成長について


 


○専門技能の習得

 専門技能を新しく習得にはそれなりの時間がかかります。通常、ゲームの途中にこれを習得することはできませんし、同じキャラクターを長く使い続けたとしても、次のシナリオですぐ使用できるということにはなりません。
 専門技能を習得した当初は、判定値に−6の修正を受けることになります。これから、1か月経つごとに修正値は+1ずつされてゆきます。6か月が経った時点で、完全にその技能が習得できたことになるのです。これは普通に生活しながら習得する場合であり、その訓練だけに時間を費やすのならば、修正値を−4からにしても構いません。


○術法の習得

 術法もまた専門技能と同様に、身につけるのにはかなりの時間がかかるものです。習得に要する時間は[術のレベル×1か月]となります。また、完全に習得するまでは判定にペナルティを与えても構いません。この場合は、レベルの分だけマイナスの修正を受けることになります。これも1か月経つごとに修正値は+1ずつされてゆきます。8レベルの術を半年訓練した場合は、−2の修正ということになるのです。


○技能の維持

 長い期間、まったくその副技能を使用していない場合は、技術が低下することになります。GMがほとんど使用していないと判断した副技能は、技能の維持についてチェックしなければなりません。期間はだいたい1か月を目安とすればよいでしょう。

 チェックは行為判定によって行われます。個人修正値を難易度として、対象となる副技能を用いた行為判定に成功すれば、特に数値が低下することはありません。しかし、判定に失敗した場合は個人修正値が低下します。失敗の度合いに関わらず、個人修正値を−1して下さい。これは経験CPを消費して上昇させるまで回復することはありません。
 判定を行うのは個人修正値を割り振っている技能だけです。低下するのも個人修正値だけであり、主技能値まで減少することはありません。


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