有持です。

　先週の週末は、体力トレ、アイゼントレで滝谷のドーム北壁の予定でした
が、日曜日の午前中に吹雪かれたため時間切れで奥穂のピークハントで
終わってしまいました。(;_;)ｳﾙｳﾙ

　以下、簡単な記録です。

＜日程＞　　　１１月２０日（土）〜２１日（日）
＜場所＞　　　北アルプス／奥穂高岳
＜メンバー＞　ＡＲＩアルパインクラブ／有持真人、原岳広、星和陽
＜行動＞

１１月２０日（土）　快晴
　
　新穂高(05:10)〜白出沢出会(06:40/07:00)〜白出沢〜奥穂山荘(11:30)

　新穂高に到着して寝ずに出発する。星が綺麗だ。林道をひたすら歩く
と白出沢の出会に到着。

　このあたりに雪はほとんどない。ところどころうっすらと積もっている程
度である。

　雪が多ければ、涸沢岳西尾根を登るつもりであったが、西尾根には雪
が全く無いので、白出沢をつめる事にした。

　途中の滝のトラバース道には雪が着いていたのでアイゼンを着ける。

　高巻では雪が無いのでアイゼンを外す。なかなか面倒くさい。

　白出のコル直下の雪壁は、雪が多ければ雪崩れるので通過はでき
ないが、今回はカリカリにクラストしているのでアイゼンがよく刺さる。

　だらだらと長い登りをひたすら登って、昼前にコルに到着。冬季小屋
があったので覗いてみる。
　
　奥穂の冬季小屋は初めてだったが、設備はいいし綺麗なのにはびっ
くりしてしまった。

　室内の電気はつくし、中にトイレまであり、窓は２重ガラスですきま風
など全然入ってこないし、とにかく暖かい。おまけに小屋からの差し入
れと書いてある箱には食料がいっぱい詰まっていた。

　この日は、北穂まで行く予定だったが、この快適さにつられてしまい
今日は冬季小屋泊まりにして、明日、空荷で早い時間に出発する事
にした。

１１月２１日（日）吹雪〜快晴

　夜に弱い気圧の谷が通過したらしく、３時に起きるとかなり吹雪いて
いる。これでは行動できないので収まるまで待っていると結局７時頃
になってしまった。

　この時間から滝谷まで行って帰ってきて下山するのはチョット無理
があるが、取り合えあえず行けるところまで行くことにする。

　しかし、涸沢岳からの下りの岩稜帯の雪の付き方が中途半端で意
外と悪く、時間がかかりそうなので、途中で引き返して、取り合えあえ
ず奥穂のピークを踏む事にした。

　ピークからは、富士山や丹沢、後立山、剣など３６０°のパノラマを
満喫した。

　見たところ、燕岳の稜線や、八ヶ岳には全く雪が付いていない。やっ
ぱり今年も暖冬なのだろうか？？

　小屋で一休みして、また白出沢を下り、新穂高の無料温泉で汗を
流した。

　今回は、初日に北穂まで行っていれば滝谷を登る事ができたが、
冬季小屋につられて楽をしてしまったおかげで、目的は達成できな
かった。

　まあ、たまにはいいか・・・・・。


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