◆判定 |
副技能 |
専門:生物学【生態学】
一般:動物知識 |
不明度 |
2 |
影響度 |
2 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
虎(タイガー) |
一般認識 |
一般動物/危険/トラ |
利用法 |
主に毛皮。まれにペットとして飼う者もいるようですが、人間にはあまりなつきません。また、じゃれついているつもりで、人間に怪我をさせることも少なくないようです。 |
外見 |
巨体の肉食獣で、体つきはがっしりとしています。黄色地に黒の縦縞があり、保護色として機能しています。北方に住むものは体が特に大きく、オスで270〜330cm、メスは240〜280cmほどにもなります。南方では比較的小型の種が多く、200〜300cmほどのものが多いようです。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
一般動物/四足獣 |
生息地 |
全域/森林、草原など |
活動期 |
通年/昼夜行動。人間の生息域近くでは夜行性が多い |
出現頻度 |
そこそこ |
出現数 |
単独〜数体 |
反応 |
中立 |
調査法 |
書物/研究者/狩人など |
弱点 |
なし |
森林に住み、単独で行動するのが普通です。狩りも単独で行ない、森に住むシカやウシの仲間、あるいはイノシシなどを襲います。餌が少ない地域では、なわばりに入り込んだ人間を襲うこともありますが、一般には人間と活動の時間帯をずらして夜間だけ活動するようです。そうでない地域では、夜間に限らず活動しています。エルモア地方の虎は森林に住むものが多いのですが、ペルソニアの虎は草原にいることが多いようです。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
哺乳動物/四肢動物/ネコ類 |
属性 |
聖気 |
知能 |
動物なみ |
感覚 |
一般/暗視 |
状態変化 |
通常 |
非常に立派な体躯を持っており、大きなものではメスで体重150kg、オスになると300kgを超えるものもいます。しかし、前肢ほど後肢の筋肉は発達しておらず、獲物を100m以上追撃することはまれです。活動域は広く、通常は数百平方キロほどを行動圏としており、一夜の狩りで10〜30キロほどの距離を移動します。なわばりに対して排他的になるかどうかは餌となる動物の活動によって変わりますが、オスとメスのなわばりは重なっていても問題ありません。トラは特定の水場を持っているので、発見には水のあるポイントを探ってみるのもよいでしょう。また、獲物は茂みに引きずり込んで食べるので、そこから痕跡が見つかる可能性もあります。個体間のコミュニケーションのためや、他の動物を威嚇するために吠えることもあります。
トラが狩りをする時は背後から静かに忍びより、一気に近づいて相手を押し倒します。獲物の大きさによって殺し方は異なり、小さい獲物は脊椎を咬み砕いて絶命させ、大きな獲物は気管を潰して窒息させます大型の獲物を狩っている場合、狩りは1週間以上の期間をおいて行います。 |
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◆戦闘(一般:+3) |
単独で待ち伏せたり、音もなく忍び寄って獲物を狩ります。獲物をうち倒して、首を咬んで殺すのが獲物の仕留め方です。トラは利用できる木、岩、茂みなどの全てを利用して獲物に接近し、背後から獲物に襲いかかります。毛皮は暑さや寒さを防ぐだけでなく、保護色として機能しており、草むらなどに隠れているトラを発見するのは容易ではありません。また、足音を立てずに歩くことも得意で、存在に気づいた時には手遅れであることも多いようです。
人間を積極的に狙って狩ることはあまりないので、戦いとなることはあまりないでしょう。しかし、餌の少ない地域では人間が襲われることもあります。なわばりに近づかないのが得策であり、いざ踏み込んだ場合は十分に警戒し、火を焚いたりして遠ざけるのがよいでしょう。それほど長い距離を追ってくることはないので、トラの方が足が速いので期待しない方がよいでしょうが、運良く逃げ切れる場合もあるようです。また、水の中にいる獲物にも平気で襲いかかってゆくので、水のある場所に逃げると逆に危険となります。 |
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◆バリエーション(専門:+4) |
変異の影響で異常に巨大化した個体が存在することもあるようです。 |
白い毛皮を持つ個体が存在し、その毛皮は珍重されています。 |
額に角を持つような種も存在します。 |
人間だけを狙って狩る個体が存在した記録があります。 |
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