質問内容/回答

<質問>

西羅(にしら)です。

有持さん、こんにちは。毎日暑いですね。今年は空梅雨なのでしょうか?
雨も少ないと心配ですね。


At 06:10 01/07/01 +0900, Dear Masahito Arimochi wrote:
> 土曜日は、天気がいまいちだっので、最近オープンした相模原のストーン
>マジックに遊びに行ってきました。中は今までのジムとは雰囲気が違い、
>かなり凝った作りになっていました。
>
> この暑いのにプラブー、バイルを持参で出かけるのは変な気分でしたね。


そこのジムはモダンミックスが出来る、営業ベースでのジムでは日本は初の
ジムではないのでしょうか?

私自身、モダンミックスが出来るレベルではないのですが、いつかは出来るよ
うになりたいという夢から、参考までにちょっと教えてください。

1、アイゼンは履かずに登るのですね。

2、ボルダ−だと落ちると、アックスとか持っていると危険なように思うのですが
  ボルダ−なのでしょうか?それともトップロープなのでしょうか?

3、アックスを引っ掛けるホールドはどのようになっているのでしょうか?

以上、質問よろしくお願いします。


ps、
廣川さんも、自宅にウオールを作られるとの事ですが、以上のような壁も作られ
てみては如何でしょうか?おせっかいな提案すみません。 

<解答> 


 西羅さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。

> そこのジムはモダンミックスが出来る、営業ベースでのジムでは日本は初の
> ジムではないのでしょうか?

 多分そうだと思います。ただ(壁の)レベルが低いので、現代的なMixed climbing
のルートが設定できないのが難点です。このままでは、いずれS県のチームY勢に太
刀打ちできなくなります(すでに僕など太刀打ちできていないが… (^^;)

> 1、アイゼンは履かずに登るのですね。

 違います。アイゼンを履いて登るのが原則ですし、競技でもアイゼンは使用するこ
とがルールです。ただし現在の所、競技用の靴を開発していますから、完成の暁には
「フラットソール+M-10」程度の軽い靴が出現するはずですので、現状ではアイゼン
をつけずに極限のムーブを追求する方が「楽しい」ので、アイゼンをつけずに登って
いるだけです。また本チャンのミックスのトレーニングのためにアイゼンをつける人
もいるわけですから…

> 2、ボルダ−だと落ちると、アックスとか持っていると危険なように思うのですが
>   ボルダ−なのでしょうか?それともトップロープなのでしょうか?

 ストーンマジックのはトップロープです。S県のジムBRのはボルダーです。現状、
どちらも相応のリスクは背負っていますが、どう回避するかは今後のクライマー次第
だと思います。
 大切なのは、ジムに責任を要求しないことです。ジムの経営者も含めて、この種の
事は経験がないので、あれやこれや危険について「余計な予測」をたててしまうと、
使用に厄介な制限が付いてしまい、結果的にその施設が使えなくなってしまう(使い
物にならなくなってしまう)虞があります。

> 3、アックスを引っ掛けるホールドはどのようになっているのでしょうか?

 打ち込み用の「杉板」と、通常の人工ホールド(FRP)です。

> 以上、質問よろしくお願いします。

 僕のホームページに、Mixed climbing 専用会議室を開設していますので、質問や
意見交換についてはそちらもご利用いただけると嬉しいです。こちらはテーマを固定
していますから、見当違いの情報はありませんし、ログも自分で保存できます。メー
リングリストは「突っ込んだ議論には向かない」と思っていますので…


