その他の秘密


 


○星界

 エスティリオには星界への入り口が多数存在しており、原住民たちはそれらの場所を聖地として崇め、厳重に管理しています。バーニッシュ=ビーが入り込んだのも聖地のうちの1つで、星の泉と呼ばれている場所です。
 星界の基地には魔道機の他にも様々な兵器が隠れています。大型の鎧のような外見をもつ、簡易型の魔道機ともいえる『魔道装甲』や、星界を飛ぶ戦闘機、そしてそれらを積む戦艦といったものも数多く存在しており、いつか人間の手によって再び動かされる日がくるのかもしれません。


○星の泉

 泉そのものが星界への門となっており、聖地の1つとして守られています。水面には星界の様子が映し出されています。エスティリオには、このような星界とを繋ぐゲートポイントがいくつも存在しています。


○黄金郷エデン

 新大陸について囁かれる噂の中に、『黄金郷エデン』伝説というものがあります。これはロンデニアから広まったもので、真金でつくられた都エデンがエスティリオの奥地に眠っているという内容です。
 金よりも正しい金であるといわれる真金は、霊子機関の重要部分に使用されています。これは霊子金属と総称されている金属で、霊子を通過させると微細な構造を変化させることができる、極めて珍しい金属です。その分子構造の形態によって、テトラニウム、ペンタゴニウム、ハニコニウムなど様々な呼び方があります。
 この一連の、まったく根も葉もない噂というわけではありません。この霊子金属の大規模な鉱脈がエスティリオにあるのは確かです。もし、この鉱脈がどこかの国に独占されることになれば、軍事バランスは大きく崩れることとなるでしょう。また、聖域連合は真金をつくる技術をもっていますし、その生産工場がどこかに埋もれていることも確かなのです。もちろんこれは聖地の1つであり、そこを守る部族もいます。


○竜骨街道

 昔の高速道路の跡で、それが竜の背骨のようにも見えることから、このように呼ばれています。現在はボロボロで近づくのは危険です。この街道沿いに聖地が点在していますが、それは科学魔道文明の都市がこの道路の脇に埋もれているためです。


○黄金のカタレリナ

 黄金像となったといわれる少女像で、中央聖域の建物の奧にあります。これは聖者として崇められている存在であり、聖域連合のシンボルとなっています。


○涸れ谷

 水が涸れてしまった切り立った断崖なのですが、巨石の紋章と呼ばれる大きな彫刻が施されています。これは軍事基地の扉が変異現象で石化してしまったものです。


○移民の中の影

 ロンデニアおよびエリスファリアの移民の中には、それぞれ裏教会の暗殺者や密偵が数人まぎれこんでいます。彼らは魔道機や旧科学魔道文明の秘密が広まらないように活動しており、もし歴史を変えるような事実が移民たちに知れた場合は、開拓村のすべての人を抹殺する計画を企てています。


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