怪物-補足事項


 


○気絶について

 リビングデッド、霊体、精霊、霊獣、自動人形や複製体などを除く魔道生物、および無機質の体を持つ怪物については、気絶判定を行う必要はありません。ただし、死亡判定は通常生物と同様に行って下さい。


○霊体について

 霊体は肉体を持たないので、通常の武器では傷を負わせることはできず、魔力を付与した武器か術法でのみダメージを与えることが可能です。この時は肉体耐久値ではなく、精神耐久値の方にダメージを受けることになります。霊体も気絶することはありませんが、自我が0になった時点で死亡判定を行わなければなりません。この際には、肉体抵抗ではなく判断抵抗による判定を行って下さい。


○特殊攻撃について

 受け流しを含めた体さばきによってかわすことが可能な攻撃は、回避の技能で対抗判定をします。これに対して、飛び道具のようなスピードで繰り出される攻撃や、あるいは液体による攻撃から身を守るためには、反応抵抗で判定を行わなければなりません、反応抵抗による判定は、場合によっては防具による制限を受けないもの(咄嗟に目を閉じるなど)もありますので、間違って不利な修正がついたままロールしないよう注意して下さい。炎の吐息などのように、絶対にかわせないような攻撃については肉体抵抗で判定することになります。


○表にない怪物について

 合成生物は変異現象によって通常の生物が何種類か合成したものです。これは既存の生物を参考に、各ゲームマスターが自作してください。
 動物(ペルソニア)、動物(エスティリオ)、精霊獣、亜人、妖精族、植物型怪物、星界蠱、科学魔道生物については、要望があれば作製します。
 なお、真竜は強力すぎて戦闘に使用することはないと思われますので、基本的にデータを掲載するつもりはありません。他にもエルモア地方には空の王やレヴィといった大型生物が生息しておりますが、これらも真竜と同様です。

 この世界には、表にない生物も数限りなく存在します。それらについては合成生物と同じく、既存の生物を参考に各自で自由に設定して下さい。


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