西羅(にしら)です。 黒澤さん、早速のレスありがとうございます。いつもいつも勉強に なります。 At 11:04 01/07/02 +0900, Dear TOSHIHIRO KUROSAWA wrote: > 多分そうだと思います。ただ(壁の)レベルが低いので、現代的なMixed climbing >のルートが設定できないのが難点です。このままでは、いずれS県のチームY勢に太 >刀打ちできなくなります(すでに僕など太刀打ちできていないが… (^^;) そういわずに、頑張ってくださいよー!それから質問です。4年前くらいに スポーツ・ミックスという言葉が流行りましたが、その後、この言葉は無く なったのでしょうか?残っているとしたらどのような位置付けなのでしょうか? > > 1、アイゼンは履かずに登るのですね。 > > 違います。 やっぱり、 >アイゼンを履いて登るのが原則ですし、競技でもアイゼンは使用するこ >とがルールです。 それは、知っていましたが、落ちると危険なのでジムでは違うのかなーと 考えていました。 >ただし現在の所、競技用の靴を開発していますから、完成の暁には >「フラットソール+M-10」程度の軽い靴が出現するはずですので、 そうなんですか、それは知りませんでした。なんでもよくご存知ですね。 ちょっと話が変わりますが、MECのカタログを見ていると、ScarpaのFrenney という青い靴が出ていました。評判はご存じないですか?みなさん> ジェフローが履いているネパールトップはそこが硬いのでワンタッチアイゼン と相性が良いですが、Frenneyはどうなのでしょうか?もっとも自分の足に 合わない事にはどうしょうもありませんが、、、 > ストーンマジックのはトップロープです。S県のジムBRのはボルダーです。現状、 >どちらも相応のリスクは背負っていますが、どう回避するかは今後のクライマー次第 >だと思います。 > 大切なのは、ジムに責任を要求しないことです。ジムの経営者も含めて、この種の >事は経験がないので、あれやこれや危険について「余計な予測」をたててしまうと、 >使用に厄介な制限が付いてしまい、結果的にその施設が使えなくなってしまう(使い >物にならなくなってしまう)虞があります。 同感です。同時に利用者自身の安全な利用の仕方が必須の様に思います。 ジムでのロックシューズを使ったボルダリングをしていても、危険察知能力の低 い人が割にいるように思います。僕は自分が怪我するのもいやですが、怪我さ せるのも、もっと嫌です。この辺のところはジムのスタッフに指導してもらうだけ ではなく、何らかの方法が必要だと思いますが、どのような方法が良いのでしょ うね? > 僕のホームページに、Mixed climbing 専用会議室を開設していますので、質問や >意見交換についてはそちらもご利用いただけると嬉しいです。こちらはテーマを固定 >していますから、見当違いの情報はありませんし、ログも自分で保存できます。メー >リングリストは「突っ込んだ議論には向かない」と思っていますので… > >http://hpmboard1.nifty.com/cgi-bin/thread.cgi?user_id=CYK00255&msg_per_page= >500&def=10 最近の各MLを見ていますとそうした傾向も見られますね。だとしたらMLは 山行報告+etcとなってしまうように思います。6年間ぐらいの某MLではそ うした議論も積極的に行われていました。僕自身古い考え方なのかもしれ ませんが、もう少しMLでの議論も行われていいように思います。これって 古いのかなー、、、 MLに限らずネットもそうですが、僕みたいなペーペーと黒澤さんなどのよう な方とが話すことが出来るのって素晴らしいことだと感じています。
