ルール概要ここではキャラクターの運動能力についてのルールを説明します。基本的に用いる主技能値は運動、主能力値は技か体のどちらかになります。なお、運動に関する判定は防具による制限を受けます。回避修正の分だけ判定値に加える必要があります。ただし、楯によるプラスの回避修正は無視するようにして下さい。 ○移動力キャラクターはプレイの中で怪物から逃げたり、誰かを追いかけたりすることもあります。速さの基準となるのは移動力で、移動力1はだいたい時速4kmとなります。キャラクターの基本移動力は主能力値の技の値となります。これは小走り程度の速さで走る場合の移動力であり、1秒につき基本移動力mの距離を移動することができます。速度を上げる場合は、これに追加移動力が加わります。人間の場合、追加移動力は1〜5までの数字になります。移動力は装備による低下が起こります。鎧を身につけている場合は、その時点での移動力に回避修正を加えた値になります。ただし、移動力は最低でも1までしか下がりません。 ○登攀 (一般:技+運動) 梯子やしっかりした足場があれば特に判定の必要はありませんが、木や壁などをよじのぼる場合には、登攀の判定に成功しなければなりません。難易度は高さ(m)と同じ値になります。手が届く範囲やロープを引っかけた場所などを区切りとして、何度か判定する必要があります。 ○跳躍 (技+一般) 高く、あるいは遠くへジャンプする時に使用します。これらの判定は装備による影響を受けます。防具を身につけている場合、修正値の分だけ判定値が低下することになります。 ・走り幅跳び ・立ち幅跳び ○水泳 (一般:技/体+運動) 川や海で溺れずに済むかどうかの判定に用います。水中で何か行動を取る場合にはこの技能との同時判定となり、成功しなければ溺れてしまうことになります。なお、水中で行動する際には、水泳以外の技能には−4の修正を受けます。 ○操縦 全身を使って操るような乗り物の操縦は、運動に属する技能となります。悪路を走行させたり障害物を回避する場合には、操縦の判定が必要です。また、操縦を行いながら他の行動を取る時には、操縦の技能と同時判定を行わなければなりません。 先頭へ |