甲斐駒ヶ岳/Aフランケ/同志会左、赤蜘蛛、奥壁/左ルンゼ、中央綾
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チーム84/森上和哲、雄山忠、小野岳、小林浩
< 記 録 > 森 上 和 哲
<山行日> 1998年12月30日(水)〜1999年1月3日(日)
森上和哲@チーム84です。冬山の報告です。南アルプスは天気が良くて楽でした。
対象:甲斐駒ヶ岳
メンバー:雄山 忠、森上和哲、小野 岳、小林 浩
タイム:
12/30 竹宇駒ヶ岳神社0630-7合目小屋1155
12/31 雄山=森上:Aフランケ同志会左ルート(0700〜1230)〜8合目岩小舎
小野=小林:Aフランケ赤蜘蛛ルート〜Aフランケ頭の岩小舎
1/1 雄山=森上:奥壁左ルンゼ(0805〜1420)〜頂上〜8合目岩小舎
小野=小林:Bフランケ赤蜘蛛ルート 第2バンドにてビバーク
1/2 雄山=森上:Bフランケ赤蜘蛛ルート(0700〜1130)〜7合目小屋
小野=小林:Bフランケ赤蜘蛛ルート登攀後、奥壁中央稜〜頂上〜7合目小屋
1/3 7合目小屋0615-竹宇駒ヶ岳神社0835
○ 7合目第2小屋は、きれいで快適。
毛布、マットレスも使えて、無料(今シーズンまで、5月からは有料)。
12/30は1600〜1800と0400〜0600(?)の間、蛍光灯までついてびっくりした(1/2は夜だけだった)。
管理人の人が、「あまったから」といって鶏のささみやナゲットの冷凍したやつを2〜3袋持ってき
たり、生卵を10個もくれたりと、えらく待遇が良かった。
○ 森上の使用していたアイゼンが12/31、Aフランケのアプローチでこわれた。
4年目のシモン・マカルー。 かかとのバックルについている金属棒がアイゼン本体とくっつく所で
L字型に曲がっている。そこが突然歩いているときに折れた(右足)。Aフランケは雪がないので問題
なし。
31日、岩小舎に帰ってスリング、ガムテープで応急修理。ただ、これであと2ルートも保つかどうか
分からない。Bフランケよりは左ルンゼに行きたかったので、雄山さんと相談して先に左ルンゼに行くこ
とにする。
蹴り込むとアイゼンが左右にずれる。恐いので、左ルンゼはF4や簡単な所以外は雄山さんにリード
してもらう。途中の雪田でアイゼンを脱いで調整し直す。 登攀後、さらに処置をするとほぼ完璧に固
定できた。2日のBフランケはつるべでリードできた。
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