甲斐駒ヶ岳/Aフランケ/赤蜘蛛ルート・奥壁/左ルンゼ
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JECC/廣川、風来坊/大野、ARI/河角
< 記 録 > 廣 川 健 太 郎
<山行日> 1998年9月19日(土)〜20日(日)
19日(土)
竹宇より入山。Aフランケ赤蜘蛛ルート登攀(廣川+大野(風来坊))〜八合第二の岩小屋泊
20日(日)
奥壁左ルンゼ登攀(廣川+大野+河角(ARI&龍朋))〜下山
Aフランケは、昨年、下部白稜〜赤蜘蛛というラインで登ったので今回は赤蜘蛛を忠実に登りました。
14年前にも登っていますが、やはり良いラインですね。
左ルンゼは、結構悪かったです。濡れている部分、岩が不安定な部分が多く、フリーで登る気になれな
い場所が多かったです。支点の効きは全般に悪くなかったですが、昔々の山渓の日本の岩場では、W+、
A1となっていますが、支点が大分抜けたのか、抜けた後もカム類でランナーがそこそこ取れるので打ち
足しされていないのか(良いことですが)、W+でつなげることはできないです(ま、大したことはない
ですが)。
Aフランケのしっかりした岩を登った後だったせいか、不安定に感じました。上部のザレも台風時の大
雨で少し様子がかわったようです。
七合の小屋の水場は大雨の影響で復活していました。なお、粥餅石手前の最初ザレ場、倒木があります
が、跨いでいける程度です。笹平先の地割れ落とし穴は下側の土が落ちて穴が無くなってました。
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