以下に示す組織や機関は、術法を組織的に分担して継承しています。保持している術法の種類は非常に多岐に渡っており、それゆえに社会的に強い力を持っています。その最たるものが宗教機関なのですが、組織に属する聖職者にしかその知識を伝達しないのが普通です。それ以外の組織では、金銭的な取り引きによって外部の人間にも術法を教えていますが、決して安くはない料金を取られる上に、確実に習得できる保証があるわけではありません。
◆エリスファリア国教会
術法系統 |
魔力操作、守護、天撃、浄化、罰罪、天授、治癒、攻撃、防御 |
習得条件 |
神徒以上の信者で、教会に生涯を捧げる者。 |
スタイル |
聖言(宗教語)による呪文と聖印をかかげる。 |
使用条件 |
教義に応じて各聖職者が判断する。 |
◆術法協会(魔術学校)
術法系統 |
魔力操作、地、火、風、水、光、闇、氷、雷、砂、植物、治癒、肉体操作、感覚、魂、精神操作、感情操作、情報、知識、感知、空間、力、変化、創造、攻撃、防御、幻覚、映像、音声、生物 |
習得条件 |
料金を支払うことで様々な術法を教授して貰える。登録費が10万エランかかり、それ以外にもレベル×1万エラン以上が必要。基本的に身元の保証がある者にしか教えることはない。将来的に協会のために働くことを誓えば、無料で教えてもらうことも可能。 |
スタイル |
その系統や教師によって異なる。 |
使用条件 |
基本的には術者の判断に任されるが、社会的な倫理、道徳に触れるような使用法は禁じられる。厳しく処罰されることもある。 |
◆魔法屋
術法系統 |
内容は術法協会に準ずるが、大きな魔法屋でもせいぜい5系統、小さなところだと1〜2系統ほどしか習得していない。 |
習得条件 |
料金を支払って習得するが、その額は各魔法屋によって異なる。最低でもレベル×1万エラン必要。基本的には身元の保証がある者にしか教えることはないが、基準は魔法屋に一任されている。 |
スタイル |
その系統や教える者によって異なる。 |
使用条件 |
魔法屋は一切について関知しない。しかし、何か問題を起こした場合は、魔法屋ともども処罰されることがある。 |
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