ARIアルパインクラブ/有持真人、清水国洋、登研/榎本文夫
< 記 録 > 有 持 真 人
<山行日> 1998年1月17日(日)
★ 登攀写真一覧
連休最終日に、四十八滝沢にいってきました。荒川さんの報告もありましたので、簡単に氷結状態を報告
します。
沢は、登山道が一度沢沿いに降りていった所から、沢を少し登った所から氷結しています。
15日の積雪も全くなく、源流部まで完全に氷結していて、すこぶる快適なアイスクライミングを楽しむ
ことができました。
左岸の支流にある滝も、完全氷結しており、10m/V−のクライミングができます。
大滝は、かなり水流がありますが、右側から登ることができます。IV−ぐらいでしたが、氷が不安定な
箇所があるので注意して下さい。
七福の滝から上部のナメ滝まで完全氷結しています。これほど状態の良いのは珍しいぐらいでした。
南岸低気圧の通過により、積雪があるまで十分に楽しむことができます。雪が降れば、ナメ滝は全て埋ま
ってしまいます。
八ヶ岳あたりで裏同心ルンゼや、ジョーゴ沢を登るくらいなら、こちらに転戦した方が、満足のいくクラ
イミングができるでしょう。
慣れたクライマーなら、全てノーザイルで登ることができますが、ナメ滝なので上部で足を滑らせたら、
数百メートルの氷の滑り台を滑り、最後に大滝でジャンプする事になりますから、十分に注意して下さい。
そろそろ南岸低気圧のシーズンなので、興味のある方はお早めに。(^^)
四十八滝沢は、下流から上流まで全て撮影してきました。写真を見れば絶対に登りたくなるでしょう。
それから、四十八滝沢の横にある、八十八大師沢も完全氷結していました。
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