質問内容/回答 |
安藤@札幌登攀です 昨シーズン正月1月6日に足の凍傷をやりましたが、それから一年近くたちます。そ れでも結構辛い日々が続いています。6月にやっと我慢することなく、クライミング シューズが履けるようにはなりましたが、北海道の寒風にはナカナカ辛いモノがあり ます。 小生、外にでる仕事が多いのですが、最近の現場は極寒の地、名寄の山奥、夕張山 地と道民でも一歩退いてしまう所が多くて、防寒長靴でも辛いのでプラブを履いて現 場に行っています(まぁ、会社の下っ端ですから・・・) このMLにも、凍傷になっても懲りずに山に行っている、またはかつて行っていた 方がおられるかと思います。 その様な方に質問です。冬壁、あるいは冬山に行かれる際に、何か工夫をされたこ とはありますか? 普段の生活の中で自分かやっていることとして、 1)9月からビタミンE錠を飲んでいる。 *これの悪い?所は血行が良くなり過ぎて、足がすぐ臭くなる。会社では顰蹙です。 会社の呑み会に行くときには、ビジネスマナーと称して17時に靴下を履き替えてい ます(jj) 2)温浴(足だけお湯につける) 3)傷の回復を早めるために、亜鉛を多く含むモノ(カキ、長芋、アーモンド等)を 普段から多く食べるようにする(一緒にミカン等のビタミンも) これくらいの事ですが、なにか他にもやった方が良いこと等のアドバイスがあれば ご意見を伺いたいです。ちなみに自分がやった凍傷の度合は「君が30歳を過ぎてい たら、十指落としていたよ」でした。まぁ、幸せな方かもしれませんね。
有持です。 安藤さん、こんばんは。 私は凍傷にはなった事はないのですが、予防としてクライミングする前に ヒルドイド(血管拡張剤でしたっけ??)を指にしっかりと塗り込んでおきます。 そうすると、登攀中でも血行がよくなって指先までポカポカ状態でクライミング ができます。ヒルドイドは打ち身なんかにもよく効いて、内出血などしていても すぐに治ってしまいます。 アイスの時に時々指をぶつけて指が腫れていましたが、ヒルドイドを塗ってお くと嘘のように腫れが引いていきました。 みなさんも一度おためし下さい。 ではでは。
安藤@札幌登攀です 遅いレスですいません。大雪で札幌に帰ってこれませんでした。 強烈な冬将軍のご挨拶に面食らった札幌周辺は本日も後遺症に悩まされています。 街中のキノコ雪をまとった自転車は越後の雪稜を思わせます。有持さんの情報では、 せつない町中生活がまだしばらくは続きそうですね。 > 私は凍傷にはなった事はないのですが、予防としてクライミングする前に > ヒルドイド(血管拡張剤でしたっけ??)を指にしっかりと塗り込んでおきます。 ヒルドイドについては皮膚科の先生に相談したことがあります。数十人に一人くら いの割合で、かぶれたり炎症をおこしたりするアレルギー症状がでることがあるそう です。なので、山などで使用した事が無い人に気軽に勧めてはいけないらしいです。 自分でもヒルドイドを購入はしているのですが、その話を聞いてからなんだか使い にくくなってしまいました。いきなり使う前に、少量で試してみた方が良さそうです ね。 病院ではユベラ軟膏を勧めてくれました。ヒルドイドとほぼ同じ効果があるようで す。が、市販はされているのかは不明です。 昨年は唐辛子入りの軟膏が良いと何処かで耳にしましたが、実際に使ったことがあ る人はいるのでしょうか? 寒気が続くと、北海道の結氷状態も気になります。堤@旭川山岳会さん、何か情報 ありませんか? 明日から新潟・・・なんだか嫌な予感がします(雪がぁ・・・・)
堤@旭川山岳会 安藤さん有持さんこんにちは。 凍傷についてですが 私は冬山でもメガネを使用しているので、 油断していると鼻あての部分の血行が悪くなり凍傷になります。 先週末も強風下に上ホロの化物岩を登っている時にやってしまいました。 それで医療関係の友人に相談してみたところ、 「ヒルドイド」は、整形の先生が術後や打撲などの外傷を目立たなくする ために出したりして、抗炎症、鎮痛、血流増加、紫斑消退促進、など いろんな効果があり、適応にも凍瘡があるそうです。 手あれに効くと言って使ってる人も。 「凍傷にはユベラ」と言っていました。 ユベラ軟膏はビタミンEとAが入っていて、皮膚の微小循環の賦活(活性化)や 保護作用があり適応の一番初めに凍瘡と書いてあるそうです。 こっちの方を薦められました。 両方とも、とくに重い副作用で心配することはなく、せいぜいかぶれるくらいといわれました。 血流の促進では「ヒルドイド」に分がありそうですが、事後は「ユベラ」かな・・ 専門家の見解を聞きたいです。
高地 @相模労山 です。 私は、ヒルドイド軟膏とユベラの内服です。(治療と予防、でも今シーズンは まだユベラ内服はしていません。) ヒルドイドはヘパリンで、血管拡張作用がありますが(保湿効果も。ただし、 血液凝固を防ぐので、血友病や出血しやすい人は使えません)、 友人で、低体温症の学会発表多数(?)で、高所医学研究会所属のDr. によると、プロスタグランジンE1にも血管拡張作用があり、 内服にはドルナーかオバルモンを使っているようです。 この3種は妊婦には禁忌です。念のため。 マイナーな分野ですが、病院でその旨を話して薬を試してみるのもよいかも 知れません。 末梢器官を失ってしまわないように・・・ (何故か、少し前に指を切断される夢を見てしまいました。でも、凍傷では なく、何故か相手はMaoistでしたが。)
いつもRead Onlyの川瀬@ATK山岳会です。 早速ヒルドイドを今日買いに行ったのですが、ペリドール(佐藤製薬)という薬が隣 において有ったので両方買ってきました。 薬屋の店員の話では”同じようなものかな?”でしたが、知っている方がおりました ら教えて下さい。