質問内容/回答 |
いつも ROM ばかりでお許しください。稲垣@茨城県在住(KZS)です。 アルパインクライミングの情報でなく恐縮しますが、荒川出合のアプローチに も関係する質問でもありますのでお許しください。 当方、成人式連休に北岳にオーソドックスな池山尾根から入ろうと思ったので すが、問題が生じました。 現在、芦安から夜叉神峠までの南ア林道は雪のために「山の神」から先は車両通行止。 ということで、奈良田からのアプローチを考え、奈良田・広河原間の林道管理 者の「山梨県峡南地域振興局身延建設部」に電話すると「開運隧道から先は歩 行者を含めて全面通行止め」と、あっさりと言われてしまいました。 質問は、この「全面通行止め」をどのように解釈したらいいのかということです。 個人の責任で歩きでの通行は可能なのか?それとも、厳密に運用されているのか? 一番の心配は、開運隧道の所のゲートが確か有人だったと思うので、そこでも めそうなことです。 皆様の情報とお知恵を拝借したいと考えています。 よろしくお願いします。
<解答>こんばんは、櫻井@目黒です。 昨年末(2005/12/16-17)に奈良田から池山吊尾根経由で北岳を目指しました(結果 は、ボーコン沢の頭手前森林限界に出たところで敗退)。 ご質問の「全面通行止め」解釈についての的確な回答にはなりませんが、ご参考まで に、通行した際の状況をお知らせします。 ・開運隧道の入り口には3m強のゲートが新設されており、歩行者の通過も困難な状態 でした。 ・昨年までゲートは1.5mほどだったようですので、今回のゲート設置は歩行者の通行 止めも念頭に置いたものと推測されます。 ・我々も簡単に乗り越せそうにないゲートは予想外でしたが、そこで敗退するのも悔 しかったので、左壁、標識、ゲートの柵などを使ってなんとかゲートを乗り越しまし た(ただし、重荷を背負ったままの乗り越しでかなり苦労しました)。 ・帰路は、左壁、標識などが利用できないためゲートを越すのは更に苦労することが 予想されます(我々は、工事車両通過時にゲートを通してもらえたため、帰路はゲー ト乗り越しは行っていません。ちなみに、ゲートを越えるためにザックから荷物を出 して、ゲート柵の間から荷物を通してから、空身で越えることを考えていました)。 ・荒川出合付近で工事が行われており工事車両の通過がありました。工事車両のゲー ト通過時にお願いすれば、通してもらえるかも知れません。 ・ゲート通過は、行きが7時前。帰りが18時前。その際、ゲートは無人でした。しっ かりしたゲートが設置されていることから、今後も、有人にはならないと思います。 ・林道上は特に問題なく通行することができました。