JECC/廣川、長谷川、風来坊/大野、BUSH山の会/白沢さん他8名
< 記 録 > JECC/廣川健太郎
<山行日> 1998年12月5日(土)〜6日(日)
BUSH山の会の方にアイスクライミングの講習を行い、日曜午後残りの時間で大同心正面を登ろう
という予定で入山。
5日は、入山時、美濃戸周辺は雪、雨の生憎の天気。鉱泉近くになり雪となるが、湿雪でビショ濡れ
になる。昼前より、ジョーゴ沢に行く。
F2は半崩壊状態とのことで、F1を雪落とししてみっちりと初心者向けに講習をし、60〜75度
位までの登り、クライムダウンの感覚に馴染んでもらった。夜はオデンで宴会。
6日、硫黄〜赤岳のパーティーと裏同心パーティーに分かれる。当然?、裏同心パーティを登りなが
らの講習。廣川は氷用(BD)と岩氷兼用(グリベルツーエフ)の2台アイゼンを持参していたが、6
日は当然兼用を使用。取付きで新調の靴にグリベルをセットすると、サイズはぴったりなのだが、かかとの
アールが合わず、締具が跳ね返されてしまい微調整もきかず困ったチャン状態。
無理矢理バンドで締め付けて固結びにして外れないようにして登る。裏同心はF1〜F5とおまけ滝
まで良く凍っていた。大同心稜で昼食を取ってから、11時15分、雲稜ルートに取付く。風も弱く、
少し雪は付いているが非常に条件は良い。
長谷川嬢がアイゼントレを十分やっておらず、結構お疲れのご様子で最終のドームのピッチのリート
で苦戦し、大分時間がかかってしまい、終了は15時半頃だった。鉱泉でBCを撤収し、暗くなりかけ
た雪道を下山。
★ エリア別山行記録へ戻る ★ INDEXへ戻る