質問内容/回答

<質問> 名古屋の廣田美穂と申します。

 多分マイナーなルートなのでお答えしていただけるか不安ですが、情報をお持ちの
方、お願いいたします。
 9月の中旬に行く予定です。

(1)奥穂南稜

  以前この質問コーナーで質問していらっしゃった方がいましたが、最近の取り付
き(雪渓など)とルートの状況をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださ
い。

(2)ジャンダルム飛騨尾根

  取り付きまでの下降路、ルートの状況などどんな情報でもよろしいので教えてく
ださい。  
  
 よろしくお願いします。


<解答1> はじめまして。酒井@岐阜と申します。


奥穂南稜には今年の盆休みに登りました。
取り付きは岳沢のテン場の前の雪渓を20分程登った左側の滝の
右岸のルンゼです。
雪渓を登りすぎるとシュルンドが開いていて取り付けなくなります。
早めに左側に取り付いたほうがいいでしょう。
雪渓はテン場の少し上から滝までありましたが
9月中旬ではだいぶ消えていると思います。。
取り付きの岩はややかぶり気味で、登り切ったスラブに
ハーケンが2本打ってあったので、これを支点に後続を確保しました。
とにかくハイマツと逆層の一枚岩に阻まれてトリコニーには
なかなか近付けません。根気よく藪の中の踏み跡を探して下さい。
我々のパーティーは岩の初心者がいたので、念のために取り付きをはじめ
何ヶ所かザイルを出しましたが、岩に慣れた人なら
ルートを選べばノーザイルで行けると思います。
日本登山大系によると、初登者はウエストンだそうですから。

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