一般植物(ラ・ワ行)

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植物名 不明度 生息地 説明
ライトライム アルメア  別名を蛍草といい、ぼんやりとした淡く白い光を放つ花で、スミレに似た形をしています。ライムのような清々しい香りを漂わせるため、このように呼ばれています。夏草の一年生草本で、人里離れた場所にしか生えません。地方によっては、婚約指輪の代わりにこれを女性に送る風習もあるそうです。
ラナヴォルト カルネア  線香花火のように火花を散らしている植物で、この火花そのものが花という変わった植物です。盛夏に咲き、観賞植物として珍重されています。
ラピス・スター 東部  高さ1mくらいの潅木で、瑠璃色の光沢を放つスズランのような形の花をいくつも咲かせます。実の形が面白く、ちょうど星形をしているため、このように呼ばれます。実は花よりも少し濃い青で、喉の炎症に対して効果があります。少し酸味があり、普通はジャムにして保存しますが、熱を加えると薬効は薄れてしまいます。
ランプツリー 全域  5mほどの高さになるクルミの仲間で、実はランプのように四面が平らになっています。皮は非常に固くて、よほど強い力で叩き割るか、土に埋めて腐らせなければ中身を取り出すことはできません。実は繊維質で、興奮剤としての作用を持ちます。よく軍隊や傭兵たちが、痛み止めとしてこれを利用しています。
リルカ ロンデニア  永遠花、あるいは輪廻の花とも呼ばれる蘭の1種で、子供の手のひらほどの大きさの薄桃色の花を咲かせます。蕾が咲いて、また萎んで、それがまた咲くという永遠を象徴するような花で、死者を弔う時によく墓前に飾られます。
リングチェリー 南部  サクランボのように長い柄の実をつける低木で、その柄がねじれて輪をつくることからこの名で呼ばれています。その形からチェリーと名付けられましたが、本当は梅の仲間で、味も梅によく似ています。タネから青酸系の毒を抽出できることが知られており、昔は死刑用の毒として用いられていました。
ルリアカネ
(瑠璃茜)
エリスファリア周辺  アカネの近縁種で本当は茶色の花をつけるのですが、光の乱反射によって瑠璃色に見えます。夜になって花に当たる光量が落ちると茶色にくすんで見えるため、年寄り花という呼ばれ方をすることもあります。
ロウソクノキ
(蝋燭の木)
ユナスフィール教国  油脂分を非常に多く含んだ木で、オリーブの近縁種です。幹に傷をつけてしばらく放っておくと、蝋がゆっくりと落ちてきます。また、実にもアボガドのようにたっぷりと脂肪分を含んでおり、サラダなどにまぜて食べられてます。この木は背丈が大人の胸ほどしかないため、ユナスフィール教国では子供たちが手伝いでこの実を摘んでいる姿をよく見かけます。
ワタゲカシワ
(綿毛柏)
南西部  柏の一種なのですが、葉の表面に綿毛のようなふわふわした長い毛が生えています。この葉には止血効果があり、丹念にすりつぶして傷口に塗るとよく効きます。これは、葉っぱ自体の薬効もさることながら、表面の長い毛が傷口を塞いでくれるためだともいわれています。
ワスレリンゴ
(忘れ林檎)
中央部  リンゴの一種なのですが、木の丈は40cmほどにしかならず、実もコインほどの大きさにしかなりません。そのあまりの小ささのため、ついリンゴであることを忘れてしまうので、このような名がつきました。近年では鑑賞植物として取り扱われるようになり、窓辺にこの鉢植えが飾られているのをよく見かけます。


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