水泳判定歩いて移動できないほどの深さがある水の中を移動する場合は、水泳の判定に成功する必要があります。判定に失敗した場合は溺れることになります。 ○水泳 (一般:技/体+運動) 川や海で溺れずに済むかどうかの判定に用います。特にキャラクターに泳げないという設定をもうけていなければ、判定なしで普通に泳ぐことができます。しかし、急流を乗り越えたり時間的な制限がある場合は、この技能に成功しなければなりません。 流れが速い場所や短い距離での速さを競う場合は技を用いた判定になります。また、水中で何か行動を取る場合にはこの技能との同時判定となり、水泳の判定に成功しなければ溺れてしまい、他の行動を取れないことになります。なお、一般に水中で行動する際には、水泳以外の技能には−4の修正を受けます。 なお、鎧をつけている場合は、回避修正の分だけ水泳も含めたすべての運動技能にマイナスの修正を受けることになります。ただし、全身を覆う金属鎧をつけている場合は、必ず溺れてしまいます。奇跡的成功が出た場合は一瞬だけ顔を出すことができますが、またすぐに沈んでゆきます。息が保っている間に救助しなければ、いずれは溺死してしまうことになります。
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窒息と蘇生キャラクターは[体×10秒]の時間までは、息を止めていてもなんともありません。しかし、これ以上のあいだ呼吸ができない場合、次の10秒が過ぎた時に難易度1の肉体抵抗の判定に成功しなければなりません。この判定は時間が経過するごとに難易度が累積します。20秒が過ぎれば難易度2、30秒であれば難易度3となります。 判定に成功すれば、とりあえず10秒の間だけは我慢していられることになります。しかし失敗した場合は、次に抵抗判定を行う際に−1の修正を受けることになります。これは苦しさのあまり息を吐き出してしまった結果によるものです。この修正は、息を吸わないままであれば累積してゆきます。一度呼吸をすれば修正値を1だけ戻すことができます。 ○応急手当 (一般:知+作業) 応急手当は一般技能なので、誰でも行為判定を試みることができます。溺れた者を目覚めさせるには、人工呼吸を行わなければなりません。基本的には難易度1の判定に成功すれば、蘇生に成功したことになります。ただし、その時に生命の値がマイナスになっていれば、その分の修正を受けます。応急手当てに成功すれば生命がマイナスになっている者でも、それ以後は死亡判定を行う必要はなくなります。 先頭へ |