質問内容/回答

<質問> 大津の梁瀬と申します。

盆休みに、関西からでは滅多に行けない黒伏山南壁に行ってみようと思っているので
すが、資料(日本の岩場)に、夏は避けた方がよいと書かれているので躊躇していま
す。

そこで、夏の黒伏山南壁のコンディションをご存知の方がおられましたら、お教え願
えないでしょうか。

ある程度の暑さは覚悟の上なのですが、なんとか許容範囲で済むのか、もしくは登攀
不能になるほど(ラバーソールの裏からも熱くなってくるような)なのか、等々。

あと、アプローチなど、その他留意点がありましたら、併せてお教え頂ければ幸いで
す。ルートは、中央ルンゼを考えています。

宜しく、お願いします。


<解答1> 


有持です。

 大津さん、こんにちは。

 遠藤さんからのメールにもありましたが、夏は灼熱地獄とヤブ
地獄を覚悟しなければなりません。

 私が数年前に「蒼天航路」を開拓した時は、お盆でしたが、寒気
の影響で、半袖では寒いぐらいの気温でした、しかし、こんな事は
滅多にありません。

 昨年は、アルプス、谷川方面が天候が悪いので、黒伏山まで移
動しましたが、とにかく暑く、曇りの日でない限りは登れるものでは
ありませんでした。

> ある程度の暑さは覚悟の上なのですが、なんとか許容範囲で済むのか、もしくは登
攀
> 不能になるほど(ラバーソールの裏からも熱くなってくるような)なのか、等々。

 まさしくその通りです。全身汗だくで、岩に置いている手足は暑い
し、最悪です。

 おまけにアプローチのヤブこぎには、漆の木が大量に生えている
ので、漆の木のトンネルをくぐって行かなければなりません。

 葉が湿っている場合などは、かぶれやすいので要注意です。

 わざわざ関西から行かれる様ですので、天候を十分判断して
から行った方がいいと思います。

 では、お気をつけて。


<解答2> 


ミソジ遠藤です。

夏の黒伏は暑いです.
特に今年は毎日最高気温が山形で37〜38℃と猛烈な暑さです。
今の状態では、熱したフライパンの上を歩くような状態です。
お勧めは9月に成ってからです。
キビタキの池はこの時期 水は涸れていると思いますので
下から水を持ち上げたほうが良いと思います.
アプローチは国道48号を林道に入った最初のトンネルからになります.
トンネルの上に上がって左に行くと踏み後があり、手作りの橋を渡って
登山道に入ります。
急騰を登りきって左に行き、小さな二つ目の沢上の道を右に行くと
取り付きへ行けます。車から1時間ほどです。
暑さに十分気おつけて楽しんでください。

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