装備の制限


 


 武器や防具の装備には制限があり、これは主能力値のの値によって変わります。装備できる物品は重量によって制限されます。装備品には特に重量という数値は設けられてはいませんが、武器の場合は打撃値、防具の場合は防御値を便宜上の重量とします。

 装備は大きく分けて、手に持つものと身につけるものとに区分されます。具体的には、手に持つものは武器と楯であり、身につけるものは楯以外の防具です。


・手に持つ装備
 手にもつもの(武器と楯)は、重量の合計が体×3の値以下でなければなりません。これは利き腕で体×2、逆腕で体×1を支えられることを意味します。なお、両利きの場合は、それぞれの腕が体×2の重量を支えられますが、合計ではやはり体×3までになります。重量がこの値を上回った場合は、打撃値が1上回るごとに攻撃の判定値に−1の修正を受けます。
 なお、飛び道具については、打撃値に追加武器の値を加えない数値で判断して下さい。それから、大砲などの砲銃は使用者の筋力に直接関係しませんので、特に重量による制限を考える必要はありません。

・身に付ける装備
 武器や楯は個々の値が基準となりますが、身に付ける防具に関しては合計した防御値が基準となります。こちらも手にもつ装備と同様に、体×3までの重量を支えることができます。体×3の値が重量の合計に充たない場合は、それが1点足りないごとに回避の判定に−1の修正を受けることになります。


 エルモア地方に存在する武器や防具を記した装備品データはデータパート2で紹介します。この中から装備を選択して、名称や必要な値をキャラクターシート2の装備の欄に記入してください。そして、それぞれに必要事項を書き入れたら、装備という欄が完成します。

 装備の欄は上下に分かれています。これらはスラッシュ(/)の有無で区別されており、二重線の上は個々の装備に関して、下は合計した値を書く欄になっています。
 まず、上にある個別の装備の欄について説明します。装備名称という欄には、所持している武器や防具の名称をそれぞれ書き入れます。そして攻撃判定から装備箇所までの欄には、説明にある通りの数値を記入してゆきます。
 次に下のスラッシュ(/)のある欄ですが、装備名称というところには使用する武器や防具の組み合わせを、自分が分かりやすいように書いて下さい。攻撃判定、回避判定という欄は、スラッシュ(/)の左側には判定値(副技能値+全ての修正値の合計)、右側には判定に用いる主能力値を書き入れて下さい。打撃値、防御値の欄には、使用する武器や防具に準じて、各々の数値の合計値を記入して下さい。
 距離、および数/準備という欄はリストにある通りに記して下さい。装備箇所という欄には、その武器を片手で持つか、あるいは両手で持つかを書き入れます。
 全てを書き終えたら、装備の欄は完成です。


先頭へ