◆判定 |
副技能 |
専門:異端知識【異形】
一般:怪物知識、地域知識【ルワール】 |
不明度 |
4 |
影響度 |
3 |
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◆名称・分類(一般:±0) |
名称 |
鏡魔(素体) |
一般認識 |
怪物/脅威/嫌悪 |
利用法 |
不可能 |
外見 |
明確な姿をもっておらず、さまざまな姿に形状を変えることができます。 |
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◆生態・反応(一般:+1) |
分類 |
鏡魔 |
生息地 |
南部(主にルワール大公国)/不定(鏡界) |
活動期 |
不定 |
出現頻度 |
きわめてまれ |
出現数 |
単独 |
反応 |
敵対的 |
調査法 |
鏡界士/聖職者 |
弱点 |
なし |
鏡の中にいる化け物で、はっきりとした形をもっていません。非常に悪意に満ちた存在で、多くは特定個人や1つの家に取り憑いて、さまざまなイタズラを試みます。それほど大きな被害をもたらすことはありませんが、鏡を覗き込んでいる人を驚かせたり、一晩中話しかけて眠らせなかったりということはしょっちゅうです。しかし強力なものになると、人を鏡の世界に引き込んだり、時には死亡させることもあるようです。主にルワール大公国に出没し、これを専門に扱う鏡界士という職業術法師が存在するほどです。 |
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◆詳細(専門:+2) |
分類 |
異形のもの/鏡魔 |
属性 |
中立 |
知能 |
人間なみ |
感覚 |
霊的感覚 |
状態変化 |
気絶なし/消滅? |
鏡界と呼ばれる鏡の中にある世界に住む怪物です。鏡界は現実世界と同等の広さを持つ異次元で、鏡を媒介して相互に影響を与えます。ただし、術法などの手段を用いなければ、鏡の世界の側から物理的な影響を与えることはできず、鏡魔もそのままの状態では物体を動かしたり、誰かを攻撃したりすることは不可能です。しかし、似姿の能力で鏡に映った映像に姿を変えることができますし、鏡の外の存在に話しかけることもできます。鏡魔はこれを利用して、鏡界から人間に対して様々な精神的な圧力を掛けてきます。また、種類によっては術法を使用できる者もいます。
完全鏡魔と呼ばれる種類以外は鏡面から出てくることができません。これは、攻撃の範囲が限定されるという意味では好都合なのですが、逆にこちら側からも鏡界へと影響を与える手段は限定されますし、鏡魔が鏡に映らない場所に隠れるのも容易となります。そのため、鏡界士という職業術法師が生まれ、これを狩る役目を負うこととなりました。なお、鏡界とはいわゆる鏡の中だけにあるわけではなく、映像を反射するものであれば何でも境界となるので、水面や金属の表面などにも気をつけなければなりません。 |
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◆戦闘(専門:+3) |
この魔物を倒すには、鏡の中の姿に物理的な攻撃を加えても無駄です。術法を用いるか、自分が鏡の中に入るか、鏡魔を鏡の外に引きずり出さなければ攻撃できません。退治しようとしても、物体が映り込むものなら何でも飛び移ることができるので、捕まえるのは容易ではありません(鏡の移動)。 |
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