 西羅さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 >>  多分そうだと思います。ただ(壁の)レベルが低いので、現代的なMixed climbing >> のルートが設定できないのが難点です。このままでは、いずれS県のチームY勢に太 >> 刀打ちできなくなります(すでに僕など太刀打ちできていないが… (^^;) (中略) > そういわずに、頑張ってくださいよー!それから質問です。4年前くらいに > スポーツ・ミックスという言葉が流行りましたが、その後、この言葉は無く > なったのでしょうか?残っているとしたらどのような位置付けなのでしょうか?  S県のチームY勢は「練習会として月に一回程度の集まり」を行っているのみで、 普段は山にフリーにボルダーに、各自が精を出しているようです。メンバーの中に は5.13クライマーがゴロゴロいます。また、アイスは疎か、アルパインの経験もない メンバーが半分くらい居るようですが、全然レベルが違い太刀打ちできません…  とにかく競技(持ち時間内に三課題を登る。一課題の試技時間は5〜6分)となった らフリークライミング(特にボルダリング)のレベルが全てです。このことは来年の ワールドカップで現実を突きつけられることになると思いますが、おそらく、フリー 5.11、アイスV級(だいたい僕のレベル)程度の人間がいきなりやったら予選も通れ ないと思います。この現実をどう受け止めるか…これが日本のアルパインクライミン グの将来を占うと言っても過言ではない気がしています…  スポーツ・ミックスに関しては、ハフナークリークなどで実際に体験していらっしゃ る「M大人」にお任せしたいですが、まだ日本にいらっしゃるかなぁ〜ちなみに、こ の「言葉の定義」についても、僕の会議室で議論されていますよ (^^)/~ >> アイゼンを履いて登るのが原則ですし、競技でもアイゼンは使用するこ >> とがルールです。 > > それは、知っていましたが、落ちると危険なのでジムでは違うのかなーと > 考えていました。  現状、僕は、より難しい課題を作るためフラットソールで登っています。フリーク ライミングのレベルが上がったことに靴の進化があるのはみなさん異論のないところ でしょう。アイゼンと、フラットソールではバランスは違いますが、いくらアイゼン でトレーニングしても5.13を登れるようになる人は「稀」でしょう。  今やるべき事は、ドライツーリングの極限を追求することであって「自分がやって きた狭い世界をクライミングジムの中で再現することではない」と考えています。少 なくとも、ジム内でのドライツーリングにおいては、アイゼンで登れてフラットソー ルで登れないルートはないはずですから…  氷はフラットソールでは登れない…そんなことはありません。ムーブの蓄積のある 人間にアイゼンを履かせればV+のトップロープくらい簡単にこなします。経験はあと から積めばいいが、運動能力を向上させるのは(年齢的にも)限度があります。まず は「フリークライミングが基本」と言われた南裏健康氏や「アルピニストは遠征と遠 征との間にもっと違う種類のスポーツをするべきだ…僕はクラッグで8a(5.13b/c)を 登る」というトモ・チェンセンの言葉にようやく日本が追いついてきた…否、世界 は10年前から気が付いていたのでしょう… >> ただし現在の所、競技用の靴を開発していますから、完成の暁には >> 「フラットソール+M-10」程度の軽い靴が出現するはずですので、 > > そうなんですか、それは知りませんでした。なんでもよくご存知ですね。  ご存じというか…これは僕自身が某スポーツシューズメーカに制作を交渉している ということです。この競技の靴づくりは「登山用具メーカでは駄目」だと考えたから で…現在、サロモンを始め数社が開発中ですが、コスト面から競技仕様のものは大し た進化は望めないと思っています。少なくとも IWC 2002 Japanには間に合わないで しょう… >>  僕のホームページに、Mixed climbing 専用会議室を開設していますので、質問や >> 意見交換についてはそちらもご利用いただけると嬉しいです。こちらはテーマを固定 >> していますから、見当違いの情報はありませんし、ログも自分で保存できます。メー >> リングリストは「突っ込んだ議論には向かない」と思っていますので… (中略) > 最近の各MLを見ていますとそうした傾向も見られますね。だとしたらMLは > 山行報告+etcとなってしまうように思います。6年間ぐらいの某MLではそ > うした議論も積極的に行われていました。僕自身古い考え方なのかもしれ > ませんが、もう少しMLでの議論も行われていいように思います。