質問内容/回答

<質問>

こんにちは、いつもROMばかりの、石角(いしずみ)@無所属です。

 6月 2日 関空発
 6月30日 関空着
 の予定で、マッキンリーに行ってきます。

 単独登山をたくらんでいるのですが、まだ入山許可がもらえて
 いないので、「そんな無謀な計画は、認められない」と言われたら
 アラスカ旅行を楽しんできます。
 これが、登山計画です。
 ★ http://www8.big.or.jp/~ishizumi/5summit/mckinley/plan/index.htm
 単独登山の許可て簡単に出るんですかね?
 

<解答> 


堤@旭川山岳会です。
私も6月1〜28日で、デナリに行きます。
メスナクロワールとウエストリブの予定です。
現地で会いましたら、よろしく。

> 単独登山の許可て簡単に出るんですかね?
簡単には出ないです。基本的には出したくないようですが、過去の高所(氷河)登山歴に
よっては出すようです。
許可云々については、DENA_Talkeetna_Office@nps.gov (DENA Talkeetna Office)に問い
合わせては???


こんにちは、石角@無所属です。 > 堤@旭川山岳会です。 > 私も6月1〜28日で、デナリに行きます。 > メスナクロワールとウエストリブの予定です。 > 現地で会いましたら、よろしく。 >  こちらこそ、宜しくお願い致します。 > > 単独登山の許可て簡単に出るんですかね? > 簡単には出ないです。基本的には出したくないようですが、過去の高所(氷河)登山歴に > よっては出すようです。 >  これは、難しそうですね。  ダメかもしれないです。  もう行くしかないので、行くだけ行ってみます。
 石角さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 >>>  単独登山の許可て簡単に出るんですかね?  事前に日本から登山届けは出されましたか?これが出ていれば比較的確率は高いと 思います。僕が行ったとき(1994年)は、日本の旅行代理店(アトラストレック)を 通じて提出しておきました。  僕らは二人でしたが、日本人の単独登山者に二組会いました。その後、登山料(要 するに保険)を徴収するようになって(当時はタダでした)から、事情が変わったか もしれませんが、事前の届け出が出ているのと出ていないのでは(特に言葉が不自由 だと)全く違います。  ただ、アラスカの氷河は結構怖いです。何の変哲もない雪原…日本で言えばスキー 場か、クロカンコースみたいなところに、突然「人型の穴」が空いているんですよ… もちろんクレバスの底なんか見えやしません。あの穴に落ちた人はきっと今世紀中に は出てこないんだろうなと…まあ、毎年千人登る山ですから、落ちるべきところでは、 誰か落ちてますけどね…  ということで、単独だったら、最低でもスキーを使った方が良いです。カヒルトナ パスから上はそれほど突飛なのは出てきませんが…装備にスキーが含まれていた方が 許可は下りやすいでしょう。映画の植村直己物語みたいに強行に許可されないような 風景は昔のモノだと…なんだかんだ言いますが、結局は「自由の国」なんですね。  あと、英文の登山計画書(遠征隊名簿でいい)と戦術表だけは作って提出した方が 良いでしょう。あとなんか分からないことがあれば聞いてください。ご健闘を祈りま す。
黒澤と@猫の森さん、こんにちは、石角@無所属です。 レスありがとうございます。 > > >>>  単独登山の許可て簡単に出るんですかね? > >  事前に日本から登山届けは出されましたか?これが出ていれば比較的確率は高いと > 思います。僕が行ったとき(1994年)は、日本の旅行代理店(アトラストレック)を > 通じて提出しておきました。 >  僕らは二人でしたが、日本人の単独登山者に二組会いました。その後、登山料(要 > するに保険)を徴収するようになって(当時はタダでした)から、事情が変わったか > もしれませんが、事前の届け出が出ているのと出ていないのでは(特に言葉が不自由 > だと)全く違います。 >  2月14日に登山届け航空便で出したところ、3月5日に次の書類が届きました。   