阿弥陀岳/南稜

ブロッケン山の会/Shigekawa


< 記 録 > Shigekawa、MAMMOTH


<山行日> 1998年2月21日(土)〜22日(日)
----------------------------------------------------- 【日時】1998年12月22日〜23日 【メンバ】S氏(CL)、MAMMOTH  【山域】八ヶ岳・阿弥陀岳 【形態】アイスクライミング(ミックスクライミング) 【行程】 12/22 舟山十字路先林道7:15>広河原沢右俣>阿弥陀岳南稜P3手前>15:40幕営 12/23 6:20阿弥陀岳南稜>7:50阿弥陀岳頂上>阿弥陀岳南稜>広河原沢>舟山 十字路11:50 -------------------------------------------------------  舟山十字路の先、数分走ると工事のためパワーショヴェルが道を塞いでいます。ここから林 道終点までは20〜30分の歩き。 事前情報ではいい話はないし麓には全然雪はないし、凍ってるんのかいなと不安に思っていた が、林道終点から先の河原からは雪に覆われていました。長い河原歩きがやっと終わると、氷 もしっかり凍っていてgoodでした。F1の先の支流クリスマスルンゼ3段60mもしっかり。  1時間ほどプロテクションの練習をしたが、時間の関係で上部はトライせず。最後の連続80m のナメの最上部は雪に陽が当って弱冠不安定でしたが。  核心部はそのナメ滝に続く「草付き」のツメでした(^^; 荷物は重いし、疲れてくるわ、ア ックスは氷ほどにはきかないわ、おまけにとっても長くてモー大変。やっとのことで南稜につ いたけど頂上まで行く元気がなく少し降りて15:40ごろハイマツ上の雪の上に幕営決定。  翌朝は6:20ごろから南稜を登り返し、途中日の出を拝みながら阿弥陀岳頂上へ向かう。途中 しょっぱいところは2個所あって、P3を巻く西側斜面の50m程の雪稜登り(途中までフィック スロープ有り)と頂上直下のほんのちょっとの岩登りくらいでした。どっちも落ちればヤバイ んですが、登りではめったなことでは落ちません。雪も締まってアイゼン・アックスがよく効 く。空荷だったのでどちらもノーロープ。もー最高の天気で360度すべての山並みが見渡せまし た。下りは雪稜だけロープを出してもらった。  幕営地に戻り、南稜を下って立場山手前から広河原沢に降りて11:40ごろ車まで帰着。 (感想・反省)  氷と岩と雪のミックスしたなかなか楽しませてくれるルートでした。道具さえちゃんとして れば、氷自体はやさしい。チェックストーン滝などを越える岩登りで荷物がちょいと負担にな るくらい。ロープを使うとしたらたぶん最後のナメくらいでしょう。ここは長くて途中休めな いので体力勝負です。その直後の草付きでバテる。ロープは2本要らなかった。結局私のロー プはクリスマスルンゼ下段を登ったときに使っただけで、後は単なる「重り」と化していた (--;)アイススクリューモ   PS.クリスマスルンゼはアプローチがとっても大変なので、皆さん徒党を組んで行かないよ  うにしましょう(--;)ボコボコニサレテハタマラン

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