これって > 古いのかなー、、、  僕自身の考え方ですが、ACMLにはACMLの存在価値があると思うんですよ。ノンジャ ンルの会議室はそれはそれで便利ですし、気楽に書き込めるメリットもあります。  ただし、話が専門的になった場合「続きは…の会議室で」とやった方が良い場合が 多いです。現に、僕と西羅さんの会話だって「このクソ暑いのにアイスの話題かよ〜 まあ、気分だけでも涼しくしろってかぁ〜」なんて迷惑半分で「読まされている」人 が大勢いると思うのですよ…  その点、僕の会議室はミックス専門に話題を限定してますので「はじめまして」と か「登録を希望します」なんてスペースの無駄になるような話題はオペレータ権限で 即刻削除しますから、心ゆくまで、ミックスの話題に没頭できるわけです。  ネット社会に無料の掲示板はいくらでもありますから、例えば西羅さんが「奥鐘の 部屋」なんてマニアックなものを作っちゃっても良いわけです。発言が増えなくて寂 しいですか?…役に立たないゴミの山がたまるよりよっぽど良いと思ってます。何で も書き込んでください…式の掲示板はもう沢山です…  MLはメルアドさえ取得すれば誰でも参加できる手軽なものですが、僕の会議室だっ てネットサーフィンが出来る環境なら(i-modeも可!)誰でも参加できます。  一生懸命書いた発言が数ヶ月後には過去の藻屑として消えてしまう…アクティブに とっては悲しいものでもあります。自分が書いたものは、ちゃんと形として「全文、 一行たりとも削られずに」残したい。投稿するときは、そのくらいの気迫で書いてい るつもりです。
有持です。  西羅さん、黒澤さん、こんばんは。  西羅さんの質問は、黒澤さんがフォローしてくれたので、省きますね。  今日は、またストーンマジックに行ってきました。貸し切りでした。(^^;;;  今度は、もっと過激なルートを作ってきたので紹介します。  M7 「トリプルフィギア4」 マーク:黄色テープにARI  ※ 手足限定  出だしからランジ、その後、遠いトラバース、遠いホールドをフィギア4の 3回連続で登りハングを越えます。とにかく、粘っていると腕力を消耗する ので、スピードが勝負です。  腕力が残っているうちに一気に登りましょう。フィギア4の箇所はランジ でも届くかもしれませんが、引っかかる確率は低いでしょう。ちなみに身 長のある人は楽かもしれません。  黒澤さん、今度登ってみて下さい。グレードはいい加減なので黒澤さん の登った感じで訂正してもらってもかまいません。 >  西羅さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 >  S県のチームY勢は「練習会として月に一回程度の集まり」を行っているのみで、 > 普段は山にフリーにボルダーに、各自が精を出しているようです。メンバーの中に > は5.13クライマーがゴロゴロいます。また、アイスは疎か、アルパインの経験もない > メンバーが半分くらい居るようですが、全然レベルが違い太刀打ちできません…  確かにフリーの技術はかなり必要だと思いますね。一般的なアイスの技術だけで は太刀打ちできないでしょう。特にフィギア4などは、実際のアイスクライミングなど では使いませんからね〜。  ボルダーに限らず、ルーフをしっかりと登り込んでおかなければ、腕力的にも 厳しいでしょうね。後は、登攀スピードです。躊躇せずにガンガン登って行く事で す。 >  とにかく競技(持ち時間内に三課題を登る。一課題の試技時間は5〜6分)となった > らフリークライミング(特にボルダリング)のレベルが全てです。このことは来年の > ワールドカップで現実を突きつけられることになると思いますが、おそらく、フリー > 5.11、アイスV級(だいたい僕のレベル)程度の人間がいきなりやったら予選も通れ > ないと思います。この現実をどう受け止めるか…これが日本のアルパインクライミン > グの将来を占うと言っても過言ではない気がしています…  来年の2月に札幌でワールドカップが開催されると聞きました。私も出場する つもりでいるので、ガンガン登り込んでおきたいと思います。  ちなみに、MMX壁が近々、広がってオーバーハングが追加されると、橋本さん から聞きました。 >  ご存じというか…これは僕自身が某スポーツシューズメーカに制作を交渉している > ということです。この競技の靴づくりは「登山用具メーカでは駄目」だと考えたから > で…現在、サロモンを始め数社が開発中ですが、コスト面から競技仕様のものは大し > た進化は望めないと思っています。少なくとも IWC 2002 Japanには間に合わないで > しょう…  所で、シャモニのワールドカップで使用されていた、あのへんてこりんなバイルは 販売していないんでしょうかね〜。特にフィギア4などを決める時には、普通のシャフト だと、手が滑ってしまい外れる可能性があります。あれだけの凹状のシャフトでなけれ ばリストループがないと厳しいですね。  MMXは今日で2回目ですが、MMX壁を使っている人はほとんどいませんね〜。  アイスクライミングをやっているみなさん、是非、登りに来て下さい。私も週1で顔 を出すつもりでいます。  ではでは。
辻野@北海道 I、C、C アイスクライミングのワールドカップは、札幌市で行われる事と なつたのですか? 私の聞きかじりの話しでは、outdoorで氷を作るなら、もっとと寒いところ と言うことで 他の所を候補にしていた話しでした。 やはり Ice climbingのコンペは、北海道の寒さですかね? でも 北海道内では、これに参加出来るレベルを持った 人は、 2〜3人しかいないと感じます。 クライマー層がホント薄いもので。
 廣川です。   みなさん、ご自宅なんでしょうね。   私はまだ会社にいます。   金曜から週末は沖縄に行くので岩、山、岩、行けません。      どなたか教えて下さい。   氷のコンペの場合も、プリプロテクションされてる   もんなんですよね。  
 有持さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 >  今度は、もっと過激なルートを作ってきたので紹介します。 > >  M7 「トリプルフィギア4」 マーク:黄色テープにARI  ※ 手足限定 (中略) >  黒澤さん、今度登ってみて下さい。グレードはいい加減なので黒澤さん > の登った感じで訂正してもらってもかまいません。  おいおい早くもM7かぁ〜あの小さい壁でよくぞそこまで…こりゃあ、鈴木謙三さん でも連れて来なきゃ…でも、フィギュア4三回なら、M8-は付くはずですよ… >  来年の2月に札幌でワールドカップが開催されると聞きました。私も出場する > つもりでいるので、ガンガン登り込んでおきたいと思います。 (別件にコメントしたあとで気が付いた)へっつ…これは橋本さんネタですか? >  ちなみに、MMX壁が近々、広がってオーバーハングが追加されると、橋本さん > から聞きました。  オーバーハングより「ストレニな前傾壁」が欲しいです。垂直〜ルーフ越えならと もかく、前傾壁が続くとコブラ(のベント)では苦しいと思います。クォーク程度の アーチが欲しい… >  所で、シャモニのワールドカップで使用されていた、あのへんてこりんなバイルは販 > 売していないんでしょうかね〜。特にフィギア4などを決める時には、普通のシャフト > だと、手が滑ってしまい外れる可能性があります。あれだけの凹状のシャフトでなけれ > ばリストループがないと厳しいですね。  ステファン・ハサンとかが使ってるヤツでしょ…あれは完全な改造品で、似たよ うなものがカンプから出るようですが、今年の冬だそうです。日本ではすでにHさん が特注で作ってます。靴同様オーダーメイドしかないでしょうね… (^^) >  MMXは今日で2回目ですが、MMX壁を使っている人はほとんどいませんね〜。  だってプラ靴じゃ暑いんだもん…というのが本音でしょう… (^^; >  アイスクライミングをやっているみなさん、是非、登りに来て下さい。私も週1で顔 > を出すつもりでいます。  有持さんも近いモンね…僕も毎週水曜日の昼間にストーンマジックでスクールをやっ てますので、アフター5にはたいていあの「怪しげな壁」で遊んでます。ちなみに、 週二回以上行くならマンスリー会員(13000円)になった方がお得!駐車場もタダに なりますので…
