質問内容/回答

<質問>

大阪労山 ぽっぽ会の宮本です。

甲斐駒アイスクライミングの報告をおおくりします遅くて長くてすみません。

それとソロシステム(ソロエイド)でのぼられる方はフリー側のロープはどうされて
いますか?
20m近く登るとロープの自重で落ちてしまって全く登れなくなってしまいます。 今
回は何メーターかを体につるして(キープして)登りました。ソロエイドの頭が完全
に下を向いていると流れませんが、少し横になったり上を向くと流れ落ちるようで
す。 ギヤが邪魔になったり足の動きでソロエイドが一時的に横を向いたのが原因な
のかと思っているのですが、根本的に使い方を誤っているのかも知れません? 同じ
体験された方はいらっしゃいませんか?

<解答> 


上坂@京都比良山岳会です。

> ビレー側のロープは次の支点までの距離をたるませ、フリー側
> のロープも登高するほどに落ちて前進できなくなってしまうため5〜10mを自分の
> 体へつり上げておく必要があり時折その重なるロープが足に触れては邪魔になりとて
> も快適な登攀とはいいがたい。小心者の単独登攀は肩に力が入りすぎ消耗著しく、加
> えて手間のかかる支点工作に登り返し(コマーリング)と忙しく、セカンドをビレー
> しているような適当な休憩時間がない。じっと休むと気が焦る。こんなときパート
> ナーのありがたさが身にしみる。

このあたり、臨場感がひしひしと伝わってきますね。
忙しいわ疲れるわ、何でこんなアホなことせんとあかんのや〜って思いませんか?
ところで僕(ソロエイド)はフリーのザイルはサブザックに背負って行きます。
時々ひっかかって出てこないときは腹が立ちますが、とりあえずバランスが
楽なので。
ちなみに以前、蒼氷の山岸さん(ソロイスト)に教えていただいたときは
ロープバッグを使っておられるとおっしゃっていたと記憶しています。
山岸さん、読んでおられますか?

> V字スレッドとスクリューで支点
> を作り、ソロエイドをつけて各支点にはハーフヒッチで9mmシングルを通しながら
> の登攀。落下の衝撃吸収のため縫い目破断式のシュリンゲ(エアーボイジャー?)を
> 取り付けたが借り物なので落ちれない。50mピッチの撤退のための6mmロープ(予
> 備)を後にぶら下げ、

ショックアブソーバーは岳人に松本憲親さんが書いておられましたよね。
ただ、ランニングにハーフヒッチを入れていくと効果が減殺され、理論上の
墜落率も上がるようです。


有持です。  宮本さん、おはようございます。  私はザックの中に末端から絡まない用に詰めていって、すぐに片手で引き出せる ようにしてから背負って登っています。太いザイルだとチョット重いですが、結構登り やすいですよ。
蒼氷・チーム84・遡行同人蟷螂:山岸です。 >ちなみに以前、蒼氷の山岸さん(ソロイスト)に教えていただいたときは >ロープバッグを使っておられるとおっしゃっていたと記憶しています。 >山岸さん、読んでおられますか? ああっ、京都の上坂さん!はい、読んでます読んでます。お久しぶりです! 僕はロープバッグに末端から順々に入れ、バッグは背負うか尻にぶら下げるかしま す。 (アイゼン付けているときは背負うことが多いですが、少し後ろに引かれます) そしてロープを背中→肩→胸と回してソロイストに通しています。 ロープバッグでなく、ザックを使う人のほうが多いですが、 皆さんこんな感じなのでは? 上坂さん・有持さんの方法もこんなですよね。 僕はこれであまり違和感無く登っています。とはいえ疲れますが。 アイスでソロエイドだと、繰り出しが大変そうですね。

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