屏風巡礼(その2)

京都左京労山/野村勝美(単独)


<山行日> 1999年10月1日(金)〜3日(日)<記録> 野村勝美



 10/1〜3で残りの4・5Pを登ってきましたので ルート状況の報告と(またも)残置のお詫びをば、、、

 4P目はポイントは本当に中間部の5m。カムの入るクラックから 1つ置いてヘッドへ、さらに1つ(2つだったか?)置いてヘッドの 3連発へ。この「置いて」の部分が問題。ヘッドはよ〜く効いています。 (最近のアクティブチェックの話を聞く前でよかった!)

この「置いて」にはKBがばっちり入りました。なんとラープは使わず終い。  "問題"というのは、この辺りのリスが非常に柔らかく、果たして次回 使い物になるかどうか疑問という点。そうなると、再度ラープを効かす リスを見っけないとならないでしょう。

 なおこの部分、先っぽにテーパーかけたKBのNo.1〜2を持参したのですが これがなかなか有効でした(雲表の兼原氏に大分前に教えてもらいました)。 その先からはばっちりピンが打てるのですが、、、そんなところで 回収時の体勢が悪くてアングルを残置しちゃいました。ごめんなさい。 全然技術的には問題ないところとは思いますが。多分、ぐいぐいやれば 抜けると思いますので、次の人、是非お願いします。

 5P目は何本もある縦リスを、順次右に移りながらハングの右肩を越える。 KBのタイオフって一番苦手なんですが(かつハング)、10mそこそこを それを10本以上連打で行くこのピッチの方が僕はおっかなかった。

 緑ルートに合流後、一坪テラスには行かず、そのまま下降すべく鵬翔ルートに 向かったが、結局暗くなって同終了点でBV。ところがその晩にまたまた雨! 加えて、夜半にツエルトの底がパックリ開いちゃって、ビレーを取っていなかった 着慣れたフリースは暗い谷底へと転がって行ってしまいました。あ〜れ〜。


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