1) 登山届を受け取ったので、25ドルをクレジットから引き落とす・・・と言う書類   2) 「単独登山に強く反対する」と言う警告書   3) 単独及び冬用の追加申請書   4) 「登山 デナリ国立公園および保護地域」と言う小冊子           3)の追加申請書はまだ提出しておらず、公園事務所に持ち込みます。 >  ただ、アラスカの氷河は結構怖いです。何の変哲もない雪原…日本で言えばスキー > 場か、クロカンコースみたいなところに、突然「人型の穴」が空いているんですよ… > もちろんクレバスの底なんか見えやしません。あの穴に落ちた人はきっと今世紀中に > は出てこないんだろうなと…まあ、毎年千人登る山ですから、落ちるべきところでは、 > 誰か落ちてますけどね… >  過去の報告書を見てもクレバスは怖そうです。  腰に竹竿をさしてクレバス落下を防止すると言うのを聞いたこと  があるのですが、竹竿てアラスカで入手出来るものなのでしょうか? >  ということで、単独だったら、最低でもスキーを使った方が良いです。カヒルトナ > パスから上はそれほど突飛なのは出てきませんが…装備にスキーが含まれていた方が > 許可は下りやすいでしょう。映画の植村直己物語みたいに強行に許可されないような > 風景は昔のモノだと…なんだかんだ言いますが、結局は「自由の国」なんですね。 > >  あと、英文の登山計画書(遠征隊名簿でいい)と戦術表だけは作って提出した方が > 良いでしょう。あとなんか分からないことがあれば聞いてください。ご健闘を祈りま > す。 >  貴重なアドバイスありがとございます。  精一杯がんばってみます。
 石角さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 >  2月14日に登山届け航空便で出したところ、3月5日に次の書類が届きました。 >   1) 登山届を受け取ったので、25ドルをクレジットから引き落とす・・・と言う > 書類 >   2) 「単独登山に強く反対する」と言う警告書 >   3) 単独及び冬用の追加申請書 >   4) 「登山 デナリ国立公園および保護地域」と言う小冊子 >          >  3)の追加申請書はまだ提出しておらず、公園事務所に持ち込みます。  あ!そんなものを送ってくるようになったんですか…お金取るだけの仕事はしてま すね(笑)念のため、追加申請書をFAXしておくと良いと思います。仮に英会話が苦 手でも、要領を得た文書を作ることは可能でしょう。そして、先方(公園管理事務所) にとっては「この人間は個人意志で行動する」という書類を「事前かつ二重に」取れ ることになりますから…そこまでやっておけば、あとは現地で「どこそこの日本隊が いるからパーティーに混ぜてもらったらどうか」とか言われてどうにかなると思いま す… (^^; >  過去の報告書を見てもクレバスは怖そうです。 >  腰に竹竿をさしてクレバス落下を防止すると言うのを聞いたこと >  があるのですが、竹竿てアラスカで入手出来るものなのでしょうか?  それは無理ですが、スキーを履いていけばどうにかなると思いますよ。僕らは一年 目はスノーシューズで、二年目は160cmの山スキーでした。どっちの年も、アンザイ レンは殆どしなかったです。ツボ足で歩いてきた日本人もいたなあ… (^^;  亡くなった、笠松美和子さんが折り畳み軽量梯子?」を持参されたそうですが、直 接お話を伺ったところ「…あれだけは失敗だった…(梯子の?)身元がばれてるから 捨てるわけにもいかんし…」と苦笑されていました (^^;  石角さんは、入山時期が比較的遅いので、既に下山してくるパーティーがかなりい ると思うんですよ…そうした連中が踏み抜くところは踏み抜いていますから… (^^;  以下、思い出しながらのお節介ガイドです… (1)シアトルおよび、アメリカ本土経由の場合、アメリカは農業国だけあって食物 の通関が結構うるさいです。必ず「No dry food!?(乾燥食料等は持っていないか?) 」と聞かれますので、食糧はひとまとめにして「これだけだよ!」って感じで見せれ ばたいてい通してくれます。