概説エルモア地方では宗教機関の影響が非常に大きく、聖職者というのは多大なる尊敬を受ける職業です。聖母教会、法教会、マイエル教、およびエリスファリア国教会などの宗教組織で働く者は、『神聖階級』として特別な身分を確立しています。扱いとしては富裕階級〜名誉階級となりますが、権力や財産があるわけではありません。 神聖階級は上流、中層、下層のどれにも属しません。彼らは出自や財産によって区別されることのない存在なのです。宗教機関の影響は国家によって様々ですが、全てにおいて言えることは聖職者は人々に無条件で尊敬され、そして信頼される職業だということです。国家によっては彼らは裁判官であり、あるいは政治家であったりもします。もっとも、こういった制度は時代の流れに逆行しているものであり、為政者の中にはその影響力を積極的に削いでゆこうと試みる者もいます。 神聖階級の地位や役割についての詳細は、宗教や国家の項目を見て下さい。 先頭へ
聖職者の影響力 聖職者が尊敬されるのには、いくつかの理由があります。 しかし、何より宗教家の敬虔な信仰心と清廉潔白な態度こそが、人々の尊敬と信頼を勝ち得た最大の理由でしょう。困ったことがあればまず教会へ行くというのが、一般市民にとっては今でも当たり前の考え方なのです。 先頭へ |