白馬岳/主稜

<山行日> 1999年4月29日(木)〜30日(金) <記録> 柴田修


今日からまた仕事です。連休前半の29・30日に白馬主稜に行ってきました。あり
ふれたルートですが、しばらくアップしていなかったので簡単に書かせてください。

4月29日〜30日
メンバー: L 今野 孝義、柴田 修 (ともに童人トマの風)

4月29日
猿倉まで車が行けばラッキー、と思っていたらゲートオープンは5月1日からという
事で二股から1時間少々歩かされる。道中は霰のようなものが降っていた。猿倉を経
て大雪渓をトラバースして8峰にかかる。いつしか小雪。ルートはトレースの足型を
新雪が埋めて平らになったような状態で気温が低く雪は締まっていて歩きやすい。8
峰までは長かったがその後はわりと早く進む。ナイフリッジを渡るときは落ちるなら
どっちがマシかな、と考えながら進む。自分たちの下にはパーティは見えず、上に2
〜3パーティ登っているのが見える。今日は主稜で幕か、と思っていたが天気も回復
してきたのでパートナーとも相談の結果、今日中に抜ける事に決める。3峰上部辺り
から振りかえると主稜はナイフリッジがうねうねと続き素晴らしい景観。山頂直下の
最後の雪壁を越えると夕日に照らされた山頂方向指示盤がすぐ横に現れた。山頂かル
ート終了点というのは良いもんである。夏テントは持っていたが風が強く寒いのでひ
よって小屋どまりにしたら素泊まりで5900円も取られて若干後悔。(ケチ(^.^))

4月30日
快晴の下、剣方面の美しい姿に感動しながら杓子岳に登り、双子尾根を下る。雪は腐
っていてアイゼンは団子で昨日の主稜よりもこっちのほうが悪い。大雪渓を挟んで主
稜を登るパーティが4・5パーティ見える。小日向のコルに着き、山頂小屋で800
円も出して買ったロング缶でパートナーと乾杯。猿倉からの林道では猿倉山荘の車に
乗せてもらい30日中に帰京。天気も良く、シーズン最後の雪稜歩きが堪能できた。

コースタイム

4月29日
白馬駅(5:30)→二股(5:45/5:50)→猿倉(7:05/8:00)→8峰(12:00)→6峰
(13:05/13:15)→3峰(15:00/15:15)→山頂直下のコル(16:45/17:05)→白馬岳山頂
(17:30)
4月30日
山頂小屋(7:00)→白馬岳山頂(7:10/7:30)→杓子岳山頂(9:15/9:30)→
J.Peak(10:20/10:35)→小日向のコル(12:30/13:30)→猿倉(14:30)

以上

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