間違っても登山用食料を没収されることはありませんか ら…変に隠すと後で面倒なことになります… (^^;←実は面倒なことになった (2)買い物はアンカレッジにREIとAMHがありますので、向こうで買った方が良いで す。特にAMHは防寒用のオーバーゲーター(ネオプレーン製)の良いやつがあります。 あと、買い忘れたモノは、タルキートナの公園管理事務所のすぐ脇に妙に品揃えの良 い店(名前忘れました。とにかく一軒しかないからすぐ分かります)があるので、そ こでたいていのモノはそろいます。 (3)食料はREIの側に「Car's」というスーパーマーケットがあって、牛肉だろうが 醤油だろうが、挙げ句は刺身まで売ってます。日本の下手なスーパーより品揃えは豊 富です。お酒は「Car's」のすぐ隣に別棟であります。バドワイザーが半ダース で3.5$くらい…タルキートナでは一本89cでした。  あと、やはり「マウンテンハウス」の乾燥食料は抜群に美味く、安いです。日本 で1200〜1500円するやつが、おおむね3.5〜5.5$で買えます。あと、日焼け止めは絶 対!Rockが一番良いですが、AMHなんかで「Do you have sunburn cream?」と言った ら出てきました。あと、氷河は恐ろしく暑いので、日本から麦藁帽子を持っていった らこれが最高でした! (4)アシスタントを雇われていない場合、公園管理事務所で、ご自分で受付をする ことになりますが、この場合「registration(登録)」という単語を使いました。受 付で「I'd like to registration Mt.McKinley(なんちゅう英語だ (^^;)」と言っ たら、受付のおばさんがにこやかに対応してくれました。 (5)登山の前後、タルキートナに滞在する場合は、各航空会社が「Climber's Bank house(待合所…溜まり場の意味)」という簡易宿泊所を設けています。Dagのはタダ でしたが、タダなりのことはありました(苦笑;  K2のは、キッチン付の立派なもので、一泊10$くらいだと記憶しています。あと、 町外れ(といっても徒歩10分)にキャンプ場(タダの野原)がありますが、泊まって いる人は…見かけなかったなぁ…三日にいぺんは「酷く冷たい雨」が降りますから、 屋根があるところにいた方が… (^^; (6)タルキートナの気候は、入山時で日本のGWくらい、下山時で「真夏の上高地」 みたいな感じで、とても過ごしやすいです。ただし「蚊」が多いので蚊取り線香は必 携…タルキートナの雑貨屋みたいな店(牛肉も買える)で「Do you have mosquito coil?」と言えばすぐ出てきます。日本のやつより格段に効き目が強かったなぁ…体 長3cmくらいの藪蚊(本当にいるんだこれが)がスト〜ンと落ちてきますから… (^^; (7)タルキートナのおすすめ店は、パスタの店「デリ」と、民宿兼レストラン?の 「ROAD HOUSE」です。前者は巨大なピザ…一抱えもあるような「デリ・コンボ」はそ の恐ろしい制作風景を見学するだけでも価値があります。後者は朝食セットがリーズ ナブルです。いろんな登山家のサインがおいてあり、ウチの女房が描いたスケッチも 飾ってくれました。今でもあるかもしれません。 (8)さて、少しは山の話もしないと、お前ら本当に登ったのかって言われちゃいま すね。軽飛行機で着いたところはいきなりスキー場みたいな斜面で、ここからカヒル トナ氷河本流へ向かって200mほど降ります。クレバスの危険地帯は、この辺りから北 東氷河出合いまでが一番多いです。あと、3300mからの大急登の登りだし、ウインディー コーナーから4200mのABCまでも結構嵌ってます…  ABCから上では、デナリパスからカシンリッジの頭までの雪原上の至る所にミニク レバスが開いていて、僕も結構嵌りました。膝か腰まで落っこちるくらいでしたが… (9)雪崩は、この時期ほとんど無いです。ただ降雪直後にABCから4900mへの急斜面 で時々大きいのが発生するので、誰か行ってからの方が良いでしょう。再三申し上げ ますが、1000人から入山する山です。そして、その殆どがノーマルを目指し、7割以 上が5000mを越えるのです。人のやることを見ながら行動すれば間違いはありません。 とにかく世界中から有名無名のいろんなヤツが来ています。 (10)ABCに着くと、見ず知らずのアメリカ人が親しげに自己紹介をしてきて 「Will you climb-up!?」とか聞いてきます。そして「…これから登るんだ」と答え ると「…食料と燃料が余っている。良かったら使ってくれないか」とさも親切そうに 持ちかけてきます。要するにこれは「重たい燃料と食料を捨てたいだけ」なのです。 欲しければもらって構いませんが、別にありがたがる必要はありません(苦笑;  この現象(笑)は登山期間中ずっと続きます。これを知っていたので、燃料は 「ABCに着くまでの分」だけで済んでしまいました。食料は不味いモノばかり(美味 いモノはとっくに食い尽くしている)なので、もらわない方が良いですよ(笑) (おまけ)アメリカは食い物が不味いと言われていますが、それは食べ物屋さんに入っ た場合のことで、スーパーで買い物をして自炊すれば日本より豪勢な食生活が出来ま す。アンカレッジでは、アボガドに生ハム、フランスパン?にバドワイザー…こんだ けあれば、何も要らない? …以上、石角さんに対してだけでなく、これから高所へ行かれる方の参考になるよう に、古い経験ですが書いてみました。マッキンリーは高所のエッセンスがが沢山詰まっ ている、とても良い山です。一人でも多くの方が、是非「楽しい」高所登山をされる よう期待します (^^)/
いつも拝見させてもらってばかりですみません。 はじめてのメールです。 大阪労山 ぽっぽ会の宮本と申します。 1998年5月に私もひとりでマッキンリーに行ったことがあります。 天気が悪かったのと5月の半ばというのに異常な低温でとても登頂のチャンスはあり ませんでした。 ゆきとどいた黒澤さんのアドバイスに付け加えることもありませんが、大阪労山の ホームページのここに 長い長い敗退記録があります。  ★ http://homepage1.nifty.com/owafoverseas/report/Denali/denali.htm ちょうど石角さんと同じころ大阪労山林隊が入山よていです。 気をつけていってきてください報告をたのしみにしています。
 宮本さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 > ゆきとどいた黒澤さんのアドバイスに付け加えることもありませんが…  結局、山の情報って「どこの駅はどこで降りると安く済む」なんて類の情報が一番 欲しいんじゃないかな…なんて観点で、あんまり山登りとは関係ないことを書いてみ ました。山登りの「予習」は日本でさんざんやって来ているはずですものね… (^^) > http://homepage1.nifty.com/owafoverseas/report/Denali/denali.htm  早速拝見しました。宮本さんもミッドナイト・サン・エクスプレス(加藤さんのB &B)にお泊まりだったんですね…僕らが行った頃はちょうど「米騒動」で、加藤さ んの奥さんが、朝ご飯に和食を出してくれるんですが「米も味噌も日本よりぜんぜん 美味いですぅ〜」と絶叫したのが良い思い出で… (^^;  三人の子供(マリちゃん、ケンちゃん、創ちゃん)たちはもうずいぶん大きくなっ たでしょうね…一番下の子はまだ赤ちゃんでしたから…お姉ちゃんはもうハイスクー ルに通っているかな…当時から奥さんによく似た美人さん(の卵)でした… (^^)  敗退は残念でしたが、5月と6月では、マッキンリーは気象条件が随分違うようです。 僕らも、1993/6/初旬に、4200mで「零下41.5度」をくらいましたが、昼間、テント内 は20度を超えていましたから…  シュラフは900と300のダブルで、シュラフカバーと象足を入れて総額15万円、手袋 はシェルグローブ+クロロファイバーのトリプル、ピッケルにラバーを巻いて断熱し たり、アイゼンと靴の間にテントマットを切って挟んだり…とにかく考えられる限り の防寒対策をしました…それでも、ウチの女房は、目出し帽が凍り付いて頬っぺた凍 傷になっちゃいましたから。アメリカ人が羽毛の高所帽をかぶってました…あれ暖か そうだったなぁ… (^^;  そのときの経験から、ノーマルルートのみを狙うならば「5月下旬出発、6月上 旬ABC入り、6/20までに登頂」これが結論です。