遊牧民族


 


放浪者
タイプ:遊牧民族 財産レベル:自由
身分:浮浪階級(下層) 収入タイプ:不定
最低年齢:なし  標準収入:不定(0)
必須技能
 騎乗(一般:技+運動)
 動物解体(専門:知+作業)
 馬車操作(一般:技+作業)
 動物知識(一般:知+記憶)
 植物知識(一般:知+記憶)
 野外生活(一般:知+記憶)
 怪物知識(一般:知+記憶)
 世話【動物】(一般:知+記憶)
 専門知識【牧畜】(専門:知+記憶)
 職業知識【遊牧民族】(専門:知+記憶)
 地理【各種】(専門:知+記憶)
 自然知識【各種】(専門:知+記憶)
推奨技能
 革細工(専門:技+作業)
 動物調教(専門:知+記憶)
 薬物知識(専門:知+記憶)
 民間医学(専門:知+記憶)
 伝承知識【各種】(専門:知+記憶)
説明:牧草や水を求めて草原を移動し、家畜を飼育してそれを生活の糧とする者たちです。どの国家においても、非常に低い身分とされています。 所持品:馬、馬具一式、馬車、テント、生活道具一式


○解説

 牧草や水を求めて草原を移動し、家畜を飼育してそれを生活の糧とする者たちです。昔から不定居住者である彼らは蔑みの目で見られ、どの国家においても非常に低い身分とされてきました。さらに近年になって農地や生息域が拡大されるにつれ、土地を持たない彼らの存在はなおさら疎まれるようになっています。現在は牧場という形式で土地を囲い、その中で家畜を飼うようになっていますから、彼らは牧草を食い荒らす泥棒のようなものです。
 そういった彼らですが、一部地域では一般市民の役に立っていることもあります。たとえばカルネアという国家では、切り出した岩塩を運搬するのは彼らの飼う動物の役目となっています。また、郵便制度が整っていない辺境では、手紙を運搬するメッセンジャーとしての役目も負います。

 彼らは一般社会の知識や技術の恩恵を受けることが殆どないため、独自の文化を発達させてきました。その中には有用な知識も多くあり、特に薬草に対する知識は医師以上です。代々受け継がれてきた薬草知識は膨大なもので、一族には必ず専門の薬師が存在します。また、宗教的にも特異な存在であり、特別に霊媒師などの地位を設けている部族もあります。しかし、そういったことが逆に迫害を受ける原因ともなっています。


○条件

 遊牧民族として生きるために、特に必須とされる条件はありません。特定の部族に所属して生活するだけです。


○注意点

 ほとんどのシナリオでは参加する機会はないでしょう。彼らは野外を放浪する者であり、また一般人から差別されることが多いのです。逆に、民族問題が絡むシナリオでは十分に活躍できる可能性があります。


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