質問内容/回答 |
正月にアコンカグアのポーランド氷河ルートを行くのですが、 ガイドブックで PENITENTES の意味がわかりません。 BASEからC1の間にあるようで?
またこの時期、クレバス等の状態、天気の崩れた時の 体感での寒さ、経験のある方、教えてください。
アコンカグアにはいったことがありませんが、ペニテントは膝から大きい物だと背丈 ぐらいある小さい円錐形の氷塔のことだと思います。
南米の6000級のやまでよく見られ、傾斜の緩い雪原に乱立していることが多いよ うです。日中の強烈な日差しと大きな日較差でできるのでしょう。
名前は祈りを捧げる人という意味だった?と思います。 コンテで行く場合、ザイルがよく引っかかり歩きにくいですが特に技術的な問題点は ないとおもいます。
ポリッシュ・ルートは小生も行きたいルートです。 帰国後の報告楽しみにしています。
ぺニテント=祈りをささげる人、と言うのは初めて知りました。 かたちと字から、まるで違う意味を想像していました。
体感の寒さですが、下が暑い分かなり寒く感じるようです。 天気のよい日でも風が強ければ、頂上付近では ダウンジャケットが欲しいぐらいでした。 実際、上下ダウンという人も結構いました。 まあジョギングシューズで登れる時もあるようなのでその年次第でしょうが。
またEPI互換カートリッジも探せばメンドーサ、サンチアゴで手に入ります。 その他サンチアゴのムチムチカフェなどの情報もありますがこのへんで・・・。
藤田さんのACMLへのメールで、アコンカグアのガイドブックに関する記述がありました。 よろしかったら、そのガイドブックのタイトル、著者(or編者)、発行所、値段、入 手方法など教えて頂けないでしょうか?
木村さん、秋田さんありがとうございました
ところでガイドブックは下記のHPから購入しました 144P $16.96+送料です。地図もあります。 友人もよく利用しているそうですが、今までトラブルはなかったです。
★ http://www.AdventurousTraveler.com
アコンカグアの入山許可取得条件が変わったという知らせが現地より入りましたので お知らせします。昨年より大幅に厳しくなったようです。なお、原文はスペイン語で それを抄訳しました。
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メンドーサのアコンカグア・パークレンジャーオフィスは1999年11月10日、99/00年 シーズンのアコンカグア入山許可について次のような新レギュレーションを発表した。
1.クライマーとツアー会社は遭難事故を保障する個人保険(el seguro de accidentes personales)に加入することを義務づける。その保険は捜索、救助及び 病院までの移送(ヘリコプター、ロバ、救急車を含む)等にかかる費用をカバーして いること。
2.保険はアルゼンチン国内にの正規の保険会社で発行されたものかアルゼンチン国 内に正規代理店(representacion legal) を持つ外国の保険会社によるものでなけれ ばならない。外国の保険会社を利用する場合は英語で記された保険証書が必要となる。
3.ガイドは本人用に上記の保険に加入するほか、クライアントをカバーする別の保 険にも加入していなければならない。
4.外国人ガイドは入国管理事務所で事前に認可を受ける必要がある。
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なお、メンドーサ市内の保険会社でもこの保険に加入できるようですが、詳細につい ては問合せ中です。
今期計画されている方は良く調べてから行かれるとよいでしょう。
平岡 健二 / Patagonia Outfitter
先日、アコンカグアの入山許可取得条件が急遽変わったというお知らせをしましたが 、その後、現地ガイド達の強い反対に会って一般クライマーに対しては保険加入義務 付けが解除されたようです。
ただ、ガイドには遭難保険加入が義務付けられたままということです。 この調子だと、またいつ変更になるかもしれませんが、現状ではこうなっています。