6/20を過ぎると、大きなクレバスが あちこち顔を出すので厄介ですし、時期が早すぎると宮本さんのケースのように悪天 につかまる可能性が高いです。そして公園管理事務所では「今年の天気は異常だ」と 毎年必ず言います…二年連続で行った僕らが言うんですから間違いありません(笑;  余談ですが、海外遠征経験の浅い日本人は、とにかく「先を急ぎすぎる」傾向があ ります。向こうは白夜で、一日中明るいのです。朝は8時くらい…暖かくなってから 起きれば充分。一日六時間以上行動しない。そして何よりも「順化が終われば三日で 登れる山」がサマーシーズンのマッキンリーなのです。  毎日好きな時間に起きて、抜けるような青空の下でのんびりと橇を引き、半日歩い てはキャンプして肉を焼き、ビールに興じた毎日。そして、4200mから13.5時間で山 頂往復に成功したときのスリリングな快感。何もかもが最高の思い出です。出来るこ となら「デリ」にピザだけでも食べに行きたいなぁ…と懐かしく思い出す今日この頃 …思い出話が長くなりすぎてすいません。みなさんのご健闘を祈ります… _(^^)_
黒澤と@猫の森さん、宮本さん、こんにちは、石角です。 黒澤と@猫の森さん  丁寧なアドバイスありがとうございます。 > 毎日好きな時間に起きて、抜けるような青空の下でのんびりと橇を引き、半日歩い >てはキャンプして肉を焼き、ビールに興じた毎日。そして、4200mから13.5時間で山 >頂往復に成功したときのスリリングな快感。何もかもが最高の思い出です。出来るこ >となら「デリ」にピザだけでも食べに行きたいなぁ…と懐かしく思い出す今日この頃 >  私もこんなレポートが書けるように、楽しんできます。 宮本さん > >ホームページのここに >長い長い敗退記録があります。 >http://homepage1.nifty.com/owafoverseas/report/Denali/denali.htm >  読ませてもらいました。  今の私には、最高に面白かったです。  単独だと、キジ打ちが有利だとよく分かりました。(^^;)
 石角さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。蛇足ですが… >  単独だと、キジ打ちが有利だとよく分かりました。(^^;) …4200m(及び、ランディングポイント)のABCのトイレは、宮本さんが仰っていたよ うに「囲いも何もない、雪原にただ一つ箱がおいてあるだけ(防寒用のマットは張り 付けてあったけど)」のモノですが、モノは考えよう…目の前にハンター、フォーレ イカー他アラスカの山並みを「悠然と」足蹴にしながらの用足しは、僕にとって「世 界でもっとも贅沢なトイレだったなあ」と懐かしく思い出します…  そして、アメリカって「そういう国」なんです。あまり気にしないで「郷に入れば 郷に従え」で、楽しんできてください… (^^)
岳人クラブの山田です。 こんばんわ。 マッキンリーネタが活発なので少しだけおじゃまします。 このGW前後にウェストバトレスorメスナークーロワールの予定でいって たのですが、敗退してきました。 #アラスカは8年ぶりにいき、また敗退してきたのですが、タルキートナ はほとんど変わりなく、いい感じです。マッキンリーデリ(ピザ屋さん)も 健在です。 黒澤さんや宮本さんが詳しい情報を流されているので、気付いた点のみ 示します。 ・申請については、シビアです。レンジャーが申請を受け取った日から60 日後の入山しか許されなかったです。短い日程だったので、たかが2〜3 日短縮になっただけなのですが、痛かったです。 登山開始の前日のフライインは可能です。 参考までにレンジャーステーションのメールアドレスを示します。 DENA_Talkeetna_Office@nps.gov ・私達はK2を使ったのですが、オーナーが昔とは変わっており、バンク ハウスもなくなっていました。変わりにホステルを紹介されました。犬が2匹 おり、なかなか良かったですが、ちょっと遠かったです。1人 $23/day。 フライアウトの日、結構ガスっていたのですが、K2は一向に飛ばず、ダグ ギーティング氏のみが何度もピストンしていました。