◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【不死者】
一般:宗教知識【各種】、怪物知識 |
不明度 |
4 |
恐怖度 |
4 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
アッシュ |
一般認識 |
不死者/危険/忌避 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
灰の体をもつアンデッドで、アメーバのように動きます。体積は1立方m程度で、自由に形を変えることができます。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
不死者/不定形 |
生息地 |
全域/墓場、戦場跡など |
活動期 |
暗闇 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独〜数体 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
聖職者 |
弱点 |
日光(致死) |
火葬された死体が死にきれずに不死者として蘇ったものだと考えられています。ゆっくりと動いて生者に近づき、体を包み込んで死に至らせます。アッシュに殺されてしまった者は灰になって蘇り、新たな犠牲者を捜して宵闇を徘徊するのだと言われています。日の光を浴びると崩れ落ちてしまいますが、恐れるわけではないので、生者が近くにいる限りは、それを倒そうと近づいてきます。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
不死者/リビングデッド/不定形 |
属性 |
瘴気 |
知能 |
なし |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/分散 |
灰を本体とするアンデッドで、生者を取り込んで殺すことしかしません。知能はないに等しいので、気をつけるのは待ち伏せくらいのものでしょう。しかし、相手は分散することができるので、罠などを仕掛けても簡単に捕まえることはできません。本体の形は自由に変えることができるので、すぐに隙間から逃げ出してしまいます。移動力や膂力は人間程度なので、罠で捕らえるのだとしたら、完全に密閉してしまうのがよいでしょう。また、通常の武器は効果がないため、魔力を付与した物体か術法でしかダメージを与えることはできません。それ以外では、日光にさらすしか倒す手はないでしょう。 |
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◆戦闘(一般:+3) |
アッシュは生物を感知すると体を大きく広げて相手をつつみこみ、生命力を吸い取ろうとします。この時、対象は難易度5の肉体抵抗を行い、対抗判定に失敗した時は生命の値にダメージを受けます。アッシュによって生命力を吸われて殺されたものはアッシュとなり、新たなる犠牲者を求めて徘徊することになります。
塊状でいる場合は魔力を付与された武器でもダメージを与えられますが、灰化により灰の粒が離散した場合、いかなる武器でも傷をつけることができなくなります。激しく攻撃を受けると灰化して、風に乗って逃げようとします。倒した時も分散してしまうので、逃亡した時と区別をつけるのは至難の業です。完全に日光にさらしてしまうか、術法で確認するしかないでしょう。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
人の形を取り、2本の足で歩いていたのを見たという話があります。顔らしき部分も存在し、生者に向かって笑いかけたということですが、真偽のほどは定かではありません。 |
複数のアッシュが集まり、大きな灰の塊となって町を襲った記録があります。町の大半の人間は死亡したそうですが、後にアッシュは聖職者たちによって浄化されたということです。 |
灰ではなく雪でできた個体も存在したようですが、それが不死者であったのかは明らかではありません。 |
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