こんにちは、野村@左京です。  ストーンマジックの出現はちょっとびっくりでしたね。  また、IWC2002が日本で開催されるというのも驚き。  またclimbingの読みかじりで恐縮ですが、昨今の  氷のコンペというのは、あまりに特殊化し過ぎて  多分日本で一般にアイスクライミングされてる方にも  理解しがたいのではないでしょうか。  まず、道具がとてもスペシャル。アックスは体を  引き上げやすくしたバーや手を休めるためのフックが  付いています。必要ないからハンマー・アッズはなし。  そもそも、リストループを使用すると”フリー”では  ない−とするのが最近の流れのようです。  靴もアイゼン一体型が主流、氷も多人数が登ることを  考慮して、意図的にポケット状のホールドを作成。  そして、優勝者たるや、特に女子は、「あれ、この人  (フリーの)ワールドカップチャンプだよな?」。  アイゼン付けて僅か何回と言う人でも、やっぱフリーの  レベルが高いと圧倒的に強い!  岩場でのMMもちょっと特殊で、現在登られている  高難度ルートの大半はペツルにがっちり守られているし、  またチョップドホールドが混じるのが普通のような印象です。  写真とか見てても、アックスを握る手が素手だったりして、  とても不自然に思うのは僕だけでしょうか?  確か数年前のAAJ総会だったかでピート・タケダが  MMについての公演をした時、「どうしてそんな不自然な  クライミングをする必要があるのか?」とかなり言われたと  いうようなことが書いてあったように思います。  皆さんの方がご存知のことで、でしゃばりのようでしたら  すみませんでした。 野村勝美@京都・左京労山
黒澤さん、こんにちは。  野村@左京です。  僕のタイトルのつけ方がちょっと舌足らずで  黒澤さんに気を遣わせてしまったようです、すみません。  あれは、「あんなもん面白いか?」と批判的に書いた  ものではないこと、先にお断りしておきます。  言いたかったのは、多分大半の方はちんぷんかんぷんで  「面白いらしい」ってことだけ先行して、ではそれによって  どんなことが起こっているのか、今後ここで話が進むならば  おこがましくも書いておいた方がいいかと思った次第です。  僕の書き方が、コンペレベルの限定された範囲での話と  実際の自然の造形を利用したものとをごっちゃに書いたので  話がややこしくなったのかも知れません。  人造的なものの中でムーブを追及するにはとても楽しいこと  だと思います。  ただそれが野外に持ち出されて、例えば戸台川周辺が  ペツルやチョップドホールドだらけになったとしたら、、  ちょっとその辺に気が行ってしまったので若干誤解を招くことに  なったかも知れません。  「理解しがたいからだめだ」と言ってるのではなく、  「理解しがたいでしょうが、こういうものであって、こういうこと  (問題)も孕んでいますよ。」ということが言いたかったということ、  別文となりますが申し添えておきます。 野村勝美@京都・左京労山   > -----Original Message----- > From: owner-alpine-climbing@mma.so-net.ne.jp > [mailto:owner-alpine-climbing@mma.so-net.ne.jp]On Behalf Of TOSHIHIRO > KUROSAWA > Sent: Tuesday, July 03, 2001 11:25 AM > To: alpine-climbing@mma.so-net.ne.jp > Subject: [alpine-climbing:5105] Re: MMは面白いぞ! > > >  野村さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 > >  以下、誠心誠意、野村さんの揚げ足を取るつもりはありません。僕がMMに熱を入 > れ、 > BBSを開設し、自分用のオーダーメイドアックスや靴まで作ろうとしているのは 「単 > に面白いから」です。 >  僕自身、この六月に初めてストーンマジックへ行くまでは「MMなんて尖鋭の中の > 物 > 好きがやることだ」と思っていた一人でした。でも、自分でやってみて本当に面白 > い > んです。