民間諜報員


 


密偵
タイプ:民間諜報員 財産レベル:自由
身分:市民階級(中層) 収入タイプ:固定/不定
最低年齢:なし 標準収入:20〜50万エラン
必須技能
 カモフラージュ(一般:知+隠密)
 罠判断【屋内】(専門:知+隠密)
 罠操作【屋内】(専門:技+隠密)
 鍵操作(専門:技+隠密)
 忍び足(一般:技+隠密)
 潜伏(一般:技+隠密)
 捜索(一般:知+隠密)
 尾行(一般:知+隠密)
 記憶術(一般:知+記憶)
 暗号【各種】(専門:知+記憶)
 話術(一般:知+判断)
 演技(一般:知+判断)
推奨技能
 格闘(一般:技/体+運動)
 近接武器【各種】(一般:技/体+運動)
 防御(一般:技+運動)
 応急手当(一般:知+作業)
 作画(一般:技+作業)
 速記(専門:知+作業)
 拳銃(一般:技+作業)
 長銃(一般:技+作業)
 銃器整備(専門:知+作業)
 変装(一般:知+隠密)
 偽造【各種】(専門:知+隠密)
 手練(一般:技+隠密)
 国家制度【各種】(専門:知+記憶)
 軍事知識【各種】(専門:知+記憶)
 地域知識【各種】(専門:知+記憶)
 裏社会知識【各種】(専門:知+記憶)
 文書検索(一般:知+記憶)
 礼儀作法(専門:知+記憶)
 観察(一般:知+判断)
説明:裏の世界に属する諜報員で、依頼によって機密書類を盗み出したり、情報工作を行ったりします。 所持品:ダガー、鍵開け道具、懐中時計、インク+万年筆、双眼鏡


○解説

 民間のスパイ組織に勤めたり、あるいは貴族や為政者のために働く諜報員です。仕事の内容は軍の密偵と同じようなもので、相手組織の内情を調査したり、密書を届けたりといったことをします。ただし、決まった養成過程を経ているわけではありませんので、最低年齢はありません。また、必ずしも誰かに仕えているわけでもなく、フリーで仕事をする者も存在します。どのような組織に属するのかは、GMと相談した上で決定して下さい。フリーの諜報員は私立探偵やその他の一般人を装ったりすることが多いようです。
 諜報員はその技術に対して信用がなければなりません。もし、敵の手に落ちてしまえば、逆に情報源となってしまいます。また、情報というのはスピードが命ですから、金銭的な制限が特になければ、未熟な腕前の者にわざわざ仕事を頼むということはありません。自らの立場と依頼人の秘密を守るために、諜報員は自らの技術を日々磨き続けなければならないのです。


○条件

 民間の諜報員は軍の密偵と違って、特定の教育課程があるわけではありません。組織に属している場合は、その組織ごとに訓練内容が異なりますし、フリーの場合は自分で必要な知識や技術を身につけなければなりません。過去に軍の密偵や刑事だった人間が民間諜報員として活躍している場合もあります。


○注意点

 密偵と同様、民間諜報員は参加するシナリオを選ぶ職業です。その技能が活かされるシナリオというのは、軍事や政治、あるいは機械などの分野になるでしょう。また、他のプレイヤーにその正体が明かされていない場合、下手をすると参加者同士で足の引っ張り合いになってしまうことでしょう。それが想定されていない場合、プレイ時間を無駄に長引かせることになってしまうかもしれません。ですから、諜報員という職業を選ぶ場合は、GMや他のプレイヤーとよく相談するようにして下さい。


○コネクション

 諜報員が確実に利用できるコネといえば、自らが所属する組織と依頼人でしょう。他は個人の経歴や組織の形態によって異なります。以前にどこかの組織に勤めていた場合は、その人脈を頼ることができます。また、裏社会の情報網を利用することもないわけではありません。


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