乗せてもらえましたが。 #山とは関係ないですが、ダグギーティング氏のCDなかなかいいですよ。 #あと、トムウェイツさんっていうカントリーシンガーもタルキートナにいます。 ・今年の冬は暖冬だったとのこと。 ・スノ―シューズは、$60でレンタル可能 ・5月1〜3日の強風でウエストバットレス、オリエント・・・、メスナークーロワ ール共に結構蒼い氷が露出していました。 ・入山時(4/24)4パーティのみでしたが、フライアウト時(5/5)には入山人数も 100人を超えトレースもかたまりつつありました。今はすでにハイウェイになって ると思います。 ・ウィンディコーナー手前のちょっとICYなところに食糧デポをしたら(氷だった ので少し雪を掛けただけ)、見事にカラスにやられました。それも辛ラーメン だけ。デポされる場合はきっちり埋めましょう。 ・テントの風よけは、テントより高く。安眠できます。 GW前後のアラスカはいいです。条件は少し悪いですが、自分達の登山がで きます。人は少なく、運が良ければオーロラも見れるらしい。寒くて夜とても 外に出る気にはなれませんが・・・。小便ボトルは必須です。 >  そして、アメリカって「そういう国」なんです。あまり気にしないで「郷に入れ ば > 郷に従え」で、楽しんできてください… (^^) > -- 同感です。良い登山を!!
 山田さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。 > マッキンリーネタが活発なので少しだけおじゃまします。  引き続き雑談ネタで恐縮です。懐かしい名前が出てるので… > ・申請については、シビアです。レンジャーが申請を受け取った日から60 > 日後の入山しか許されなかったです。短い日程だったので、たかが2〜3 > 日短縮になっただけなのですが、痛かったです。  それは残念…リミットが決まっているのは、保険の関係かもしれませんね… > ・私達はK2を使ったのですが、オーナーが昔とは変わっており、バンク > ハウスもなくなっていました。変わりにホステルを紹介されました。犬が2匹 > おり、なかなか良かったですが、ちょっと遠かったです。1人 $23/day。  K2のバンクハウス、無くなっちゃったんですか…僕らはDougのバンクハウスに寝 泊まりしてましたけど…廃屋同然の「あばら屋」だったんで、お金取ってなかったみ たい…山田さんが泊まられたのは、植村さんが泊まったという「Latitude 62」か、 チョコレートケーキの美味しい「Swiss Alaska INN」では? ●Latitude 62 ●Swiss Alaska INN > フライアウトの日、結構ガスっていたのですが、K2は一向に飛ばず、ダグ > ギーティング氏のみが何度もピストンしていました。乗せてもらえましたが。  あれって、飛ばない日はどの航空会社でも良いみたいです。それと…Dougはまだ現 役なんですか!?僕らが行ったときはケリーって、NHKにも出たでかい女のパイロッ トだったです。少々天気悪くてもガンガン突っ込んでいく威勢の良いネェチャンでし た。冬はマッシャー(犬橇)をやってるとか…あと、LPの管制官でAnnyって金髪の女 の人…まだ健在でしたか? > #山とは関係ないですが、ダグギーティング氏のCDなかなかいいですよ。  へぇ〜とうとうCD出したんですね…彼のサイトからこんなん見つけましたんで…あ の「あばら屋の二階」から聞こえてきたサウンドが甦ってきました… (^^)  あと、KTNA(地元のFM放送局)の話題です。88.5MHzだからFMラジオを持っていけ ば結構聴けるわけですね… (^^) > ・スノ―シューズは、$60でレンタル可能  93年は45$くらい、翌年行ったら3〜5$値上がりしていたような…毎年ちょっとづつ 値上げしてやがるな。当時、REIで(買うと)90$…二回貸せば元が取れる… (^^; > GW前後のアラスカはいいです。条件は少し悪いですが、自分達の登山がで > きます。人は少なく、運が良ければオーロラも見れるらしい。寒くて夜とても > 外に出る気にはなれませんが・・・。小便ボトルは必須です。  僕らはアプローチが5/下旬〜6/上旬なんで「アラスカで月を見たことがない」ので す。