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■ ブルーラインの回復 ■ |
ブルーラインの減少は、心理学的な治療によって回復することが出来ます。ただし、〈心理学〉による診断に成功しなければ、精神に悪影響を受けていることに気づくことはありません。
▼条件
◇回復間隔
これらの効果は1ヶ月単位で適用されます。
◇状態
いずれの場合においても、精神的に安定した状態が維持されなければ、回復効果は一切得られません。また、サイコフローラの状態に陥っている者は、これを解除してからでなければ、治療によってラインを回復させることはできません。
◇重複
複数の回復手段を同時に用いた場合、それぞれの効果を合計して扱って下さい。
▼処理
◇心理学
医師によるカウンセリングや投薬治療を定期的に受けるなどした場合は、〈心理学〉の判定による回復を試みることが出来ます。この判定に成功すれば、1ヶ月につき1D3ポイントの回復効果が得られます。しかし、致命的失敗を出した場合は、逆に1ポイントのノイズダメージを受けることになります。
◇自然回復
入院などによる完全療養を試みた場合は、1ヶ月につきノイズダメージを1ポイント回復することが出来ます。ただし、これは完全な休養でなければなりませんし、療養中はストレスを一切与えることのない、日常とは切り離された状態に置いておく必要があります。どの程度の条件が要求されるのかは、全てキーパーの判断に任されます。
■ ペインフローラの治療 ■ |
〈心理学〉の判定に成功すれば、ペインフローラからピュアフローラへと戻すことが出来ます。
▼判断
治療を試みるためには、幻影効果などによって自らが想いの歪みに気付くか、〈心理学〉による診断に成功する必要があります。その上で心理学的治療を受けることを選択すれば、ペインフローラの治療を試みることが出来ます。
▼治療
◇治療期間
1ヶ月につき1度の治療を試みることが出来ます。
◇判定
〈心理学〉の技能を基準とした判定に成功すれば、1つのペインフローラをピュアフローラに戻すことが出来ます。
■ 異能力による影響 ■ |
異能力によって精神に何らかの影響を受けた場合は、長期の心理学的治療を行わなければ元には戻りません。
▼治療
◇治療期間
治療には影響を受けた異能力のレベル×1ヶ月の期間が必要となります。
◇判定
1ヶ月毎に〈心理学〉の判定を行い、これに成功すれば次の治療段階へと進むことができます。そして、最初に決定した治療期間を充たせば、異能力の影響から完全に回復できたことになります。
判定に失敗した月は治療期間には含まれませんので、失敗し続ければ治療はどこまでも長引く可能性があります。また、致命的失敗を出した場合は、治療期間がさらに1か月延長されます。
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■ 部分侵蝕 ■ |
部分侵蝕の状態を治療するためには、〈心理学〉の判定に成功する必要があります。ただし、相手が明らかに異常な精神状態にあるとわからなければ、治療を試みることは出来ません。
▼鎮静化(一時的解除)
◇条件
判定を行うことが出来るのは1度だけで、最初に行った人の結果だけが適用されます。治療を終えるまでにどの程度の時間がかかるかは、状況に応じてキーパーが自由に判断して構いません。しかし、これは正式な治療行為ですから、数ラウンドといった短い時間で達成することは不可能となります。
◇効果
〈心理学〉の判定に成功すれば、部分侵蝕の状態に陥っている者を、一時的に正気にとどめておくことができます。ただし、鎮静化に成功しても、表向き症状が改善されたように見えるだけに過ぎません。その後は正気の時と全く同じように行動できますが、実際には精神に深いダメージを受けたままであり、時間が過ぎれば再び元の症状に戻ってしまいます。
安定状態がいつまで続くのかはキーパーの判断に委ねられます。この期間が過ぎれば、自動的に元の症状へと戻ることになります。なお、プレイヤーに期間を告知する必要はありません。
◇刺激
安定状態にある間にノイズチェックを行なうような事態に遭遇しても、すぐに鎮静効果が解除されるということはありません。ただし、チェックに失敗した場合は治療の効果が失われ、即座に元の状態へと戻ることになります。
▼治療(完全回復)
部分侵蝕を完全に治療するためには、長期間にわたって心理学的な治療を施す必要があります。
◇治療期間
治療には1D3ヶ月の期間が必要となります。
◇判定
1ヶ月毎に〈心理学〉の判定を行い、これに成功すれば次の治療段階へと進むことができます。そして、最初に決定した治療期間を充たせば、部分侵蝕の状態から完全に回復できたことになります。
判定に失敗した月は治療期間には含まれませんので、失敗し続ければ治療はどこまでも長引く可能性があります。また、致命的失敗を出した場合は、治療期間がさらに1か月延長されます。
■ サイコフローラの治療 ■ |
サイコフローラとなってしまったPCは、入院などをして癒さなければなりません。ただし、その兆候を巧みに隠している場合は、周囲がそれに気づくことはないでしょう。
▼治療期間
サイコフローラの患者は、治療に[フローラレベル+1D3]ヶ月ほどの時間を要します。これらはあくまでも目安であり、キーパーが任意に治療期間を決定しても構いません。
▼療養場所
◇自宅療養
自宅の落ち着いた環境でカウンセリングを受けながら治療を行えば、少しずつ正気を取り戻すようになるでしょう。
◇精神病院
きちんとした設備のある病院に入院した場合、自宅と同様に落ち着いて治療を行うことが出来ます。
▼判定
1ヶ月毎に〈心理学〉の判定を行い、これに成功すれば次の治療段階へと進むことができます。そして、最初に決定した治療期間を充たせば、サイコフローラの状態から回復できたことになります。
判定に失敗した月は治療期間には含まれませんので、失敗し続ければ治療はどこまでも長引く可能性があります。また、致命的失敗を出した場合は、治療期間がさらに1か月延長されます。
▼刺激
◇問題行動
治療期間中に周囲から刺激を受けた場合は、暴れたり犯罪行為を試みたりするなど、何か問題を起こしてしまう可能性があります。このような問題行動は刺激を受けた直後に行われるとは限らず、人目につかない場所で試みることもあるでしょう。
キーパーはこのような行動を止めるために、クリアチェックを行わせても構いません。このチェックに成功すれば、一時的に衝動や悪意を抑え込むことが出来ます。
◇ノイズチェック
治療を行っている期間中に、通常であればノイズチェックを行うような強い刺激を受けた場合、治療は最初に決定した期間より長引くことになります。どの程度継続しなければならないかは、キーパーが任意に決定して下さい。
■ ゼロフローラの治療 ■ |
ゼロフローラの治療については、すべてキーパーの判断に任されます。ただし、回復するにしても年単位の時間が必要となるでしょう。
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