ダメージの決定攻撃が命中した場合、キャラクターはダメージを被ることになります。アンバランスド・ワールドのシステムでは、耐久値を減少させることで負傷の度合いを表わします。物理的な攻撃による負傷では、肉体耐久値(活力と生命)が減少することになります。 攻撃が命中した場合、攻撃側の成功値(お互いの達成値の差)を算出します。これがダメージの基本値となります。この基本値に武器の打撃値を加えた数値が、実際に相手に与えるダメージです。 ダメージ=[成功値+打撃値−防御値] 通常、肉体に与えられるダメージは、まず活力に適用されます。ダメージが蓄積し、活力がマイナスまで減少する場合には、生命の値にダメージが適用されます。つまり、活力は最低でも0までしか低下せず、それ以上は生命にダメージを被るということになります。生命の値はマイナスになることもあります。 先頭へ
ダメージ決定の例外戦闘において自動的成功や自動的失敗が出た場合は、ダメージの適用法が少し変わります。 攻撃判定を行ってその結果が自動的成功だった場合、特別に余分のダメージを与えることができます。これは攻撃が急所に当たったと考えて下さい。 防御側の判定結果が自動的失敗であった場合、防具によってダメージを軽減することができなくなります。鎧の隙間などに攻撃が当たったと考えて下さい。自動的失敗の場合には達成値は0ですので、攻撃側が与えるダメージをそのまま受けることになります。ただし、術法によって何らかの防御値を得ている場合には、その分は減点することが可能です。なお、致命的失敗の場合は達成値が感情レベルにマイナスをつけた値になります。ダメージの基本値は達成値の差ですから、より大きなダメージを受けることになるのです。この場合、自ら攻撃の方向へと避けてしまったと解釈して下さい。 先頭へ |