術法を使用する際には、精神耐久値(気力と自我)を1点消費します。これは術の種類やレベルによらず一律です。また、術法の判定に失敗しても、耐久値は消費させなければなりません。
通常は気力の方から消費してゆきます。気力がマイナスになるような場合は、自我を消費しなければなりません。つまり、気力の最低値は0ということです。
キャラクターが自分の意志で消費できるのは、自我が0ポイントになるまでです。自我がマイナスになるまで術法を使用することはできませんので、その点に注意して下さい。
術者は気力が0以上の時はまだ大丈夫ですが、自我にまでダメージが及んだ場合には気絶する可能性があります。この時は気絶判定となり、判断抵抗を用いた難易度1の判定を行わなければなりません。抵抗に成功すれば普通に行動できますが、失敗すれば即座に気絶することになります。この判定は自我が減少するたびに行ないます。
更に自我が減少して0以下になった時には、判断抵抗の値を用いた難易度1の発狂判定をしなければなりません。自我がマイナスになっていた場合は、その値が修正値となります。この判定に成功すれば発狂せずにすみますが、失敗した場合には精神が崩壊して狂人となってしまいます。この判定は、それ以後さらに自我にダメージを被る度に行って下さい。なお、この判定に成功しても、自我が0以下になった場合は必ず気絶します。
また、一度に気力の最大値を越えるダメージを受けた場合、すなわち一度に自我まで及ぶダメージを受けた時には、自我の値に関わらず、即座に発狂判定を行なうことになります。判定方法は通常の発狂判定と同じです。修正値の算出方法も変わりません。この判定に成功しても、気絶判定は行なわなければなりません。
先頭へ