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霊能力 / 魂霊系
  

データ

 霊魂を呼び寄せるなど、魂に影響を与える霊能力です。


口寄せ魂霊分身降霊幽魂離脱死者への魂分け死魂憑依精神転移儚き依代依代傀儡転生憑依

◇口寄せ
霊能修正 ±0 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 術者 持続時間 1イベント 効果範囲 霊魂1体
効果

 術者の口を借りて、霊魂と言葉を交わすことが出来るようになります。ただし、特定の霊を呼び出すためには、死体や遺品など相手と関連の深いものが必要となります。霊を呼び寄せている間、術者は一時的にトランス状態になり、自由に体を動かすことが出来ません。また、その間の記憶も失っています。

 

◇魂霊分身
霊能修正 −1 基本消費 準備時間 1ラウンド
到達距離 接触 持続時間 1イベント 効果範囲 1対象
効果

 対象の持つ霊的波動を、特定の生物や物品に宿すことが出来ます。発動時の消費とは別に1ポイントの精神力を費やすごとに、分身を1つ生み出すことが可能となります。
 相手が精神抵抗に失敗した場合、霊能力や特殊能力を使用しても、対象を直接視認するまでは気配を区別することが出来ません。ただし、1度でも視認したり精神抵抗に成功してしまえば、同じ分身に再び騙されることはありません。なお、精神抵抗の判定は分身ごとに行う必要があります。

 

◇降霊
霊能修正 −2 基本消費 準備時間 10ラウンド
到達距離 霊界 持続時間 1イベント 効果範囲 霊魂1体
効果

 霊魂を霊界から召喚することが出来ます。特定の霊を呼び出すためには、死体や遺品など呼び出そうとする霊魂と関連の深いものが必要となります。
 これは召喚するだけの能力であり、制御や命令ができるようになるわけではありません。霊魂が精神抵抗に失敗していた場合は、持続時間が過ぎれば霊界へと戻ることになりますが、成功していた時は霊魂の意思次第となります。場合によっては、現世にとどまって人間に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。

 

◇幽魂離脱
霊能修正 −3 基本消費 準備時間 10分
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 生者の体から幽体と霊魂の半分を解き放つことが出来ます。対象は意識の半分を体に残していますが、あとの半分は幽霊と同様に体を離れて活動することが出来ます。これによって物理的な制約は受けなくなりますが、逆に物理的存在に干渉することも不可能となります。
 元に戻るためには精神抵抗に成功しなければなりませんが、体を離れて1時間過ぎるごとに判定に−1の修正が累積されてゆきます。魂が体に戻れないままとなった場合、点滴などの適切な措置をとらなければ、やがて衰弱して死んでしまうことになります。

 

◇死者への魂分け
霊能修正 −3 基本消費 準備時間 10分
到達距離 接触 持続時間 1日 効果範囲 1対象
効果

 死者の体に自分の魂を分け与えることで、一時的に術者の分身として操ることが可能となります。死体は生前と全く同じように活動することが出来ますが、記憶や人格を取り戻すことはありません。また、死体を操っている間は術者の判断力は低下し、周囲の状況は認識していても素早く動いたり、他の行動に集中することは出来ません。逆に、術者が何か行動している最中は、死体は目を開けたまま眠っているような状態になってしまいます。

 

◇死魂憑依
霊能修正 −5 基本消費 準備時間 不定
到達距離 直接認識 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 死魂を霊界から召喚し、生者に憑依させることが出来ます。ただし、憑依対象は昏睡あるいは仮死状態に置かれている必要があり、覚醒している場合は憑依させることが出来ません。また、これは単に憑依するだけであり、霊的な手段で憑依を解かれた場合は、憑依対象はすぐに意識を取り戻します。
 対象が精神抵抗に失敗した場合、死魂はすぐにその体を借りて生前と同じように活動することが可能となります。また、憑依に成功した後も、死魂は自身が持つ特殊能力を行使することが出来ます。この間、対象の意識は眠りに就いている時と同じような状態にあり、周囲の状況を把握することは出来ません。
 なお、召喚する霊は選択することが出来ず、無作為に異世界から呼び出されることになります。ただし、生前関係の深い物品があれば意図した相手を呼び出すことも可能です。なお、決定的成功が出た場合は対象の魂と霊魂が融合して、新たな自我として目覚める場合もあります。

 

◇精神転移
霊能修正 −6 基本消費 準備時間 不定
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 対象に自らの魂を憑依させることが出来ます。対象となるものは無生物でも構いませんが、粉々になるなどして完全に破損した場合は、憑依状態は自動的に解除されます。
 相手が魂を持つ者であれば、対抗判定で勝利しなければ転移することは出来ません。この場合は術者が憑依すると同時に、相手の魂が術者の体へと強制的に移送され、自動的に肉体の交換が起こります。

 

◇儚き依代
霊能修正 −6 基本消費 準備時間 不定
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 この術は死者の肉体を死魂の依代へと変化させるためのもので、腐敗していない遺体が必要とされます。死魂が憑依した肉体は生者と同じように活動し、肉体が腐敗するまでは外見から区別することは出来ません。
 術の発動に成功した場合、基本消費とは別に費やした精神力×1週間のあいだだけ、遺体の腐敗の進行を止めることが可能となります。しかし、それ以降は急激に腐り果ててゆき、その後1週間ほどでボロボロに崩れ落ちてしまいます。また、依代となった遺体には治癒能力はないため、自然治癒によって怪我が傷が治ることはありません。

 

◇依代傀儡
霊能修正 −7 基本消費 12 準備時間 不定
到達距離 接触 持続時間 永久 効果範囲 1対象
効果

 霊魂の依代となる人形を作り出す霊能力で、霊魂が宿った人形は人間と同等の存在として活動できるようになります。人形は外見だけでなく、その機能・構造からも全く人間と区別することは出来ません。睡眠や食事も必要としますし、医師が診断しても見分けることは不可能です。伝承されている方法によって異なりますが、自動的に年老いてゆく傀儡も珍しくはありません。
 傀儡を見分ける唯一の方法は肉体の死であり、死んで初めて元の人形の姿に戻ることが出来ます。また、霊魂は肉体が死んで初めて、傀儡の体から離れることが可能となります。

 

◇転生憑依
霊能修正 −8 基本消費 12 準備時間 不定
到達距離 無制限 持続時間 永久 効果範囲 霊魂1体
効果

 特定の霊魂を、赤子や霊魂の抜け出た体に宿らせることが出来ます。この時、胎児および生後まもない赤子、もしくは霊魂を持たない肉体が一定範囲内に存在する必要があります。
 対象となる霊魂は生死を問いませんが、転生してしまった後は二度と元の肉体に戻ることは出来ません。転生直後は自身の記憶の殆どを失っていますが、何らか記憶を蘇らせるためのきっかけがあれば精神抵抗を行うことが可能となり、成功すれば1つの事柄を思い出すことが出来ます。

 


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