ジョーゴ沢/裏同心ルンゼ

YCC/増田、その他


< 記 録 > 増田


<山行日> 1999年1月23(土)〜24日(日)
 先週末は八ヶ岳でアイストレーニングと相なりました。  23日は、裏同心ルンゼへ。  気温が高く、右岸の氷柱は一度は結構発達したらしいが、白っぽくスカスカのうえさんざん登られて穴ぼこ だらけでやる気をなくし、本流で遊んだ。愛知県岳連の講習会ほかで、ルンゼ内は満員状態。うかつに氷片も 落とせず適当に切り上げる。「クライミング中のルートの真下にいるな」とは講習しないのかね? 24日はジョーゴ沢へ。  こんどは、都岳連の指導員講習会で相変わらず混むが、こちらはテーマがアイスクライミングではないので 助かった。  みごとに凍った左ルンゼでアイゼン歩行の講習をやっていた。前夜は、テントにおじゃまして、お世話にな りました。どうみても、講師より生徒のほうが大物ぞろいだったが、技術ではなく「教え方を教わる」講習会 ということでいちおう納得。  しかし、F2は登られ尽くして氷が薄くなり、うかつなところを叩くと水が吹き出すどころか滝壷に崩れ落ち そう。しかも朝からちらちらしていた雪が本降りとなり、帰りの道路状況が心配になってきたので早めに切り 上げる。  かなりの大雪だったので、ナメ滝や小さい滝はこれで終わりか。今週もう一回前線が通るようなので、そろ そろルートによっては雪崩に対する警戒も必要になってくるでしょう。  美濃戸から少し林道を上がったところの近道は氷のナメと化していた。美濃戸口への下り、河原に下りる急 カーブの坂はアイスバーンの上に新雪が乗りスタッドレスでも「ヒャッ」としました。徒歩の登山者が通りす ぎるのを待ってから下りたので良かったがさもないと跳ね飛ばしていたところだ。  皆さん気をつけましょう。チェーンのほうが良かったかもしれない。  ところで、美濃戸山荘の駐車場でテンパっていたら、朝テント代を請求された。朝6時頃撤収してしまうか車 のなかで寝た方がよさそうです。

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