闇系


 闇をつくりだし、自由に操ることができます。スタイルは人によって異なります。


暗転

 レベル:1  距離:10m  持続時間:一瞬  効果範囲:1対象
 瞬間的に闇を発生させ、視界を暗転させます。以後1ラウンドの間は、視覚を必要とするすべての行動に−4の修正を受けます。

暗視

 レベル:1  距離:接触  持続時間:1時間  効果範囲:1対象
 闇の中でも通常の視力を保つことができるようになります。術法によってつくられた暗闇の中にいる場合は、それが視覚を奪うような作用をもつのならば、対抗判定で勝利しなければなりません。

闇蛍

 レベル:1  距離:10m  持続時間:1分  効果範囲:半径1m
 小さな闇の球が効果範囲内をとびかい、相手を攪乱します。範囲内にいる者は、視覚に関するすべての行動に−2修正を受けます。

闇の場

 レベル:2  距離:10m  持続時間:1時間  効果範囲:半径5m
 光を遮る暗闇をつくりだすことができます。これは自然の闇ではなく、外から照らしても内部を見通すことはできません。この空間に術法で明かりを灯す場合には、対抗判定で勝利しなればなりません。この術法は1点を中心とするもので、その点を何かの物体や生物の上に指定した場合は、その対象が動くとともに暗闇は移動します。

ぼやけ

 レベル:2  距離:10m  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 対象を薄闇で包み込み、姿を見えにくくします。この対象に何か(攻撃や発見など)をする場合、相手は判定に−2の修正を受けることになります。武器などにかけた場合は、相手は回避判定に−2の修正を受けます。

闇調節

 レベル:3  距離:0  持続時間:1時間  効果範囲:半径100m
 効果範囲内の暗闇の強さを自由に変えることができます。ただし、自然の状態よりも明るくすることはできませんし、通常の明かりで内部を照らすことも可能です。相手に対して修正を与える場合は、最高でも−3までになります。

影法師

 レベル:3  距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 術者の影を自由に操ることができます。影は面積が等しいならば、自由な形に変化させることができ、平面にうつすだけではなく、壁のように立てることも可能です。その時は二次元の存在ですので、紙の人形のように見えます。これは影ですので、光を遮ったり、ダメージを与えたりすることはできません。

日陰

 レベル:4  距離:10m  持続時間:1時間  効果範囲:1対象
 対象を包みこむ日陰をつくりだします。その中では、自然の光による影響は一切受けずにすみます。術法による光の場合は、対抗判定をしなればなりません。

闇変化

 レベル:6  距離:10m  持続時間:1分  効果範囲:半径5m
 効果範囲内にある闇や影の形状を自由に変えることができます。持続時間内であれば、いつでも闇の覆う範囲を変えることが可能です。闇の壁をつくって光を完全に遮ることもできます。

闇の檻

 レベル:7  距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 対象の周囲を薄い闇の膜で覆ってしまいます。そのため対象には一切の光があたらなくなり、黒い塊のように見えます。しかし、光を完全に遮ってしまうので、対象は物を見ることができなくなります。

闇の迷路

 レベル:8  距離:1km  持続時間:1時間  効果範囲:半径100m
 闇で囲まれた迷路をつくります。この迷路にとらわれたものは、持続時間が過ぎるまでは中から出ることはできません。効果範囲内の空間では、一切の光は消滅してしまいます。術法で明かりをつくる場合は、対抗判定で勝利しなければ明かりは現われません。

闇使い

 レベル:9  距離:50m  持続時間:1分  効果範囲:半径10m
 効果範囲内にある闇や影を、術者の自由に動かすことができます。闇の存在する範囲を指定し、思い通りに光を遮ることも可能です。物体などを囲んで見えにくくした場合、そのものに対して視覚を必要とする行動(攻撃や回避など)を行う場合には、−3の修正を受けることになります。また、光系の術法によるダメージを減少させることも可能です。その場合は抵抗判定のかわりに、この術法の達成値を用いることができます。

完全暗黒

 レベル:10  距離:0  持続時間:1時間  効果範囲:半径1km
 いかなる光をも通さない完全な闇をつくりだし、光によって伝えられるあらゆる効果を打ち消すことができます。術法によって明かりをつくりだす場合には、対抗判定に勝利しなればなりません。単に明かりだけではなく、この空間内で光に関する全ての術法が効果をあらわすためには、対抗判定が必要になります。暗視のような術法の効果も打ち消すことができます。


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