次に、何かの行為に対して複数の人数で対処する場合の判定方法を説明します。
たとえば重い扉を2人以上で開ける場合、それぞれが判定を行なって達成値を求めます。そして全員の達成値を合計して、その値を難易度と比較します。難易度以上であった場合は扉は開きます。難易度に充たない場合、扉は開かなかったことになります。このように複数の人数で対処できる行為は、その達成値を合計することができるのです。
ただしこれは、複数人の力が直接合計されるような行為にだけ適用されるルールです。多人数で交渉した場合でも、交渉自体は1対1で行なわれます。何人いても、たった1人にだまされるような場合もあるのです。
この方法を用いた場合は、達成値が容易に大きくなります。これを適用するかどうかは、GMが慎重に判断して下さい。
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