獨標登高会/志村、寺田
< 記 録 > 寺 田 正 之
<山行日> 1999年1月31日(日)
今回は会の山行ではない。パートナーは昔からのバイクの友人で、ここ数年沢登りにはまっている。
東沢は夏に3回登って、冬の東沢も是非見たいとのこと。一度小川山のフリーに誘った時は、単身国
師を越えて廻り目平にやってきたのは驚た。
冬の装備は先シーズン一通り揃えさせたが、今回の為にエイリアンを購入してきた。当方は13年ぶり
の再訪だ。
雁坂トンネルが開通して大分雰囲気が変わっていた。アプローチは駐車場から2時間20分。途中法螺の
貝ゴルジュを見学。落ち口は結構な水量がある。
割れそうな氷の上で冷や冷やした。F1は夏場釜を泳いで行って取り付き、アブミトラバースで越え
るらしい。
以前訪れたときはアプローチで何度か渡渉を強いられたが、今回は脆そうな部分もあったが割とよく
凍っていた。登山道はかなり崩壊していて、危険な個所が多いので気が抜けない。清兵衛沢までなら1時
間くらいか?
右股の登山道下の滝はよく凍っていて、先行パーティーがトップロープをかけていた。左股も良さそ
うだ。鶏冠沢も見上げればよく凍っている。
乙女の滝は先行パーティが居たので、11:00登攀開始。12:00滝上。さらに滑滝をコンテで登り80メ
ーターの大滝の取り付きへ。この時点で時間切れで大滝はあきらめる。見た感じ、上までばっちり凍っ
ています。
先行パーティも時間切れで途中で下りてきた。帰路は1時間40分。乙女の滝は氷の薄い部分もある物
のよく凍っていて、アックスやピトンの効きも良い。見た目より簡単なので、トップロープ卒業のテス
トピースとしてリードに挑戦するのも良いだろう。
斜度があるので降雪後も楽しめるはずです。乙女の滝まで行かなくとも、支流の枝沢には幾つも氷柱
がかかっていました。帰路は笛吹きの湯(500円)でリラックスできます。
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