LPへキャンプだけでも良いかもしれませんね。昨今すっかりフリークライマーに なっちまって…もう、あの「寒さと格闘する」気力はないかも…以下、回想です… >  太陽がWBの端へ消えると、今までリゾート気分だったABCは、いきなり零下20度の世 > 界。気温はぐんぐん低くなり、寝る直前までガンガン火を焚いて、味噌汁にバターをぶ > ち込んだモノをすする。 >  お互い寝る前にテルモスにお茶を入れてシュラフの中で抱いて寝る。夜中に寒さで目 > が覚めるとシュラフの中でビスケットをかじって、お茶を飲み、体が温まるとまた眠る > 、恐ろしい寒さ… >  待ち遠しい朝。目が覚めると同時に、凍り付いたMSRに火を付ける…オレンジ色の炎 > がポォ〜っと上がって行くと同時にテントの霜が溶け、シュラフから湯気が上がってい > く…この「嗚呼、今日も生きられる」ってホッとする瞬間…  懐かしい情報をありがとうございました _(^^)_
黒澤と@猫の森さん、宮本さん、山田さん、こんにちは。 石角です。  貴重なアドバイスありがとうございます。  かなり不安だったのですが、アドバイスの  おかげで大分勇気づけられました。  無理をせず、楽しむつもりで行ってきます。  P.S   黒澤と@猫の森さんのアドバイスにしたがい、   単独用の追加申請書をFAXしておきました。
京都岳人クラブの山田です。 黒澤さん、こんばんわ。 そうですね。レンジャーのパーミッションがないとセスナも飛んでくれないんで 仕方ないですね。 帰りは、「Latitude 62」に泊まりました。日本人だからか、何もいわなくても、植 村さん が泊まったという5号室でした。2人で52$だったと思います。 K2につれて行かれたのは、タルキートナホステルで、丁度TATのOFFICEのところから 左へ周りこんで少しいったところにあります。いわゆるドミトリー形式ですが、感じ は良 いです。 CDのカバーの人だったからまちがいないと思いますよ。 バリバリの現役でした。ブッシュパイロットってカッコいいですよね。 93年のことですが、テントのないLPに下りたって、別れ際にパイロットがさりげな く言った "don't forget come back"って言葉は今も覚えています。 93年に行かれてたんですね。ひょっとしたらお会いしてたかも。前回もGW前後でし たが 確かフライアウトしてバンクハウスにもどったら5〜6人の日本人の方にお会いした 覚え があります。 なんとなく、分かる気がするのは、同世代なのでしょうか?? 雑談モードになったので、最後に多少は情報を書きます。 ディッキーを目指すというアメリカ人の話しですが、GW前後のルース氷河周辺の山、 壁は 気温が低いことを除き天候・状態とも比較的安定するみたいなことを言ってました。 広げてるガチャにコパーが多いので、そんなにいるのかと聞くと、まだ見てないから 分から ないっていう答えが返ってきました。アメリカ人のあのノリはいいですね。 もう1点今回の相棒(MSRのこと聞いてる仕立くんですが)は、FreeTrekでいってまし たが、 普通のSKIなら問題なく登れそうな斜面も結構苦労してました。ソリはそれなりに重 かった ですが。ぼくもアンカレッジで買うつもりだったのですが、REIにもAMHにも売ってな かった です。韓国の東出門にはあったのに・・・。 それでは。
こんにちは、石角@無所属です。  昨日(6/30)マッキンリーから帰ってきました。  一人と言うことで、入山許可が取れるか心配していたのですが、  小言一つなく、簡単に入山許可がもらえ、気分良く登山を楽しむ  ことが出来ました。  今年の6月は大変天気が良く、6月17日にマッキンリーに登る  ことが出来ました。  6月10日前後にベースキャンプにいた日本隊は、  ほとんど全員が登頂したようです。  このMLでいろいろアドバイス頂いた方、ベースキャンプでお世話  になった方、本当にありがとうございました。  登山報告は、私のホームページで、じっくり作成しますので、暇な  ときでもご覧下さい。(完成まで、1〜2ヶ月かかると思います。)

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