八ヶ岳/天狗尾根

ARIアルパインクラブ/有持真人、その他1名


< 記 録 > 有 持 真 人


(山行日)1997年1月18日(土)〜1997年1月19日(日)

<記録>
1月18日晴れ〜雪

 美しの森の駐車場(1020) 〜 出会小屋(1140) 〜 取り付き(1240) 〜
小岩峰下部の樹林帯(1540)

 林道からはしっかりとしたトレースが付いており、雪も少ないために出会い小屋ま
では順調に進んだ。

 赤岳沢からトレースがなくなり、膝から腰ぐらいのラッセルとなる。一人でラッセ
ルをするのは疲れる。

 天狗尾根の稜線に上がると強風吹いており、段々と雪混じりになってくる。岩綾帯
まで行こうと思ったが、風が強いために小岩峰基部の樹林帯でテントを設営する。

 ここからは、甲府の夜景がよく見える。夜中には、テントが飛ばされるかと思うく
らいの風が吹いていた。

1月19日快晴

 テント(0710) 〜 終了(縦走路)(1035) 〜 赤岳(1130) 〜 真教寺尾根
(下降) 〜 美しの森の駐車場(1600)
 
 樹林帯はひたすらラッセルだったが、岩綾帯にでてからは雪が少なくなる。小岩峰、
岩綾帯を難なく通過し、大天狗の核心でやっとザイルを出す。

 数メートルの岩登りであっけなく終了した。小天狗から縦走路にでると北風が強い。

 下山には真教寺尾根を使ったが、やたらとダラダラと長く、積雪が多かったために
以外と時間がかかってしまった。素直にツルネ東綾から下山をすれば良かったと後悔
してももう遅かった。

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