術法師の中でも特定の現象に対する専門家だったり、芸術家として認知されているのが職業術法師と呼ばれる者たちです。社会的な信用があり、一般の人々から非常に頼りにされる存在です。多くは知識人階級として尊敬を受けています。共通するのは宗教組織によって認められているということで、法や倫理に反するようなことさえしなければ排斥されることはありません。これら職業術法師は、師匠から弟子へと技術が継承されるのが普通であり、非常に閉鎖的な組織を形成しています。
◆夢使い
術法系統 |
夢、精神操作、感情操作 |
習得条件 |
夢使いの協会に所属し、各教室で術やその他の知識を身につける。登録料と授業料で年間30万エランが必要となる。ただし、奨学生ならば無料。 |
スタイル |
対象に手をかざして念じたり、術者自身が催眠状態に移行することで術法を行使する。 |
◆鏡界士
術法系統 |
魔鏡 |
習得条件 |
鏡界士の協会に所属し、誰かのもとに弟子入りしなければならない。弟子として働くことを代価として術法を教授して貰う。 |
スタイル |
細部は術者によって異なるが、ほとんどの術で鏡をかざす必要がある。 |
◆獣使い
術法系統 |
生物、獣化 |
習得条件 |
幼い頃より生物や自然と接することで基礎を身につける。多くの場合、親や師の真似をすることで覚える。 |
スタイル |
多くは何らかの身ぶりを必要とする。言葉を発することはほとんどない。 |
◆呪医
術法系統 |
回復 |
習得条件 |
誰かのもとに弟子入りして、看護の経験をつみながら習得する。 |
スタイル |
患者に手をかざして念じる。 |
◆人形使い
術法系統 |
人形、変化 |
習得条件 |
誰かのもとに弟子入りし、その技を見て盗む。 |
スタイル |
多くは念を込めて細工道具を用いる。 |
◆香水師
術法系統 |
香水 |
習得条件 |
誰かのもとにつき、調香師として経験を積んだのちに教えて貰うことができる。 |
スタイル |
容器に香水をつめ、それを開放することで術をかける。 |
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