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狂気表


1D20 症状

『緊張症』
 ある一定の姿勢のまま硬直したり、何らかの反復行動を延々と繰り返します。内容はキーパーの判断によります。状況に応じた描写をして下さい。

『痴呆症/幼児退行』
 痴呆症:周囲の物事に反応せず、放心したように宙を見つめたままになってしまいます。世話をしてやれば反応はするのですが、自分で自分の面倒を見ることはできなくなります
 幼児退行:自分のことを子供だと思い込んで、大人の庇護を求めるようになります。その思考や振る舞いは完全に子供のもので、自分の面倒もまともに見られなくなってしまいます。

『健忘症』
 一時的に記憶を失ってしまいます。通常、肉体的に身に付いた技能や言語を忘れることはありませんが、家族や友人などの情報は全く思い出せなくなります。

『妄想(被害化)』
 周りの者を誰も信用しなくなったり、誰かに監視されている監視されているなどと思いこみます。常に見張られていると感じる(注察妄想)、他人から被害を受けている(被害妄想)、何者かに追われている(追跡妄想)、食べ物や飲み物に毒が入っている(被毒妄想)、ラジオの電波やパソコンの電磁波などに影響を受けると思いこむ(影響妄想)、夫や妻に愛人ができたなどと信じ込む(嫉妬妄想)などがあります。

『妄想(過大化)』
 自分がほかの者より優れていると考え、多くの場合は尊大に振る舞います。自己の能力、財産、地位、権力などを過大なものと思いこむ(誇大妄想)、自分が皇族などの高貴な生まれだと信じている(血統妄想)、悟りの境地に達したり教祖になったと思いこむ(宗教妄想、予言者妄想)、一方的に異性が自分を愛していると感じてしまう(恋愛妄想)などがあります。

『妄想(過小化)』
 自分のことを取るに足らないものと感じたり、あるいは許されざる存在として定義してしまいます。取るに足らない些細な出来事を大罪と考える(罪業妄想)、特別な病気を持っている(心気妄想)、自分が空虚で存在しないものと思いこむ(虚無妄想)、自分は死ぬことを許されず未来永劫苦しみ続けなければならない(コタール症候群)などがあります。

『強迫観念』
 1つの目的にとらわれ、他のことをまったく気にとめなくなります。あるいは、1つの動作を繰り返し行い、ほかのことを何もしなくなってしまいます。多くの患者は不眠症に陥ります。

『薬物中毒』
 アルコールや麻薬の依存症となってしまい、日常生活よりも快楽を優先するようになります。中毒がひどくなると、犯罪を犯してでもそれを手に入れようとします。

『幻想(同化)』
 異様な出来事や神話の怪物などを目にしても、それをごく日常的なものだと思いこんでしまいます。この患者に超自然的なものを理解させるのは不可能となります。

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『幻想(異化)』
 ごく日常的なものを見ても超自然的なものと思い込んでしまいます。普通の人間が神話の怪物に見えてしまったり、幻影を見てしまうこともあるでしょう。

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『恐怖症』
 特定の事柄や物を異常に怖がります。多くの場合は逃げだそうとしたり、あるいは恐怖のあまり動けなくなってしまいます。

12

『フェティッシュ』
 特定の事柄や物を異常に偏愛するようになります。周囲から見てそれは異常としか思えないのですが、彼らにとってはそれを愛さずにはいられないのです。

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『発作』
 患者は神経性の痙攣や嘔吐、過度の発汗などを起こすようになります。通常の環境でも起こり得ますが、ストレス状態になると特に激しくなり、時には気絶することもあります。

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『失語症』
 PCは恐怖のあまり言葉を話せなくなってしまいます。伝えたいことがある場合は、筆談か身振り手振りで伝えなければなりません。もし、身振りから正確に意図を把握しようとするならば、知力判定に成功しなければなりません。

15

『憑依状態』
 キツネや悪魔など、何かに取り憑かれたように振る舞います。状態はキーパーが任意に決定して下さい。なお、霊能力によってこのような状態になった場合は、専門家でなければ区別することはできないでしょう。

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『多重人格』
 恐怖から逃れるために、新しい人格を次々と生み出してゆきます。別の人格といっても振る舞いが異なるだけなのですが、多くの場合は人格ごとにはっきりと区別できますし、それぞれに名前もあります。どのような人格が生まれるかは、キーパーがその場の判断に応じて決定します。

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『犯罪性精神異常』
 愛情や友情などを信じず、他人を自分の利益のためのみに存在するものとしてとらえます。犯罪を止める要素というのは、罪悪感ではなく物理的な障害でしかないのです。なお、彼らは自分では押さえているつもりですが、実は衝動的に行動してしまいます。

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『錯乱状態』
 通常の状態でも理解しがたい行動を取りますが、特にストレス状態になると過度の錯乱状態に陥ってしまいます。突然叫んだり走りだしたり、あるいは誰かに必死で助けを求めたりします。他人の言葉はほとんど聞こえておらず、ただひたすら見えない何かに怯え続けます。

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『自傷行動』
 自分を無性に傷つけたくなります。手に武器を持っていればそれを使いますし、持っていなくても自分の肌に激しく爪を立てたり、腕にかみついたりします。誰かが止めても、それを振り切って自らを傷つけ続けます。

20

 内容はキーパーが任意に決定します。


 
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