○解説 臨時警察官のことを一般に保安官といいます。通常の警察官とは異なり、正式な警察組織の一員ではありません。あくまでも人員不足のために臨時に雇われているだけであり、捜査権や逮捕権を一時的に与えられた一般人なのです。ですからその素性はさまざまで、チンピラのような者もたくさんいます。当然のことながら警察学校も卒業しておらず、捜査方法も個人によってバラバラです。逆に、普通の警察官ではなかなか聞き出せない情報を得られる可能性もあります。 保安官がいるのは地方の市町村か、あるいは極端に犯罪が多い大都市になります。なお、探偵や何でも屋と呼ばれる人間を、一次的に保安官に任命して捜査協力をあおぐこともあります。また、暴動に備えて臨時に雇う人間なども、全て保安官として雇われます。もし、彼らがその地区の警察組織と懇意にしている場合は、独自に調査活動を行って犯罪者を逮捕した後で、日付を遡って雇用するといったやり方をする場合もあります。 ○条件保安官になるためには、特にこれといった条件はありません。警察組織の許可があれば、保安官として活動することができます。 先頭へ |