運動-補助技能


 

技能の種類


◆攻撃変化技能

 攻撃変化技能とは、武器による直接攻撃や投擲攻撃を変化させるための補助技能です。これらの技能を用いる時は、必ず格闘、近接武器、投擲武器、特殊武器といった攻撃技能との同時判定になります。単独で用いることはできません。どの技能に対して攻撃変化技能を適用できるかについては、対象技能という箇所に書かれています。
 なお、一度の判定に複数の攻撃変化技能を用いても構いません。ただし、回避も含めた判定へのペナルティは累積します。また、補助技能の成否にかかわらず、ペナルティは必ず適用されることになります。

 突撃騎乗突撃転倒攻撃武器落とし気絶攻撃抜刀攻撃


先頭へ

 

攻撃変化技能


○突撃 (技+一般)

 突撃を宣言した場合は、全力移動を行った後に相手を攻撃することができます。これは用途のところに突撃と表記されている武器のみに可能なもので、最低でも5mの距離を走り抜けなければなりません。攻撃判定に成功すれば、基本移動力(=技)をダメージに上乗せすることが可能です。ただし、攻撃がはずれた場合は相手は即座に反撃を試みることができ、逆に突撃をしかけた側の基本移動力をダメージに追加できます。なお、反撃を行った場合は、次に予定していた能働行動はキャンセルされたことになります。

対象技能:近接武器【刀剣】、近接武器【槍】、近接武器【竿状武器】


○騎乗突撃 (技/体+一般)

 馬などの動物、あるいはオートバイや自動車で突撃を仕掛けることができます。ただし、最低でも5mの距離を走り抜けなければなりません。これは操縦や騎乗の技能との同時判定となりますが、攻撃を行う人物と別に操縦者がいる場合は、攻撃の判定だけで構いません。
 動物の場合は基本移動力、乗用機械の場合はその時の[移動力−5](移動力1=時速4キロ)が追加ダメージとなります。反撃の処理は突撃の場合と同じですが、機械などの装甲で搭乗者がカバーされている場合は、機械そのものに攻撃をしかけることとなります。機械を破壊するためには、用途の欄に破壊と書かれている武器を用いる必要があります。そうでない武器で攻撃を行った場合、壊れるのは武器の側となります。

対象技能:近接武器【刀剣】、近接武器【槍】、近接武器【竿状武器】


○転倒攻撃 (技/体+一般)

 用途の欄に転倒とかかれている武器での攻撃が成功した場合、相手を転ばせることができます。相手は次のラウンドに起きあがることができますが、転倒中は運動に関係する判定に−4の修正を受けます。なお、転倒攻撃を行った場合は、相手にダメージを与えることはできません。

対象技能:組打ち、近接武器【竿状武器】


○武器落とし (技/体+一般)

 相手が持っている武器を攻撃して、はじきとばすことができます。これに対しては、防御あるいは剛力の技能で対抗判定を行うことが可能です。武器落としが成功した場合は、攻撃側の体×1mの距離だけ離れた場所に武器がとばされてしまいます。武器を拾うためには1ラウンドの時間が必要で、この間の回避判定には−2の修正を受けることとなります。

対象技能:近接武器【各種】、特殊武器【各種】


○気絶攻撃 (技/体+専門)

 みぞおちなどに打撃を与えて、相手を気絶させることができます。この技能を使用する時は、拳や鈍器、あるいは剣の柄など、刃物のついていないものを使用しなければなりません。大型の武器などを振り回した際には、この効果は全く適用されません。
 判定に成功した場合、任意のポイントだけ達成値からダメージを減少させることができます。そして、相手は減少させたダメージを難易度として気絶判定を行わなければなりません。ただし、達成値を1以下にすることはできませんし、武器の打撃値を減少させることはできません。[打撃値+1]のダメージは必ず与えることになります。また、即死判定は発生します。

 この技能を使用する場合は、相手が必ず静止している必要があります。そのため、相手に全く気づかれずに背後に接近できた場合や、あるいは組打ちなどで相手を押さえつけた時でなければ、気絶攻撃を試みることはできません。

対象技能:格闘、近接武器【各種】、特殊武器【各種】


○抜刀攻撃 (技+専門)

 曲刀と書かれている武器で攻撃する際に、武器の準備をする時間が必要なくなります。鞘に収めた状態から、いきなり攻撃を行うことが可能です。

対象技能:近接武器【刀剣】


先頭へ