態を装いながら、相手を罠に誘い込んだりという真似もするようです。
なお、彼らには通常の武器は効果がないので、魔力あるいは日光のみが倒しうる手段となります。また、彼らの赤く輝く瞳を見てしまった場合は、精神を束縛されて金縛り状態になってしまうといいます。ただし、目を見ないように戦う場合は、−2の修正を受けることになります。 |
|