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神性霊能
  

基本データ

基本

 神霊と呼ばれる神性を持つ霊魂に力を借りる霊能力のことで、特定の継承者にしか伝承されない秘匿能力です。


▼使用方法
 呪言や宗教的な知識を必要とするもので、前提としてそれらの技能を身につけていなければなりません。


▼習得

◇種類
 これらは対象となる存在の種類や系統ごとに、別個の霊能力として習得する必要があります。

◇時間
 解読や理解の時間も含めて、数週間〜数か月ほどの期間を必要とします。多くの場合、習得には厳しい修行を伴います。


▼神性存在の意思
 これらの霊能力の効果は、神霊の意思によって変化する可能性があります。たとえ判定に成功しても力を借りることが出来ない場合もありますし、準備時間や持続時間が変化することも珍しいことではありません。


▼注意
 神性霊能は非常に強力な効果を発揮する霊能力で、通常のセッションには必要ないものも多く含まれています。これらを使用することで、逆にホラーとしての面白みを減少させてしまう可能性も高いため、シナリオの中で絶対に必要とされるとき以外は導入しない方が賢明でしょう。


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データ

▼追加要素

◇基本
 呪言:+1/数珠、聖印、お札など:+1/結界:+2

◇探査
 呪言:+1/水晶、鏡、振り子など:+1/対象を特定する要素(所持品など):+1

◇霊具の作成
 呪言:+1/数珠、聖印、お札など:+1

◇浄化
 呪言:+1/聖水、清められた炎など:+1/結界:+2


憑依神託神霊眼神鉄精錬法座呪界虚洞守護符霊力付与霊呪付与霊魔封印神霊憑依帰神

  

◇憑依神託
霊能修正 −2 基本消費 準備時間 5ラウンド
到達距離 無制限 持続時間 1イベント 効果範囲 神霊1体
効果

 神霊を自らの体に憑依させて、交信を行うことが出来るようになります。ただし、神霊と会話が出来るわけではなく、一方的に意思を伝えるだけで終わるので、必ずしも訊きたいことに答えてくれるとは限りません。

 

◇神霊眼
霊能修正 −4 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 無制限 持続時間 1イベント 効果範囲 1対象
効果

 神霊の瞳を借りて、離れている対象の状態を知ることが出来ます。この霊能力によってわかることは、視覚的状況、位置情報、霊的な状態となります。対象が霊的な手段で隠されていなければ、存在場所の距離と方角を正確に認識できますし、地名も自然に頭に浮かんできます。また、対象が霊能力の影響を受けている場合、それがどのような類のものかを簡単に把握できます。ただし、相手が霊能力で隠蔽されている場合は、隠されているという事実だけしかわかりません。

 

◇神鉄精錬
霊能修正 −3 基本消費 準備時間 1時間
到達距離 5m 持続時間 永久 効果範囲 1塊の鉱石
効果

 霊力を持つ金属を精錬するための霊能力で、物理的な精錬を行っている最中に発動させなければなりません。そのため、霊能力を発動させる前に、鉱石と精製道具を準備しておく必要があります。
 これによって分離された金属を用いれば、霊刀などを作り上げることも可能となります。ただし、これには大量の鉱石が必要となり、1人の術者が数年かけて得た量で、ようやく1本の刀を打てるかどうかといった程度でしかありません。

 

◇法座
霊能修正 −3 基本消費 準備時間 1ラウンド
到達距離 術者 持続時間 集中 効果範囲 半径1m
効果

 儀式空間を形成して、霊能力発動の補助を行うことが出来ます。術者以外の者が効果範囲内で霊能力を発動した場合、相手に術者の精神力を自由に与えることが可能となります。ただし、1度に与える精神力は術者の【霊力】までに制限されます。

 

◇呪界虚洞
霊能修正 −3 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 持続時間 集中 効果範囲 半径10m
効果

 霊的な虚空をつくりだし、霊能力や特殊能力などによる感知を妨げてしまいます。術者が集中している間は、内部で強い霊能力を行使しても波動が外部に漏れることはありません。この結界は霊感の判定では一切感じ取ることは出来ませんし、対抗判定で勝利しなければ霊能力による感知も妨げられます。

 

◇守護符
霊能修正 −4 基本消費 準備時間 1時間
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 霊魂や怪物を遠ざける護符を作製することが出来ます。相手は抵抗に成功するまで護符の周りに近づくことは出来ませんが、それは護符を中心とした半径数m程度の空間に限られます。また、護符が物理的に破損してしまった場合は、効果は即座に消えてしまいます。

 

◇霊力付与
霊能修正 −5 基本消費 準備時間 1時間
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 1回の発動につき、1対象から[1D6+霊力B]ポイントの精神力を吸収して、術者が触れている物品に封じ込めることが出来ます。この物品に霊能者が触れていれば、封じられた精神力を使って霊能力を発動することが可能となります。なお、1つの物品から1度に引き出すことができる精神力は、発動を試みる者の【霊力】の値までに制限されます。
 精神力を奪い取られた者は、一時的に精神力の最大値が減少します。物品に込められた精神力を用いた場合、その分は永久的に消費され、もとの持ち主の元へと戻ってゆきます。こうなってはじめて、対象は精神力の最大値を回復することが出来ます。

 

◇霊呪付与
霊能修正 −5 基本消費 準備時間 1時間
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 呪符などに術者が習得している霊能力を込めることが出来ます。術者は霊呪付与の発動とは別に、選択した霊能力の基本消費分の精神力を減少させる必要があります。
 この物品に触れている者は、術者が設定した条件を成立させれば、込められた霊能力を1度だけ発動させることが出来ます。精神力の消費は発動を試みた者が行い、通常と同じ手順で発動判定に成功すれば、霊能力は効果を発揮します。

 

◇霊魔封印
霊能修正 −5 基本消費 準備時間 ラウンド
到達距離 5m 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 特定の器物に霊魂や魔物を封じ込めることが出来ます。この封印は呪符などで封をすることで保たれるもので、相手が精神抵抗に失敗してから3ラウンド以内に霊的に浄化された物品で封を施さなければ、すぐに効果を失ってしまいます。
 封に触れるためには精神抵抗を行う必要があり、これに成功しなければ近付くことも出来ません。しかし開封することが出来れば、封じられたものは再び精神抵抗を試みることが可能となり、抵抗に成功すれば封印を解いて外に出られるようになります。
 なお、多くの霊魔は封じられている間に眠りについたり、長い年月を経て能力が弱体化しているため、開封されたことに気づかない場合もあります。しかし、霊能力によって封印が解かれた場合、霊魂や魔物は自動的に目を覚まし、外に出ることが可能となります。

 

◇神霊憑依
霊能修正 −6 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 無制限 持続時間 1イベント 効果範囲 神霊1体
効果

 神霊を術者の身に憑依させ、その力を借りることが出来ます。神霊は願いをきいてくれることもありますが、人間の世界への積極的な干渉は制限されているため、霊能力で達成できる程度の力しか発揮することが出来ません。また、術者の願いが自らの意向にそぐわない場合は一切助力しないこともあります。ただし、神霊は自身の意思で活動することは出来ませんので、術者が望まない行動を勝手に取ることはありません。なお、神霊自身が願いが果たされたと判断した場合は、自動的に憑依を解いて元の世界へと戻ってゆきます。

 

◇帰神
霊能修正 −6 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 直接認識 持続時間 永久 効果範囲 神霊1体
効果

 現世に降りてきた神霊を元の世界へと送り返すことが出来ます。ただし、それを阻害するような要素がある場合は、それを取り除いてからでなければ術は効果をあらわしません。

 


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