IWCが来ようが来るまいが関係ない、この遊びを絶対日本で流行らせた い… > 今はそんな気持ちで一杯です… > > >  またclimbingの読みかじりで恐縮ですが、昨今の > >  氷のコンペというのは、あまりに特殊化し過ぎて > >  多分日本で一般にアイスクライミングされてる方にも > >  理解しがたいのではないでしょうか。 > >  同感です。「だからこそ」IWCのコンペのビデオを見てください。そして、どん な > 小さなルートでも良いから「アックスでなければ登れない」ルートを開くんです。 > >  ご承知のように、ドライツーリングでは信じられないほど小さいホールドの持ち > 替 > えが効きます。そしてピックが鋭角的にかかればどんなマイクロホールドもガバで > す。 > 試みに、僕が設定したルートをフリーで登ってもらったところ、5.12クライマーの > 女 > 房が落ち、5.13クライマーの某氏には「5.11-はありますね」とのコメントをいた だ > きました。このルートはM4(初心者向き)としてストーンマジックにあります。 >  理解しがたいほど、従来のクライミングとは異なった特徴を持っている…そして > 、 > 理解しがたいものが受け入れられるか否かは「その本質が面白いか否か」ではない > で > しょうか? > > >  そもそも、リストループを使用すると”フリー”では > >  ない−とするのが最近の流れのようです。 > >  これは、アルパインアイスにおいてはちょっと認識違うかも知れません。ただし > 、 > ジェフ・ロウの「アイスワールド」からの話ですからだいぶ古いですけど…アック > ス > テンションに関しては「エイドと見なされる」と明言されていますね。 >  もう一つ、リストループを使用しないことによって、シャッフルが容易に出来、 > レ > スティングが可能になるんです。このことは、実体験してみないと分からない感覚 > だ > と思います。 > > >  そして、優勝者たるや、特に女子は、「あれ、この人 > >  (フリーの)ワールドカップチャンプだよな?」。 > >  アイゼン付けて僅か何回と言う人でも、やっぱフリーの > >  レベルが高いと圧倒的に強い! > >  アルパインだろうが、高所登山だろうが、どんな局面でもフリーの実力があると > 助 > かります。ヒマラヤはフリーが基本だ!という人もいるくらいです。 >  確かに「アイゼン付けて僅か何回と言う人がチャンピオン」だというのは癪に障 > る > かも知れませんが、ではスキーの世界チャンピオン、アルベルト・トンバがエベレ > ス > ト山頂から滑降できるでしょうか(やるかもしれんが… (^^;)同様、リブ・サン ゾ > がブライダルベールフォール(コロラドのだよ)を登る必要はないのです。 > > >  確か数年前のAAJ総会だったかでピート・タケダが > >  MMについての公演をした時、「どうしてそんな不自然な > >  クライミングをする必要があるのか?」とかなり言われたと > >  いうようなことが書いてあったように思います。 > >  チッピングに付いては現在、我が国他でたいへん微妙な問題がありますのでコメ > ン > トは控えさせていただきますが「…そんな不自然な」であれば、フリークライミン > グ > のコンペ自体が不自然そのものでしょう。 >  「…必要があるのか?」大ありです。面白いからその必要があるんです。山登り > は > 遊びです。遊びは面白くなくてはいけない…だいたい山登りが出来なくなった年寄 > り > (※)に言われたくありません! > (※かどうかは知らないが、言った人が現役なら、それはそれは可哀想な人だと思 > う > …こんな面白いものを拒む神経が分からない…) > >  とにもかくにも、MMを体験してみてください。IWCも日本でとなれば、トップ5は > 飛 > 行機、ホテル代&出演料付きで来るんです。タダで観光旅行できると思ってるヨー > ロッ > パの連中に一泡吹かせてやりましょう。(その前にK国を叩く算段をせねば…) > --

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