質問内容/回答 |
甲斐駒のAフランケでいくつか質問があります。
赤蜘蛛ルートはV級A1とありますが, 残置ピンだけで登れるのでしょうか?
6ピッチめのアルミサッシはS氏によって撤去されたと岩雪149号にありますが, この部分はフレンズなどのギアが必要でしょうか?
スーパー赤蜘蛛トレースを試みた場合,フレンズ類は2セットで足りるのでし ょうか?
また,このスーパー赤蜘蛛はクロスラインの上はスーパークラックに合流とありま すが,それにしてはグレードが違うのですが,(オリジナル5.10d,S氏発表5. 11a/b)どうなっているのでしょう。
【コメント】 「RunOut」 編集を行っている、「Shanxia」です。 現在6ピッチ目は、若干アルミサッシが残っていますが、カム類は必要です。 なれている人なら、フレンズサイズで#1〜#3まででなんとかなると思います。
赤蜘蛛、クロスライン+スーパークラック、スーパー赤蜘蛛の関係を説明しますと。
赤蜘蛛:一般的なトポとおり
クロスライン(5.10a):赤蜘蛛の6ピッチ目を途中まで登り、そこで右にテンショントラバース して、カンテ左にあるグサグサのワイドクラックを登ります。 それを途中まで登り、今度は左にテンショントラバースして、再度 赤蜘蛛の6ピッチ目に合流して6ピッチ目終了点まで人工で登ります。 クラックはグサグサで危険そうですし、このクラスラインは現在では登る 価値はないと思います。
スーパークラック(5.10d):これは赤蜘蛛の6ピッチ目終了点から、そのまま左上 しているハンドクラックのことです。最後は右のフェースに出て赤蜘蛛テラス に合流します。(赤蜘蛛7ピッチ目終了点)
スーパー赤蜘蛛:赤蜘蛛の6ピッチ目の部分のフリー部分(5.11c)は6ピッチ目の終了点迄 いっていなく途中のハンドジャムが効く小レッジを終了点としています。(RCCボルト有り) ですからそこから6ピッチ目の残りを登り(結構厳しいです)、スーパークラック へと繋げて登るので5.11bとなります。
ちなみに「RunOut Vol.2」にスーパー赤蜘蛛のトポが載っていますが、 欠落している文字があり、1ピッチ目は5.11a〜b、8ピッチ目は5.10dです。 情報として足りていますか?
ホゲホゲです。 解るところだけ お答えしますね。 >1.赤蜘蛛ルートはV級A1とありますが, 残置ピンだけで登れるのでしょうか? 二年前僕らが登ったときの記録によると、、 キャメロット 0.5、0.75、1、2、3 各2 カラビナ 10枚 クイックドロー 12コ スリング 10 ロープ 11ミリ50メートル 1本 たぶん キャメ3は使わなかった気がします。 願わくば これに若干のエイリアンがあれば、問題ないでしょう。 >2.6ピッチめのアルミサッシはS氏によって撤去されたと岩雪149号にありま >すが, この部分はフレンズなどのギアが必要でしょうか? かなり残置ボルトが増えていますが、A1にするには カムは必要です。 たぶんフリーで突っ込めば、状況は変わると思います。 ランナウトすることになりますが、